人類最強の男 作:焼肉定食
とある事情によりこの作品は基本的に返信を返さないようにします。
同時進行している作品に要望とか書かれたりして返信が大変なことになったの経験があるので
「悪いな。王宮とか便利なところじゃなくて俺のところに引き取ってしまって。」
「い、いえ。」
と俺は勇者パーティーの一員南雲ハジメと買い物を行なっていた。
そういえばこうやって教えるのは孤児院の孤児くらいか。
一応錬成師の知り合い数人に話しかけて少し教育依頼を出していてそれを許可してもらっている。
ついでにこの世界の常識を書かれた本など気に入ったものは全て購入している。
なお、明日の朝から午後までは錬成師の知り合いが少年の指導にあたるらしい
「あっ!ついでに俺も17だから固い口調は要らないからな。」
「えっ?同い年なんですか?」
「あぁ。まぁ王宮の人たちみたいに教育を受けてないからし戦闘しかしてこないからこんな風になるんだよ。まぁ座学は王宮で学んでくれ。俺も気は進まないけど勇者パーティーみたいな奴に教えないといけないから。」
「嫌なんですか?」
「嫌だろ。さすがに友達をバカにするような奴らは。」
俺はぶっきらぼうに呟く。
すると苦笑する少年。結構大人しげながら顔に出るタイプなのか
「クローバーさんはなんで僕を引き取ろうとしたんですか?」
「ん?」
「いえ、最初錬成師って聞いた瞬間少し嬉しそうな気がしていたので。」
「……へぇ〜お前目もいいのか。まぁ単純だよ。こっちの暮らしってアーティファクトや魔道具だよりだからな。俺の孤児院に獣人族が何人かいるんだよ。樹海に返すまで時間がかかるけどそれでもその間不自由がないように、魔力がなくても使えるような道具について知らないかって思ってな。」
「獣人族?」
「あぁ。基本的に多いのは兎人族や森人族。ほとんど性的な奴隷っていえばいいか?……そいつらを引き取っているんだよ。奴隷から解放するために」
するとハジメが驚いたように俺を見る。
まぁ意外か。
「えっと。まず獣人族。普通だったら亜人族と呼ばれる説明からした方がいいか?この世界のほとんどが獣人族は弱者として扱われているんだ。理由は単純で魔力のない種族だからであり基本的に俺たちの孤児院ではないところでは奴隷として扱われているんだよ。戦争奴隷に売女目的のクソ野郎。教会の野郎どもが全てを規制してやがる。……魔力がないからって差別をするなんてさすがにひどいだろ?」
「……あの、もしかして教会と対立しているって。」
「あぁ。俺は獣人族が悪いとは思わないからな。差別なんてしないし。俺のパーティーに兎人族と森人族がいるしな。それに直接魔力を操れる人間。俺みたいな奴だって積極的に引き取っているんだよ。」
魔法には詠唱を必要としない。魔力を操れる人も基本的に魔物と呼ばれている。
「魔力を操れる人間ですか?」
「結構多いんだぞ。しかもほとんどが魔法系の技能で圧倒的な力を持つからな。だから魔物と扱われるんだよ。……どの種族からもな。」
俺は小さく苦笑してしまう。
「だから俺のところは基本的にそんな人たちが多いんだよ。まぁ冒険者ギルドに斡旋したり、王宮の使用人になったり、仕事の斡旋をしたりしている。俺は空間魔法を持っているからな。獣人族を樹海に返したりもしているんだよ。樹海は獣人族や森人族以外は入れないからな。そうするしかないんだよ」
英雄と言われている独立するまではただのガキだった。そんなことは未だ俺もわかっている。
そんな中するとあっ!!とトテトテと少女が歩いてくる
「あっ!!クローバーさん」
「おっ!クララ。って危ねぇ。飛びついてくるなよ。」
すると耳の尖った少女。いわゆる森人簇の少女である。
「えっと?その人は?」
「ん?南雲ハジメ。勇者召喚があったらしいだろ?その一員なんだけど天職錬成師だったし獣人族と森人簇の差別もなさそうだから連れてきたんだよ。ハジメ。こちらは森人族で俺たちのパーティーで天職が魔道士のクララ。」
「魔道士?でも。」
「……言ったろ俺は教会や人間、も嫌がっている魔力操作ができる人間を引き取っているって。。」
するとハジメはその意味を察したらしい。少し申し訳なさそうにクララに謝罪している。
クララは一瞬驚いたものの首を振ってハジメを許している。
即ち俺の住むところは魔力操作や獣人族がいるところ
そういう嫌われ者の集落であると
「えっとここだよ。」
「ここですかってでか!!」
まぁ王宮と同じくらいとは言わないが明らかに教会よりも大きな建物にさらに外に遊具で子供たちが遊んでいる。
リリィが来た時も驚いていたがそれほどこの孤児院が大きい組織になっていたんだ
まぁ孤児院だけではないのが家のでかさを表しているんだ
「基本的に俺の家がギルドハウスになっているんだよ。だから基本的に俺の団員は全員そこで暮らしているし、何人かの冒険者は俺のところで寝泊まりしている。」
「……」
すると顔がすごくキラキラしている。俺は少し苦笑しながら男の子だなって思ってしまった
「…冒険者の話もっとしてやろうか?」
「いいんですか?」
「あぁ。ついでだしいいよ。この世界になれないうちはギルド、自由への翼が君の教師になる。……そうだクララお前座学もできただろ?この世界の常識も教会とは違うことも話しておいてくれないか?今の社会の情勢についてもな」
そうしながらも俺は南雲ハジメを案内し始める。
獣人族や森人族に憧れがあったのか分からないが積極的に話していたので差別がないとわかると俺はわけがわからない奴が入らないでよかったと小さく微笑むのだった。