世界大会の予選に参加していたと思っていた俺たちだったが、実際参加していたのは"グランドセレスタギャラクシー"という種の存亡を賭けた惑星間サッカー大会であり、俺たちは日本代表ではなく地球代表であったことが発覚。
本戦へと駒を進めた俺たちは、宇宙へと旅立つ事になり、メンバーは各自家族にしばしの別れをしに家に帰る事になった。
ー 東京・稲妻町 ー
俺と果北、彼方と果林、エマ、侑、栞子と信介は"高校時代と現代"、2人の父さんと母さんと共に雷門へとやってきていた。
龍也(高校生)「いやー、俺こんなふうに成長するんだ・・・」
龍也(大人)「けっこう波乱万丈な人生だから覚悟しとけよ?」
過去と現在の父さんが話していると、かすみやしずくたちは高校時代の父さんをキラキラとした目で見ていた。
かすみ「何度もビデオで見た高校生の龍也さんが目の前に・・・!!」
しずく「すごいです!!」
そんな中、彼方や栞子、メンバーに入った者は家族から抱きしめられたり「必ず無事に帰って来てね?」と、涙ながらに心配されていた。
やっぱり心配だよな・・・。
遥「おねえちゃん・・・」
彼方「遥ちゃんとお母さんの事は彼方ちゃんが守るから!! 待っててね?」
遥ちゃんが唇を噛む。本当は自分も力になりたいのだろう。だが、自分では足手まといになりかねない事も分かっているため、姉を心配させまいと必死に感情を堪える。
遥「信じてるから・・・お姉ちゃん」
彼方「彼方ちゃんと皆に任せて?」
彼方母「彼方・・・・」
彼方のお母さんは、複雑そうな顔をして娘を見ていた。できれば行かないでほしいのだろう。だが、このままでは地球が危ない。そうなれば自分も、もうひとりの娘である遥ちゃんも死ぬ。わずかでも彼方に賭けるしかないのが現状だ。
彼方母「必ず無事に帰ってきてね?」
彼方「うん! 次に会うときは地球を救って宇宙一になって帰ってくるよ!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
?「君が竜太くん?」
竜太「はい。あなたは・・・・」
?「栞子の姉の薫子よ。宜しく」
竜太「あなたが栞子の!!」
薫子「聞いてるんでしょ? 私がサッカーに夢中になりすぎたせいで栞子に家の期待がのしかかっちゃったこと・・・・」
竜太「はい・・・・」
薫子「妹の進みたい道を閉ざしちゃった姉が言うのもおかしいかもしれないけど・・・栞子を頼んだよ?」
この人・・栞子の事を大切に思ってるんだな。
竜太「はい!!」
そしてそこに音ノ木坂の皆と穂乃果さんたち、浦の星の皆と、千歌さんたちが来たので、雷門の皆と円堂監督達皆で学校に泊まって皆で遊んだ。
・・・もしかしたら、これが最後になるかもしれないからな。
ー 次の日 ー
俺たちは、お台場サッカーガーデンに集合していた。アースイレブンは全員欠けることなく集まり、出発の時を待っている。
黒岩「揃っているな? では、これより宇宙へと出発する」
神童「あの、宇宙船らしきものが見当たらないんですが・・・」
黒岩「まぁ見ていろ。すると、監督はスイッチを押したかと思ったら、宿舎が動き、一列へと並びまるで電車のように連結した。」
鉄角「で、電車!?」
水川「ギャラクシーノーツ号。銀河連邦評議会から送られてきた設計図を元に作られた列車型宇宙船よ。これで宇宙に行くわ」
すると宇宙船の扉が開き、中から車掌服に見を包んだオバちゃんが出てきた。
天馬「オバちゃん!? 何で?」
オバちゃん「実は私の本職は科学者でね。この宇宙船やブラックルームを作ったのも私なんだよ?」
ええっ!? 凄い人だったのか・・・・。
黒岩「では乗れ。出発する」
そしてアースイレブン32名は宇宙船に乗り込むとドアが閉まる。俺たちは先頭車両に行き、各自の席のベルトを締める。
水川「それでは、ギャラクシーノーツ号発進します」
すると、前方に空へと伸びる光のレールが出現。宇宙船は動き、レールに沿って上へと上昇。そのまま空へと舞い上がり、大気圏を抜けて宇宙へと旅立った。
竜太「宇宙に、どんな奴らがいるのかな!!」
彼方「楽しみなの?」
竜太「負けられない戦いなのは分かってるけど、やっぱり強いやつと戦うのが楽しみだ!!」
果林「全く竜太ったら」
エマ「でも、それが竜太くんのいいとこだよね?」
龍也「竜太・・・」
果南「龍也そっくりだね?」
豪炎寺「血は争えないということか」
フェイ「絶対に勝とう天馬!!」
天馬「うん!! 3人もよろしくね?」
座名九郎「そういうと思いましたよ」
嵐珠「無問題ラ!! 嵐珠に任せなさい!!」
ミア「流石に地球が無くなったら困るからね。できることはするよ」
宇宙へと旅立った俺たち。この先、いったいどんな出会いと戦いが待っているのだろう。
ー 続く ー
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