俺たちイナズマジャパンが韓国戦に勝利した翌日、今日も張り切って練習だ!!と、俺と天馬、剣城と神童さんは練習着でグラウンドへと出た。が、
竜太:「おい・・・ちょっと待て!! 何で瞬木しかいないんだ!?」
瞬木:「あっ、おはよう!! う〜ん・・・多分入団契約のせいじゃないかな?」
天馬:「入団契約?」
瞬木の話によると、初戦に勝利するまではきちんと練習しなければならないが、それが終わったら無理に練習に出なくても、遊んでても好きにしていいという契約らしい。
神童:「そんなこと誰が決めたんだ!? 「私だ・・」っ! 黒岩監督!!」
黒岩:「練習を始めろ。他のメンバーを待つ必要は無い」
天馬:「えっ!? 練習メニューは・・・「自分たちで決めろ」」
そう言って黒岩監督は宿舎の中に戻ってしまった。
神童:「何なんだアレは!? あれが監督のやることか!!」
竜太:「そんな契約なのに、何で瞬木は練習に来てくれたんだ?」
瞬木:「初めは嫌嫌だったけど、やっぱり試合に勝つと気持ちよかったし・・弟たちも喜んでくれたし、それに・・・ちょっと面白くなってきちゃって。契約内容のお金のことも、ノルマだけ達成して終わりよりも、逃げずにちゃんと最後までやりきろうかなって」
天馬:「瞬木!!」
瞬木はサッカーの面白さが分かってき始めてるみたいだな。こりゃあ瞬木だけでも本格的に強化したほうが良いかもな。
葵:「天馬、私が他の皆を呼んでくるよ」
天馬:「うん。お願い葵!!」
そして空野は宿舎の中へと入っていった。
瞬木:「キャプテン、相手に取られないドリブルを覚えたいんだ。なんかいい練習ある?」
神童:「ドリブルと言えば天馬だな・・・」
天馬:「俺が小さいときにやっていた練習方法何だけどやって見る?」
その練習方法は天馬がインターハイ予選の前から練習としてやっていたジグザグにドリブルする練習だった。確かにこれなら小刻みかつ正確なボールタッチが必要なため基礎練習にはちょうど良い。
だが、やってみたら瞬木は韓国戦のように大きく蹴り過ぎでとてもドリブルとは言えなかった。
天馬:「瞬木!! もう少し弱く! 小さく蹴ってみなよ!!」
神童:「比較的にやる気のある瞬木だけでもどうにかしないと、このチームに未来は無い・・・」
剣城:「そうですね・・・「天馬ーー!!」ん?」
そこへ空野が戻ってきた。話によると皆部屋におらず、このエリアのどこかに出掛けているらしい。
アイツら・・・・結局勘違いだったけど、韓国戦で瞬木を蔑んでたが、俺から言わせたらお前らは瞬木以下だ。
比べるのが瞬木に対して失礼なくらいにな・・・・。
そしてその日は瞬木に対して練習を施した、だが意外なことに1日で結構形にはなってきた。
テクニックではまだまだだが・・。もしかして、才能という面では皆一応それなりに持ってるのか?
ー 竜太 side ー
練習を終えて俺が宿舎に入ろうとしていたら、
伊吹:「おい!!」
竜太:「伊吹? ・・・なんだ?」
伊吹のやつユニフォームを着てる・・それにかなり汗もかいてる・・・まさか一人で練習してたのか?
伊吹:「練習に付き合ってくれ。このチームで最高のシュートを撃つのは剣城とお前のどちらか・・・いや、恐らくお前だ。最高のシュートを止めなければ、練習にならない。付き合え」
竜太:「・・・まさか、サボってたんじゃなくて今日一日一人で練習してたのか?」
伊吹:「まぁな・・・」
・・・・・どうやら嘘では無さそうだな。
竜太:「良いだろう。ただし、まずはノーマルシュートからだ。いきなり必殺技は無理だからな。それでいいなら良いぞ」
伊吹:「わかった。やってくれ」
フム、コイツはコイツなりにやる気はあったみたいだな。
竜太:「行くぞ!!」
伊吹:「来い!!」
しかし、今日はまだ伊吹は俺のシュートを一球も止めることはできなかった。
ー 続く ー
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