虹ヶ咲×イナズマイレブンGO~虹の彼方に~   作:松兄

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第144話:溢れる思い

ギリス:「僕たち2人の化身シュートを・・・」

 

メイア:「ただの必殺技で防いだですって!?」

 

矢島:「止めたーーっ!! キーパー津島善美! 究極奥義[魔王・ザ・ハンド]で、メイアとギリスの化身シュートを止めたーーーっ!!」

 

善美:「よしっ、「よこせ!!」っと、ザナーク!!」

 

そしてボールはザナークに渡る。

 

ザナーク:「俺の力は物足りなくないってことを教えてやる!!」

 

するとザナークは神童先輩の指示を無視して1人で爆走。ディフェンスに入るギルのメンバーを女も男もお構いなしに次々と吹き飛ばして暴走列車の如く攻め上がる。

 

竜太:(いやぁ・・・確かにスゲェけど乱暴だな〜・・・)

 

 

ザナーク:「ハハッ!! これが俺様の ドクンッ ぐっ、このぉおおおっ!!」

 

ドカァアァアアァアアアンッ!!

 

そしてザナークは渾身の力でシュートを放つ。ノーマルシュートであるにも関わらず3人の[オメガアタック]よりもパワーが出ているかもしれない。

 

モリー・ミスタ・ゾタン:「「「止めっ・・ぐわぁあぁああっ!!」」」

 

そしてディフェンスの3人をアッサリと吹き飛ばし、

 

ブーフウ:「くっ!!」ガシィイイイッ!!

 

ブーフウが両手でキャッチするが、受け止めた衝撃が腕を伝って胴体を貫通し、受け止めきれなかったキーパーごとゴールに叩き込んだ。

 

ザナーク:「見たか!! コレが俺様の力だ!!」

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーーッ!!!

 

矢島:「ここで試合終了のホイッスル!! 2回戦は5ー3てエルドラドチーム02の勝利だーーーっ!!!」

 

観客から大歓声が上がる。ギルのメンバーは悔しそうな顔でフィールドを出ていった。

 

ザナーク:「見たか?石のジジイ!! これが俺様の実力だ!!」

 

大介:「ふん、確かに実力はあるようだな。だが、お前は自分の力を全て出し切れてはおらん!」

 

ザナーク:「何っ!?」

 

大介:「お前は恐れておるのだ。自分の力の暴走という暴れ馬を。本当に強くなりたいのなら、その暴れ馬を抑え込むのではなく、乗りこなさなければならん!!」

 

ザナーク:「暴れ馬を、乗りこなす・・・」

 

大介:「無理かもしれんな。ただの荒くれに、力をコントロールするなど夢のまた夢。宝の持ち腐れとは、まさにこのことだ」

 

ザナーク:「何っ!? ジジイッ!! ・・・・フン、そう言うと思ったぜ!! いいぜやってやる!! 必ず俺の中の暴れ馬を乗りこなしてやる!! それまで時空最強イレブンの席は空けておけ!!」

 

そしてザナークは自身のルートクラフトに乗り何処かへ行ってしまった。

 

葵:「良いんですか!? 何処かへ行っちゃいましたよ!?」

 

大介:「放っておけ。ヤツの問題は、ヤツ自身にしか解決できんのだからな」

 

ガロ:「情けねぇなぁ・・・ギル負けやがったぞ!!」

 

SARU:「まぁ彼らは僕達セカンドステージチルドレンのルーツだからね。このくらいは勝ってもらわないとつまらないよ。それに、次は面白くなるからね・・・」

 

支援者X:「・・・・・・・・」

 

 

〜 スタジアムロビー 〜

 

ベータ:「できましたね? 〈神のタクト〉」

 

神童:「ありがとう3人とも。勝てたのはお前たちが協力してくれたおかげだ」

 

ベータ:「んっ、礼には及びませんわ!! セカンドステージチルドレンなんかに負けるなんて、プライドが許しませんもの!!」

 

ガンマ:「まぁ、ボクがキャプテンだったらもう少し楽に勝てていただろうけどね?」

 

神童:「フッ、そうか」

 

ガンマ:「そういう素直な対応をされると調子が狂うんだが・・・」

 

ベータ:「あらガンマったら・・・」

 

アルファ:「・・・・私は任務を果たしただけだ。だが、以前お前たちと戦い私の中で燻っていたあの棘のような感覚が消えた・・・。」

 

棘のような感覚・・・・それって・・

 

天馬:「ひょっとして俺たちに負けて悔しかったんじゃない?」

 

アルファ:「悔しい?」

 

竜太:「うん! 俺たちに負けて悔しかったんだと思う!! でも、あの後必死に練習したんでしょ? それで今日あんないい試合ができて、おまけに勝てたからきっと気持ち良かったんだよ!!」

 

アルファ:「だが、サッカーは私にとって単なる手段でしかない」

 

天馬:「そうなの?」

 

アルファ:「そのはずだ・・・」

 

エイナム:「もしかしたら、それも気付かないうちに変わっていたのかもしれませんね・・・」

 

天馬:「どうアルファ? 少しはサッカーの事好きになった?」

 

するとアルファは初めて笑みを浮かべ、

 

アルファ:「・・・イエス」

 

サッカーが好きになったと答えたのだった。

 

 

〜 その日の夜 〜

 

俺は未来にもあった、コンビニで飲み物を買ってスタジアムの部屋に戻る所だった。

 

竜太:「う〜寒っ!! この時代は今冬になりかけてるんだっけ? さっさと戻ろう・・・「ねぇ?」? あっ、お前ら・・・」

 

そこには、ナージェとミド、ゼイクとチェルのギルメンバー4人がいた。

 

竜太:「ん? どうした? あっ、何か文句でも言いに来たのか? 真剣勝負の結果だろ?」

 

ミド:「クスッ、そうだね・・・」

 

竜太:「・・・結構笑顔は可愛いんだな?」

 

ミド:「ッ/// 子供扱いしないで・・・//」

 

竜太:「は? 子供扱いしてないけど? 笑った顔が可愛かったから言っただけだけど・・・?」

 

ミド:「からかってるでしょ・・・///」

 

竜太:「いや?「ねぇ!! 私は? 私はどうなの!!」ん? ナージェも普通に美少女の部類に入ると思うけど?」

 

ナージェ:「〜〜ッ///」

 

ん? 一体どうしたんだ?

 

チェル:「はぁ、この世界の人たちが君たちみたいな人しかいなかったら僕達はこんなに苦しくなかったのにね・・・・? あと鈍感すぎ」

 

ゼイク:「全くだな・・・」

 

何か知らんが馬鹿にされた気がする・・・。

 

竜太:「で? 結局何しに来たんだ?」

 

ナージェ:「あっ、そうだった。今エルドラドでは、私達の力を打ち消して普通の人と同じ様にするためのワクチンを開発してることは知ってる?」

 

はっ!? そんなもの作れるなら・・・まてよ?

 

竜太:「でも、そんなものお前らの身体のサンプルデータが無きゃ作れるわけ・・・「だからこれ」? なんだコレ?」

 

ナージェ:「私達4人の粘液から採取した遺伝子サンプル。コレをエルドラドに渡して」

 

は? へっ? 何言ってんの?

 

ナージェ:「他のメンバーは知らないけど、私達はこんな力要らないから」

 

ゼイク:「今まではそれしか手段が無かったけど、平和に暮らせるならそれが1番だからな・・・」

 

ミド:「お願い・・・私達を助けて!!」

 

・・・・ったく、こりゃあこの時代の奴ら本気で全員シバいてやるか・・・。

 

竜太:「分かった、とりあえずこれは必ず渡しておく」

 

ナージェ:「お願い・・・」

 

そして4人は去っていった。

 

竜太:「ハァ、っと急がないと!!」

 

俺は急いでトウドウとサカマキの所へと向かうのだった。

 

ー 続く ー




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