ラブライブ×イナイレGo~虹の彼方に~ 作:松浦果南の自称兄
ー 200年後・エルドラド ー
サカマキ:「奴らが動いたか。行くぞ"パーフェクトカスケイド"!! 必ずや雷門を殲滅しろ!!」
?:「了解。プランサーティーンに従い、ミッションを遂行致します」
俺達を乗せたTMキャラバンは、ワームホールを抜けて恐竜時代へとやって来た。
ー 6,800万年前・中生代 白亜紀後半 ー
TMキャラバンは、小さな池のほとりに着陸した。
ワンダバ:「よし、着いたぞ!!」
竜太:「よし、外に出よう」
そして細心の注意を払って外に出る。
信介:「気をつけてね?」
神童:「大丈夫だ。辺りには何もいないみたいだ」
茜:「何か雰囲気が違う・・・・」
ワンダバ:「任せろ!! ワンダバスイッチオン!!」
すると、俺達の服がアニメとかで原始人が着ている様な服へと変化した。
信介:「何か違う気がする・・・・・」
璃奈:「そもそもこの時代に人間はいない・・・・・・」
ワンダバ:「 あ・・・・ 」
ワンダバの周囲だけにヒューッと冷たい風が吹く
黄名子:「ウチは気に入ったよ? こういうのはノリやんねっ!!」
ワンダバ:「おお!! その通りだ!!」
フェイ:「何か違う様な・・・・・」
竜太:「まあ細かい事は良いや。取り合えず行こうぜ?」
そして、俺達は大きく開けた平原に出た。
ー 恐竜時代 大平原 ー
俺達は、目の前に広がる光景に言葉を失っていた。
竜太:「すっげえ・・・・・・・」
信介:「あれは"アンキロサウルス"!! あっちには"アラモサウルス"も、"トリケラトプス"もいるよ!?」
栞子:「本当に・・・恐竜時代に来たんですね・・・・・・」
俺達が言葉を失っていると、
ワンダバ:「よーし! じゃあ早速強そうな恐竜を・・・ ガッ ンがっ!?」
ワンダバが何かに引っ掛かって後ろ向きに転んだ。っておいいいいいいいっ!!!!!!!
しずく:「わ・・・・・・ワンダバさん・・・う、後ろ・・・・・」
ワンダバ:「ん? 後ろ?」
ティラノサウルス:『グルルルルル』
ワンダバ:「すんげー狂暴そうなの来たーーーーっ!?」
雷門:『『『うわあああああああっ!?』』』
ツバサ:「皆!! 散り散りに逃げないで!! 一人になると返って狙われるわよ!!」
その言葉で皆集団で逃げるが、向こうと俺達じゃあ一歩の歩幅が全然違う。このままじゃあ間違いなく追い付かれる。
?:「ガオーーーッ!!」
ドガアッ!!
すると、一匹の恐竜がティラノサウルスに頭突き。その衝撃でティラノサウルスは怯む。
信介:「あれは"パキケファロサウルス"!! って・・・・・・」
雷門:『『『ええええええええっ!!?』』』
俺達は全員驚愕する。なぜなら、
?:「ガアアアアアアッ!!」
何と、パキケファロサウルス背中に、この時代には決して存在しない筈の俺達と同い年位の"人間"の少年が乗っていたからだ。
ー 次回へ続く ー
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