虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第126話:真相

エルドラド議長、トウドウの口からこれまでの歴史干渉によるサッカーの消去の真相が語られる。

 

トウドウ:「まず、それを話すには今のこの時代で何が起こっているのかを教えねばならない」

 

花丸:「この未来都市でずら?」

 

サカマキ:「今この時代では()()が起こっているのだ。サッカーが生み出した、悪魔の様な力を持った恐るべき子供達との間でな」

 

鬼道:「恐るべき力?」

 

トウドウ:「ああ。彼らの名はSSC(セカンドステージチルドレン)。彼らの身体はおおよそ人間の両親から生まれたとは思えない頑強さを誇り、男女関係などなく、銃弾ですら生身で弾き返しオマケに君たちの時代で超能力と呼ばれる力も当然の様に備えている。加えて、全員が諸葛孔明レベルの頭脳まで備えている」

 

全員:『『『『!?』』』』

 

せつ菜:「そんなとんでもない子達がいるんですか!?」

 

竜太:「あんた、さっきサッカーがその子供たちを産んだって言ったな? なぜそう言える?」

 

トウドウ:「彼らのその超常的な力の源になった物が、"化身"の力だからだ。その中でも。君たちの時代で一際強大な力を持っていた化身【海皇龍ブルーヒドラ】。竜太くん、君の化身が鍵となっているんだ」

 

竜太:「【ブルーヒドラ】が!?」

 

皆が俺を見る。戸惑っている感じだ。

 

果北:「確かにお兄ちゃんの化身は強いけど・・・そんなことって」

 

トウドウ:「彼らは自分たちの存在を認めず、それどころか怪物扱いした我々に復讐しようと戦争を仕掛けて来たんだ」

 

大人:『『『は?』』』

 

今俺も聞き捨てならない事を聞いた気がする。

 

果南:「怪物扱い? まさかその子達の親も?」

 

サカマキ:「・・・・そうだ」

 

それを聞いた瞬間、既に子供がいる大人たちはブチギレた。

 

ツバサ:「ふざけんじゃないわよ!! たとえ力を持ってても、母親にとっては自分のお腹を痛めて産んだ子供でしょ!? なのに何でそんなことが平気で言えるのよ!!」

 

曜:「私もそう思う。いくらなんでもその子達が可愛そうだよ!!」

 

穂乃果:「そうだそうだ!!」

 

風丸:「ちょっと女性陣落ち着け。たとえそんな力を持っててもどうやって子供だけで?」

 

トウドウ:「・・・彼らは自分たちのオーラをアンプルと呼ばれるカプセルに保存しており、それを撃ち出す兵器も自ら作りあげてしまった。おまけにその威力はこの時代の兵器でも歯が立たない。だが、彼らには1つをだけ大きな欠点がある」

 

果南:「欠点?」

 

サカマキ:「ああ。彼らはその強大な力の代償なのか、寿命が極端に短くなっている。計算では、彼等の寿命は20になる前に潰える」

 

鬼道:「ならばそこまで耐えれば良いだけなのでは?」

 

トウドウ:「今彼らの寿命は15〜18歳。しかしそれを踏まえてもそれまで世界のほうが持たないんだ。だから彼らの力の発生源となったサッカー、特に【ブルーヒドラ】を消す為に、最初に大海兄妹が生まれてこないというルートに乗せたんだ」

 

天馬:「通りで竜太だけ何かおかしいなと思ったよ」

 

フェイ:「うん。そういう事だったんだね」

 

果南:「で、結局私達に何をさせたいの?」

 

トウドウ:「実はな、数日前にそのSSCたちが乗り込んできてある提案してきたんだ」

 

しずく:「提案?」

 

トウドウ:「ああ。「このまま戦争を続けても結果は見えてるから面白くない。だからこっちから3チーム、そっちも3チーム選出して先に2勝したほうが世界の実権を握るっていうサッカー大会をしようよ」などとな。」

 

トウドウは忌々しげに唇を噛む。

 

トウドウ:「我々は、このまま続けていたらどうなるかが分かっていたから乗るしか無かったんだ。そしてチームのことで悩んでいたら、君たちは我がエルドラドの最強のパーフェクトカスケイドまで破る程に強くなった。我々の予想以上にな」

 

かすみ:「まさかエルドラド側のチームの1つとしてその子達と戦えってことですかぁ!?」

 

サカマキ:「そのとおりだ。彼らのルーツとなった君たち自ら彼らを止めてもらおうと考えたんだ我々エルドラドのメンバーと、雷門のメンバーを混ぜ合わせ、バランスの取れた混成チームを作ってな」

 

果林:「でも、竜太も帰ってきてもう時空最強の力も揃いつつあるんでしょ? なら・・・「いや、そうとも言い切れん」」

 

神童:「大介さん」

 

大介:「確かにワシが今まで見てきた所、コヤツが味方だったらこちらのこのメンバーと相性が良さそうだと思ったメンバーがちらほら居た。悪い話では無いかもしれん。それにサッカーが生み出した子供たちが世界を滅ぼしてしまっては、サッカーを救ったことにならないではないか」

 

天馬:「俺はやります。絶対に勝って、未来の世界を守ります!! そしたらオレたちの時代も完璧に元通りなんですよね?」

 

トウドウ:「ああ! 約束しよう」

 

トウドウは力強く頷いた。

 

竜太:「よし!! やるか!!」

 

雷門:『『『オオォオオオーーーッ!!』』』

 

 

 

果南:「ねぇ、この時代って技術は進歩してても人の質がメチャクチャ落ちてるんだね」

 

ルビィ:「どんな理由があったって自分の子供を捨てるなんて信じられない・・・」

 

凛:「もしかしてさ、その子達って、竜太くんや他の子たち、それに蘭や果北ちゃん、皆の子孫ってことないかにゃ? ほら、ここは未来な訳だし」

 

海未:「もしそうだとしたらこのその子達の親には何か制裁を下したほうが良いですね」

 

そしてこのあとで、俺たちはセカンドステージチルドレンの力の一部を目の当たりにする事になる。

 

 

ー 続く ー




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