強化合宿1日目の夜、浦の星、音の木坂の幼馴染たちに加え雷門の女子メンバーと女の子たちにお呼ばれした俺は女子部屋で皆が俺のことを話しているのを顔を真っ赤にして聞いていた。
桐穂:「じゃあ次は私たちの番だね」
波未:「まず私たちはお母さん同士が高校の時のサッカー部の仲間で母親同士が集まる時に着いて行ってよく一緒に遊んでたんです」
すずめ:「それである日皆で集まってる時に龍也さんと果南さんが竜太くんを連れて遊びに来たんだよね」
理沙:「その時の竜太は気弱な男の子で果南さんの蔭に隠れてたわね」
竜太:「よく覚えてるな。そんな昔の話」
桐穂:「私たちと竜太が初めて会った日だよ? 忘れる訳無いじゃん!!」
果北:「へぇ~。私その時おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に内浦でお留守番してたから行ってないんだよね」
真理奈:「それで桐穂の発案でミニサッカーやったんだけど」
果林:「何かあるの?」
春香:「その時から才能の片鱗が見えてたんだよね」
彼方たちがどういう事なのか気になっているとここなが口を開いた。
ここな:「蹴ったボールが、とてもじゃないけど5才の子供の蹴る威力じゃなかったのよ。今考えると、あれは普通だったら七・八才位の子の威力じゃ無いかしら」
それを聞いた雷門女子たちは「マジか.....」と驚いた顔をしていた。浦の星組はそれ以前から知っていたことなので驚きはしなかった。
栞子:「それを聞くと1つ疑問が。竜太さんもしかして普段手を抜いてませんか?」
栞子ちゃんの質問で皆黙ってしまう。以前から竜太くんはシードを含めたとしても日本トップレベルの実力者なのではと思ってはいたが、それを聞いてしまうと日本処か世界でもかなり上位の実力者の気がする。皆は竜太くんをじっと見つめる。竜太くんは「はぁ、」とため息をつき、
竜太:「確かに本気は出してないよ。本当の事を言えばゲーム風に言って皆の今のレベルが24~26前後だとすれば俺は87レベル位あるからね。本気をせば」
歩夢:「!? じゃあ何で本気を出さないの!? 貴方が革命の火を付けてくれたのに、その貴方が!!」
果北:「簡単な事ですよ」
せつ菜:「どういうことですか?」
桐穂:「雷門の皆を育て上げる為でしょ? 初めから全開にしてたら、頼りきって皆が育たないから」
竜太:「大正解です理由まで全て。まぁ危なくなったら状況に応じて解放するんで負ける事は無いかと」
歩夢:「そういうこと......私たちのレベルを上げるためか」
美歌:「早く追い付ける様に練習頑張りな? 全員が竜太レベルの力を持つチームなんて世界大会本選の決勝トーナメントレベルなんだから。フィフスセクターからしたら悪夢だよ」
希理歌:「この合宿でうちらも皆を鍛えてあげるから」
雷門女子:「お願いします!!」
かすみ:「じゃあ次の話題を振る前に....ごめんなさい、竜太くんは部屋に帰って下さ~い!!」
竜太:「え? 何で「良いから良いから」しずく!? せつ菜先輩!?」
俺は部屋から閉め出されてしまった。仕方無い、戻ろう。
― Girls side ―
かすみ:「で、この中に竜太くんを好きな人ってどのくらいいるんですかぁ?」
該当する人たちが手を上げる。手を上げたのは
桐穂ちゃん
すずめちゃん
波未ちゃん
希理歌ちゃん
美歌ちゃん
千夏ちゃん
羽丸ちゃん
果林ちゃん
私(彼方)
エマちゃん
歩夢ちゃん
せつ菜ちゃんの12人。ライバル多いな~。
かすみ:「へぇ意外。しず子とりな子は違うんだ。」
しずく:「正直よく分からないんですよね。ハッキリしてないから上げませんでした。」
と言うことはまだ増える可能性があるのか~。過酷な争いに身を投じてしまったな~·····。
桐穂:「手加減はしないからね!!」
美歌:「もちろん! 正々堂々奪い合おう!!」
果林:「私だって負けないわよ。竜太はスタイルの良い女性が好みみたいだしね?」
波未:「なっ!? そんな情報何処から!!」
歩夢:「ムムム、スタイルの良さでは果林さんが圧倒的かなぁ? モデルやってる位だし」
浦の星・音の木坂:「「モデルぅうううう!?」」
果林:「ええ。読モやってるの」
すずめ:「強力なライバル出現かも!!」
彼方:「彼方ちゃんも手加減しないよ~」
希理歌:「じゃあ汚い手は無しで真剣勝負や!!」
全員:「「「おおおーーーーー!!!」」」
今、恋の火花散る。
― 続く ―
果北:「お兄ちゃん大変だね。ハァ·····」
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