虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第45話:敗色

ハーフタイムが終わり、後半開始のために両チームピッチに出る。

 

王将「両チームポジションにつきました!! FFIV2、アジア地区予選決勝!! 日本代表イナズマジャパンvsウズベキスタン代表ストームウルフは、間もなく後半の開始です。現在の得点は1ー2とストームウルフがリード!! 果たして勝者となって世界のフィールドで戦うのはイナズマジャパンか、ストームウルフか!?」

 

雄太:「行けーー! イナズマジャパン!!」

 

瞬「ストームウルフなんかに負けるな!!」

 

彼方「竜太頑張って!!」

 

果林「剣城くんしっかり!!」

 

せつ菜「頑張ってください神童くん!!」

 

璃奈「好葉ちゃん頑張れ!!」

 

 

*******

 

天馬「皆!! まずは1点! 繋いで行くぞ!!」

 

イナズマジャパン『おう!!』

 

ルスラン「ふん、うまく行くかなぁ?」

 

伊吹「これ以上ゴールは割らせない!!」

 

 

そして審判のホイッスルと共に後半戦の開始。開始と共にストームウルフが攻勢に出る。ボールはマクシムが持ち、ドリブルで上がってくる。

 

天馬「瞬木!!」

 

瞬木「うん!!」

 

瞬木がディフェンスに入る。自身のスピードを活かして動きに付いていこうとするが、それ以上のスピードで振り切られてしまう。

 

瞬木「なっ!!」

 

皆帆「前半と全然違う!?」

 

真名部「力が37%もアップしています!!」

 

竜太「任せろ!!」

 

マクシム「っ!! アーロン!!」

 

俺がディフェンスに入るとすぐさま逆サイドにサイドチェンジのパスを入れて攻撃サイドを切り替えるストームウルフ。パスを受け取ったアーロンがドリブルで上がってくる。

 

九坂「行かせるか!!」

 

しかしアーロンは前半とはまるで違うとてつもない速さで動き、アーロンを抜き去ってしまった。

 

あのスピード・・ラグナロクで戦ったSSCと同じくらい速いぞ!?

 

王将「九坂抜かれたぁっ!! 後半開始早々、ストームウルフ怒涛の攻撃だぁっ!!」

 

かすみ「嘘でしょ!? 何なんですか今のスピード!!」

 

栞子「SSCたちと同じくらい速かったです・・・」

 

 

 

 

*********

 

 

 

 

天馬「よし、連携していくぞ!! なんとかボールを奪って、パスで繋ぐんだ!!」

 

アーロン「ロラン!!」

 

またしてもサイドを切り替えるサイドチェンジパスで攻撃サイドを切り替えてくるストームウルフ。だが、ボールを受け取ったロランに対して真名部と皆帆が二人で止めに入る。

 

皆帆「真名部くん、二人で行くよ!! 僕は正面から」

 

真名部「僕は右32度から×1.2のスピードで!!」

 

2人がディフェンスに入るが、ロランは必殺技を使ってきた。

 

ロラン「[シルクロード]!!」

 

皆帆「なっ!?」

 

二人は抜かれてしまい、慌ててカバーに入った鉄角も抜かれてしまった。

 

ロラン「そんな守りで俺たちが止められるか!!」

 

ロランはシュートを放ってくるがこれは伊吹の正面。伊吹はガッチリとキャッチした。

 

しかしパスを繋ごうとしても片っ端からカットされてしまい、シュートを連続で放たれてしまう。伊吹が持ち前の身体能力でなんとか止めてくれてはいるが破られるのも時間の問題だ。

 

王将「ストームウルフの攻撃が止まらない!! どうしたイナズマジャパン! 前半の勢いが無いぞぉっ!!」

 

瞬木(ダメだ・・・力が違い過ぎる!!)

 

ルスラン「さっさと諦めるんだな!!」

 

天馬(諦めるもんか!! 皆が力を合わせれば!!)

 

 

*****

 

ロラン「アーロン!!」

 

パスはアーロンに飛ぶが、ここで神童先輩がカットに成功する。

 

神童「よしっ!! ドガァッ! ぐわぁっ!?」

 

しかし隙を突かれてタックルを喰らい吹き飛ばされた神童先輩。まだストームウルフの猛攻は続く。

 

王将「試合は完全にストームウルフのペースだぁっ! 得点は1ー2でストームウルフがリード!! このまま決まってしまうのかぁっ!?」

 

鉄角(まだだ!! ここで負けてたまるかよっ!!)

 

九坂(あんなに特訓したんだ!! 俺たちが力を合わせれば!!)

 

皆帆(1点だ、1点取れば追いつけるんだ!! 絶対に止める!!)

 

皆帆がディフェンスに入るが、ロランに躱されてしまう。そこからボールはルスランに飛び、九坂が止めに入る。

 

ルスラン「ザウル!!」

 

九坂「なっ!?」

 

尚も猛攻を仕掛けるストームウルフ。イナズマジャパンは防戦一方だ。

 

王将「イナズマジャパン、反撃の糸口が掴めない!!」

 

ボールはザウルに飛び、森村がディフェンスに入るが、

 

王将「森村が抜かれたぁっ!!」

 

伊吹「今度は止めてやる!!」

 

アーロン「ドミトリー!!」

 

アーロンからドミトリーへのセンタリングが入る。

 

伊吹「来い!!」

 

しかし絶好のシュートチャンスになるボールをドミトリーはスルー。そこに飛び込んできたのは、

 

マクシム「はぁっ!!」ドガアッ!!

 

マクシムがダイビングヘッドで押し込みゴールネットを揺らし、得点差は再び2点に広げられてしまった。

 

王将「決まったぁ!! ここでストームウルフが追加点!! これは大きな1点だ!! ストームウルフが再び、2点差に広げたぁっ!!」

 

鉄角「実力が違い過ぎる・・・・」

 

九坂「無理なのか・・・・」

 

 

 

エマ「決まっちゃった・・・・」

 

歩夢「神童くん・・・」

 

侑「竜太・・・・」

 

愛「リュウ・・・」

 

 

 

*******

 

 

 

天馬「まだまだ2点差! これからだ!! っ!?」

 

もう既に皆の心は折れかけていた。

 

天馬「皆・・・・大丈夫! 諦めなけばまだ必ずチャンスはある!!」

 

瞬木「でも、ボールが取れないんじゃ・・・」

 

鉄角「負けるのは悔しいけど、俺たちよく頑張ったよ。これだけやったんだ、誰も文句は言わねぇよ・・・」

 

剣城(・・・・・・・・)

 

神童(・・・・・・・・)

 

竜太「・・・ふざけんな!! このまま負けるなんて、俺は絶対に諦めねぇぞ!!」

 

天馬「竜太!!」

 

九坂「でも・・・」

 

皆帆「気持ちは分かるけど、上には上がいる・・・それが現実だ」

 

真名部「計算したくは無いですが、ここから僕たちが勝つ確率は数パーセントもありません・・・」

 

天馬「だからって諦めるのか!? そんなの・・・最後までやって見なくちゃ分からないだろ!! 俺は諦めない!! これが最後の試合になるなんて嫌だから!!」

 

真名部「っ!! 最後の試合・・・」

 

皆帆「そうか、そうだよね・・・これで負けたら、イナズマジャパンは解散。僕たちは入団契約の条件を守ってもらって、それぞれ別の道を歩むことになる・・・」

 

九坂「最後の・・・試合・・・」

 

瞬木「別に良いんじゃない? 負けたって、約束の条件はクリアしたんだから・・「そんなことは分かってんだよ!!」っ!!」

 

九坂「分かっちゃいるんだけど、このままじゃ収まらないんだ・・・俺はこのチームに入って、初めて自分と向き合う事ができた。キャプテンたちと出合って、皆とサッカーして・・・もちろん、サッカーのおかげかどうかは分からない。でも、ここで止めたら・・何かを失う!! まだ何か、やり残した事があるような気がするんだ!!」

 

皆帆「僕たちだって同じだ」

 

真名部「ええ・・!!」

 

森村「うん!!」

 

伊吹「やろうぜ皆!! せっかくここまで来たんだ!! 俺はもっと先へ行ってみたい!! こんなところで負けられるか!!」

 

鉄角「もっと先・・・やろうぜ、皆!!」

 

九坂・真名部・皆帆・森村・伊吹「「「「「おう(うん)!!!」」」」」

 

天馬「皆・・・!!」

 

 

 

ここから、反撃なるか!?

 

イナズマジャパン 1 ー 3 ストームウルフ

 

ー 続く ー




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