ラブライブ×イナイレGo~虹の彼方に~   作:松浦果南の自称兄

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外伝:大海竜太時空放浪記②

俺はタイムブレスレットの誤作動で、仮○ライダージオウの世界へと飛ばされた。そしてそこでジオウこと常磐ソウゴさんと、仮○ライダーゲイツこと明光院ゲイツさん、ツクヨミさんと出会い、彼らの前でエルドラドのエージェントと戦った際に出した必殺技、化身の力に驚いた3人から俺が何者なのかを話すことになった。

 

ー 説明中 ー

 

ソウゴ:「別世界の日本から来た?」

 

竜太:「はい。多分間違い無いと思います。俺の世界ではこの世界は仮○ライダーシリーズの特撮の物語としてかつてTVで放送していたんです」

 

ゲイツ:「そんなことが信じられると・・・」

 

竜太:「あなたたちの素性も分かりますよ? 明光院ゲイツさんとツクヨミさん。2068年の未来から力を得る前のオーマジオウ、ソウゴさんを倒すためにタイムジャンプしてきた未来のレジスタンスですよね? 俺の知ってる限りでは」

 

ツクヨミ:「全部そのとおりよ・・・ゲイツ、本当かもしれないわ。あなたがそれを知ってるのはテレビで私達を見てたからなんじゃないの?」

 

竜太:「はい。先輩のすすめでビデオ貸してもらって全話見ました」

 

ゲイツ:「い、いや・・・しかし」

 

ソウゴ:「でも大まかな歴史は変わらないんだね。織田信長やジャンヌ・ダルクとか。諸葛孔明が女性だって言うのは驚きだけど」

 

ソウゴさんはこういう話題が好きなのかかなり食いついてきた。

 

ソウゴ:「それで君は何でこの世界に?」

 

竜太:「ああ、俺の世界で・・えっと、俺の時代が2028年で、そこから更に200年後の未来からの敵と戦ってるんです。さっきの奴らがその敵です。」

 

ゲイツ:「200年後!? 道理で俺たちの時代でも無理な技術な訳だ・・・」

 

ソウゴ:「さっきの口ぶりだとサッカーが鍵になるのかな?」

 

話が早くて助かるな・・・・

 

竜太:「はい。俺たちはいろいろな時代を回って歴史上の偉人たちの力の一部を分けてもらって時空最強イレブンを作って対抗しようとしてるんですが、俺や他の皆の力を合わせてもやられてしまう敵が現れて・・・こうして時空を越えて修行の旅に」

 

ソウゴ:「一人で?」

 

俺が頷くとゲイツさんが、

 

ゲイツ:「それで? そのエルドラドという奴らはこの世界に何かする危険はあるのか?」

 

竜太:「もしかしたらこの世界の背景を利用してタイムジャッカーと結託してくるかも・・・俺は力の1つである"時代の英雄たちの力を束ね己の力とするクロノキングFW"の力を探してるんですけど・・・・」

 

ソウゴ:「ねぇ? そのフレーズだと俺のジオウくらいしか思い浮かばないんだけど・・・・・」

 

竜太:「実は俺もそうなんですよね・・・かと言ってジオウの力は、後にこの世界を救うための1番の鍵となる力だから・・・」

 

ゲイツ:「お前さっき確か"力を分けてもらう"って言ってたな」

 

竜太:「はい」

 

ゲイツ:「最初に言っとく。ジオウの力を、一部でも生身の人間が受け取ったら死ぬぞ。そうでなくても得体のしれない奴に危険な力を与える訳にはいかん!!」

 

ソウゴ:「ゲイツさんはそう言うと思いました。ジオウの力の恐ろしさを未来で誰よりも知ってますからね」

 

ゲイツ:「・・・・その通りだ」

 

ソウゴ:「まぁまぁ・・・」

 

ツクヨミ:「ゲイツもそんなに怖い顔しないの」

 

ゲイツさんは「しかし・・・」と納得の言ってない顔をしている。当たり前だ。

 

すると、

 

ソウゴ:「ねぇ? さっきの・・必殺技と化身って言ったっけ? もう一度見せてよ!!」

 

竜太:「いいですよ?」

 

そして近くのサッカーコートがある河川敷に移動し、ソウゴさんがキーパーをするみたいだ。

 

ソウゴ:「いいよ!!」

 

竜太:「じゃあ1番威力が低いので行きます!!」

 

そして俺はボールと共に水の竜巻を纏って跳び上がる。

 

竜太:「[超・アクアトルネード]!!」

 

ドガァアァアアッ!!

 

水を纏った弾丸シュートが空からソウゴさんに襲い掛かる。

 

ソウゴ:「フンッ!!」ガシィッ ギュルルルルル

 

バチィンッ!!

 

ソウゴ:「うわぁあああっ!!」

 

シュートはソウゴさんを吹き飛ばしてゴールに轟音と共に突き刺さる。

 

ソウゴ:「凄い・・・・手が痺れてる・・こんな衝撃初めてだ」

 

竜太:「化身を受けたいんだったら、ジオウの力を使ったほうがいいですよ? でないと・・・大怪我しますよ?」

 

ソウゴ:「あ、うん。分かった《時空ドライバー!! ライドオンタイム!! ジオウ!!!》」

 

ソウゴさんはジオウの力を発動してライダーに姿を変える。

 

竜太:「行きます!! 【海皇龍ブルーヒドラ・零式】!! [ー ハイドロブラスト ー]!!!」

 

そして俺は化身シュートを放つ。ブルーヒドラの3つの口から激流の如きブレスが放たれる。

 

ジオウ:「フンッ!!」ドシィイイイッ ギュルルルルルッ!!!

 

ツクヨミ:「ジオウの力を使ってるにも関わらず引き摺られてる!?」

 

ゲイツ:「恐ろしいパワーだな・・・・あいつでも勝てない敵がいると言っていたが・・・・」

 

そして、ソウゴさんはなんとかシュートを止めたが、肩で息をしていた。そしてソウゴさんは変身を解除する。

 

ソウゴ:「とんでもないパワーだよ・・・・もしかしてコレでも止められるの? ただの人間に?」

 

竜太:「ハイ」

 

俺は偽ることなく頷く。

 

ツクヨミ:「ウソでしょ・・・? そんな人間がいる世界がほんとにあるの?」

 

竜太:「あ、揃っと野宿する場所探さないと行けないんで行きますね?」

 

すると、

 

ソウゴ:「野宿? あっ、そうか異世界人だから戸籍が無いのか。だったらしばらく家に来ない? クジゴジ堂っていう時計屋何だけどさ?」

 

!? そんなの願っても無い話だ。場所を探す手間も省けるし。

 

竜太:「お願いします!!」

 

ゲイツ:「また面倒な事になってきた・・・」

 

 

ー その頃 ー

 

スウォルツ:「エルドラドだと? サッカーなどそんなくだらぬ物のために協力などするか!」

 

シータ:「拒否はできないな」

 

《マインドコントロールモード》

 

ウール:「な、なんだコレ!?」

 

オーラ:「くっ、うっ・・・」

 

スウォルツ:「ぐぁあああっ!!!」

 

 

 

 

 

シータ:「我々に協力するか?」

 

3人:『ハイ・・・』

 

ー 続く ー




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