虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第160話:戦後幕間 ①

ラグナロクの終了から一夜明け、俺たち雷門メンバーはエルドラドの事後処理に付き合っていた。初めは敵として戦ってたとはいえ、乗りかかった船であるし、アルファたちにもサッカーの楽しさを分かってもらえたからこそ"協力しても良いか"という気になったのだ。

 

さて、今日の午前中にフェーダのメンバーは制御ワクチンを接種する予定になっており、俺と神童先輩と天馬と剣城、彼方の5人は接種場所に来ていた。

 

SARU:「あっ!! 天馬!!」

 

俺たちに気付いたSARUが声を上げてよってくると、ラグーンメンバーとあの4人が追随した。

 

天馬:「SARU!! ちょっと気になってさ」

 

SARU:「まぁ、ボクも不安が無い訳ではないけど・・・サッカーをこれから守っていくっていう・・その、友達との約束だからね」

 

竜太:フッ「SARU・・・」

 

やっぱり・・・普通にしてれば年相応の子供何だよな。SARUのこんな清々しい笑顔、出会った当初じゃあ考えられなかったし。

 

剣城:「なに、力を失っても・・お前らは頭が良いんだ。いくらでも対処できるさ」

 

神童:「あぁ。そうだな剣城の言う通りだ」

 

SARU:「うん!! ありがとう」

 

 

ナージェ・ミド:「「ギュウ〜〜ッ!!」」

 

竜太:「ちょっ!? 2人共!! そんな抱きつかれると・・・・「浮気?」ち、違う!!」

 

彼方が恐ろしい表情で俺を睨んでくる。絶対分かっててそういう表情をしてるとなぜか確信があったが、下手な言動をすると嫉妬してしまうのが女心という物。

 

故に変なことは言わないように細心の注意を払わねばならない。

 

ゼイク:「・・・・完全に恋する乙女だな」

 

チェル:「まったくだな」

 

竜太:「いや困るって!! 俺には彼方が!!」

 

ミド:「そう・・・だよね」グスッ

 

ナージェ:「私達・・・そんなに女の魅力無いかな・・・?」ウルウル

 

あ〜〜〜っ!! もう、そういう上目遣いで誘惑するの止めてくれないかなぁ!? 魅力無いだぁ? んなわけあるか!! 寧ろ心臓バクバク言ってるわ!!

 

しかしここで、彼方が動く。

 

彼方:「はいはい、2人共そこまでにしてね〜? でないと・・・彼方ちゃん怒るよ?」

 

ナージェ・ミド:ゾクッ「「は・・ハイ」」

 

彼方から凄まじい威圧感が放たれ、瞬時に離れる2人。ていうかまだワクチンを接種する前なのに他のSSCたちも冷や汗流してるぞ? どんだけ恐ろしいオーラ出したんだよ・・・・。

 

彼方:「竜太もデレデレしない!!」

 

竜太:「えっ・・・してた?」

 

彼方:「してた!!」

 

そっか・・・ここはひとまず彼方に「ごめんなさい」と素直に謝る。すると彼方の機嫌はこれ以上悪くはならなかった。

 

係員:「それではこれからワクチン接種始めます。係の人に従ってください」

 

SARU:「じゃあ行ってくるよ」

 

天馬:「うん!!」

 

ナージェ:「行ってきます!!」

 

ミド:「行ってくる・・・」

 

竜太・彼方:「「行ってらっしゃい!!」」

 

 

そして接種開始から5時間後、皆はひとまず接種を終え、これが体に定着するまでに5日間位掛かるそうだ。

 

天馬:「それじゃ明日も来るよ。今日はこれで」

 

SARU:「うん。待ってるよ」

 

竜太:「じゃあな?」

 

デッキ:「おい!!」

 

ん? 何だ・・・?

 

 

デッキ:「また・・・サッカーで勝負してくれるか?」

 

ファダム:「おう!! お前のシュートは俺が止めてやる!!」

 

ブーフウ:「止めておけ。ホスでも止められなかったんだぞ? お前が止められる訳無いだろ?」

 

ファダム:「んだとぉ!?」

 

ちょっとした小競り合いが起きるが、SARUの一喝で収まった。全く・・・

 

 

竜太:「心配しなくても、未来にいる内は勝負してやるよ。夜とか休んでる間でなければいつでもな!! じゃ!!」

 

そして俺たち5人は施設を出て、SSCの親たちが集められているという役所に向かった。今頃母さんたちにボコされてるかな?

 

俺たちが到着すると、既に親たちは生気を無くした虚ろな目をして倒れていた。

 

竜太:「うわぁ〜・・・」

 

果南:「あっ、きたきた。 ほら!! 起きなさい!!」

 

母さんが親どもに水をぶっかけるとハッと目を冷ます。

 

果南:「竜太、トドメさしちゃって。あっ、殺すって意味じゃないからね?」

 

分かってるよ・・・。俺はしばらく封印していた愛刀(ハリセン)を取り出し、

 

親たち:『『ヒッ!!』』

 

竜太:「水○連打ぁあぁああぁあああっ!!」

 

スパパパパパパパアァアァアアァアアアンッ!!!!!!!

 

久々のキョダ○マッ○ス技をコイツらの脳天に思い切りを叩き込んでやった。

 

親たち:『『ギャアァアアァアアアァアアアアッ!?!?!??!!?!??!!!!』』

 

ふ〜〜〜っ!! スッキリしたーー!!

 

この部屋の至るところに、頭のたんこぶから煙を出して倒れ伏す大人たちがゴミのように転がっていたが、俺たちはそんなものは気にせずに、今も泊まっているスタジアムの部屋に戻った。

 

後日その時の映像をSARUたちに送ったら、まさかの惨状に若干引いていたのは別の話。

 

 

ー 続く ー

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