高校の入学式の日の朝を迎え、俺は天馬と一緒にアパートの住民が使う共同食堂で朝食を取り、雷門高校に向かって歩いていた。
竜太:「へぇ。天馬MFなんだ」
天馬:「うう....まだ頭がヒリヒリする......。そう言う竜太はやっぱりFWなんだね」
痛そうに頭を擦る天馬。なぜかと言うと時間になって起こしにいってやっても起きない天馬に俺がぶちギレ、ハリセンで昨日と同じように「ダイナックル」を叩き込んでやったのだ。
そして雷門高に着き、
天馬・竜太:「「
?:「あら? もしかして新入生の方ですか?」
後ろを振り返ると青い髪を腰元まで伸ばした大和撫子と言う言葉がピタリとはまるような女性教師が立っていた。
天馬:「はい!! 実は俺と竜太サッカー部に入部希望で......。部室を見てみたいなって!」
?:「ああ、それならあれですよ?」
俺と天馬は近くで見て絶句した。これサッカー部のためだけの建物なの?体育館の5~6倍の大きさはあるんだけど。
?:「私の名前は「
天馬:「え...? そ、園田海未さんってもしかして初代イナズマジャパンの........?」
海未:「はい! その園田海未です。」
そして天馬は自己紹介を、俺は久しぶりに会った知人に向けての挨拶をする。
天馬:「俺! 松風天馬です!!」
竜太:「お久し振りです海未さん」
海未:「はい! 久しぶりですね竜太くん」
天馬:「ええ~~!? 竜太イナズマジャパンの園田海未さんと知り合......スミマセン。ハリセン取り出さないで下さい」
やれやれ、分かれば宜しい。
ドガアァァアアアアアン!!!
竜太:「な、なんだ!?」
音がした校門前のグラウンドに行ってみると、白と黄色をベースにしたユニフォームを着たサッカー部員が紫色の学ランを着た逆立てた藍色の髪の少年にやられていた。しかし俺の記憶では雷門一軍は青と黄色ベースのはず。と言うことは彼らは二軍なのだろう。昨日出会った一軍エースと言っていた果林先輩もいないし。
?:「ふん。雷門サッカー部もこの程度か」
?:「く、くそ......。お前、まさか
?:「ご名答。そら、褒美だ」
そして少年がサッカーボールをキャプテンらしい男目掛けて本気で蹴ろうとする。その瞬間、
竜太:「[キョダイイチゲキ]」スパアァァアアアアアン!!
?:「ぐはあっ!?」
背後から天馬に喰らわせた[ダイナックル]の時よりも更に大きいハリセンによる伝説のポ○モン、ウー○オスのキョダイ○ックス技、[キョダイイチゲキ]叩き込まれ倒れ伏す紫学ラン。ふ~、久し振りにキレちまったぜ........
?:「な、何者だ...? ぐふっ.......」
ちっ、まだHPが残ってるのか。結構HPに努力値振ってるな。
?:「悪い、何の話!?」
竜太:「地の文読むの止めようか。お前こそボールは人を傷付けるためのものじゃないって習わなかったか? 小学生でも分かる事が分からない何ておバカちゃんでちゅね~ボクいくちゅでちゅか~?」
二軍:「プッ! ククククク」
俺が盛大に紫学ランを煽ると必死に笑いを堪える先輩方。紫学ランは青筋を浮かべながらこめかみをヒクヒクさせて今にもぶちギレ寸前だ。
これは俺が小さいときから両親に言われてきた事だがプレー中にボールが当たったならしょうがないが、決して故意に人目掛けてパス以外で蹴ってはならないと俺は教えられてきた。。シュート?あれは
海未:「君! いったい何をしてるんですか!? クラスと名前は!!」
そこでなんとか落ち着こうと息を整えた紫学ラン。海未さんに名前を言う。
?:「1年、「
竜太:「良いぜ?」
二軍:「不味い、お前死ぬぞ!?」
竜太:「大丈夫ですって」
ヘラヘラしながら堂々とそういう俺に紫学ラン.....剣城はとうとう堪忍袋の尾が切れた。
?:「その余裕をズタズタにしてやる!!」バッ!
剣城は俺からボールを奪い勝負を持ちかけてきた。内容は五分以内に剣城からボールを奪えばOK。ふむ、これは俺を舐めてるな。ちょっとお灸を据えてやるか。
様子を見に着た
俺がディフェンスに入ると剣城はボールをキープする。このレベルなら少しは本気出せそうだな。
校長:「宜しいのですか?」
理事長:「恐らく剣城くんはフィフスセクターから送られてきた「シード」なのでしょう。しかしあの一年生は一体? バッ! ........は?」
剣城はボールを取られたことに呆然としていた。
剣城:「貴様!? いったい何を!?」
竜太:「なにって? ただボールを奪っただけだけど?」
ビキッ!
剣城:「ふざけんなあぁぁああああ!!!」ドガアァァアアアアアッ!!
あっさりとボールを奪われたことに激怒した剣城が落ちていたボールを本気で俺に蹴る。しかし俺に当たる直前で
?:「お前たち! 神聖なグラウンドで何を騒いでいる!!」
天馬:「あの人たちは!」
剣城:「現れたか」
竜太:「果林先輩!!」
果林:「やっほ! 危機一髪だったわね」
二軍:「神童!!」
神童:「俺が、雷門サッカー部キャプテン「
遂に現れた雷門一軍。果たしてどうなる?
― 続く ―
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