虹ヶ咲×イナズマイレブンGo ~虹の彼方に~   作:松兄

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第86話:それぞれの秘密の特訓

今日も練習が終わり帰り支度をしていると侑先輩が一緒に帰ろうと誘って来た。俺は断る理由は無いので承ける事にし、帰宅途中·····

 

侑:「竜太っ♪/////」ギュッ

 

先輩は俺の左腕にギュッと抱きついてくる。嬉しいけど少し痛い。

 

竜太:「あの···先輩、少し痛··「ムスウ」先輩?」

 

侑:「先輩呼びは嫌!! 敬語も嫌!!」

 

竜太:「ええっ!? いや···先パ「ムスッ」···ハァ、分かった。···(ゆう)。「っ! エヘヘヘ/////」」

 

侑先パ「今先輩って」心を読まれた。侑は顔をほんのりと赤らめて抱きつく力を強めてくる。そして侑の柔らかい双丘に俺の左腕はサンドイッチされる。

 

竜太:「········//////」

 

侑:「あれ? あれ愛ちゃんじゃあ····」

 

前方を見ると、愛さんが路地裏に入って行くのが見えた。気になるな····

 

竜太:「追い掛けてみよう」

 

侑:「うん」

 

そして愛さんにバレないように後をつけると、少し大きめの広場の様な場所に出た。路地裏の奥にこんな場所が有ったのか····

すると愛さんは持っていたサッカーボールに一ヶ所絵の具を付着させて反対側の壁に描かれていた的目掛けてボールを蹴る。

 

ドガァアアアッ バァアアン!!!

 

ボールは的の中心に当たった。しかし付着させた絵の具は中心からはズレた位置に付着していた。

 

愛:「やっぱりまだダメかぁ···」

 

侑:(まさか···絵の具の部分を的の中心に当てる気なの?)

 

竜太:(みたいですね。相当難しいですよ····アレ。)

 

そしてしばらく愛さんの練習を見て俺と侑は帰る事にした。

 

― 次の日・早朝 ―

 

俺は部活前に河川敷で1人で自主練をしていた。

 

竜太:「クソッ、もう一度だ!!」

 

俺はエネルギーの塊を纏わせたボールをオーバーヘッドで下に落とす。そして先回りして左足の足払いでボールの回転を強化し風の膜でコーティングしオーラを練り上げる。そしてそのボールを左足で思い切りぶっ放つ!!

 

竜太:「[ラストリゾート]!!!」

 

シュートは大地の欠片を集めてゴール目掛けて飛ぶ。しかし途中でオーラは霧散し力を失ったボールは枠外へと逸れていく。

 

竜太:「クソッ! ダメか····」

 

また失敗だ。内浦での合同合宿後から俺は密かに[ラストリゾート]を練習している。親父にやり方と言うか形は教えてもらったが、自分の力で完成させた方が自信に繋がるからとそれ以上は教えてくれなかった。インハイ決勝までには完成させたいが今のままでは間に合うか分からない。

 

竜太:「そろそろ部活の時間か····」

 

俺はコンビニでスポーツドリンク、おにぎり、チューブタイプのプロテインを買い、喰いながら学校に向かった。

 

 

 

 

剣城:(アイツ····龍也さんの[ラストリゾート]を継承するつもりなのか····)

 

俺は、剣城に見られていた事に気付かなかった。

 

そして練習中、

 

竜太:「侑セ、侑!!」パスッ

 

俺は侑にパスを出し、受け取った侑はドリブルで上がる。

 

侑:「また「先輩」って言おうとしたでしょ!!」

 

侑は文句を言いながらドリブルでかけ上がる。そこにエマと彼方が止めに入る。

 

エマ:「行かせないよ侑ちゃん!!」

 

エマがプレスをかけて彼方が抜かれた際のフォローに入る。だが侑は素早い連続フェイントで二人を抜き去る。しかし、

 

愛:「貰いっ!!」ドガッ

 

愛さんの力強いタックルが侑に直撃。吹っ飛ばされたかと思いきや、何と侑は堪えていた。

 

愛:「えっ!?」

 

侑:「ぐぐっ···相性が悪いからって、負けてたまるか····(す、凄い力··押しきられ「侑!! こっちだ!!」来た!!)お願い!!!」

 

三国:「来い!! 竜太!!」

 

侑からのパスを受け取った俺はシュート体勢に入る。すると辺りが極寒の大地に変わりボールが氷漬けになる。そのボールを、俺は渾身のソバットキックで蹴り飛ばした。

 

竜太:「[ノーザンインパクト・Gx]!!!」

 

ドゴォォオオオオン!!!

 

三国:「[炎の鉄槌・Z]!!!」

 

ドグシャァアアアッ!!!

 

三国先輩が炎のマジンと共にシュートを叩き潰す。しかしパワーが足りずにシュートはゴールに吸い込まれた。

 

円堂:「よし、そこまで!! 全員用具を片付けてミーティングルームに来い。去年の「雷門vs木戸川」戦のビデオを見る。」

 

全員:『『『はい!!』』』

 

 

― 続く ―




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