虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第76話:伊吹と神童、ダブルソウル!そして決着

神童先輩の必殺シュートを止めたアルベガのゴールキックからボールはミスティに渡り、そこに天馬がディフェンスに入る。

 

天馬「行かせない!」

 

アルベガ「ミスティ! X5・13だ!!」

 

ミスティ「オッケー!」

 

ここでミスティはボールを外に向かって蹴り出す。しかしここでタイミング良く地下の排気システムガ作動。蒸気が吹き出してボールを押し戻す。そのままボールはホーネに渡りドリブルで上がってくる。

 

ダクスガン「またしても排気システムを利用したクレバーな攻撃! アースイレブン逆を突かれたぞぉっ!」

 

竜太「マズイ!」

 

伊吹「来いっ!」

 

ホーネ「決める!! [カザンガン]!!」

 

ホーネの噴石の様な灼熱のシュートが伊吹に襲いかかる。迎え撃つ伊吹は四つん這いになると身体から光が溢れ、青い巨大な体躯を持つマンモスへと姿を変える。そして飛んできたシュートを、その巨大な身体で踏み潰した。これには堪らずシュートは完全に停止した。

 

天馬「伊吹がソウルを!!」

 

アルベガ「アイツもか!?」

 

信介「良いぞ伊吹!!」

 

ダクスガン「ワーオっ! ここで伊吹がソウルを発動! アレは太古の地球に生息した哺乳類、マンモスのソウルだぁっ!!」

 

アルベガ「……………? 親父?」

 

アルベガが見た方向には父親である長老が。するとアルベガはあることに気づく。

 

アルベガ「……? っ!!」

 

何と先程よりも巨大な火山弾がフィールドの中心目掛けて降ってきた。このままじゃあ両チーム纏めて木っ端微塵だぞ!?

 

竜太「おい逃げろ!!」

 

神童「皆フィールドから出るんだ!!」

 

俺たちは急いでフィールドから退避する。ガードンイレブンもこのままでは自分たちも危ないと一目で分かるので急いで退避する。

 

だが……、

 

ホーネ「!! アルベガ、早く逃げろ!!」

 

アルベガ「俺の……俺の邪魔をするなぁあぁああああああっ!!!

 

するとアルベガの身体から光が溢れ、赤い甲殻を持つ地球で言う恐竜乃様な見た目の生物に変化する。そして変化したアルベガはハンマーのような尻尾を思い切り噴石に叩きつけた。

 

ソウルの莫大なパワーの前に噴石は粉々になって消滅した。

 

アルベガ「俺が……ソウルを………」

 

ログロス「あやつ、やりおったな!」

 

そして危険が去ったため両チームフィールドに戻り試合再開。

 

伊吹のゴールキックからアースイレブンは一斉に攻め上がる。

 

コンダルム「アルベガ! 指示を! !?」

 

アルベガ「……ソウルなど信じない…、そうだ…俺は古き物に勝つためにこのにいるのだ…だが……「アルベガ!!」っ!!」

 

神童「天馬! こっちだ!!」

 

天馬「はい!!」

 

天馬は神童先輩にパスを出し、神童先輩はドリブルで攻め上がる。そこにコンダルムがディフェンスに入るが神童先輩は必殺技を発動する。

 

神童「[プレストターン・S]!!」

 

神童先輩の左右の連続ターンになすすべなく抜かれたコンダルム。そこにメラピルとクレステがフォローに入るが技術だけでアッサリと抜いてしまう。

 

アルベガ「くっ!!」

 

神童「行くぞ!!」

 

すると神童先輩の身体から光が溢れ出し、クジャクへと姿を変える。だが、アルベガもなりふり構わずソウルを発動。赤い鎧竜に姿を変える。

 

2つのソウルが大激突し、そのエネルギーが会場を揺らす。だが神童先輩のソウルがアルベガのソウルの一撃をくぐり抜けた。

 

ここで二人は元に戻り、がら空きのゴールに神童先輩はボールを押し込んだ。

 

ダクスガン「決まったぁ!! ソウルとソウルの激突は、神童が制してアースイレブン待望の追加点!!」

 

アルベガ「くそっ!!」

 

天馬「神童さん! 凄かったですよ! やりましたね!!」

 

神童「ああ。最後まで気を抜かずに攻めていこう!」

 

天馬「はい!」

 

そしてガードンボールで試合再開。するとガードンはキーパーまで全員上がり総攻撃を仕掛けてくる。

 

ホーネ「アルベガ!」

 

ボールを受け取ったアルベガの、キャプテンとしてのプライドを乗せた渾身のシュートが伊吹に襲いかかる。

 

伊吹「やらせるか!!」

 

伊吹はシュート目掛けてダイビングキャッチ。そして見事シュートをつかみ取り、

 

ダクスガン「ここで試合終了のホイッスル!! グランドセレスタギャラクシー3回戦は、アースイレブンの勝利だぁっ!!」

 

信介「やったぁ、勝ったよ!!」

 

葵「うん! 皆すごかったよ!!」

 

 

 

 

ガードン監督「お前たちは良くやった。だが、これが我々の運命だ…」

 

アルベガ「負けた…我々は滅びるのか?」

 

ログロス「狼狽えることはない!」

 

するとガードン側のベンチに長老が舞い降りた。

 

アルベガ「親父……」

 

ログロス「見事だったぞ。地球の若者たちよ…「親父が、こいつらにソウルを教えたのか?」何、きっかけを与えただけだ」

 

アルベガ「そうまでして機械化を、俺を否定するのか!?」

 

アルベガは父親が分かってくれないどころか星を危険にさらしてまで自分を否定しようとしたと思い怒る。だが、

 

ログロス「否定などしておらん。彼らを認めただけだ。希望に向かって突き進む彼らをな」

 

アルベガ「希望だと……?」

 

ログロス「彼らが勝ち進めば、宇宙の星々は救われる」

 

アルベガ「!? どういうことだ?」

 

アルベガだけでなくスタジアムに来ていたガードン人たち、そしてガードンイレブンのみんなも戸惑う。

 

神童「天馬」

 

神童さんが天馬に話を促す。

 

天馬「宇宙を救う方法があるんです」

 

アルベガ「嘘だ! 地球人の都合の良い作り話などに騙されはしないぞ!!」

 

天馬「騙してなんかいない! ホントなんだ!!」

 

アルベガは嘘だと言い切り、天馬は必死に説得しようとする。しかしここで、

 

ログロス「私は彼らを信じる」

 

長老がアースイレブンを信じると言ってくれた。

 

アルベガ「!? 何故信じられる!! どこの星とも分からない星の奴らを!!」

 

ログロス「彼らが私の言葉を信じたからだ「っ!?」もし、彼らが私の言葉を信じなければ、ロダンの罠を撃ち破る事はできなかっただろう」

 

アルベガ「っ! あのときか!!」

 

アルベガはガードンの全員攻撃の時を思い起こす。確かに、ガードンからしたら何故分かったと思うようなタイミングで攻めを放棄して戻ったからな。

 

ログロス「だが、彼らは信じた。どこの星とも分からない初めて会った異星人の言葉を信じたのだ」

 

アルベガ「そんなことで……」

 

ログロス「お前たちは赤い石を探していると言っていたな。それを授けよう」

 

アースイレブン『!!』

 

ログロス「良いな? アルベガ」

 

アルベガ「もしや、紅蓮の炎石の事か? 我が種族の秘宝をこの者たちに!?」

 

紅蓮の炎石という言葉を口にしたアルベガは今までに見ないほど動揺している。

 

ログロス「ほう?進化したと言いながら古い石にこだわるのか?」

 

アルベガ「ガードンの民の秘宝だぞ!? 守るのは当然じゃないか!!」

 

ログロス「星が滅びるかもしれないというのに、そんな古い石っころ1つ大事にして何になると言うんだ。大事なのは、ガードンに生きること。そこに生きる者の魂を守ることではないのか? お前にはそれができるはず。たまには、人を信じるのも悪くないぞ?」

 

アルベガ「………………」

 

そして、アースイレブンはギャラクシーノーツ号に戻ってきた。

 

そして、

 

天馬「これが、紅蓮の炎石…」

 

アルベガ「ああ、お前に託す。人と人との信頼が切り開く未来が来ることを信じてな」

 

天馬「うん!」

 

そして俺たちはガードンを後にした。

 

ー 天馬の部屋 ー

 

天馬「あと一つか(天馬)! カトラ!!」

 

天馬が今までに手に入れた3つの石を見ていたらカトラが交信してきた。

 

カトラ「良くやってくれました。希望のカケラはあと一つです」

 

しかし、廊下を歩いていた水川さんは天馬の部屋から話し声が聞こえたことに疑問を抱いた。

 

水川(? 話し声?)

 

水川さんが天馬の部屋を覗くと、

 

水川(!? カトラ姫!!)

 

水川の目には、確かに亡くなったと思っていたカトラ姫が映った。そして、部屋の中で天馬と話し終わったのかカトラは消えてしまった。

 

水川「カトラ姫!!」

 

水川さんは急いで部屋を開けて飛び込む。しかしもう消えた後だった。

 

天馬「水川さん?」

 

ピクシー「ピクゥ?」

 

水川「カトラ姫………」

 

ポトムリ『本当に…生きておられるのですか………?』

 

ー 続く ー




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