ラブライブ×イナイレGo~虹の彼方に~ 作:松浦果南の自称兄
タイムジャッカーボールからバトルスタートし、ボールはオーラへ。そこへ俺は止めに入るが、何とオーラは必殺技を使ってきた。
オーラ:「[キラーズタイム]!!」
オーラが軽く俺の腹めがけて蹴る。しかし、この威力じゃあポコっと当たる程度だ。だが、
パチン!
俺の腹にボールがあたった瞬間に指を鳴らして時間を止める。その好きにオーラはボール越しに何発も蹴りを叩き込む。が、時間を止められているため俺はその場から全く動かない。いや、動けない。
そしてオーラがもう一度指を鳴らすと、時間が戻り、蹴りの乱打の衝撃を一瞬に凝縮されて纏めて受けてしまい、俺は宙を舞って吹っ飛んだ。
竜太:「がぁあぁあぁああっ!!!」
ツクヨミ:「竜太くん!?」
竜太:「だ、大丈夫です・・・クソッ」
しかしそこにジオウに変身したソウゴさんがディフェンスに入り、仮○ライダーのスピードを活かしたスライディングで奪い取った。
ジオウ:「竜太k・・「甘い!」っ!!」
しかしここでシータがジオウからボールを奪い取る。そしてシュートを、放ってくる。
シータ:「"シュートコマンド06"!![プラズマボール]」
シータのシュートがゲイツさんに襲い掛かる。が、
ゲイツ:「うらぁっ!!」
ドガァアアンッ!!
ゲイツさんは渾身の拳骨をボールに上から叩きつけてシュートをねじ伏せた。スゲェ・・・さすが仮○ライダー・・・
そしてゲイツさんからソウゴさんにパスが飛ぶ。シータがディフェンスに入るが・・・
ジオウ:「竜太くん!!」
寸前で俺にパスを出し、俺はボールを受け取る。しかしウールがディフェンスに来る。
ウール:「[サイクロンタイム]!!」
ウールが俺の時間を止めて動けなくし、その隙に俺にカマイタチの旋風を浴びせる。動けない間に俺の身体は次々と傷を負い、時間が戻ると俺は倒れ伏した。
ジオウ:「竜太くんっ!!」
しかし、俺はなんとか立ち上がる。
ツクヨミ:(生身の身体でこんなボロボロになってまで?)
竜太:「負けられないんだ・・・・今も戦ってる・・俺の、仲間の・・大切な物の為に!!」ハァハァ・・・
ジオウ:「!!(彼も同じなんだ・・・自分の大切な物や仲間のために・・あんなに必死で・・・もし、俺の力が役立つなら・・)」
その瞬間、ソウゴさんの通常ジオウのライドウォッチが突如として輝き始め、中から暖かな雰囲気を感じさせる光の玉が出てきた。
シータ:「な、何だ!?」
そして、その光の玉は俺に向かって飛んできて、俺の身体に吸い込まれた!!
そして俺の身体は金色の莫大なオーラに包まれ、姿を変えていく。
竜太:「(コレが・・・ジオウの力・・行くぞ、俺の仲間のために!!)うぉおおぉおおおおっ!!!」
そして光が収束すると、髪の色が白色系に変わり、額に紫色のV字メッシュが入った姿に変わっていた。
竜太(ジオウMix):「ミキシマックス、コンプリート!!」
シータ:「っ!? バカな!!」
ゲイツ:「ジオウの力を・・・受け止めきったのか!?」
ジオウ:「竜太くん!」
竜太(ジオウMix):「ソウゴさん、あなたの力・・つかわせて貰います!!」
そして俺は一気にスピードに乗ってウールからボールを奪い返した。
ウール:「何っ!?」
シータ:「くっ! させるかっ!! あいにく俺もスウォルツから力を貰ってるんでね!!」
そしてシータがタイムジャッカーの力を使って俺の動きを止める。しかし、
竜太(ジオウMix):「う、うらぁああぁっ!!!」バリィイイインッ!
止まった時間を粉砕し、俺はシータを突破した。
シータ:「何だと!?」
そして俺はドリブルで攻め上がり、残すはキーパーのスウォルツのみ。
スウォルツ:「来いっ!!」
そして俺がシュート体勢に入ると、辺りが暗黒空間に変わり、次々と時計が現れては逆方向に周り消えていく。が、そのたびにボールに凄まじいパワーが凝縮され、時折オレンジ色のプラズマを放つ黒色のエネルギーを纏ったボールに変わる。
竜太(ジオウMix):「[クロノディストラクション]!!」
そして俺の渾身のシュートと共にボールがすごい勢いでゴールに突き進む。スウォルツは必殺技で止めに入る。
スウォルツ:「[時空の壁]!!」
スウォルツの技でシュートの時間の進みを弱めて勢い殺す。そしてスピードがなくなった瞬間に叩き返そうとするが、いきなりシュートは勢いを取り返し、ゴールに叩き込まれた。
やった・・勝った!!
そして、洗脳が解けたタイムジャッカー・・・特にスウォルツは、自分を洗脳したシータに怒りで沸騰し、
シータ:「チッ、役立たずが・・」
スウォルツ:「ぐっ、貴様ぁっ!! よくも・・よくもこの私を!!」
スウォルツが掴み掛かろうとした瞬間、シータがデバイスを操作してどこかへとやってしまった。そしてシータも撤退していった。そして変身を解除したソウゴさんたちが俺のところにやってきた。
ゲイツ:「まさか本当にジオウの力を・・・」
ゲイツさんは険しい顔をしているが、
ソウゴ:「竜太くん・・・君の大切な物、ちゃんとの守るんだよ? ジオウの力を、一部とはいえ受け取ったんだから」
ゲイツ:「ソウゴ!?」
するといきなりタイムブレスレットが起動し、俺は突然空いたワームホールに吸い込まれそうになる。
ツクヨミ:「なっ!?」
竜太:「どうやら時間みたいです・・ありごとうございました!!」
ソウゴ:「また会えたら、また一緒にボールを蹴ろう!!」
竜太:「っ!! ハイッ!!」
そして、俺はワームホールに消えた。
ゲイツ:「おい!! 大丈夫なのか!?」
ソウゴ:「大丈夫だよ、さっき確信した。彼は・・大事にしてるものが違うだけで、心は俺やゲイツと同じなんだって・・・・大切なものや仲間のために戦ってるんだ」
ツクヨミ:「ソウゴ・・・・」
ソウゴ:「また、会いたいな・・・」
ー ワームホール内 ー
竜太:「皆はアーサー王物語の世界か・・・待ってろ皆・・・もう少し、素の実力を上げたら必ず行く!!」
そして、俺はもうしばらく時空の旅を続けるのだった。
ー 時空放浪記・完 ー