虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第44話:信頼し結集する力

ストームウルフのスローインから試合再開。ロランの投げたボールはルスランへ。しかし攻撃に参加した神童先輩がインターセプトして奪い取る。

 

ルスラン「何っ!?」

 

ドリブルで上がる神童先輩。しかしすかさずミーチャとセルゲイが止めに入る。

 

神童「フッ!!」ギュンッ!!

 

卓越したドリブル技術であっという間に二人を抜き去った神童先輩。そこから九坂にパスを繋ぐ。

 

九坂「うぉおおおおっ!!」バシィッ!

 

神童先輩のパスに追いついた九坂。そのまま攻め上がる。

 

王将「九坂にパスが繋がったぁ!! そのままドリブルで上がっていく!!」

 

ユーリ「行かせない!!」

 

ゴリバフ「お前ごときここで潰してやる!!」

 

天馬「九坂!!」

 

ここで天馬はパスを要求。九坂は・・・

 

九坂「・・・キャプテンっ!!」

 

相手DF二人を引き付けてから天馬にパス。パスが繋がる。

 

天馬「九坂・・・っ!!」

 

九坂「へへっ」

 

 

そしてボールは鉄角へ。ボールをトラップし、そのまま竜太にパスを出す。

 

竜太「ナイスパス鉄角!! 神童先輩!!」

 

神童「瞬木!!」

 

パスを繋いで攻め上がるイナズマジャパン。ストームウルフを明らかに押している。

 

王将「イナズマジャパンパスが繋がりだした!! ストームウルフを翻弄しているぞ!!」

 

天馬「皆!!」

 

竜太「やっと気づいたか!!」

 

しかしボールをアーロンに奪われてしまい、そのまま攻め上がってくる。

 

皆帆「僕は左から行く!! 真名部くんは、」

 

真名部「対称点B―から、接線に添って行くんですね!!」

 

皆帆と真名部の息のあったツインスライディングが炸裂。アーロンからボールを奪い取る。

 

王将「止めたぞ皆帆と真名部!!」

 

 

********

 

ストームウルフDFユーリがオーバーラップして上がってくる。しかし森村がディフェンスに入る。

 

森村「[このはロール]!!」

 

巨大な葉玉と化した好葉がユーリを転がって轢く。ボールを奪い取った。

 

王将「今度は森村が必殺技だぁっ!!」

 

 

 

璃奈「良いよ好葉ちゃん・・その調子っ!!」

 

しずく「森村さんがんばれーーーっ!!」

 

 

 

観客席からも声援がどんどん大きくなっていく。それに伴いイナズマジャパンの調子も上がってくる。

 

天馬「これならいける!! チームが1つになって戦えば!!」

 

ルスラン「な、何が起こってるんだ・・・?」

 

ドミトリー「何も起こってなどいない。歯車が噛み合い出しただけだ」

 

ルスラン「っ!! ・・・なら、やっとマトモな相手と戦えるってことか?」

 

 

 

王将「ストームウルフ、そしてイナズマジャパン、両者一歩も譲らない!! 前半はこのまま0ー2で折り返すかぁっ!?」

 

 

 

葵「頑張って皆!!」

 

マクシム「こっちだ!!」ダッ!!

 

王将「ここでストームウルフが抜け出したぁっ!!」

 

天馬「伊吹!!」

 

ルスラン「決めろマクシム!!」

 

伊吹「真名部!! 皆帆!!」

 

真名部・皆帆「「はい(うん)!!」」

 

2人がマクシムに対して両サイドから圧を掛ける。これでシュートコースは正面のみ。

 

マクシム「[ゴールドフィーバー]!!」

 

マクシムの放った必殺シュートが伊吹に襲い掛かる。

 

伊吹(きたっ!!)

 

すると伊吹は右腕にオーラを集約し、ダッシュと共に右手を横薙ぎに振り払う。すると正面に爪痕のような衝撃波が発生。シュートを弾き返した。

 

マクシム「何ぃっ!?」

 

王将「止めたぁっ!! 伊吹の新必殺技だぁっ!!」

 

そして弾き返されたボールは神童先輩へ。

 

神童(・・・・・・・・)

 

 

 

伊吹「やったな、真名部! 皆帆!!」

 

真名部「ええ!」

 

皆帆「さすがだね伊吹くん!」

 

神童「(伊吹、お前が止めたボールは・・必ず繋いで見せる!!)天馬! 竜太!!」

 

天馬・竜太「「はい!!」」

 

神童先輩の声ですぐさま攻撃体勢に入る俺たち。

 

神童「竜太!!」

 

竜太「天馬」!!

 

王将「イナズマジャパン、カウンター攻撃だ!!」

 

ルスラン「ユーリ!!」

 

ユーリ「行かせない!!」

 

そしてここで天馬は必殺技を放つ。ドリブルが"Z"の字を描き、ユーリを抜き去る。

 

天馬「[Zスラッシュ]!! 決めろ剣城、竜太!!」

 

そして後ろからの天馬のセンタリング。それに合わせて俺は氷、剣城は炎のオーラを纏ってダッシュし、ボールにタイミングを合わせてツインシュートを叩き込む。

 

剣城・竜太「「[絶・クロスファイア]!!」」

 

炎と氷の相反する二重属性のシュートがストームウルフゴールを強襲する。

 

カルノフ「っ!!」

 

ズバァアアアンッ!!

 

シュートは、キーパーに反応すら許さずにゴールネットに突き刺さった。

 

王将「決まったぁーーーっ!! イナズマジャパン、前半終了間際に1点を返したぁああっ!!」

 

ルスラン「何ぃ・・・っ!」

 

そしてここで、

 

ピィッ、ピピィイイイーーッ!!

 

王将「ここで前半終了のホイッスル!! 得点は1ー2、ストームウルフのリードは僅か1点!! これで勝敗の行方は分からなくなってきたぁ!!」

 

 

 

******

 

 

 

葵「良いわよ皆!! まずは一点返したわ!! 剣城くん、竜太くん、ナイスシュート!!」

 

竜太「おう!!」

 

剣城「ああ!」

 

葵「伊吹くんもやったね!! 新必殺技!!」

 

九坂「全くだ。 伊吹お前、いつの間にあんな必殺技を?」

 

鉄角「特訓の成果だな!!」

 

伊吹「・・・いや、真名部と皆帆のおかげだ」

 

っ!? 伊吹の口から出た言葉が信じられず、俺たちは全員伊吹を見る。

 

伊吹「2人がサイドからストライカーに圧を掛けてくれたおかげで、コースが絞られてボールに集中できた。集中さえできれば、あんなシュートを止めるのは簡単だ!!」

 

真名部「? 今のって・・感謝、ですか?」

 

皆帆「それとも、ただの自慢?」

 

伊吹「? なんだよ」

 

そこから誰ともなく笑いが生まれ、チームの雰囲気はかなりいい方向に転がった。

 

天馬「よ〜しっ!! 後半、追いついて行くぞおっ!!」

 

イナズマジャパン『おおーーーっ!!』

 

 

 

*******

 

 

ルスラン「はん、たかが1点であの騒ぎ・・幸せな奴らだね」

 

ドミトリー「だが、その1点が・・試合の流れすらも変えてしまうこともある。そうなる前に、後半は一気に勝負をつける!!」

 

ルスラン「ああ・・・・」

 

ドミトリー(イナズマジャパン・・・勝つのは俺たちだ!!)

 

 

 

ー 前半終了 ー

 

イナズマジャパン 1 ー 2 ストームウルフ

 

ー 続く ー




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