虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第90話:ヒビ割れていくエース

トロオドン達をサッカーバトルで退けた俺達だが、どうにも胸騒ぎがする。急いで獣の谷を進んで行き、河辺の大きく開けた場所に出た。

 

トーブ:「ここだぞ! おーい! ロックスター!!」

 

すると、ズシン ズシンと地響きの様な足音が此方に近づいて来る。

 

信介:「っ!! デカい・・・・・」

 

ロックスター:『グオオオオオオッ』

 

現れたのは、普通のティラノの軽く2倍はありそうなとてつもない巨体のティラノサウルスだった。だが、

 

グラアッ ズドオオオオオンッ!!

 

天馬:「えっ!?」

 

突然、ロックスターは倒れてしまった。

 

トーブ:「ロックスター!? 大丈夫か!? 何があった!?」

 

ロックスター:『グロロロオッ・・・・・』

 

トーブ:「えっ? 天馬、お前の持ってるそれ見せてくれ」

 

サッカーボールを?

 

トーブ:「これと凄く良く似てる物をぶつけられた後、覚えてないって言ってる」

 

フェイ:「エルドラドのスフィアデバイスか!!」

 

?:「ピュイィ・・・・」

 

竜太:「ん? 恐竜の・・・子供?」

 

トーブ:「"ビッグ"!! 無事だったか!」

 

ビッグ? そう呼ばれた恐竜の子供はトーブの所に来るとトーブに甘える様に頬ずりしていた。

 

トーブ:「ロックスターは、自分はもう長くないって言ってる。ロックスターはずっと一人でビッグを一人前にしようと頑張ってたんだぞ・・・・」

 

フェイ:「!?」

 

天馬:「フェイ?」

 

すると、

 

?:『グオオオオオオッ!!』

 

信介:「なっ!? トリケラトプス!? でも普通のと違う!!」

 

トーブ:「アイツは"デスホーン"って言うんだぞ!! この谷のボスの座を狙ってるんだぞ!!」

 

するとロックスターは何とか立ち上がり臨戦体勢に入る。そこにデスホーンは容赦なく突っ込んで来る。トリケラトプスの3本の鋭利に尖った角がロックスターを貫こうと襲い掛かる。

 

ロックスター:『グオオオオオオッ!!』ドガアアアアッ!!

 

ロックスターはデスホーンの頭よりも更に低い位置に頭を入れてそこから頭頂部で跳ね上げる様にデスホーンを吹っ飛ばした。

 

デスホーン:『ゴアアアアアッ!!』ドゴオオオオンッ

 

そしてデスホーンは逃げて行った。だが、

 

フラアッ、ズドオオオオオオンッ!!

 

今ので残っていた体力を使い果たし、ロックスターは息を引き取った。

 

トーブ:「ロックスター・・・・今まで良く頑張ったな」

 

天馬:「こんな・・・こんなのって無いよ・・・・」

 

竜太:「それだけじゃねえ。イレブン探しも降り出しに戻っちまった」

 

トーブ:「仕方ないんだぞ。生き物は皆いつかは死んで逝くんだそれが"バンブツのオキテ"だ」

 

天馬:「え?」

 

そして俺達はただ一人残された子供恐竜のビッグを連れてトーブの家へと戻っていた。するとその道中、

 

?:「目標を確認。これよりミッションを遂行する」

 

どこからか声が聞こえると、坊主頭の無表情な奴がワープしてきた。なんだコイツ? 例のエルドラド最強のエージェント何だろうけど、"全く覇気を感じない"・・・・本当に強いのかコイツ?

 

かすみ:「あなた誰ですか!? せめて名乗ったらどうですか!?」

 

?:「敵の要請。検討する・・・任務に支障無しと判断。よって質問に答える私は"レイ・ルク"。エルドラドのチーム、<パーフェクトカスケイド>のキャプテン。ここで君達を排除する」

 

すると相手はデバイスを操作し、

 

<フィールドメイクモード>

 

一瞬でバトルフィールドが形成され、サッカーバトルが始まる。だが、

 

トーブ:「天馬、まさかこいつらなのか!? ロックスターをあんな目に遭わせたのは!!」

 

天馬:「間違いなくね・・・・「許さねえ」トーブ?」

 

トーブ:「トモダチをあんな目に遭わせた奴らを、オラは絶対に許さねえぞ!! 天馬! オラにもやらせてくれ!!」

 

天馬:「えっ!! 分かった。頼んだよトーブ!!」

 

 

 

 

サッカーバトル

 

P・カスケイド

 

GK    ラウ

 

DF    バド

 

MF    レイ

 

FW ブル    グラ

 

 

雷門

 

FW    竜太

 

MF 愛     天馬

 

DF   トーブ

 

GK    信介

 

そして、サッカーバトルが開始される。

 

レイ:「君達のデータは全てインプットされている。君達が勝つ確率は0」

 

竜太:「うるせえええええっ!!」

 

天馬:「竜太!?」

 

俺がボールを持ってドリブルで突っ込む。しかし、

 

竜太:「行く・・・「データ通り」なっ!?」

 

敵のDF、バド・アットのノーマルタックルでアッサリと吹っ飛ばされる俺。ちょっと待て、なんてパワーしてるんだコイツ!?

 

そしてパスはレイ・ルクに渡りそのままドリブルで上がって来る。が、

 

愛:「行かせないよ!! "ミキシトランス:坂本龍馬"!!」

 

龍馬さんとのミキシマックスを発動してディフェンスに入る愛さん。しかし、

 

レイ:「・・・・・」ギュンッ

 

愛(龍馬Mix):「なっ!?」

 

ミキシマックスで能力上昇した愛さんを、レイ・ルクは素の状態のノーマルドリブルで振りきってしまう。そこにトーブが止めに入る。

 

トーブ:「ウオオオオッ!! 【太古の戦士ジャガウォック・四式】!!」

 

何とトーブは化身を発動。アイツ、化身まで!!

 

データにない選手と化身に戸惑ったのか動きを止めるレイ・ルク。その隙にトーブはボールを奪い取り天馬に回す。

 

天馬:「ナイストーブ!! 【魔神ペガサ・・・ ギュンッ !?」

 

だが怯んだのも束の間。天馬が化身を発動している間にレイ・ルクは一瞬で天馬に迫りボールを取り返した。

 

天馬:「なっ!?」

 

レイ:「・・・・・・」ドガアアアアッ!!

 

レイ・ルクはノーマルシュートを放って来る。ノーマルなら流石に止められる筈!!

 

信介:「"ミキシトランス:劉備"!!」

 

信介は劉備のミキシマックスを使って止めに入る。

 

ドゴオオオッ!!

 

信介(劉備Mix):「ぐううううううっ!?」

 

ミキシマックス状態でのキャッチングにも関わらず、たかがノーマルシュートの勢いが抑えきれない。そして・・・・、

 

ドゴオオオオンッ

 

信介(劉備Mix):「うわあああああっ!?」

 

シュートはゴールに突き刺さり、俺達は敗北した。

 

 

竜太:「くそっ・・・・」

 

レイ:「これより洗脳を開始する」

 

《マインドコントロー・・・・

 

バシュウン

 

レイ:「・・・反応消失」

 

天馬:「っ!?」

 

?:「危ない所じゃったのう」

 

雷門:『『『アルノ博士!!』』』

 

アルノ:「ホーッ、ホッホッホッ!!」

 

まさかこの爺さんに助けられるなんて・・・・

 

 

ー 続く ー




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