~ 3回戦当日 ~
― 大江戸国際空港 ―
?:「イタリアから日本はやっぱり遠いな~。果南と龍也さんの結婚式に呼ばれた以来だっけ····それよりも、弟子の活躍を師匠として見届けなくちゃね」
その頃俺たちは今回のロシアンルーレットスタジアムに向かう為、ホーリーライナーステーションにやって来ていた。ここから対戦校の木戸川清修と対面で乗り込みスタジアムに向かう。すると、なんと木戸川の監督は·····
円堂:「ア、アフロディ!?」
天馬:「監督たちの知ってる人なんですか?」
他にも知らない人が何人か居る様だ。皆FFIアジア予選
龍也:「FFIアジア予選決勝で闘った韓国代表[ファイアードラゴン]のFWだった奴だよ」
神童:「と言うことは選手としても世界レベル!?」
龍也:「ああ。間違いなくな」
皆が驚いているとアフロディさんはクスッと笑い、俺たちに驚きの話を告げる。
アフロディ:「雷門の皆は今までの試合でスタジアムの仕掛けを知らなかったんだよね?」
鬼道:「ああ。そうだが····」
アフロディ:「実は今回は僕たちも知らないんだ。と言うか教えてくれるって言うのを断った」
雷門:『『『『!?』』』』
皆だけでなく、円堂さんや親父たちも驚いている。断った? 一体何で····
円堂:「な、何で····」
アフロディ:「まだ僕たちが中学生だったとき、僕は言った筈だよ?「これからは正々堂々闘う」と。君たちが知らないのに僕たちが知ってたらフェアじゃないからね。僕が
円堂:「!! アフロディ····!!」
円堂さん嬉しそうだな。当然か。昔悪者だったけど自分たちと闘って改心した人が何年経ってもその事を覚えてくれていたんだから。
まぁそんな間に、ホーリーライナーは「水の道駅」に到着した。
実況:「お待たせしました!! インターハイ3回戦、[雷門 vs 木戸川清修]はここ、<ウォーターワールドスタジアム>からお届けします!!」
エマ:「なにこれ? イカダのフィールド?」
彼方:「でも、それ以外は普通ってかんじがするよ?」
竜太:「でも、それはあり得ないでしょうね」
円堂:「よし、先発メンバーを発表するぞ!!
FW 剣城 大海 朝香
MF 宮下 松風 高咲 上原
DF 西園 近江 ヴェルデ
GK 三国 で行く!!」
雷門:『『『はい!!!』』』
神童:「白恋戦で俺と三船はケガしたからな。頼んだぞ」
円堂:「今日は臨時でキャプテンマークは三国に付けて貰う」
三国:「俺ですか? 分かりました」
審判:「それでは、選手整列してください!」
フォーメーション
木戸川清修
GK 硬山
DF 湖沼 石川 大磯川 山裂
ボランチ 清水
MF 跳沢 和泉
FW 河宮 貴志部 滝(総)
雷門
FW 剣城 大海 朝香
MF 宮下 松風 高咲 上原
DF 西園 近江 ヴェルデ
GK 三国
そして、選手全員が位置に着く
ピィイイイーーーッ!!!
―
試合開始のホイッスルが鳴り、雷門ボールで試合開始。ボールは侑に渡り、ドリブルで攻め上がる。
貴志部:「行かせるか!!」
木戸川のキャプテン「
侑:(やるね····なら、《
発動された侑の《眼》が相手の動きの未来を見透す。貴志部の右足に体重が乗った瞬間逆方向にクイックで切り返し、<アンクルブレイク>を起こさせる。
ガクッ!!
貴志部:(っ!?)
貴志部を抜いた侑が更に中へと侵入。すると跳沢、和泉、清水の三人がトリプルチームで止めにかかる。
侑:「果林さん!!」
敵を引き付けて間を通して果林にパスをだす侑。
パスは繋がり果林がシュート体勢に入ろうとする。すると、
ウゥゥウウゥゥウウウウウ!!!
謎のサイレンが鳴り「何だ?」と皆が動きを止める。すると果林の足元を含む横一列のフィールドが一斉に水没する。
円堂・アフロディ:「「何っ!?」」
実況:「おおーーーっと!!これがこの<ウォーターワールドスタジアム>のギミック、[ピッチダウン]だーーー!!!」
円堂:「安心したよ。どうやら木戸川も知らないって言うのは本当みたいだな·····」
みると、木戸川のDFである石川と湖沼も、ピッチダウンに巻き込まれていた。
― 続く ―
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