TS転生だと思ったら二重人格だった。個性?「歪曲」?何それ 作:からからしき
今日の訓練は救助活動。
個性がなくともトレーニング次第で活躍できる。
藤乃は視野が広いし割と肝が据わっていて冷静な判断もできるから今日は危なくなるまで俺は待機だ。
寝てようかな。
「黒桐さん。今日は私が頑張りますね」
「うん。藤乃もヒーローとしてやれることは沢山あるもの。手を汚すの翡翠に任せなさい」
……否定はしないけれど、言い方。
そもそも藤乃をそういった目に遭わせないのが俺の理想なんだけどなー。
「あ、そろそろみたい」
鮮花の言葉通り、バスは速度を緩めて駐車した。
わざわざバスに乗ってどこまでやってきたかというと、あらゆる事故や災害を想定されプロヒーロー監修の下作られた演習場だ。
藤乃が好きなヒーローがここを作った雄英教師らしく、その人の授業だと昼休みからウッキウキの藤乃である。
俺の出番は無さそうだと、少し気を緩める。
どうにもあの男と出会して以降、気を張ってしまう。
詠唱するだけでタイムラグ無しで曲げれる個性を、単純に速度で上回って圧倒する出の速さ。
そして喰らえば一発で昏倒する威力でモーションも見えない攻撃。
俺が気を失ったあと藤乃はなにもされなかったと答えたが、仮にアイツが悪意を持って接してくる敵であったら?
俺はどうやって藤乃を守る?
力をつける必要がある。
アイツに頼むか。
「早く行きましょう!黒桐さん!」
───まあ、この後でいいか。
「全員!一塊になって動くな!あれは───敵だ!」
自分のアホさに頭痛がする。
死んでも治らないなんて呪いじみてる。
困惑するクラスメイトと臨戦態勢に入る先生達。
施設中央の広場に黒いゲートのようなモノができた。
そこから、数えることすら嫌になる程の敵が出てきた。
そこに─────奴がいた。
顔の前を少し隠すように伸びた髪。
地獄を幾度も渡り歩いてきたとしか思えないその表情。
地獄のような、男だった。
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沢山の人が黒いモヤから出てきました。
個性を使って一人一人を見ると、一人だけ、おかしい人がいました。
一番後から出てきて、一番端っこでひっそりとその人はいました。
藍色の着物をきて、狐のお面をした女の人。
よく見るとその仮面の奥には、とても綺麗な顔がありました。
中性的で男女問わず人を魅了するだろうその風貌に私は嫌悪感を抱きました。
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黒いモヤの敵が逃げようとする生徒を囲むように行く手を塞いできた。
爆豪と赤いツンツン頭が飛び出した。
適当に曲げてみても、少しモヤが揺らめいて終わった。
どこが実体か分からない以上、二人の攻撃も当たらないだろう。
しかし敵は攻撃を避けた。
実体があると感じて、避けた攻撃が当たりそうだった場所を曲げる。
しかし曲げる前に敵の個性で視界が封じられる。
味方を曲げるかもしれない以上個性が使えない。
為す術もなく飲み込まれた。
受験勉強で忙しくなるのと小論文書いてたりして少し書くことに疲れてしまいました。
大変申し訳ありませんが、受験が最短でも11月末まではあるので投稿できません。
短くて適当な感じで投稿してすみません。