オズロックの話と、今この地球に何が起こってるのかを聞いた俺たちは、一旦宿舎に戻ってきていた。
ー 宿舎・ミーティングルーム ー
神童「監督は、このことを知っていて俺たちを率いていたんですか!! こんなことを隠して!!」
黒岩「本当のことを知っていたら、お前たちは戦えたのか?」
確かに、知っていたらプレッシャーでまともにプレーなんかできなかっただろうな・・・。
龍也「俺たち全員の判断だ。地区予選で優勝するまで、本当のことは隠そうと」
竜太「親父も知ってたのかよ・・・」
豪炎寺「そうだ。こんな現実を誰が受け止められる? 選手たちはもちろん、監督にすら適任者は居なかった。この人が現れるまでは・・・」
神童「噂は本当だったんですね・・・黒岩流星監督、その正体は、かつてサッカー界を脅かした闇の皇帝、「影山零治」!!」
竜太「っ!?」
ー 2ヶ月前 ー
豪炎寺「くそっ、どうすれば・・・ガチャ ? !?」
影山「事態は把握している。私が、引き受けよう」
豪炎寺「あなたは・・・事故に見せかけられて、ガルシルドに殺されたはずでは・・・」
影山「救われたのだよ。私の心臓は一端停止したが、その後蘇生処置が行われたのだ。禁じられた方法でな・・」
話では、新薬投与の実験体にされたがその薬の影響で、止まっていた心臓が再び動き出した。
影山「だがその後長く、私は死んだはずの人間でいなければならなかったがな」
********
豪炎寺「我々が地球存亡の危機を知ったとき、現れた適任者が、蘇った影山零治。黒岩流星監督だったんだ」
神童「黒岩監督、教えてください!! 何故このメンバーだったんですか? 確かに、全員が隠れた才能を秘めていました。でも、他のプレイヤーにも優秀な者は大勢いました。なのに何故素人だったこのメンバーを選んだんですか?」
天馬「監督!!」
黒岩「良いだろう。私は死に直面したあの日から、見えないはずのものが見える様になった。それは、人の中に眠る"ケモノ"だ」
竜太「ケモノ・・・?」
黒岩「ぼんやりとだが、私にはその人間の中に眠るケモノの力が見える。それこそがこの星が持つ遺伝子、この星の者にしか扱えぬ力」
竜太「まさか!? さっきの試合中に森村に起きたのは!!」
龍也「古来、それは聖霊と呼ばれていたらしい」
黒岩「森村のDNAの中に眠る、力の覚醒が始まったのだ。他の星の遺伝子を持つものに接触したことで、自己防衛本能が、ケモノの力を目覚めさせようとしている。ここにいる11名には、他の星の種族に対抗できる、大きな力を宿している」
竜太「俺たちに・・・そんな力が?」
豪炎寺「後はお前たちが決めるんだ」
神童「天馬、今度の戦いは、背負うものの大きさが違う。地球の未来が賭かっいる。負けることは絶対に許されない戦いだ・・・どうする? 天馬!!」
天馬「サッカーで地球を救えるなら、俺たちのサッカーが地球の希望になるなら・・・やろうよみんな!!」
イナズマジャパン『・・・・・・・』
天馬「ここで俺がなんとかなるさって言っても、全く安心なんかできないのは分かるけど、でも俺は皆と一緒に何とかする道を探したい!!」
黒岩「お前たちに求められるのは、勝利し続けることだ!!」
神童「しかし、たったこれだけのメンバーで地球を救えというのですか?」
黒岩「いや? 補充メンバーを用意してある。21名の選手をな」
天馬「そ、それって・・・」
するとミーティングルームルームの扉が開き、円堂監督が入ってきた。
竜太「えっ!? まさか・・・「いや、俺じゃない。入れ」」
そして入ってきたのは、一人の男と二人の女の子だった。
?「私は、市川座名九郎と申します」
?「ワタシは鐘 嵐珠よ!!」
?「ミア・テイラー。宜しく・・・」
天馬「市川・・座名九郎? どっかで見たような・・・」
剣城「鐘 嵐珠?」
竜太「ミア・テイラーって、あの世界的な音楽一家の!?」
ミア「へえ? ボクのことを知ってるんだ?」
神童「残りの18名は?」
黒岩「外に出ろ・・・」
俺たちが外に出ると監督が時計を見て、「そろそろだな・・・」まさか!!
すると、上空にワームホールが出現し、中から見慣れた乗り物、TMキャラバンが姿を現した。
竜太「まさか・・・フェイ!?」
真名部「な、何なんですかアレは!?」
知らない皆が驚いている間にTMキャラバンは着陸。中から見慣れた緑髪の少年と青いクマのアンドロイドが出てくる。
フェイ「天馬!! 皆!!」
竜太「フェイ!! ワンダバ!! まさか、補充メンバーって!!」
フェイ「半分当たりで半分外れ。未来からだけじゃない。過去からもだよ!!」
そして中から降りてきたのは、
?「ここが未来か・・・」
?「ビックリだね・・・」
?「全くだ」
?「でも、ちょっとワクワクする気もするね」
?「マリーも宇宙でシャイニーしマース!!」
?「全く鞠莉ってば・・・・」
?「あっ、天馬、リュウタ!! 久しぶり!! ラグナロク以来だね!!」
天馬「ねぇ? ・・・あれって」
竜太「親父!? 母さん!? 豪炎寺さんに吹雪さん!? 絵里さんに鞠莉さん!? SARU!?」
しかも親父や母さんたちは高校時代から連れてきたのか!?
黒岩「あとは、彼らだ」
果北「お兄ちゃん! 私も力になりに来たよ!!」
彼方「話を聞いたときはビックリしたけどね〜。彼方ちゃんも戦うよーーっ!!」
蘭「蘭も宇宙で大暴れしてやるにゃーーっ!!」
桐穂「私達もね!!」
白竜「フッ・・・」
侑「私の"眼"が力になれれば良いけど・・頑張るよ!!」
果林「ワタシのプレーで宇宙を魅了してやるわ!!」
エマ「私だって!! 家族を守るためにも負けるわけには行かないよ!!」
栞子「私もです!!」
信介「僕も天馬たちの力になるよ!!」
黒岩「フェイ・ルーンを加えたこの21名が追加メンバーだ」
このメンバーが・・・
龍也(高校生)「映像見たぞ? お前が竜太か?」
竜太「あ、ああ・・・」
龍也(高校生)「フッ、そうか・・・」
果北「ヤバ!! 高校生のパパ、マジでイケメンなんだけど!!」
果南(高校生):「でしょ? 果北だったっけ?」
果北「う、うん・・・」
果南(高校生)「まだちょっと実感はわかないけど・・・ハグ、しよっ?」
果北「っ!! ママ!!」
果南(高校生)「おっと、よしよし・・・」
豪炎寺(高校生)「あれが大海の
吹雪(高校生)「うん、一緒に戦うのが楽しみだよ!!」
竜太「っ! あの、もしかしてこのメンバーも・・」
黒岩「ああ。全員では無いが、お前たち同様にケモノのチカラを宿している者たちと、それを補うだけの実力を素で持っている者たちだ。それでは、宇宙に向かう前に、一時解散とする。家族にしばしの別れの挨拶でもしてくるんだな」
そして、メンバーは一度家へと戻っていった。
ー 続く ー
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