すいません。
高咲先輩が入部した日の放課後、皆で1週間後の月山国光戦に向けたミーティングをしていた。
円堂:「月山国光は帝国以上に高い統率力を使った超組織的とも言えるサッカーを得意としている。そしてフィフスセクターは確実に反フィフス派を潰そうとしてくるだろう」
鬼道:「神童、お前がゲームメーカーとして如何に冷静な判断が出来るかが大事になってくる」
神童:「はい!!!」
円堂:「では、1週間後の月山国光戦に向けた練習を開始する」
雷門:『はい!!!!』
そして練習が終わり、俺たちが更衣室で着替えていると、
三国:「南沢も戻って来れば良かったのに......」
天城:「ダド。転校なんて........」
天馬:「えっ!? 南沢先輩転校したんですか!?」
これには俺も驚いた。そうか、南沢先輩転校したのか。
神童:「仕方無いですよ。じゃあ俺はこれで」
一年生:『お疲れ様でした!!!』
そして俺たちも自分の家に帰った。
― 1週間後・インターハイ本選開幕日 ―
~ アマノミカドスタジアム ~
実況:「皆さんお待たせしました!! これより、全国高等学校サッカー大会、インターハイ開幕式を行います!!!」
そして俺たち選手が入場し、お偉いさんの挨拶で、
司会:「では、フィフスセクター
竜太:「キャプテン、何者です?」
神童:「フィフスセクターの親玉だ」
ふ~ん。そして入場してきた人を見て、俺は既視感を覚えた。ん? あの人、俺、まさか会ったことがある?
そして「イシド・シュウジ」の挨拶が終わり、俺たちは一回戦がおこなわれる、この<アマノミカドスタジアム>のある中央エリアの外周に5つ存在する<ロシアンルーレットスタジアム>に向かうための電車乗り場、「ホーリーライナーステーション」にやって来た。ここから対戦校同士がガラス越しに同じ電車でスタジアムに向かうことになる。
俺たちがホーリーライナーに乗ると、月山国光の選手が既に乗っており、その中に、
神童:「っ!? 南沢さん!?」
何と、1週間前に転校したと聞いていた元雷門メンバー、南沢さんが居たのだ。
南沢:「久し振りだな。お前ら」
果林:「南沢くん!! 何でっ!?」
果林に動揺が走る。果林にとって南沢さんは、一年生の頃から雷門のツートップとして切磋琢磨し共にやって来た相棒と言っても差し支えが無かった存在だ。その南沢さんが敵として目の前に居るのだ。ショックは大きいだろう。
南沢:「何故って、そんなの決まってるだろ? 雷門を叩き潰す為だよ。」
雷門:『!!!!』
三国:「南沢!? お前自分が言ってること分かってるのか!?」
南沢:「分かってるさ。だから転校したんだ。お前らに現実って物を教える為にな」
彼方・エマ:「「!!!!」」
月山監督(以下・近藤):「南沢は実に物分かりのいい選手です。それに実力も申し分無い。おかげで我々月山国光は、更にパワーアップ出来ましたよ」
鬼道:「お前が月山の監督か」
近藤:「ええ。それよりスタジアムに行きましょう。開始時間が迫ってますよ?」
そしてホーリーライナーは出発し「風の道駅」に到着。そして俺たちは5つあるロシアンルーレットスタジアムの1つ、<サイクロンスタジアム>に足を踏み入れるのだった。
竜太:(何だこのスタジアム? 天井と観客席の上に、飛行機のエンジンみたいな巨大送風機が........)
監督たちも違和感に気付いた様だった。
鬼道:「円堂....」
円堂:「ああ。これは一筋縄じゃ行かなそうだな」
― 続く ―
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