虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第102話:オズロックのソウル

イクサルフリートが先制点を取り、アースイレブンボールのキックから試合再開。ボールは瞬木が持ち、ドリブルで上がる。

 

瞬木D「神童!!」

 

神童「天馬!!」

 

ボールは天馬に渡り、天馬が攻撃を仕掛ける。

 

ダクスガン「アースイレブン、次々とパスを回してイクサルフリートの注意を分散させている!!」

 

オズロックはこちらの選手配置を見渡すと、味方に指示を出す。

 

天馬「九坂!!」

 

九坂「よし、うぉおおおっ!!」

 

ボールは九坂に渡り、ドリブルで上がる。そこに、ディオネが止めに入る。

 

ディオネの目から凄まじい殺気が放たれる。一瞬怯んだ九坂は、その隙にスライディングでボールをカットされる。

 

しかし転がったボールは運良く天馬のところに。だがそこにオズロックが詰める。

 

天馬「オズロック!!」

 

天馬とオズロック、激しいオフェンスとディフェンスの応酬。激しく身体もぶつかる。

 

天馬「っ! うぉおおおおっ!!」

 

オズロック「っ! はぁああああっ!!」

 

ドガァアァアアァアアンッ!!

 

お互いにボールを蹴り合う2人。プラスの性質を持つ天馬のライフエナジーとマイナスの性質を持つオズロックのライフエナジーの激突に、スタジアムが揺れる。

 

瞬木D「また、圧力かよ!!」

 

2つのライフエナジーが波動となってフィールドに広がる。

すると天馬はボールから一瞬足を離し、オズロックのパワーを空振りさせる。

 

オズロック(何っ!?)

 

自身のパワーで身体が浮いたオズロック。その隙にボールをカットした天馬。そのまま攻め上がる。

 

ダクスガン「強烈なチャージ合戦を突破したのは、松風だ!!」

 

オズロック(足掻き続けろ…こうでなくてはつまらん)

 

天馬に対して、シノーべとユミルが止めに入る。天馬はソウルを発動。金色の鬣を持つ馬へと姿を変え、瞬木を背に乗せてフィールドを駆ける。

 

天馬はシノーべとユミルの二人を弾き飛ばして突破した。

 

天馬「剣城!!」

 

ボールが剣城に飛ぶ。

 

イシガシ「ふん、いつものやつか……」

 

イシガシとデイモスがシュートを阻止しようと跳躍する。

 

剣城「[バイシクル……」

 

デイモス「読めてんだよ!!」

 

剣城「(釣かった!!)瞬木!!」

 

しかし剣城はシュートを中断して瞬木にパスした。

 

ボールを受け取った瞬木がシュート体勢に入る。

 

瞬木「[パルクール…」

 

エーギル「それも読めてるよ!!」

 

しかし瞬木のシュートをブロックしようと今度はエーギルが距離を詰めてくる。

 

瞬木「バーカ! 裏の裏だ!!」

 

エーギル「フォボス、行ったぞ!!」

 

しかし瞬木もパス。その相手は、

 

天馬「行くぞ剣城!!」

 

剣城「ああ!!」

 

フォボス「さて、盛り上げるか……」

 

天馬と剣城がシュート体勢に入り、二人同時に炎を纏って回転しながら跳躍。そして炎のツインキックを叩き込む。

 

天馬・剣城「「[超・ファイアトルネードDD]!!」」

 

天馬と剣城の連携シュートが、イクサルフリートに襲い掛かる。

しかしフォボスは、なんとノーマルキャッチで止めようとする。ボールは押し押されを繰り返し、

 

フォボス ニヤッ

 

竜太(?)

 

そして、シュートはゴールに突き刺さった。

 

ダクスガン「イェーーイっ! アースイレブン、同点に追いついたぞおっ!!」

 

オズロック「フッ…」

 

フォボス「与えて壊すか……」

 

 

信介「やった!!凄いよ2人共!!」

 

葵「流れをこっちに引き戻したよね!!」

 

座名九郎「やはり、剣城さんがチームにいると鋭さが違いますね!」

 

 

ララヤ「ポトムリ、そなたが言った通りじゃ!!」

 

カトラ「確実に、アースイレブンの気迫が変わってきています!!」

 

ポトムリ「試合はまだ始まったばかり。この勢いを維持できれば良いのですが……」

 

 

好葉「今の二人、綺麗だった…」

 

嵐珠「ええ! ピッタリと呼吸が合ってたわ!!」

 

皆帆「剣城くんのプレーの質が上がっている……ファラム・オービアスで、地球では得られなかった物を得たということか」

 

天馬「……………」

 

オズロック「………………」

 

 

 

そしてイクサルフリートのキックから試合再開。

 

オズロック「与えて壊す」

 

すると、オズロックから途轍もないオーラが発せられる。ボールを持っていたローゲはオズロックにバックパス。ボールはオズロックに。

 

オズロック「[スターゲイザー]!!」

 

オズロックの流星のようなシュートが、ほぼセンターラインから放たれる。

 

天馬「止めろ!!」

 

アースイレブンが全員で止めに掛かるが、尽く弾き飛ばされてしまった。

 

伊吹「くっ! 止め……ぐわぁあぁああっ!!?」

 

シュートがゴールに着弾して土煙が上がる。

 

天馬「くっ…」

 

神童「伊吹!!」

 

煙が晴れると、倒れ伏す伊吹と、ゴールラインを割ってゴールに入ったボールがあった。

 

ダクスガン「Explosion! キックオフ直後からのオズロックの超絶シュート! 序盤とは比べ物にならない、ビットウェイ・オズロックのパワーにアースイレブンは一歩も動けず!! イクサルフリート2点目」

 

神童「伊吹!!」

 

伊吹「くっ……、スマン…次は止めてみせる!!」

 

天馬「っ! なんて奴だ……」

 

オズロック「フフフ、希望を失え…サッカーで壊れていけ。宇宙を壊すのはブラックホールではない、サッカーだ…」

 

天馬「サッカーは希望だ!!」

 

オズロック「どこが希望だ? お前たちはサッカーで他の星に絶望を与えてきた。今度はお前たちがサッカーで絶望する番だ」

 

エーギル「盛り上がってきたねぇ!!」

 

ユミル「みんな壊れろ!! 速く速く速く!!」

 

コイツら、狂ってるな……。

 

天馬「俺はサッカーを信じる。サッカーが好きだからだ! 俺たちが今ここにいるのはサッカーがあったからだ!! 戦ってきた沢山の選手たちの思いを受けて、俺達はここにいる! お前がサッカーで全部壊すというのなら、俺達はサッカーで全部守って見せる!!」

 

天馬の気迫が、ライフエナジーの波動となって放たれる。スタジアムを、温かい光が包み込む。

 

オズロック「フッ、お前にはできない。誰も何も守れない」

 

そして、アースイレブン全員位置に付き、瞬木と剣城がセンターサークルに入る。

 

瞬木D「今度は俺が行く」

 

剣城「良いだろう!」

 

そして再開のホイッスルが鳴り、瞬木がドリブルで攻め上がる。

 

瞬木D「神童!」

 

ボールは神童先輩に渡る。

 

オズロック「潰せ!!」

 

ディオネ「うぉおおっ!!」

 

ディオネの激しいスライディング。神童先輩は弾き飛ばされる。

 

天馬「神童さん!」

 

神童「俺に構うな! ボールを追え!!」

 

イクサルフリートの気迫がこもったパス回し。ボールにまるで凶器のような勢いが乗り、アースイレブンを次々となぎ倒していく。

 

デスピナ「貰った!!」

 

イクサルフリートのシュートが襲う。しかし前線から戻った天馬がライフエナジーを体に纏ってパワーを引き上げて蹴り返す。ボールはそのままタッチラインを割って外に出る。

 

信介「やった! 押し返した!!」

 

葵「みんなの力がまた強くなった!!」

 

座名九郎「全部を守ると言ったキャプテンの言葉が、皆を奮い立たせているのです!!」

 

皆帆「キャプテン!」

 

真名部「さすがです!!」

 

天馬「皆行くぞ!!」

 

瞬木D「ちっ、甘やかしてるんだよ……」

 

イクサルフリートのスローインから試合再開。ボールはタルヴォスへ。

 

タルヴォス「デスピナ!」

 

デスピナ「オズロック!!」

 

ボールはオズロックに渡る。だが、アースイレブンもイクサルフリートもお互い一歩も引かないも攻防に、試合のボルテージはどんどんヒートアップしていく。

 

そして、ボールはオズロックに渡る。

 

オズロック「ふふふ、ハハハハハハ!! 足掻け、足掻け足掻け!! お前たちのどんなソウルも、私の漆黒の獣の前には、無に等しい!!」

 

すると、オズロックはソウルを発動。漆黒の、8本の触手を持つ人形の獣が出現した。瞬間、途轍もない波動が放たれる。

 

天馬「オズロックのソウル!!」

 

剣城「くっ!!」

 

ダクスガン「出たーーーっ! ビットウェイ・オズロックのソウル出現!!」

 

 

一体、どれほどの力を持っているのだろうか?

 

 

 

 

アースイレブン 1 ー 2 イクサルフリート

 

ー 続く ー




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