サンドリアスに先制点を奪われアースイレブンボールで試合再開。アースイレブンも必死に食い下がるが自分たちに慣れ親しんだ砂地のフィールドというアドバンテージをフルに活かしたサンドリアスの守りを崩せない。
天馬「よしっ、「甘い!!」なっ!?」
ザバにボールを奪われ、そのまま攻められるアースイレブン。真名部と皆帆が止めに入るが、
ザバ「そんなディフェンスで止められるかよ!!」
フィジカルを活かした強引なドリブルにアッサリと突破されてしまい、再び砂を巻き上げての目潰しシュートを放ってくる。
伊吹「くっ、このっ!!」バチィッ!!
またしても伊吹のナイスセーブ。パンチングで弾き出し、ボールは外に出る。だが伊吹はフラストレーションが溜まってきている。
伊吹「おいディフェンス!! アッサリと抜かれすぎだぞ!!」
真名部「皆帆くん!! もっとちゃんとマークしてください!!」
皆帆「やってるよ!! 真名部くんこそ!!」
サンドリアスの反則スレスレのラフプレイにチームの雰囲気は険悪になってきている。
森村(っ!! 皆が・・・ウチの嫌いな顔をしてる・・・)
真名部「ここで負けたら、地球はおしまいなんですよ!?」
皆帆「分かってるよ!!」
すると、森村が声を上げた。
森村「ケンカはだめーーっ!!」
アースイレブン『っ!!』
森村「皆、ウチの好きな仲間なの!! 皆優しい人なのに、イライラとか、ムカムカとか、そんなの駄目!!」
龍也「森村さん・・・」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
葵「好葉ちゃん・・・「大丈夫です。勝てますよ」えっ?」
座名九郎「この試合、ピンチの状況がどうしても必要なんです。でも、アースイレブンを追い込んでいるのは敵じゃない。黒岩監督です」
葵「えっ!?」
全員が監督を見る。どういうこと?
座名九郎「監督、私を試合に出してください。ご要望にも沿い、流れを変えてみせましょう」
市川くん・・・一体何を
黒岩「・・・・・良いだろう。流れを変えてこい」
座名九郎「そういうと思いましたよ」
ダクスガン「おっと、アースイレブンここで剣城に代えて市川を投入だ!! 流れを変えることができるのかぁっ!!」
剣城と交代し座名九郎がピッチに入ると天馬が駆け寄り、
天馬「座名九郎、このフィールドは・・・「見てたから分かりますよ。キャプテン、少しの間私に時間を下さい」えっ?」
すると、座名九郎は森村に近寄り
座名九郎「森村さん「な、何?」皆さんを守りたいですか?」
森村「えっ・・う、うん!!」
座名九郎「では森村さんにお聞きしますが、サンドリアスの選手で誰が1番恐いですか?」
森村「え? えっと・・・あの人と、あの人」
森村は、バルガとカゼルマを指差した。
座名九郎「なるほど。では、仲間を守る方法を教えましょう。ボールを使って、フィールドで鬼ごっこをするんです」
森村「鬼ごっこ?」
座名九郎「はい。あなたがボールを持って逃げ回れば、相手はあなたを狙ってくる。結果、仲間を守れるんです。ですが、やるからには本気ですよ? できますか?」
森村「それなら・・・ウチにもできる!!」
そして、サンドリアスのスローインから試合再開しボールはシャルキに飛ぶ。しかし龍也さんがカットしてボールは森村へ。
ダクスガン「なんとっ!! 森村がサンドリアス陣内へ斬り込んでいく!!」
カゼルマ「ディフェンダーがなんのつもりだ!!」
森村はここで躱そうとパスを出すが、ボールはバルガの足元に転がってしまう。
バルガ「ハハハ!! 情けない奴め! ひと思いに踏み潰してくれるわ!!」
バルガが森村に突進してくる。
森村「ウチが・・皆を守る!!」
すると、森村の強い思いに呼応し身体から光が溢れ出す。すると森村は一匹のキツネへと変化。キツネはバルガの周囲を駆け回ると、背後から足元に激突してふっ飛ばしてボールを奪う。そして奪ったところで元の森村に戻った。
バルガ「なっ!?」
カゼルマ「バカな!! "ソウル"だと!?」
ダクスガン「なんとぉっ!! ここで森村がソウルを発動!! あれは地球の生物、フォックスのソウルだぁっ!!」
天馬「ソウル!? あれはソウルっていうのか!!」
座名九郎「森村さん!! 果北さんが空いてます!!」
森村「っ!! 果北さん!!」
果北「っ!! ナイスパス!! 絶対に決める!! ハァアアアッ!!」
すると、果北の背から化身のオーラが溢れ果北の化身が顕現する。
果北「【海神の歌姫セイレーン・零式】!! アームドッ!!」
バダイ「化身か!! ? っ!! 何だアレは!? 化身を身に纏っただと!?」
果北は更に化身アームドを使用。必殺シュートの体勢に入る。
果北「[激流ストーム・Gx]!!」
果北の化身の力が上乗せされた必殺シュートがサンドリアスゴールを強襲。キーパーバダイは必殺技で対抗する。
バダイ「くそっ、[サンドノック]!!」
果北のシュートとキーパーの必殺技が激突。水の弾丸と砂の拳がぶつかる。キーパーも必死に堪えるが、
バダイ「ぐっ!! なんだ!? このパワーは・・」
果北「決まれぇえええぇっ!!」
しかし力の差は歴然。バダイの技はあっという間に打ち砕かれ、果北のシュートがサンドリアスゴールに突き刺さった。
ダクスガン「決まったぁあああっ!! 大海果北の必殺シュートが、サンドリアスゴールに突き刺さった!! 同点だぁっ!!」
そして、ここで前半終了のホイッスルが鳴り、
ダクスガン「ここで前半終了のホイッスル!! 1ー1で前半を折り返しだぁっ!!」
ー ハーフタイム ー
バルガ「くっ!! あんな奴らに点を許すとは何たる失態だ!! 良いかお前たち、後半は俺の指示通りに動け!! 「勝手に指示を出すな!!」カゼルマ、お前は負けても良いのか? お前たちが負ければ、何十億というサンドリアスの民が滅びることになるのだぞ?」
カゼルマ「くっ・・・・」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
葵「果北ちゃんナイスシュート!!」
果北「うん!! まだまだ決めるよ!!」
果南「ねぇ、さっきのアレ何? あんなの見たことないよ?」
竜太「化身だよ」
龍也「化身?」
竜太「そ。因みに化身を身体に纏ったのが化身アームドね? 俺もできるよ?」
龍也「じゃあ俺もできるのか?」
竜太「どうだろう、そもそも化身を宿してないと絶対に無理だから」
こればっかりは生まれ持ったものだから仕方ないな。
豪炎寺「化身か・・・・」
天馬「よし、後半巻き返して行くぞ!!」
アースイレブン『おう!!』
ー 続く ー
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余談ですがサザナーラ戦で嵐珠が、ガードン戦でミアが初出場する予定ですので気長にお待ち下さい。