虹ヶ咲×イナズマイレブンGO ~虹の彼方に~   作:松兄

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第12話:イナズマジャパン脱退試験!?

 瞬木たちの入団に関する契約を、瞬木から聞かされた俺たち。俺や神童さんはやる気のないやつに何をやってもムダだとせめてやる気のある瞬木、(実は伊吹も)を少しでも実力をつけさせるためにしごいていた。

 

 天馬は今日もサボリのアイツらを練習を見るだけでも良いから来てくれと説得に行った。

 

 時間のムダだと思うがなぁ・・・。

 

 そして午前の練習が終わった辺りで空野と天馬が帰ってきた。聞くところによると、「サッカーが数式よりも面白いと証明できるなら話は別ですけど」とか、「サッカーもまた人がやるもの。人には感情がある、考えのクセを見抜ければボールは奪える。よってテクニックは必要ない」とか言われたそうだ。

 

 サッカーはそんな甘く無いっていうのに・・・。

 

 そして練習していた俺たちだけで食堂で昼飯を食べていたとき、俺は伊吹に聞いてみた。

 

竜太:「伊吹、お前は何でこのチームに?」

 

伊吹:「このチームに参加したら・・海外の有名なバスケのチームに留学させてくれるって言われてな・・・。本当はサッカーなんか、どうでも良かったんだが・・・神童にあそこまで舐めた真似されちゃあな。俺を認めさせるまでは、辞める気にはなれないな」

 

 ・・・・主に神童さんに自分の力を認めさせる事が目的か。だが正直な所、動機は何でもやる気があるのが今は1番ありがたい。

 

 ってか食いながら喋るなよ・・・www

 

竜太:「じゃあ神童さんに認めさせられる様にまずはノーマルシュートくらいはらくらく止められる様にならないとな。付き合うよ」

 

伊吹:「おう・・・サンキュ」

 

ー 天馬 side ー

 

 チームがバラバラだ・・・・このままじゃあ、

 

 俺がどうしたらいいかを考えていた時、黒岩監督からメッセージが来た。

 

・・・・・・!? そ、そんなことしたら!!

 

ー 天馬 side out ー

 

ー 次の日 ー

 

 俺たちがグラウンドに出たら、皆がユニフォームでグラウンドに出ていた。どういう風の吹き回しだ?

 

竜太:「天馬、お前何かしたのか?」

 

天馬:「・・・・黒岩監督に言われたことを、メッセージで飛ばしただけだよ"イナズマジャパンから抜けてもいい人を決めます"って・・・」

 

 !? 俺たちは驚きのあまり声が出なかった。剣城は「集めるための口実だよな?」と、天馬に聞いていたが天馬は首を横に振った。

 

 マジか・・・・・

 

 そこへ、黒岩監督がやってきた。

 

黒岩:「揃っているな? では、これより・・・"イナズマジャパン脱退試験"を始める!!」

 

 脱退試験!? 残留試験じゃなくて?

 

黒岩:「無論、この試験をパスした者は、イナズマジャパンからの脱退を許そう。もちろん契約の内容は必ず果たす」

 

 それを聞いた他の奴らはざわめき立つ。・・・・ほんとにやる気無いんだな。

 

神童:「監督!? 本気ですか!!」

 

黒岩:「想像できるかね? この試験が終わる頃には誰一人として"辞めたい"と思うものが居なくなっていることを」

 

 は? どういうことだ?

 

黒岩:「試験の内容はPK。シュートは5本。全てを外せば試験をパスしたとみなす。」

 

九坂:「決めるじゃなくて?」

 

天馬:「監督!! キーパーは誰が・・・「キーパーは無しだ」!?」

 

竜太:(キーパーも無しでPKを5本全部外す・・・?)

 

皆帆:「なんか簡単そうだね・・・・」

 

黒岩:「そう思うか? 諸君らに言っておくが、君たちが簡単だと言うこの試験をパスできなかったときには、イナズマジャパンとしての本格的な特訓を受けてもらう。試験は30分後にシーサイドスタジアムで行う。試験を受けるかどうかを決めておくんだな」

 

 そして、黒岩監督はスタジアムの方へと歩いていった。

 

鉄角:「何なんだ!! 勝手に集めといて、こんな簡単にお払い箱か!!」

 

真名部:「いえ、むしろいい機会です。契約が履行されるなら、無理にここにいる意味は無いですから。ということで、ぼくは試験を受けますよ」

 

皆帆:「確かにそうだね・・・ボクも受けるよ」

 

天馬:「真名部、皆帆・・・」

 

九坂:「俺も受けます。やっぱり俺には合わないと思うんで」

 

好葉:「う、ウチも受けます・・・居てもいなくても変わらないから・・・」

 

鉄角:「俺も受けるぜ。この試験をパスすれば、今すぐ親父に漁船を買ってやれる。大助かりだ!!」

 

天馬:「皆待ってよ!! せっかくイナズマジャパンに選ばれたんだよ!? 一緒に世界を目指してやろうよ!!」

 

真名部:「嫌ですよ。僕にとってサッカーはなんの意味も無いんで」

 

 ハァ、コイツらのやる気の無さがハッキリと分かった。コイツラはやっぱりここにいるべき選手じゃない。

 

瞬木:「俺はもうちょっとやってみるよ。弟たちも喜んでくれてるし、せっかく少し面白くなってきた所だから」

 

天馬:「瞬木!!」

 

伊吹:「俺も受けない。このまま舐められたまま止めますじゃあ、逃げ出したってことになるからな」

 

 ほう、この二人は根性あるじゃないか・・・。だったらコイツらだけいればいいさ。

 

天馬:「でも皆、このままやめて後悔しないの?「しませんね」」

 

竜太:「やめとけ天馬。やる気のない奴に何を言っても無駄だ。寧ろ二人も残ったことに俺は驚いてる」

 

天馬:「竜太・・・」

 

真名部:「そろそろ時間ですね。行きましょうか」

 

 そして、俺たちも試験を見届けるために、シーサイドスタジアムへと向かった。

 

ー 続く ー




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