ではどうぞ!!
〜 ファラム・オービアス星 〜
ー 剣城 side ー
俺はアースイレブンの仲間から引き離され、今大会の原因となった星、ファラム・オービアスに連れてこられていた。そして、そのファラムの女王ララヤが目の前にいる。
ララヤ「キョウスケ・ツルギじゃな? 妾は、このファラム・オービアス星の女王ララヤじゃ」
剣城「・・・俺をどうするつもりだ?」
ララヤ「どうもしない。ただ妾の側で仕えるのじゃ」
剣城「仕える? 俺が?」
ララヤ「そうじゃ。そなたは妾のものになるのじゃ」
随分と自分勝手な女王だな・・・
剣城「断る・・・!」
ララヤ「断る? フッ そなたに選択肢は無いのじゃぞ?「何?」教えてやろう。このファラム・オービアスのことを」
そして俺はララヤと側近兵士、大臣と共に移動モジュールに乗せられ街へと出る。200年後の地球にも決して劣らない未来都市。科学力の高さが伺えた。
ララヤ「どうじゃ? コレが妾の星じゃ。宇宙一栄えた星なのじゃ」
王族用のモジュールが空に現れると、街の人々が立ち止まりコチラに手をふる。外からは「ララヤ様!!」と掛けられる声まで聞こえる。
モジュールは近くの広場に着陸し、壁に穴が空き民衆との直接対面になる。
民衆は皆ララヤに手を振り歓声を上げている。すごい人気だな・・・・。
ララヤ「どうじゃ剣城? 妾の人気凄いじゃろ?」
剣城「あ、ああ・・・・」
ララヤ「ふふん ・・・む?」
怪訝な顔をしたララヤの視線の方を見ると、子供がぐずって泣いていた。
ララヤ「ミネル!! あの子の涙を止めよ!!」
ララヤはミネルと呼んだ側近の兵士に子供を泣き止ませるように言いつける。兵士にとっては専門外だろうに・・兵士も専門外だと言ってるぞ?
ララヤ「そんなことは知らん!! 泣き止ませるのじゃ!!」
ミネル「は、はい!!」
そしてミネルは子供のもとに駆け寄り頭を撫でたりあやすようにするが一向に泣き止まない。
ララヤ「ミネル!! 泣き止まないではないか!」
ミネル「さ、最善を尽くしているのですが・・・「あっ、いた!!」っ!」
すると子供の母親が見つかり子供に駆け寄る。すると子供は泣き止み。母親に甘える。こういうのはどこの星も一緒なんだな・・・。
母親「ララヤ様、ありがとうございました。私が目を離したばっかりにララヤ様にご迷惑を・・「全くだ!!」っ!!」
?「ララヤ様の貴重なお時間、大いに削られた!」
年老いた女の大臣が声を上げる。そこまで言うか・・?
母親「も、申し訳ございません!!」
?「これ以上、ララヤ様に要らぬ迷惑を・・「デタラメを申すなドノルゼン!!」!!」
ララヤはドノルゼンと言うらしい女大臣を静止し、民に声をかける。
ララヤ「妾は、なにも迷惑とは思っておらぬ!!」
剣城「っ!!」
さっきまでの態度しか知らない俺は大いに驚いた。俺はララヤの言葉を聞くことにする。
ララヤ「妾はお前たち皆が好きじゃ。好きな者たちには、いつも笑っていてほしいのじゃ!」
母親「ララヤ様・・・」
ララヤ「無事に会えて良かったのう。妾はとっても嬉しい! これからも仲良く暮らすのじゃぞ?」
母親「ララヤ様・・・ありがとうございます!!」
すると周りの民衆からララヤにむけて割れんばかりの大歓声が上がる。
剣城「これが・・ファラムの女王、ララヤの力か・・・」
俺が呟くとドノルゼンと呼ばれた宰相が俺を一瞥する。俺は取り敢えず頭を下げると、フンッと捨て台詞を吐いて下がる。
ララヤ「どうじゃ剣城? ファラム・オービアス星、気に入ったのではないか?」
剣城「どうかな・・・「むっ! 妾の星の魅力がまだ分からぬと申すか!!」・・・俺たちの地球よりも、ずっと進んだ星だと言うことは分かった」
ララヤ「っ! なら、妾に従うのじゃな!?」
剣城「・・・・良いだろう」
ララヤ「そうか!! そなたは賢き者じゃのう!! では、早速妾の願いを伝えるぞ?」
剣城「願い?」
ララヤ「妾の夫になれ!!」
・・・・・・・は?
剣城「なにィッ?!」
ー 続く ー
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