虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第158話:時空の力の結晶 [最強イレブン波動]!!

だんだんとクロノ・ストームがラグーンを押し返し始め、1点差にまで詰め寄った。

しかし、これまでに無いほどに度重なる激しいプレーにミキシマックスの力が消耗し、今さっき入ったばかりの俺以外のミキシマックスは間もなく解けてしまいそうだ。

 

大海:「円堂、あいつらは良くやっている。そろそろ監督の出番だ!!」

 

円堂:「・・・・ああ!!」

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

俺たちのパワーアップは間もなく解除されてしまう。そうなる前に一気に勝負を決めるしかない。

 

円堂:「皆ーーーーっ!! サッカーにとって、一番大切な物って何だ? 思い出せ、お前たちの大好きなサッカーを!!」

 

天馬(アーサーMix):「っ、俺たちのサッカー・・・そうだ、俺たちは"チーム"!! 今まで・・皆で一緒に、いろんな困難を乗り越えてきたんだ・・・!!」

 

一言で皆の目つきを変えた・・・・やっぱりオヤジたちはスゲェや・・・・!!

 

天馬(アーサーMix):「皆で協力して、困難を乗り越える・・・それがサッカーの楽しさなんだ!!」

 

 

SARU:「甘い!! 甘いんだよ!!」

 

そしてSARUの行く手に天馬が立ち塞がる。

 

SARU:「それで止められると!!」

 

天馬(アーサーMix):「来いっ!!・・・・・」スッ

 

すると突然天馬はSARUを避けるような動作をする。完全にディフェンスに入っていたハズと思っていたSARUは予想外の行動に一瞬迷う。

 

竜太(ジオウMix):「そこだっ!!」バチッ

 

俺がその一瞬を付いてスライディングでボールを弾く。ボールは天馬の足元に転がった。

 

SARU:「ちっ!!」

 

天馬(アーサーMix):「キミたち一人一人が最強だと言うのなら、オレたちは・・・"11人で最強"になれば良いんだ!! 最強のイレブンに!!!」

 

SARU:「くっ・・・!!」

 

天馬(アーサーMix):「皆!! 俺たち・・・今ならなれるんじゃないかな!!」

 

そして俺たちフィールドにいる11人と、怪我でベンチに下った剣城から金色のオーラが立ち上り1つに集約され、"波動"が波打つ。

 

天馬:「感じる・・・・!! みんなの思いが1つになっていくのを!!」

 

神童(信長Mix):「このフィールドにいるメンバーだけじゃない・・・メンバーに選ばれなかった三国先輩や歩夢達、中須や桜坂達・・・・様々な時代で共に戦った仲間たち・・・・」

 

竜太(ジオウMix):「皆の想いが・・時空を超えて俺たちに集まってくる。強い"心の力"が!!」

 

 

大介:「おお!! 全員の力が・・美しいハーモニーを奏でておる!!」

 

天馬(アーサーMix):「この試合必ず勝つ!! 未来を守り・・皆を救うんだ!!」

 

そして天馬、俺、神童先輩の3人が走り、他の8人のオーラを、俺と神童先輩のオーラが光の奔流となりコントロールし束ねる。ボールに余すことなくパワーを集約する。そして天馬は、ベンチに下った剣城と自分を含めた12人・・・いや、今までの旅の仲間たちの全ての力を結集したシュートを放つ。

 

天馬(アーサーMix):「[最強イレブン・・・波動ぉおおおおっ!!!

 

シュートが、虹色に輝く波動を放ちながらゴールに襲い掛かる。

 

SARU:「止めろぉおぉおおおぉおおおおっ!!!!

 

ザ・ラグーンのメンバーが一斉に止めに掛かるが、あまりのパワーに全員弾き飛ばされ、キーパーが技を出す暇も無く、シュートはゴールに突き刺さった。

 

矢島:「決まったぁああーーーーーっ!! 遂に同点だーーーーッ!!!」

 

 

会場が沸き立つ中、SARUは呆然としていた。

 

SARU:「そんなバカな・・・あんな奴らが、僕たちと互角だというのか・・・・・? フッ、フフッ・・悪い冗談だ!! メイア! ギリス!! やり返すぞ!!」

 

メイア・ギリス:「「え、ええ・・・(ああ・・・)」」

 

そしてラグーンのキックから試合再開。

 

SARU:「行くぞ!!」

 

メイア・ギリス:「「ええ(ああ)!!」」

 

そして、3人の素早いパス回しと圧倒的な連携にあっという間に突破されてしまいSARUがシュートを放つ。

 

SARU:「喰らえっ!!」ドガァンッ!!

 

天馬(アーサーMix):「マズい!!」

 

神童(信長Mix):「ここで入れられたら・・・・っ!!」

 

竜太(ジオウMix):「逆転の可能性は絶たれる!!」

 

信介(劉備Mix):「絶対に入れさせない!!」

 

そして信介は必殺技を放つ。水墨画の様な空間から、巨大な岩石の手がシュートを掴み取る。

 

信介(劉備Mix):「[極・大国謳歌]!!」

 

信介は必死に踏ん張るが、パワーが強すぎて弾き飛ばされる。

 

天馬(アーサーMix)・竜太(ジオウMix):「「まだだ!!」」

 

だがゴールに入りかけたボールを、俺と天馬がツインキックでブロック。シュートを蹴り飛ばしてクリアする。

だがボールはSARUの所へ転がってしまう。

 

SARU:「いい加減理解して欲しいな・・・・キミたち古い人間は、淘汰されるべきなんだ・・・」

 

しかしSARUも明らかに息が上がってきている。セカンドステージチルドレンと言えど、やはり全員ミキシマックスのチームを相手するのは疲れる様だ。

 

 

天馬(アーサーMix):「(もう皆限界に来てる・・・次のプレーで一気に勝負を決めるしかない!!)皆!! 全員攻撃を掛けよう!!」

 

 

神童(信長Mix):「最後のプレーと言うわけか!!」

 

竜太(ジオウMix):「そうだな。やるか!!」

 

ザナーク(CジェーンMix):「そう言うと思ったぜ。良いぜやってやる!!」

 

フェイ(ビッグMix):「キャプテンの判断なら従うよ!!」

 

侑(孔明Mix):「うん!! オッケーだよ!!」

 

霧野(ジャンヌMix):「やるか!!」

 

黄名子(ドラゴンMix):「やんねっ!!」

 

トーブ(トーチャンMix):「なんかウホウホくっぞ!!」

 

愛(龍馬Mix):「愛さんも燃えてきたよ!!」

 

信介(劉備Mix):「行こう!! 天馬!!!」

 

 

天馬(アーサーMix):「皆!! ・・・よし!!!」

 

そして俺たちは再びオーラを開放し全員一丸となってラグーンに向かっていく。ラグーンも自身のSSCのオーラを開放して迎え撃つ。

 

SARU:「所詮は最後の・・・悪足掻きだ!!!」

 

天馬:「うぉおぉおおぉおおおぉおおおおっ!!!!」

 

そして、俺たちのオーラとSARUたちのオーラが激突する!!!

 

 

ー 天馬 side ー

 

気がつくと、俺はSARUと、なにかの遺伝子の精神空間? のような場所に立っていた。

 

天馬(アーサーMix):「ここは・・・SARU!?」

 

SARU:「僕たちは、未来のために生み出された・・・優れた人間なんだ!! だからこの試合で、僕たちの存在を認めさせてやる!!!」

 

天馬(アーサーMix):「どこが違うの!? 「何?」 優れていてもいなくても、皆同じ人間でしょ? 一人ひとり違って当然だよ!! SARUがどんな思いをしたのかは分からないけど・・・・君と俺に違い何か・・・」

 

SARU:「ある!! 「っ!!」 ボクはお前なんかとは絶対に違う!! 僕たちは・・・・"セカンドステージチルドレン"なんだ!!!」

 

〜 現実 〜

 

SARU:「邪魔を・・・するなぁあぁああぁあああっ!!!

 

グキッ!!

 

SARU:(グッ!!)

 

ボールは弾かれて中央付近に飛んでいく。

 

天馬(アーサーMix):「皆!! 頼んだ!!」

 

竜太(ジオウMix):「任せろ!! 侑先輩!! 愛さん!!」

 

愛(龍馬Mix)・侑(孔明Mix):「「オッケーー!!」」

 

そして俺がこぼれ球を拾うと、仲間たちのオーラがボールに集約され、愛さんと侑先輩のオーラが、溢れんばかりのエネルギーをコントロールして1つに束ねる。

 

竜太(ジオウMix):「[最強イレブン・・・波動ぉおおぉおおぉおおっ!!!

 

再び、ただし今度は俺の足から放たれた[最強イレブン波動]。ラグーンメンバーが止めに掛かるが、先程同様あっけなく弾き飛ばされてしまう。

 

ホス:「[絶・リバースワールド]!!」

 

ホスが必殺技を使うが、そんなもの知らんと言わんばかりに吹き飛ばされてしまう。

 

SARU:「やらせるものか!!」

 

しかしゴールまで戻っていたSARUが渾身の力で蹴りをぶつける。必死に堪えるSARU。しかしSSCの体幹でも、受け止められるパワーをオーバーするほどの威力に吹き飛ばされてシュートはゴールに突き刺さった。

 

矢島:「決まったぁあぁああぁあああっ!!! 遂に逆転だぁあぁああぁああああっ!!!!!」

 

そして俺たちは、遂に逆転に成功した。

 

 

クロノ・ストーム 5 ー 4 ザ・ラグーン

 

 

次回、ラグーン戦クライマックス(決着)!!

 

ー 続く ー




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