次の日、俺達は朝ごはんを食べてすぐに"ロックスター"の住む洞窟へと向かう準備をしていた。
トーブ:「準備は出来たか? 行くぞ」
ー その頃 ー
P・カスケイド:「獣の谷到着。プランフォーティーンに従って、ミッションを遂行します」
すると、そいつらに地響きの様な足音が近づいてきた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
そんな事も知るはずも無く、俺達はトーブの案内で獣の谷へと向かっていた。まだ出発して1時間位だが、昨日とは段違いなほどに皆疲れていた。
竜太:「ハァ、ハァ、トーブ!! 後どのくらいだ?」
トーブ:「あそこの峡谷の狭間が入口だぞ? でも入ってからが本当に険しいんだぞ?」
竜太:「マジか・・・・・、トーブ悪い! 一旦どこかで休憩にしてくれ。皆が持たない」
トーブ:「だらしねえなぁ・・・しょうがねえ、入口の脇で休憩すっぞ?」
かすみ:「わ、ワ~イ休憩だ~・・・・」(あまりの疲労で我を忘れている)
しずく:「か、かすみさんがおかしくなってる・・・・・」
璃奈:「・・・・・・・・・・・・・・・・」
栞子:「璃奈さん?」
璃奈:「堪えるには心を無にするのがコツ・・・・・」
天馬:「賢者だ! ここに賢者がいる!!」
そして入口の所で休憩中トーブが注意点を言ってきた。
トーブ:「昨日も言ったけど、この中にはこの辺の強え奴らがウヨウヨいっぞ? 遭遇しても絶対にビビった素振りを見せんなよ?」
侑:「み、見せたらどうなるの?」
トーブ:「食われてオダブツだぞ?」
女子:『『『ヒイイイイイイイイイイッ!!?!??!?』』』
竜太:(マジか・・・・・彼方がいなくて良かったぜ。彼方が食われたなんて事になったら・・・・・・考えるの止めよ)
トーブ:「よし、もう行くぞ?」
そしてそこから更に険しい道を進んで行くと、小型の恐竜5頭が行く手を塞いでいた。
信介:「"トロオドン"!?」
かすみ:「と、とろろうどん?」
信介:「トロオドン!! 小さいけど凄く頭が良い肉食恐竜だよ・・・・ん? 肉食? ってまさか!?」
フェイ:「待って? 様子がおかしい。まさか・・・・"マインドコントロール"!?」
エルドラド来てんのか!? だとしたら急がないと!!
竜太:「仕方ねえ、追っ払うぞ!! 俺達のやり方で!!」
天馬:「って事は、」
竜太:「サッカーバトルだ!!」
雷門:『『『ええええええ~~~~っ!?』』』
サッカーバトル
トロオドンズ
GK トロオ1
DF トロオ2
MF トロオ3 トロオ4
FW トロオ5
雷門
FW 竜太
MF かすみ しずく
DF 璃奈
GK 信介
そしてサッカーバトル開始。しかし恐竜達は人間と違い圧倒的に速く、フィジカルが凄まじく、まともにぶつかったら間違いなく吹っ飛ぶ。
トロオ3:「ギャオーーッ!!」
ボールを奪ってドリブルで上がるトロオドン。かすみが技を使って止めに入る。
かすみ:「「真空連魔・V2」!!」
かすみがボールを奪い返してドリブルで上がるが、トロオ2がすぐそこに迫る。
かすみ:「竜太くん!!」
裏でボールを受け取った俺はシュート体勢に入る。極大のオーラを纏わせてオーバーヘッドで下に落として先回りからの左足払いで空気の膜をコーティングする。
竜太:「[極・ラストリゾート]!!!」
俺の最終進化状態の[ラストリゾート]がゴールに迫る。キーパーのトロオ1はそれを頭突きで受け止め、
トロオ1:「ギャオオオオッ」バチイイインッ
かなり押されはしたが、頭突きで上へと跳ね返した。
竜太:「なっ!?」
天馬:「嘘でしょ!? 竜太の[ラストリゾート]が止められた!?」
かすみ:「大丈夫です!!」
すると、かすみ、しずく、璃奈の三人が空中のボールの元へと跳びあがっていた。三人で暗黒の三角形を作り、エネルギーを一気に肥大化させてゴールにトリプルキックで蹴り落とした。
かすみ・しずく・璃奈:「「「[デスゾーン2・G3]!!!」」」
三人の放ったシュートは、俺のシュートを受け止めた衝撃で軽い目眩を起こしていたトロオ1を素通りしてゴールに突き刺さった。
トロオドン:『ギャオ?』
するとトロオドン達は正気に戻ったのか走ってどこかに去って行った。
トーブ:「なんだ!? 今の!?」
天馬:「サッカーだよ」
トーブ:「サッカー・・・・ウゥウゥゥゥウゥッホー!! スゲエぞ!!」
するとトーブはまた変なダンスを踊り始めた。
竜太:(止められた・・・・・・[ラストリゾート]が・・・・・いくら俺のシュートで目眩を起こしていたとしても、かすみ達が決めた・・・・?)
天馬:「ん? 竜太どうしたの?」
竜太:「ああ、いや・・・・何でもない。行こう・・・・」
剣城:「?・・・・・・」
そして、獣の谷を更に奥へと進んで行った。
ー 続く ー
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