明日はいよいよ白恋戦。輝と親父が特訓から戻ってきてチームで併せる最終調整をしていた。
せつ菜:「輝さん!!」
パスを受け取った輝がドリブルで上がる。そこに栞子がディフェンスに入る。
輝:「せつ菜先輩! 「輝さん!」」パスッ パスッ
せつ菜先輩とのキレイなワンツーパスで栞子を抜いた輝に今度はエマがタックルで身体をぶつける。
エマ:(っ! 倒れない!?)
そのまま輝はエマを振り切ってシュートを放つ。シュートは三国先輩の正面に飛んでいく
三国:「正面だ!!」バシィイイッ
三国先輩が両腕でシュートをキャッチするがシュートの勢いとスピンが収まらない
バチィイイイン!!
三国先輩はシュートに弾かれ、ボールはゴールネットに吸い込まれて行った。
円堂:「ふむ。これなら白恋戦で輝を使えるかも知れないな······」
それにしても驚いたな。エマは女の子ながら雷門の
龍也:「次、オフェンスは侑と竜太。必殺技禁止、ディフェンスは霧野と彼方と璃奈。必殺技あり。」
竜太:「よし、行きましょう侑先輩!!」
侑:「オッケー!!」
龍也:「開始!!」
ピィーーーッ
霧野:「彼方先輩は高咲、天王寺はフォロー!!」
彼方・璃奈:「「分かった(りました)!!!」」
そして霧野先輩は俺に突っ込んでくる。そして必殺技を発動する。
霧野:「[ザ・ミスト・S]!!!」
最終進化した霧野先輩の技が俺を包む。しかし俺はそんなものは構わずに突っ込み霧の中を走り抜け突破した。しかしすかさず璃奈がフォローに入る。
璃奈:「もらう!」
璃奈が自身の身体を挟んでブロック。しかし俺も腕を使って(掴んではいない)身体を入れ換える。しかしそれも仕方無い。
璃奈の身長は149cm。対して俺は178cmそこには明らかなフィジカルの····パワーの差がある。
璃奈:「っ!」
侑:「竜太こっち!! 「侑先輩!!」」
俺は侑先輩にグラウンダーのセンタリングを入れる。
三国:「近江! 左に切れ!」
彼方:「分かった!」
彼方がゴール左側(オフェンスから見て右側)のシュートコースを塞ぐ。しかし、
侑:「竜太!!」
三国:「なに!?」
ダイレクトで俺へのリターン。それを俺は頭から飛び込んでヘディングで併せる。
ザシュウッ!
俺のダイビングヘッドから放たれたボールはゴールネットを揺らした。
侑:「竜太ナイシュ!!」
竜太:「侑先輩こそナイスパスです。よく見てましたね」
侑:「えへへへ」
くっはぁ! 可愛い過ぎんぜこの笑顔!! でも彼方とエマにちゃんと返事するまでは我慢だ。
龍也:「次、オフェンスしずくと歩夢。ディフェンス天城と信介」
4人:「「「「はい!!!!」」」」
円堂:「よし、今日の練習はここまでだ。明日の白恋戦に向けて皆ゆっくり休んでくれ」
雷門:『『『はい!!!』』』
神童:「よし、道具を片付けるぞ」
竜太:「それにしても、タクティクス完成して良かったよな」
輝:「・・・・・・・・・」
竜太:「どうした輝?」
輝:「いや、「あれで完成なのかな」って」
竜太:「? どういう意味だ?」
その日俺たちは真っ直ぐ家へ帰り、その夜雷門グラウンド
~ 吹雪 side ~
吹雪:「······雪村」
ー ー ー ー ー ー ー
雪村:「[エターナル、ブリザァアアドッ]!!!」
ザシュウッ
雪村:「出来た······出来ましたよ!! 吹雪センパイ!!」
吹雪:「やったじゃないか雪村!!」
雪村:「ありがとうございます吹雪センパイ!! 次は[ウルフレジェンド]を教えてください!!」
ー ー ー ー ー ー ー
?:「ここに居たんですか。探しましたよ吹雪コーチ?」
吹雪:「白咲·······、シードが何の様だ」
白咲:「どうしても貴方に会いたいと言うメンバーが居たのでね。さぁ、」
そして白咲の背後から出てきたのは、
吹雪:「雪村!! まさか君も、フィフスセクターに···「触るな!!」っ!」
雪村:「あんたは白恋を裏切り、俺を裏切って雷門についた! 絶対に許さない!!」
違う、僕は自分の意思で白恋を離れた訳じゃない。フィフスセクターに追い出されたんだ
吹雪:「それはちが···「おっと、ここから先は試合で。吹雪コーチ? 雷門が無様に負ける様を、その目に焼き付けると良いですよ」っ! グッ」
雷門の皆、絶対に勝ってくれ·······
― 続く ―
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