虹ヶ咲×イナズマイレブンGO ~虹の彼方に~   作:松兄

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第64話:サザナーラの攻略法

サザナーライレブンとの試合もいよいよ後半が始まる。選手がピッチに立つと、サザナーラのセンターハーフのサラマが他の星からの助っ人と交代していた。

 

ダクスガン「おーーっと、サザナーライレブンは後半サラマに代えてヒラリ・フレイルを投入だぁっ!! どんなプレイを見せてくれるのか期待大だぁっ!!」

 

ヒラリ「良いわね? 私の心を見て動くのよ!!」

 

ポワイ「何よ偉そうに・・・ポワイああいうの嫌い・・」

 

そしてサザナーラのキックオフから後半戦が開始される。ボールはカピスに渡る。

 

ヒラリ「カピス! バシッ !! 言われなくても分かってるってわけね? 面白いじゃない!!」

 

そしてそのままヒラリはドリブルで上がってくる。そこに蘭がディフェンスに入るが、

 

蘭「行かせないにゃっ!!」

 

するとヒラリの背後から水が蘭に向かう。蘭はそれを躱すと、背後から水が鋭利な刃物のように背中に刺さった。

 

蘭「にゃっ!?」

 

ヒラリ「[ジャックナイフ]!!」バシィンっ!!

 

そして動きが止まったところにヒラリの平手打ちが炸裂する。蘭は弾き飛ばされて尻もちをつく。

 

神童「星空!! 大丈夫か!!」

 

蘭「痛っ、女の子の顔になにするにゃあっ!!」

 

そのままドリブルで攻め上がるヒラリ。しかし神童先輩がフォローに入ったことでエマ先輩のサイドのスペースが空いてしまった。

 

ヒラリ(スペースが空いた・・っ!)

 

タイミングよくバトゥルが走り込む。

 

ヒラリ「心が見えるって便利だこと!! バトゥル!!」

 

そしてバトゥルにパスが繋がり、エマ先輩がディフェンスに入る。

 

エマ「行かせない!」

 

バトゥル(左かっ!)

 

バトゥルはアズルを読んでエマ先輩の逆を突いて突破。しかし、

 

皆帆「行かせないよっ!!」

 

皆帆と天馬、真名部が3人掛かりの数の有利で圧をかける。これは流石に抜くのは無理だと判断したのかパスを出す。

 

バトゥル「チュルカさん!!」

 

ボールは逆サイドのチュルカヘ。チュルカがトリブルで攻め上がると今度は白竜、蘭、森村が3人でディフェンスに入る。

 

チュルカ(これじゃあ抜くのは無理ね)

 

ヒラリ「チュルカ! よこしなさい!!」

 

チュルカ「命令しないでっ!!」パスッ

 

しかしヒラリにパスを出し、ヒラリがボールを持つ。

 

ヒラリ「私が纏めて粉砕してやるわ!!」

 

皆帆「(!! もしかして!!)瞬木くん!!」

 

瞬木D「あ? 何だよ?」

 

皆帆「頼みがあるんだ。実は・・・」

 

皆帆はなにかに気づいたのか瞬木に何かを伝えている。

 

瞬木D「へぇ? 面白そうだな。やってやるよ」

 

すると瞬木は急いでディフェンスに入りヒラリを言葉で挑発する。

 

瞬木D「おい年増女! ボールをよこしな!!」

 

ヒラリ「なっ!! 年増ですってぇ!?」

 

瞬木「おいおい、あんまり怒るとシワが増えるぜ? オ・バ・サ・ン」

 

ヒラリ「舐めやがってぇ!! この私をオバサン呼ばわりしたこと後悔させてやる!!」

 

するとサザナーライレブンの動きが突然目に見えて悪くなる。というか何かに苦しんでいるように見える。

 

皆帆「やっぱり!! 思ったとおりだ!!」

 

天馬「どういうこと?」

 

皆帆「前半のサザナーラの作戦からして、アズルはお互いに干渉しあう性質があるみたいだったからね。見たところ、瞬木くんとあの助っ人はそのアズルがとてつもなく醜いんだと様子から思ってね。そんな2つをぶつけたらどうなるか、結果は見てのとおりだよ」

 

瞬木D「うおっ!?」

 

ヒラリ「口ほどにもないわね!!」

 

瞬木D「へぇ? おばさんにしてはやるじゃないの」

 

ヒラリ「まだ言うか!! オバサンじゃないわよ!!」

 

 

サザナーライレブンは、

 

ヴァルハ「うぁあぁああっ!! あ、頭が割れる!!」

 

チュルカ「醜すぎて見てられない!! 頭がおかしくなりそう!!」

 

ポワイ「しまった!? 禁止! アズル見るの禁止!!」

 

瞬木とお互いに罵り合いながらヒラリが突っ込んてくる。すると皆帆がディフェンスに入る。

 

皆帆「僕は嬉しいよ。僕の推理力は、宇宙にも通用するって分かったからね!! ハァアァアアッ!!」

 

すると、皆帆の身体から光が溢れ出し、黄色の羽を持つフクロウに変わる。すると辺りが暗闇になり、何も見えなくなった所をフクロウの夜でもハッキリと見える夜のハンターの眼を活かして奪い取った。

 

ヒラリ「そんなっ!?」

 

ダクスガン「ワーオっ!! ここで皆帆がソウルを発動! 地球の森に生息する夜を支配する猛禽類、フクロウのソウルだぁっ!!」

 

皆帆「嵐珠さん!!」

 

皆帆からのロングパスが嵐珠に繋がる。

 

ポワイ「行かせないわっ!」

 

嵐珠「抜く!!」

 

ポワイ「なっ!?」

 

ドガァアアアンッ!!

 

すると嵐珠はパワー任せの強引なドリブルでポワイを真正面から弾き飛ばす。ポワイを突破した。

 

ポワイ「くっ、やっぱりアズルを見れないと」

 

嵐珠「心さえ読まれなけば、あなた達なんか嵐珠たちの敵じゃないわ!!」

 

そして嵐珠はドリブルで攻め上がる。そこにガリラとビーチャが止めに入る。

 

ガリラ「行かせるか!!」

 

ビーチャ「ここで潰す!!」

 

嵐珠「無駄よ!!」

 

すると嵐珠のダッシュに炎のオーラが纏わりつきそれが猛進する槍となりディフェンス二人を正面から力で突き崩した

 

嵐珠「[バーニングランス]!!」

 

ドガァアアアンッ!!

 

そしてゴール前に到達した嵐珠。嵐珠の身体から光が溢れ、銀色の毛並みを持つ狼に変わる。狼がボールとともに走り抜け、自身の身体をカッターの様に回転させてボールに纏わりつき、ゴールに向かう。

 

ヴァン「これ以上は!! [アクアブレス]!!」

 

ヴァンは必殺技で必死に耐える。しかし嵐珠のソウルシュートに歯が立たず、シュートはゴールに突き刺さった。

 

ダクスガン「ゴーールッ!! アースイレブンが勝ち越したぁっ!! あれは地球に生息する、群れる事を嫌う孤高の狼、"ギンロウ"のソウルだあっ!!」

 

嵐珠「嵐珠に掛かればこんなものよ!!」

 

ポワイ「くっ!」

 

 

葵「嵐珠さんも既にソウルを!?」

 

黒岩「鐘は幼い時から、人と一緒にいたくても自身の奔放な性格のせいで人が離れていくという事を繰り返していた。そうするうちに心では臨んでいなくてとも孤独に慣れ、逆にそれが鐘のソウルを目覚めさせるキッカケとなった。孤独の権化とも言える、文字通りの一匹狼のソウルをな。だが、鐘は今仲間を得た。あの強力な力が仲間の力によって強化されたら・・止められないだろう」

 

サザナーライレブンのキックオフから試合再開ボールはヒラリに渡り、そこに再び蘭が止めに入る。

 

ヒラリ「また吹き飛ばしてやるわ!!」

 

蘭「乙女の顔を殴ったツケは払ってもらうにゃ!! くるにゃ!【疾風の白虎・零式】!!」

 

ここで蘭は化身を発動し、

 

蘭「アームドッ!!」

 

なんと蘭は化身アームドを発動し成功させる。物にしたのか!!

 

ヒラリ「なっ! こけおどしよ!! [ジャックナ・・「邪魔にゃあっ!!」ドカアッ!! ぐあっ!!」

 

蘭はヒラリを吹き飛ばすとそのままドリブルで攻め上がる。そこにポワイとウルミがディフェンスに入る。

 

ポワイ「これ以上点は入れさせないわよ!!」

 

ウルミ「と、止めないと・・」

 

蘭「瞬木くんのおかけで心はもう読まれないにゃ!! もうこっちのものだにゃあつ!!」

 

ドカァアアンッ!!

 

ポワイ・ウルミ「「きゃあッ!?」」

 

二人を力任せに弾き飛ばした蘭はここでロングシュートの体勢に入る。蘭が構えを取ると周囲に剣が数本出現。それらすべてがゴールに切っ先を向け、蘭のキックと共にゴールに襲いかかる。

 

蘭「[絶・グラディウスアーチ]!! 白竜くん!! 頼んだにゃ!」

 

白竜「任せろ!!」

 

すると白竜はシュートチェインを叩き込む。光り輝く龍のオーラと共に白竜の飛び蹴りが炸裂する。

 

白竜「[ドラゴンブラスター・改]!!」

 

更に威力を増したシュートがサザナーラゴールに襲いかかる。シュートのコースに入ったビーチャが必殺技でブロックする。

 

ビーチャ「[ウォーターフォール]!!」

 

ドガァアアアンッ!!

 

ビーチャのブロックで多少のパワーは落ちたがブロックを突き破り進むシュート。ヴァンは必殺技で応戦する。

 

ヴァン「くそぉっ!! [アクアブレス]!!!」

 

必殺技で必死に応戦するが、二度あることは三度あるでシュートはまたしてもゴールに突き刺さった。

 

ヴァン「そ、そんな・・・」

 

ポワイ「う、うそでしよ・・・?」

 

皆帆・・敵の能力の詳細を読み取り逆に利用した。かと言ってまた心を読もうとしたら瞬木とヒラリのアズルが醜すぎて視界に入った瞬間プレーに馬鹿にならない支障が出る。

 

サザナーラにはだんだんと焦りの色が出始めていた。

 

 

アースイレブン 3 ー 1 サザナーライレブン

 

ー 続く ー




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