虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第97話:まさかの交代選手

ファラム・ディーテのスローインから試合再開。しかしここでアースイレブンはディフェンスの最終ラインを上げて攻撃重視のフォーメーションに変える。

しかしこのフォーメーションはディフェンスの連携が極端にシビアになりキーパーに大きな負担が掛かる。

 

ダクスガン「おおーーっと!? アースイレブンが大胆に最終ラインを上げてきた!!」

 

信介(っ! どうして………)

 

天馬(信介……)

 

天馬は一瞬信介とアイコンタクトする。それだけで信介には全て伝わった。

 

信介「(天馬はボクを信頼して……)パチン よし!!」

 

信介は軽く自分の頬を叩いて気合を入れ直す。

 

葵「頑張れ信介!!」

 

伊吹「西園……!」

 

そしてファラム・ディーテのスローインから試合再開。メルヴィルの投げたボールはヒラリに渡り、ヒラリは剣城にパスを出す。

 

ヒラリ「剣城!!」

 

剣城「よし!!」

 

そこに真名部と皆帆が二人で止めに入るが剣城のスピードでアッサリと躱されてしまう。

 

ダクスガン「ファラム・ディーテの速攻だ!!」

 

信介「っ! 来い剣城!!」

 

伊吹「信介! お前が最後の砦だ、止めろ!!」

 

剣城と信介が1対1で激突する。

 

剣城「行くぞ西園!!」

 

信介「止める!!!」

 

剣城がシュート体勢に入る。ボールを上空に蹴り上げ、闇の力を凝縮したオーバーヘッドから死の剣が撃ち出される。

 

剣城「[バイシクルソード]!! でりゃぁあぁあああっ!!」

 

剣城のシュートが一直線に信介に襲いかかる。

 

すると信介と[バイシクルソード]が接触した瞬間信介の足から炎が上がり、シュートと共にまるでロケットのように火炎を噴射しながら上昇していく。

 

信介「[ぎんがロケット]!!」

 

そして最後に信介はボールをヘディングで弾き飛ばしてボールは外に出た。

 

ダクスガン「止めたぁっ!! 西園の新必殺技だあっ!!」

 

信介「やったぁ!! 止めたよ伊吹!!」

 

伊吹「よし!!」

 

葵「スゴイよ信介!!」

 

剣城(フッ、本当に成長したな………)

 

剣城はディフェンスの為に戻るが、心の中ではそんなふうに思っていた。

 

天馬「やったな信介!! 信介はアースイレブンのもう1人の守護神だ!!」

 

信介「えへへへ……」

 

龍也(アイツら、やるな。俺も負けていられねぇ!!)

 

ダクスガン「ヘイヘイヘーイ!! 両チームの激しい攻防に、スタジアムはますますヒートアップだぜぇ!!」

 

桐穂がドリブルで攻め上がっていく。

 

キセノ「行かせないぞ!!」

 

桐穂「《加速世界(アクセルワールド)》!!」

 

桐穂の視界がモノクロに変わり、桐穂に流れる時間の速度が加速する。周りの時間とのラグで、周囲の動きが止まって見える。

 

桐穂「抜く!!」

 

キセノを抜いた所で《加速世界》は解除。相手からしたらとんでも無い速さの動きに困惑する。

 

キセノ「何なんだこの女は!?」

 

桐穂「龍也さん!!」

 

そして龍也さんにパスが繋がる。

 

龍也「よしっ、オラァアアアッ!!」ドゴオォオオオオンッ!!

 

龍也さんの凄まじい威力のノーマルシュートがアルゴを襲う。

 

アルゴ「止める!!」ドシぃイイぃいいいっ!!

 

受け止めたアルゴの腕を衝撃が走り抜けて胴体を貫通するほどのインパクトを与えたが、シュートは止められた。

 

アルゴ「ぐっ!!(ノーマルでこの威力だと!?)」

 

龍也「くっそ!!」

 

アルゴのスローからボールはロッツへ。

 

鉄角「通さねぇ!! [フットワークドロウ]!!」

 

軽快な足運びでボールを奪った鉄角。神童にボールが繋がる。

 

神童「〈神のタクトFI(ファイアイリュージョン)〉!! 高坂!!」

 

ボールはまずは桐穂に繋がる。

 

神童「竜太!!」

 

竜太「オッケーです!!」

 

桐穂さんからのパスをトラップした竜太。そして天馬にパスを出す。

 

天馬「よしっ!!」

 

モーム「行かせない!!」

 

天馬「(スペースが空いた!)龍也さん!!」

 

そしてボールは龍也に繋がる。

 

天馬「決めてください龍也さん!!」

 

バルガ「させるかぁっ!!」

 

バルガとアルゴが凄まじい威圧感を放つ。しかしこの人はそんなものでは止まらない!!

 

龍也「必ず決める!! うぉおおおおおっ!!」

 

龍也さんが気迫のこもった魂を波動として放つ。そのパワーで巨漢のバルガが吹き飛ばされる。

 

バルガ「何だとおっ!?」

 

龍也さんの気迫に、(こころ)の力が光子砲に充填される。

 

そして龍也さんはシュート体勢に入る。竜太とは違った構えからボールに極大のオーラを纏わせて下に落とし、左の足払いでボールに回転と風の膜によるコーティングをプラスする。そしてそれを左足で思い切り振り抜いた。

 

龍也「この一点必ず決めてやる!! [ラストリゾート(ドラゴン)・Gx]!!」

 

ドガァアアァアアアァアアンッ!!

 

漆黒の邪龍がフィールドを這いながらゴールに襲いかかる。

 

アルゴ「[リバウンドレイヤー]!!」

 

アルゴは3重のエネルギーシールドを手に作り出し、シュートにぶつけてバネのような張力で弾き返そうとする。

 

アルゴ「な、なんだこのパワーは!?」

 

しかしそんなものはあっという間に"龍"に食い破られ、シュートはゴールに突き刺さった。

 

ダクスガン「大海龍也の[ラストリゾートD]が炸裂!! アースイレブン勝ち越しだあっ!!」

 

龍也「よしっ!!」

 

果南「ナイスシュート龍也!!」

 

果北「さすがパパ!!」

 

天馬「伝説のシュート…[ラストリゾートD]、生で見ちゃった!!」

 

アースイレブンの中に、試合中に少しばかり感動してる人も数人いたとかいないとか……。

 

 

ポトムリ「彼らの闘いが、ライフエナジーを生み出しているのですね……」

 

カトラ「ええ……、全宇宙を救うために」

 

ダクスガン「アースイレブンリードからのリスタート!! 試合の行方はまだまだ分からない!! ファラム・ディーテからのキックオフ!!」

 

リュゲル「行けガンダレス!!」

 

ガンダレス「行くよリュゲル兄ぃ!!」

 

ガンダレスのパワードリブルに突破されてしまう桐穂。ガンダレスから剣城にパスが飛ぶ。

 

剣城「よし!!」

 

パスをトラップした剣城。そのままドリブルで攻め上がる。

 

天馬「行かせない!!」

 

天馬がディフェンスに入り、お互いに気迫全開でボールを蹴り合う。

 

天馬(剣城!!)

 

剣城(天馬! お前とこんな風にぶつかり合えるとはな!!)

 

激しいぶつかり合いに、光子砲のパワーはどんどんチャージされる。

 

オズロック(もっとだ!! もっとこい!!)

 

ダクスガン「フィールドはますますヒートアップしている!! 攻めるもHOT!!守るもHOT!! 互いに物凄いハイテンションだぜベイベー!!」

 

神童「天馬!!」

 

ボールを奪った神童さんから天馬にパスが繋がる。

 

天馬「よし!!」

 

ヒラリ「ここを通れると思って?」

 

ヒラリが足を伸ばして弾くが何とかキープする天馬。しかしすぐにバルガが止めに入る。

 

バルガ「我々の守りは鉄のように固い!!」

 

天馬は今の体勢では抜くのは無理だと判断しパスを選択。が、

 

剣城「甘い!!」

 

剣城に読まれておりスライディングで弾かれてボールは外に出る。

 

ダクスガン「アースイレブンもファラム・ディーテも、お互いの実力は50/50!! このパワーゲーム、ブレイクスルーはどちらが先か!? ん? ここでファラム・ディーテ、選手の交代だ!!」

 

神童「流れを変える気だな……」

 

外に出るのはMFのネオル・ロッツ。新たに入ってくるのは、

 

って……

 

アースイレブン『は……?』

 

ダクスガン「ファラム・ディーテの交代選手はなんとっ、黒岩監督本人だぁっ!! アンビリバボー!!」

 

神童(黒岩監督……どこまで暴走するんだ!! あなたの狂気は!?)

 

 

 

アースイレブン 3 ー 2 ファラム・ディーテ

 

ー 続く ー




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