とある部活休みの土曜日、俺は果林とエマに「デートしよう?」と誘われ·····と言うか騙されて二人のショッピングの荷物もちをさせられていた。周囲からは「あんな美女二人と·····」、「死ねば良いのに······」等、男共の様々な恨みの籠った声が聞こえる。
確かに果林とエマが美少女なのは認めるけど俺ただの荷物もちだからね? こき使われてるだけだからね?
エマ:「ねぇ果林ちゃん、今度サッカー部の皆を誘ってプール行かない?」
果林:「良いわね。じゃあ次は新しい水着買いに行きましょうか?」
!? まだ買うの!? もう両腕が限界なんだけど!!
果林:「ほら! 行くわよ竜太!!」
竜太:「はい......」ハァ.....
そして水着屋に行きエマと果林が二人であーでもないこーでもないと水着を選び始める。その間俺は店のなかで待たされていたのだが此処は女性の水着屋。他のお客さんからの好奇の視線が痛かった。すると一人の店員が話しかけてきて、「大変ですね....」とコーヒーをくれた。
どうやらこの大量の荷物と店に入った時に二人と一緒だったのを見て事情を察してくれたらしい。この店員さんの優しさが凄く心に染みた。
エマ:「これ良いかも」
果林:「ふふっ♪ エマのイメージにピッタリで凄く可愛らしいと思うわよ? でも同じ柄でもう少しサイズの大きいの探したら? そのサイズだと小さくて胸がこぼれちゃうわよ? それとも狙ってる?」クスッ
エマ:「ね、狙って無いよ!!!////// じゃあもう少し大きいサイズで探すね」
///////あの人たち······男と一緒に来てることを忘れているんだろうか? 会話が聞こえてくるせいでどうしても想像しちゃうんだけど·······
エマ:「·····あった! じゃあ試着してくるね」
果林:「じゃあ私はこれにするわね」
そして二人が試着室に入り数分後·····まずエマが出てきた。するとエマは水着のまま俺の前に堂々と姿をさらし、
エマ:「ど、どう? ····似合ってる?//////」
黄緑色の花柄のワンピースタイプの水着を着たエマ。エマの優しい雰囲気にぴったりだな。そして俺の視線が段々下から上へ·····
竜太:「!?!!?!?!??!~~~~///////」
ブシャアアアッ!!
俺はエマの巨乳を目撃し、盛大に鼻血を吹いて両膝をつき、右手を床につき左手でドクドクと出血する鼻を押さえる。
エマ:「ちょっと! 大丈夫!?」
エマが俺の脇にしゃがんで背中を擦ってくれる。ああ、ちょっと楽になってきた······
竜太:「ありが····と········」
俺が礼を言いエマの方を見ると直ぐ眼前にはエマのBIGなおっぱ·····
ブッシャァアアアアアアッ
先程よりも盛大な鼻血の血飛沫をあげてぶっ倒れる俺。俺は意識が朦朧となり、意識を手放したのだった。
·····太 パシンッ 竜太 パシンッ 竜太!!
ハッ!?
果林:「あっ、やっと起きた。」
竜太:「えーと果林さん? その振りかぶった右手は何なんでしょうか?」
果林:「あんまり起きないから100発位ぶっ叩いたわよ」
竜太:「100発!?」
果林:「冗談よ。一割は」
竜太:「9割本気!? それって100発までは行かなくても90発はぶっ叩いてるってことだよねぇ!?」
果林:「冗談よ♪ 私が貴方にそんなことする訳無いじゃない」
竜太:「そ、そうだよね」
竜太・果林:「「アハハハハハハハハハハハハ!!」」
エマ:(果林ちゃん意外とゲスいな~。軽く見ても200発はぶっ叩いてたと思うけど······)
ん~何か頬が痛い気がするけど倒れたときに打ったんだろうな。
果林:「じゃあそろっと帰りましょう? 竜太の体力も限界だろうし」
あぁ一応考えてくれてたのね····全く考えて無いと思ってた。
そして帰り道、今度は二人とも最低限の荷物は自分で持ってくれたので大分歩きやすかった。そしてまずはエマの家にエマを送り届けてエマの荷物を渡して次は果林の番。
竜太:「ふ~。大分手が楽になった······」
果林:「全く、男の子なのにだらしないわよ?」
いやいや、あの量は流石にキツいから!! 妥当な反応だから!!
そして果林の部屋に着き、荷物を置いて帰ろうとすると、
果林:「待って、ちょっと私の部屋で待っててくれない?」
竜太:「? 分かった」
もしかして飲み物でもくれるのかな? 俺が果林の部屋で待っていると下着····に一瞬見えたが違う。ビキニの水着を着た果林が入ってきた。
竜太:「ちょっ!? 果林なにやって!!/////」
俺は必死に頭から身体に目をそらせと指令を送るが身体は正直で果林を凝視して動かない。すると果林はゆっくり近づいてきて俺の頬に両手で触れ、俺にキスしてきた。俺の身体はまるで金縛りにあったかのように動かない。そして果林は俺の顔を自身の胸に埋めるようにハグしてくる。当然俺の心拍数は急上昇。顔も物凄く熱くなり、
ブハッ!! ドサッ
俺は血を吐いて倒れ気絶。意識が戻った時には朝を迎えており、隣にはパジャマ姿の果林が寝ていた。
竜太:(えっ!? まさか····えっ? えっ?)
着衣の乱れは······無い。そのあと起きた果林を問い詰めたら「変なことはしてないからそこは心配しなくて大丈夫よ。」と言われた。
今の俺には、それを信じる他無かった。それと同時に、「果林ってひょっとして恥女?」と思う俺なのだった。
― 完 ―
竜太くたばれ(º 言º)
(^ v ^*)=⊃))´ Д`);·;.グハッ
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