次の日、俺たちは試合前にトウドウとサカマキから招集を受けて会議室に集まった。そこでもう制御ワクチンが完成したと報告を受けた。
サンプルを渡して12時間とちょっとで完成するとか、技術がヤベェ・・・・後、俺はこの2人に俺の化身とセカンドステージチルドレン達の力について少しある事を聞いておいた。何かやな予感がするからな。
そして試合の為に俺たちエルドラドチーム03はフィールドに向かう。
1勝1敗で迎えた最終戦、いよいよ今日世界の命運が決まるとあってか観客量がとてつもない。
矢島:「さぁーー!! ラグナロクもいよいよ最終戦!! 今日戦うのはエルドラドチーム03と、フェーダからはチーム・ガル!! 果たして世界の実権はどちらの手に渡るのかぁあっ!!」
そして入場してきたガルのキャプテンは・・・
天馬:「っ!? フェイ!!」
何と、フェイが最後の敵として立ち塞がった。
フェイ:「天馬、僕がこのチームガルのキャプテンだ。つまらなくならないようにせいぜい頑張って負けてね・・」
天馬:「フェイ・・・こんな形でフェイと戦う何てやだよ!!」
フェイ:「天馬諦めて。こうするしか無いんだよ・・」
やっぱり何かフェイの顔に陰りがあるような気がすんだよな〜
そして両チームがポジションに付く。
ガル
GK チェット
DF グゥミ フミータ カズチ
ボランチ ピノ ローコ
MF タクジ フェイ ヨッカ
FW ユウチ デッキ
エルドラド03
FW 竜太 レイザ
MF せつ菜 天馬 侑
ボランチ レイ
DF トーブ 霧野 メダム 彼方
GK 信介
そしてエルドラド03ボールのキックオフで開始のホイッスルが鳴る。ボールは天馬に渡ってドリブルで攻め上がるが、ガルは全員一歩も動かない。
天馬:「えっ!? 「天馬くんこっち!!」」
ここで侑先輩がボールを要求。侑先輩にパスを出す。
侑:「来ないならここで一気に流れを作る!! 【戦場の女神ジャンヌ・零式】!! アームドッ!!」
そして【ジャンヌ】が純白のドレスのようなアーマーに変わり、"姫騎士"とも言うべき姿へと変わる。
侑:「行けぇええええっ!!!」
ドカァアァアァアアァアアアッ!!!
侑先輩が渾身の力でアームドノーマルシュートを放つ。だが、
フェイ:・・・・グンッ バシッ
天馬:「なっ!?」
侑:「う、うそ!?」
竜太:(今までのフェイと全然違う・・・・)
何とフェイは、侑先輩のシュートをミキシマックスも化身も使わずにただのキックをぶつけただけで止めてしまった
フェイ:「残念だよ。まさか今まで一緒にやってきたチームが、こんなに弱かったなんて・・・」
せつ菜:「なっ!!」
すると、フェイは全速力のドリブルで駆け上がってきた。俺は不味いと思い急いで戻る。
フェイ:「ピノ!!」
ピノ:「ローコ!!」
ローコ:「バァーイ☆」バシッ!
巧みなパス回しでボールは一気に前線へ。そしてフェイはシュート体勢に入る。
フェイ:「行くよ・・・[極・バウンサーラビット]!!」
フェイの基本とも言える、一番威力が低い必殺シュートを撃ってきた。だが、パワーが桁違いにヤバい!!
霧野:「"ミキシトランス:ジャンヌ"!! [ラ・フラム・G4]!!!」
霧野先輩のミキシマックス状態での炎の壁がシュートをブロック。しかし時間は僅かに稼いだもののアッサリと 破られてしまう。だがその稼いだ僅かな時間が明暗を分けた。
竜太:「行かすかよ!! 《
ここで栞子の必殺技を借りてブロック。その高重力場でシュートを圧しつぶし、完全に停止させた。
ユウチ:「なっ!! 止めただと!?」
フェイ:「(竜太・・・マズイ!!)皆ディフェンスだ!! 急げ!!」
その言葉にガルのメンバーは「は?」と反応が遅れる。
だがその間に俺は容赦などせず攻め上がる。
タクジ:「なっ!! 速っ!?」
ピノ:「このっ!!」
ピノがセカンドステージチルドレンの馬鹿げたフィジカルを活かして横からタックルしてくる。が、
竜太:「邪魔だ!!」ドガアッ!!
ピノ:「うわっ!? 嘘だろ!!」
俺はピノを逆に弾き飛ばして返り討ちにする。そして残るはディフェンスのグゥミとフミータ。今の弾き返しを見た瞬間にコイツはヤバいと感じたのか急いで止めに入る。2人で同時にスライディングを仕掛けてきたのでそれをヒラリとジャンプで躱す。
そしていよいよキーパーと1vs1。その時、俺はトウドウ達から聞いた事の内の1つを思い出した。
トウドウ:『彼らは自分たちの力の起源となった化身を知っている』
なら意趣返しに見せてやるよ!!
そして俺は化身を発動する。
竜太:「来やがれっ!! うらぁああっ!!」
そして俺から化身オーラが立ち昇り、三首の龍の姿を作る。そして、化身が姿を現す。
竜太:「【海皇龍ブルーヒドラ・零式】!!!」
試合を見ていた全フェーダメンバー:『『『『!!?』』』』
力の起源となった化身は知っていたが、姿など見たことも無かったSSC達は、その圧倒的な存在感に言葉が出ない。
デッキ:「あれが・・・【ブルーヒドラ】・・・」
ユウチ:「何なんだ? この威圧感は・・・」
そして、俺はシュート体勢に入る。【ブルーヒドラ】の3つの口それぞれに膨大な水エネルギーが溜め込まれ、俺のシュートと共にその口々から一気に水流ブレスを放ち、それが一本に束なり更に威力が上がる。
竜太:「[ー ハイドロブラスト ー]!!」
俺の化身シュートがキーパーに襲い掛かる。キーパーのチェットは急いで化身を発動する。
チェット:「【白尾神タマズサ】!! [ー シキガミラインズ ー]!!」
化身技の式神がシュートを次々と鼠算式に受け止めて威力を殺す。しかし全て吹き飛ばされ、チェットごとゴールに叩き込んだ。
その強大なパワーを、SSCですら呆然と見ていた。
エルドラド03 1 ー 0 フェーダ
ー 続く ー
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