虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第43話:キーパーの役割

試合開始早々ストームウルフのカウンターが決まり先制点を奪われてしまった俺たち。再びイナズマジャパンのボールから試合再開だ。

 

天馬「まずは1点! 返していくぞ!!」

 

イナズマジャパン『おう!!』

 

ピィイイィーーーッ!

 

再開のホイッスルと共にボールを、天馬に戻してパスを繋いで攻め上がる。

 

天馬「九坂!!」

 

パスは九坂に繋がる。

 

アーロン「行かせるかよ!!」

 

すぐさまアーロンがスライディングを仕掛けてボールを奪おうとしてきた。

 

九坂「舐めるな!!」

 

しかし九坂も冷静に跳躍して躱わし、そのままドリブルで攻め上がる。

 

ルスラン「っ! へぇ?」

 

九坂「瞬木!!」

 

九坂から瞬木への斜めのパスが通る。しかしストームウルフのDF二人がすぐに止めに来る。

 

天馬「瞬木! バックパスだ!! 瞬木!?」

 

しかし瞬木はそのまま突破を図る。するとストームウルフの必殺技が発動される。

 

ミーチャ・セルゲイ「「[ローリングカッター]!!」」

 

二人で両手を上下から繋いで大車輪の如く回転して瞬木に激突して吹き飛ばす。瞬木は地面に叩きつけられる。

 

瞬木「ぐあっ!!」

 

雄太・瞬:「「兄ちゃん!!」」

 

 

ルスラン「ミーチャ! ドミトリーだ!!」

 

ミーチャ「ドミトリー!!」

 

そしてドミトリーへのロングパスが入り一気にストームウルフのカウンター。

 

ドミトリー「マクシム!!」

 

ボールはマクシムへと渡り、そのままドリブルで攻め上がって来る。

 

真名部「皆帆くん、僕は右から行きます!!そうすれば相手は逆方向に躱して来るはずです。そこを狙ってください!!」

 

皆帆「いや、相手のドリブルを考えたら、左から行ったほうがいい!!」

 

そして、二人は動いたが、肝心の中央をがら空きにしてしまった。

 

王将「おっと、イナズマジャパン! ディフェンスが噛み合わない!!」

 

マクシム「っ! なら遠慮なく行かせて貰うぜぇっ!!」

 

そしてマクシムは再び必殺シュートを放つ。

 

マクシム「[ゴールドフィーバー]!!」

 

迫るマクシムのシュート。伊吹は必殺技で押さえにかかる。

 

伊吹「止めてやる!! [ワイルドダンク・V4]!!」

 

しかし先程同様に弾き飛ばされ地面に叩きつけられた伊吹。点差は2点に広がってしまった。

 

伊吹「何故だ・・・何故止められないんだ!!」

 

神童(伊吹・・・・・・)

 

鉄角(伊吹には悪いが、ゴールは任せられない。ストームウルフの攻撃は・・・俺が止める!!)

 

真名部「皆帆くん、僕たち二人の頭脳を使ってゴールを守りましょう。これ以上失点したら、どんな公式に当てはめても、待ってるのは敗北の二文字のみです」

 

皆帆「うん。お互いの連携をもう少し意識しよう」

 

九坂(俺が流れを変えてやる!!)

 

そして試合再開。だが、早々にボールを奪われてしまい、マクシムが攻め上がる。

 

マクシム「止めを刺してやる!!「これ以上やらせるかよ!!」っ!!」

 

鉄角「[フットワークドロウ・改]!!」

 

しかし鉄角が奪い返し、そのままドリブルで攻め上がる。

 

天馬(なんだろう・・皆の動きがおかしい・・・)

 

竜太「鉄角!! コッチだ!! 鉄角!?」

 

しかし鉄角は自分で持ち込む。が、

 

ロラン「甘い!!」ズザァッ!

 

スライディングで弾かれてしまい、ボールはロランからドミトリーへ。

 

伊吹「っ来る・・「行かせません!!」真名部!?」

 

真名部「[ディフェンス方程式]!!」

 

しかしなんとか真名部が奪い取り皆帆にパスを出す。

 

王将「これは激しい試合になってきた!! 両者一歩も譲らない!!」

 

しかしここでドミトリーが抜け出しパスが繋がる。

 

九坂「行かせるかっ!!」

 

天馬(そうか!! 皆伊吹の分を自分がなんとかしようと・・・)

 

剣城「特訓で力が付いたことが、裏目に出てしまうとはな・・どうする天馬? このままでは、ボールすら奪えないぞ」

 

しかしなんとかボールを奪った九坂はドリブルで攻め上がる。

 

竜太「九坂! コッチだ!! 「俺が流れを変えるんだ!!」九坂!!」

 

しかし、九坂はボールを奪われてしまう。

 

伊吹(っ!! 今のプレー、あのときのオレと同じ・・・)

 

伊吹は、自分がバスケをやっていた頃を思い出した。

 

 

ー 伊吹過去 ー

 

俺がバスケを始めたのは中学から。すぐに分かった、俺にはバスケの才能があると。

中1でまたたく間にレギュラー入りし、その上あらゆる大会で優勝を重ね・・・俺が出た試合は大量得点で勝つのが当たり前。

 

だが、ある時からチームはおかしくなった。

 

伊吹「パスを回せだと?」

 

バスケ部員「バスケはお前一人でやってるんじゃない!! 自分勝手もいい加減にしろ!!」

 

伊吹「なに? お前ら誰のおかげで勝ててると思ってるんだ? 俺についてくるのが、お前ら凡人の役目だ。ついてこられる様に、せいぜい努力するだな」

 

バスケ部員「伊吹っ!!」

 

それからチーム連敗を喫し、どんどんチームの雰囲気は悪くなっていった。

 

******

 

 

伊吹(チームが勝てなくなったのは、アイツらが下手だったからじゃなくて、俺さえいれば勝てると思ってた俺のせいだったんだ・・・)

 

しかし、ここでストームウルフのFWが飛び出し、フリーでボールを受け取った。

 

王将「マクシム抜け出した!!」

 

竜太「マズイ!!」

 

伊吹「止めてやる!!」

 

マクシム「[ゴールドフィーバー]!!」

 

これが入ったら、もうアウトだぞ!!

 

伊吹「[ワイルドダンク・V4]!!」ガカァッ!!

 

伊吹は必死に耐える。が、

 

バチィンっ!!

 

王将「決まったかぁ!? ・・いや、防いだ!! 伊吹かろうじて止めたぁっ!!」

 

しかし、運悪くこぼれ球にルスランが詰めていた。

 

竜太「まだだ!!」

 

ルスラン「これで止めだ!!」

 

伊吹「っ!! 神童!! 頼む!!」

 

神童「っ!! はぁぁああっ!! [アインザッツ]!!」

 

しかし神童先輩がシュートをブロックしてフィールドの外に弾き出す。そしてストームウルフの攻撃を止めた。

 

伊吹「神童・・・・」

 

神童「・・・ようやく気づいた様だな。お前の役目は、自分ひとりでゴールを守ることじゃない。ただ、ゴールを守り通す事だ。フィールドを見てみろ。ここには共にゴールを守る仲間がいる。危なくなったら、俺たちを使えば良いんだ」

 

伊吹「っ!!」

 

神童「今のお前なら大丈夫だ。 これからは俺も上がる。攻撃に参加するぞ!!」

 

鉄角(大事なのは、誰がゴールを守るかじゃない。全員でゴールを守ることか)

 

九坂「どうやら、とんでもない勘違いしてたみたいだな。俺たち」

 

瞬木「他人を信用してプレーしろってこと・・?裏切られた時の失望を分かってないんだね・・・

 

 

ここから、反撃開始だ!!

 

 

イナズマジャパン 0 ー 2 ストームウルフ

 

ー 続く ー




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