俺たち一年が入部した次の日、自己紹介の後に俺たちにユニフォームが配られた。でもこれって·····、
天馬:「これって一軍のユニフォームですよね? 普通は二軍からなんじゃあ」
三国:「ああ。普通はそうなんだが、
エマ:「でも、私たちはまだあなたたちを一軍とは認めてないからしっかり練習頑張ってね?」
一年:「はい!!」
そして次の日、俺たちは「
そんなで試合当日を迎えて俺たちは栄都学園のグラウンドに来ていた。
久遠:「それでは、スタートメンバーを発表する。が、大海、今日はお前は出番無しだ。インターハイ予選まで切り札として隠しておく」
竜太:「はい」
久遠:「それではスタメンは
FW 南沢 神童 果林
MF せつ菜 松風 浜野
DF 西園 天城 霧野 エマ
GK 三国
以上の11名で行く」
雷門:「はい」
そして試合が始まる為、両チーム位置につく。
栄都学園
GK 影浦
DF 書崎 本多 三重内 阿久田川
MF 読矢 雪地 一筆 服呂
FW 近代知 冴渡
雷門
FW 南沢 神童 果林
MF せつ菜 松風 浜野
DF 西園 天城 霧野 エマ
GK 三国
審判「それでは、試合を開始します!」
ピィイイイーーーッ!!!
― 試合開始!! ―
そして試合開始のホイッスルが鳴り、浜野先輩がボールを持って攻め上がる。――そこへ相手のミッドフィルダーである服呂が必殺技で止めに入る
服呂:「[シーフ・アイ]!!」
相手は必殺技で浜野先輩の動きを読みボールを奪った。
竜太:(ん?あの位のディフェンス、浜野先輩なら余裕で抜けたよな?)
俺が今のプレーを違和感を覚え周りを見る。すると先輩たちは浮かない顔。
竜太:(?)
そしてボールは栄都のキャプテン、"
霧野「と、止める!!」
冴渡:「退いてもらいましょう。[フューチャー・アイ]!!」
相手は必殺技を発動。霧野先輩の動きを読み逆を突いて突破した。
竜太:(また?何故あの程度のドリブルで霧野先輩が抜かれるんだ?)
そして相手はシュート体勢に入る。
冴渡:「[パーフェクトコース]!!」バシュッ!!
相手の計算されたコーナーギリギリへのシュート。だが、あの程度の技のレベルでは三国先輩には通じない。
竜太:「良し止めた!! あの程度のシュートを三国先輩が止められないはずない!!」
歩夢:「……普通の試合だったらね」ボソッ
ん?何か今歩夢先輩が気になる事を言った様な......まぁ試合を見よう。
三国:「つ![バーニングキャッチ]!!」
三国先輩は右手に炎を纏わせる。そして回転すると、炎の右手でボールに掴みかかり地面に押さえつける。――が、
三国(―――つ!)
バスッ。
シュートは決まり1 ー 0。ていうか今………
竜太:「な、何で? 三国先輩今わざと入れた?というかもしかして浜野先輩も霧野先輩も、わざと……?」
彼方:「あ~やっぱり大海くんは気付いちゃったか~」
しずく:「先輩!? それどういうことですか!!」
かすみ:「わざとってどういうことですか!?」
1年生が声を荒げると、先輩は苦々しそうな顔をして話してくれた。
歩夢:「………本当なら栄都何か私たちが本気で闘えば一点もやらずに勝てる相手なんだよ」
璃奈:「まさか・・・センパイたち・・・・勝つ気がない?」
璃奈のその言葉に、歩夢先輩は悔しそうに手を握る。
歩夢:「と言うより、この試合、「
竜太・しずく・かすみ・璃奈:「「「「はあ!?」」」」
フィールドを見ると天馬が「まだ一点じゃないですか! 取り返しましょう!!」と言っていたが、先輩たちはそれを冷めた目で見ている。
竜太(勝ったらダメ……?どういうことだ?)
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
雷門ボールで試合再開。せつ菜先輩がドリブルで上がるが、また同様にボールを奪われFWの近代知へパスが飛ぶ。が、
信介:「させるかあ!!!」バッ!!
栄都・雷門:「「!?」」
信介が
竜太:「行けーーーーー!! 天馬!! そのまま持ち込め!!!」
歩夢:「ちょっ、何言って!?」
歩夢先輩が慌てた口調で抗議してくる。――けど!
竜太:「やる気のない人はスッこんでろ!!!」
歩夢・彼方:「「!!」」
俺が若干キレ気味にいい放つと黙りこくる先輩二人。先輩相手だが悪いとは微塵も思わなかった。
だがDFの三重内にボールを奪われた天馬。ロングパスが冴渡に繋がる。
冴渡:「[パーフェクトコース]!!」ドシュッ!!
冴渡の低レベルな必殺シュート。三国先輩は右手に炎を纏い、必殺技を出す。
三国「[バーニングキャッチ]!!」
三国先輩は炎の右手でボールを地面に押さえつけて応戦する様に見せるが、やはりわざとゴールに入れる。
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
雷門ボールで試合再開。せつ菜先輩からボールを奪いMFの雪地が上がって行くが天馬がボールを奪いドリブルで上がる。一筆に奪い返されるが天馬は必死に食らい付く。
冴渡:「やれやれ、空気の読めない人がフィールドに二名居るようですね」
神童(つ―――!こんな奴らに!!)
英都の冷めた声に、先輩たちは悔しそうな顔をしていた。
しかしここで前半終了のホイッスルが鳴る。
ー 雷門ベンチ ー
かすみ:「神童キャプテン!! どういうことですか!? この試合、勝ったら駄目って!?」
ベンチに戻ってきた先輩たちに、かすみたちが食って掛かる。
神童:「そうか聞いたのか。言葉通りだ。この試合、雷門は3 ー 0で敗ける。そういう指示が出てるんだ。」
水鳥:「はぁ!? それ、八百長しろってことかよ!!」
この人たちそんなふざけた指示に従おうってのか?っていうかそんな指示出したの誰だ?
海未:「………入学式の日に竜太くんと天馬くんが戦った彼らはフィフスセクターと呼ばれる、やらせない現在の高校サッカーを管理してる連中です」
三国:「そして、練習試合や公式戦では、フィフスセクターから、
水鳥:「な、なんだよ……それ……」
成る程。色々合点がいった。それで二軍の先輩たちはあんなに怖がってたのか。自分たちが目をつけられたせいで、学校を潰されて全校生徒に迷惑をかけることと、受け継いできたサッカー部のが途絶える事を恐れて........だが、
竜太:「要はそれで先輩たちはびびってる訳ですか」
せつ菜:「っ!貴方に何が分かるんですか!? ついこの間入部したばかりで、私たちの気持ちも……私たちがどんなに悔しい思いで従ってるか、貴方に分かるんですか!?」
うん。分からないし分かりたくもない。
竜太:「監督、後半の選手交代は?」
久遠:「無しだ」
竜太:「なら天馬、点はとらなくてもいいから、シュートをキーパーにぶちこんでやれ!!」
歩夢:「止めて!! もしはいっちゃったりしたら!!」
竜太:「俺も、一年全員、黙ってフィフスセクターに従うつもりは無いんで」
先輩:「っ!!」
ー 後半に続く ー
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