虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

454 / 471
第95話:決勝戦前半終了

ロダンのシュートを伊吹がパンチング弾き返してボールはタッチラインを割り、ファラム・ディーテのスローインから試合再開。

 

するとベンチに座っていた黒岩が腰を上げた。

 

黒岩「剣城……やれ」

 

剣城「!!」

 

ファラム・ディーテ(よし、やってやる)

 

メルヴィルのスローインから、ボールはヒラリに渡りドリブルで攻め上がってくる。

 

ヒラリ「ロダン!!」

 

ロダン「ヒヒッ!!」

 

皆帆が止めに入るが、ロダンはキーパーの前にふわりとしたボールを上げる。

 

伊吹「何っ!?」

 

伊吹がキャッチしようと焦って前に出る。すると、

 

リュゲル・ガンダレス「「おらっ!!」」

 

ボールをゴールに押し込む様に見せかけたスライディングを、負傷した伊吹の足に食らわせる。

 

ヤロウ……っ!!

 

伊吹「ぐうっ!?」

 

しかし伊吹は足が痛みながらもボールだけは落とさずにキャッチしていた。

 

リュゲル「へへっ……」

 

 

 

信介「伊吹……!!」

 

そこからはファラム・ディーテはグラウンダーの低いシュートを集中砲火。伊吹に足でのセービングを強要して足にダメージを蓄積させる。

 

ダクスガン「ワァーーーおっ!! ファラム・ディーテの波状攻撃が、アースイレブンのゴールに襲い掛かる!! しかし伊吹、一歩も引かない fight&fight!!」

 

またしてもルーズボールをキャッチしようとした伊吹の足に、飛び込んできたロダンが背中で伊吹の足を潰すようにぶつかる。

 

 

その瞬間、竜太の中で何かがキレた。

 

ガンダレス「おーらよっ!!」

 

ガンダレスのシュートがゴールを襲う。しかし……

 

バシイッ!!

 

ガンダレス「何っ!?」

 

伊吹「大海……!!」

 

前線から戻ってきていた竜太がシュートをトラップして防いだ。

 

大海「行くぜ……」ユラァッ

 

竜太の姿が揺らいだかと思ったら、ものすごい速さのドリブルで攻め上がる竜太。そこにロダンとヒラリが二人がかりで潰しにかかる。

 

ヒラリ「抜けると思って?」

 

ロダン「ヒヒッ、行かせないよっ!!」

 

竜太「邪魔だ……」ボソッ

 

ヒラリとロダンはダブルでスライディングを仕掛けてくる。竜太と2対1でボールを蹴り合う形で押し合いになる。が、

 

竜太「邪魔だぁっ!!」

 

ドゴォオオォおァああぁああんっ!!

 

ヒラリ・ロダン「「ぐぁあぁああっ!?」」

 

呆気なくふっ飛ばされた二人。不味いと思ったのかロッツとメルヴィルも止めに入る。

 

ロッツ「通行止めだよ!!」

 

メルヴィル「行かせないわっ!!」

 

竜太「[ライトニングワープ・Gx]!!」ギュオンッ!!

 

左右の鋭い踏み込みから足にイナズマをチャージ。それを一気に解放して瞬発力を爆発的に上昇させ、二人を抜き去った。後追いの突風で女子2人は吹き飛ばされる。

 

ロッツ・メルヴィル「「キャァアアアッ!?」」

 

バルガ「行かせんぞ!!」

 

するとバルガはソウルを発動。黄色い甲殻獣に姿を変えて突進してくる。

 

竜太「ハァあぁあああっ!!」

 

竜太もソウルを発動。海竜モササウルスへと姿を変える。激突する竜太とバルガのソウル。しかしモササウルスのソウルはバルガのソウルをフィールドの海中に引き摺り込み、身動きの取れないバルガのソウルを喰い破った。

 

ソウルとソウルのぶつかり合いに、光子砲には一気に大量のエネルギーがチャージされる。

 

オズロック「もっとだ! その調子でどんどんやれ!」

 

バルガはふっ飛ばされたダメージが大きく倒れ伏す。ドリブルを再開する竜太に、モームとキセノが止めに入る。

 

モーム「行かせるかっ!!」

 

キセノ「これ以上はっ!!」

 

2人が襲いかかって来るが、竜太は冷静に動きを見極めて左右のフェイントで抜き去った。

 

モーム「何だとっ!?」

 

キセノ(何なんだコイツっ!?)

 

残すはキーパー一人のみ。

 

アルゴ「っ! 来いっ!!」

 

俺はシュート体制に入る。ボールに莫大なエネルギーを纏わせて下に落とし、先回りからの左の足払いでボールに回転をプラスして風の膜をコーティング。

 

竜太「[極・ラストリゾート]!!」

 

それを、左足のボレーで思い切りぶっ飛ばした。

 

ドガァアアンッ!

 

ドガァアアンッ!!

 

ドガァアァアアアンッ!!

 

フィールドを破壊しながら、岩石の龍がファラム・ディーテのゴールに襲い掛かる。

 

アルゴ「止める!! [リバウンドレイヤー]!!」

 

アルゴの手の先に3重のエネルギーシールドが発生。シュートを受け止める。するとバネのような張力でボールを押し戻そうとする。

 

しかし竜太は決まったと確信し後ろを向いて歩いて自陣に戻る。

 

必死に耐えるアルゴ。しかしエネルギーシールドには亀裂が入っていき、

 

アルゴ「くっ、くそぉっ!!」

 

竜太「散れ……」

 

ドゴォオォオオォオオオンっッ!!

 

竜太のつぶやきと共に[ラストリゾート]はアルゴの[リバウンドレイヤー]を粉々に砕き、シュートはゴールに突き刺さった!!

 

ダクスガン「ゴォオオォオオオルッ!! 大海竜太の[ラストリゾート]が、ファラム・ディーテのゴールに突き刺さった!! しかし驚くべきはその前、自陣のゴール前からフィニッシュまで、すべて自分のドリブルで持っていき叩き込んだ!! 何という圧倒的なテクニック、パワー、そしてスピード!! Fantastic!!&Beautiful!!」

 

キセノ「う、嘘だろ………?」

 

メルヴィル「何この人……」

 

ロッツ「ヤバすぎるんだけど………」

 

ロダン「くっ、くそっ!!」

 

ヒラリ「やってくれたわね……」

 

バルガ「頭に来たぞ!! 潰してくれるわ!!」

 

アルゴ「くっ…(信じられないパワーだった……次…、止められるのか?)」

 

剣城(やるな大海…それでこそ、俺が認めた男だ!!)

 

ここで、前半終了のホイッスルが鳴った。

 

 

アースイレブン 2 ー 1 ファラム・ディーテ

 

ー 続く ー




感想・評価点募集中です!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。