バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第十三問  準決勝に間に合わせろ‼︎

  side 昂哉

 

 やる事はただ一つ!姫路たちを救出して準決勝に間に合わせる!そしてタイムリミットは20分だ‼︎

 

優子「アンタは体力無いからとりあえずここで待機してて!アタシと坂本たちで行ってくる!」

昂哉「実は今日遅刻しそうだったから家の車で登校したんだ!だからそれを使う‼︎」

優子「なるほど、それならスピードは問題ないね‼︎それで、場所は⁉︎」

昂哉「今から聞く!多分ムッツリーニがこういうのに詳しいはず‼︎」

 

 とりあえず雄二たちと連絡を取ろう!

 

昂哉(LINE)『駐車場でナンバーが96の赤い車のところに来て!それが俺の家の車だから!」

雄二(LINE)『マジか⁉︎めちゃくちゃ助かる!こっちは3人だから4人で丁度いいな‼︎』

昂哉(LINE)『優子も連れてく!コイツは雄二の次くらいには強いよ!』

雄二(LINE)『なるほど!それじゃあ無理矢理5人乗るぞ‼︎』

 

 という事で雄二たちとは連絡が取れたよ。

 

 

 そしてすぐに駐車場に到着したよ。残り時間は18分だ!

 

明久「えっ⁉︎木下さんは大丈夫なの⁉︎」

優子「弟が拉致られてんのに黙ってられないわ!それに日頃から折檻してるアタシが弱いはずないでしょ!」

明久「それは………」

雄二「自分で申し出たんだ。認めるしか無いだろ。」

昂哉「とにかく数は多い方がいいから!それでムッツリーニ、場所はどこ⁉︎」

ムッツリーニ「………この前俺たちが行ったカラオケ店。」

昂哉「OK!それじゃあ吹っ飛ばすよ!」

 

 正直自由にお酒飲めなくなるから免許は持ちたく無かったんだけど、いざという時に役に立ったよ!親父、お袋!俺に無理矢理免許を取らせてくれてありがとう!そして俺の友達を傷つける奴は、それ相応の罰を受けてもらおう‼︎

 

 

 

 

 

 だいぶかっ飛ばしたおかげで、目的地にはすぐに着いたよ。

 

雄二「よし、それじゃあ昂哉はここで待機だ。運転手兼召喚大会に出場する奴は傷ついちゃあいけない。」

昂哉「了解!絶対に助け出してね!」

優子・明久・雄二・ムッツリーニ「「「「もちろん!」」」」

 

 頼んだよ、お前ら!残り時間は13分だ‼︎

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 ようやく姫路さんたちが拉致された場所に着いた。作戦はこんな感じだ。

 

 

①ムッツリーニが店員のフリをして、灰皿を持って中に侵入する。

②木下さんが店員のフリをして入り、不良たちのエサになる。

③木下さんに不良が見惚れているタイミングで僕と雄二が入り、人質である姫路さんたちを救出する。

④不良たちと喧嘩祭り。

 

 

 

 木下さんを色仕掛けに使うのが申し訳ないけど、本人がいいって言ったからこうなったよ。

 

不良1(無線から)『さぁ〜って、最初はどの娘から頂こうかな〜。』

 

 無線から不良たちの忌まわしい声が聞こえる。どうやらムッツリーニは潜入に成功したみたいだ。

 

不良2(無線から)『こっちの乳でけぇ奴にしようぜ‼︎』

不良3(無線から)『じゃあ俺は小学生で!』

姫路・葉月(無線から)『うぅ………』

島田(無線から)『やめなさい、アンタ達!』

秀吉(無線から)『女子に手を出すのは御法度じゃ‼︎』

不良4(無線から)『なんだテメェ‼︎』ドゴォ

秀吉(無線から)『痛っ……』

不良5(無線から)『次はお前か?』

島田(無線から)『な、何よ‼︎』

 

 あの野郎共‼︎秀吉に手を上げるどころか美波にも手を上げようとしやがって!

 

明久「……助けに行か……」

雄二「……待て明久、まずは人質の救出が優先だ……とりあえず木下が入って不良を見惚れさせるのを待とう……」

明久「……わ、分かったよ……」

 

 そしていよいよ木下さんが入…………

 

 

 

優子「アンタたち!アタシの弟によくも手を上げてくれたわね!ぶっ飛ばしてやる‼︎」

 

 

 ったぁぁぁぁぁぁ⁉︎まさか木下さんが喧嘩を売るとは思わなかったよ‼︎でも丁度いい、これに乗ってやる‼︎

 

不良5「おお!この娘のお姉ちゃんか!ちょうど……」

優子「死ねぇぇぇぇ‼︎」ドゴォ‼︎

 

 木下さんのパンチ強………って思ってる場合じゃない!

 

不良5「あぁぁぁぁぁぁ‼︎いてぇぇぇぇ‼︎」

不良4「このクソアマ‼︎」

 

 相手の目線が木下さんに行ってるタイミングで………

 

明久「お邪魔しま〜す♪」キーン!

不良4「のぉぉぉぉぉぉ‼︎」

 

 股間にキック!男相手ならやっぱりこれだね!

 

不良2・3「「テメェら、よくも‼︎」」

優子「吉井は一旦金髪の方を相手にして!アタシは……って危ない!」

不良2「クソ、よけやがって!」

明久「くらぇぇぇぇ‼︎」 

不良3「邪魔だ‼︎」 バゴン‼︎

明久「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」

 

 クソ‼︎パンチを食らっちゃった‼︎痛い………けど秀吉たちか受けた痛みに比べれば………

 

不良2・3「「テメェもとっととくたばれぇ‼︎」」バゴン!

優子「アンタたちも……」

雄二「おいおい、お前らもう少し頭を使え………よっ‼︎」バゴン‼︎

不良2・3「「あがっ!」」 バタン

 

 雄二のパンチで一気に不良が気絶した!流石!

 

優子「坂本、それじゃあ人質を………」

不良1「おい待て、この子がどうなってもいいのか?」

葉月「うぅ………」

島田「ちょっと‼︎葉月に何してくれてんのよ⁉︎」

 

 葉月ちゃんを人質に取るなんて、ふざけた野郎だ‼︎でも………

 

不良1「いいか?大人しくしてろよ?さもないと酷え傷を……」

ムッツリーニ「………負うのはお前。」ガン!

不良1「グファ………」バタン

 

 後ろにいたムッツリーニが灰皿でぶん殴って気絶させた。有言実行とは見上げた根性だね。

 

雄二「それじゃあ明久とムッツリーニは人質、特に召喚大会がある姫路を昂哉の車まで案内しろ‼︎俺と木下でゴミ掃除をやるぞ‼︎」

明久・ムッツリーニ・優子「「「了解!」」」

 

 さて、まずは姫路さんの縄を解かなきゃ!

 

明久「姫路さん、もう大丈夫だよ!」

姫路「ありがとうございます!」

明久「入り口に昂哉の赤い車があるから先に行って!」

姫路「はいっ!」

ムッツリーニ「………解いたぞ。」

葉月「ありがとうございますっ!」

島田「ウチはここに残るわ。」

明久「美波も行って!」

姫路「私と雲雀丘君は大会があって葉月ちゃんの面倒を見れないので!」

島田「それなら分かったわ!」

ムッツリーニ「………3人とも、俺についてこい‼︎」

島田・姫路・葉月「「「はい!」」」

 

 さてと、僕はゴミ掃除でもやりますか!

 

秀吉「姉上、済まないのじゃ………」

優子「無事で何よりだわ!」

秀吉「それより男のワシが捕まって女の姉上が助けるなんて、本当に申し訳ないのじゃ……」

優子「アタシを誰だと思ってんの⁉︎伊達にアンタと昂哉に折檻してないわよ!それに、弟に手を出されて黙ってる姉がいると思う?」

秀吉「姉上………」

優子「とりあえず泣くのはここを出てからにしなさい。まだ危ないから。」

秀吉「分かったのじゃ…………」

 

 いいなぁ〜。僕もあんな姉が欲しかったな〜。それとこんな素晴らしい人を彼女にしている昂哉は羨ましいよ!

 

雄二「さぁって、丁度いいサンドバッグが出来ちまったなぁ⁉︎」

優子「せいぜいアタシたちを楽しませてよね‼︎」

 

 それにしても、霧島さんの事でストレスが溜まっている雄二と、昂哉の事でストレスが溜まっている上弟に手を出されて更にキレてる木下さんを相手にするなんて、この人たちも不幸だな〜。まあそれなりの罰は受けてもらわないといけないんだけどね。

 

 それと、後は頼んだよ、昂哉!必ず姫路さんと一緒に召喚大会に間に合ってね!

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 集合時間まであと6分のところで姫路たちがやってきた。どうやら作戦は成功だ!

 

昂哉「みんなお疲れ‼︎全員乗って……って言いたいけどあと3・4人までしか乗れないから姫路と島田と秀吉が乗って!」

姫路・葉月「はいっ!」

島田「了解!」

秀吉「わ、ワシはやっぱりムッツリーニたちを手伝うのじゃ!男としてこのまま黙って帰るのは恥ずかしくてのぅ‼︎」

昂哉「なるほど、それなら出発するね!」

ムッツリーニ「………任せた‼︎」

秀吉「必ず間に合わせるのじゃ‼︎」

 

 勿論だとも‼︎絶対に間に合ってやる‼︎

 

昂哉「それじゃあ飛ばすよ‼︎」

姫路・葉月「「はいっ!」」

島田「頼んだわ!」

 

 アクセル全開!最短距離を進んでかっ飛ばす‼︎絶対に間に合わせる‼︎絶対に間に合わせて常夏コンビをぶちのめすんだ‼︎絶対に‼︎

 

 

 

 

 

 かっ飛ばした甲斐もあって、かなり速く学校に着いた。あと2分‼︎

 

昂哉「それじゃあ姫路、全力疾走だ‼︎」

姫路「はいっ!」

島田「頼んだわ!」

葉月「お姉ちゃんとおじさん、頑張って下さいっ!」

 

 俺と姫路は決して足が速くない。すぐにバテてしまうかもしれない。でも今はそんな事どうだっていい‼︎間に合いさえすればどうにでもなる‼︎だから間に合え‼︎そのために全力で走れ‼︎間に合え………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竹中「2年Fクラスの雲雀丘&姫路ペアが集合時間になっても現れなかったため、3年Aクラスの常村&夏川ペアの不戦勝となります。」

 

 間に合わなかった…………、あと1分早く着いてたら………、俺がもっと足が速かったら………、失格にならずに済んだのに………

 

姫路「はぁっ……ごめん……はぁっ……なさい……」

昂哉「こっちこそ……はぁっ……ごめん………」

姫路「私が………はぁっ……捕まったり……はぁっ……しなければ……」

昂哉「俺が……はぁっ……営業妨害を……はぁっ……予想できて……はぁっ……いたなら……はぁっ……」

 

 自分の能力不足をここまで悔やんだのは初めてだ。こうなった時のために、もっと運動をしておくんだったな………

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくすると、雄二たちが戻ってきた。

 

雄二「間に合わなかったんだな。すまん。」

明久「僕たちがもっとしっかりしていたら……」

優子「アタシがもっと早く瑞希を助けてたら……」

秀吉「そもそもワシが捕まらなかったら……」

ムッツリーニ「………無念。」

雄二「いや、それに関してはある程度予想できてたんだ。まさかここまでするとは思わなかったが。」

 

 予想出来た?

 

昂哉「どういうこと?」

雄二「妨害工作の一種だ。俺たちやり合っても勝ち目がないと考えたんだろう。その結果拉致るとは思わなかったけどな。」

 

 なるほどね。にしてもやり過ぎだよ。

 

明久「どういうことだよ、雄二⁉︎」

雄二「落ち着け明久。とりあえず俺の話を聞いてくれ。」

明久「分かった………」

雄二「奴らはもう一度俺たちに直接攻撃してくるか喫茶店にちょっかいを出してくるか。そのどちらかで妨害工作を仕掛けてくるのは予想できたからな。」

 

 一連の妨害工作……………2回戦での清水への匿名の情報提供………常夏コンビによる何回もの妨害………不良たちによる直接攻撃………まさか!

 

昂哉「雄二、常夏コンビと明久を襲ったりウェイトレスを拉致ったりした不良達が繋がってるってこと?」

雄二「俺の予想が正しければな。いくつか引っかかる点もあるしな。」

 

 引っかかる点……、何度も起きた妨害工作……、ん?何度も?そういえば不自然なくらいに何度も会った人がいたような……?

 

昂哉「ねえ雄二、それに教頭も入ってる?」

雄二「そうだな。妨害工作が起きた現場には毎回居合わせていたからな。」

 

 どうやら俺の予想は当たったみたいだ。

 

昂哉「やっぱりね。アイツがこんなイベントを好むはずがないもん。しかも1日にそう何度も同じ人を見ることなんてなかなかないしね。」

雄二「全くだな。今回の件も姫路を拉致して昂哉&姫路ペアを失格にさせるつもりだったんだろう。」

優子「はぁ⁉︎あの人は何考えてんの⁉︎」

姫路「全くですね………」

 

 となると、ババア&俺&姫路&雄二&明久vs教頭&常夏コンビ&不良っていうわけね。

 

雄二「幸いな事に、奴らは昂哉&姫路ペアに注意を向けすぎるあまり、俺と明久のペアへの妨害工作は怠ってたみたいだな。それでも途中からはそれなりにあったが。」

明久「僕も襲われたりしたしね。」

 

 確かに。普通警戒するのは俺たちの方だよね。

 

雄二「とにかく、こうなった以上は依頼主であるババアと話をする必要がある。聞いておきたい事もあるしな。だから明久と昂哉は俺と一緒に教室で待機だ。」

 

 確かに。ババアと話をつけないとね。

 

昂哉・明久「「は〜い。」」

雄二「他のメンバーはムッツリーニ、秀吉で女子を守りながら帰ってくれ。」

優子「アタシも女だけどヤワじゃないから守りながら帰れるわ。」

ムッツリーニ・秀吉「「了解‼︎」」

姫路「お願いします………」

昂哉「島田姉妹にも連絡しといて〜。」

優子「分かったわ。」

昂哉「それじゃあ明日、無事で会えることを祈るよ!」

姫路「はい!」

ムッツリーニ「………ああ。」

秀吉「そうじゃの!」

優子「勿論!」

 

 ということで俺たちは他のメンバーと別れた後、ババアと教室で話をすることになった。




 ということで昂哉と姫路は失格になってしまいました。そのため決勝は原作通りのメンツでやる事になります。

 ただ、昂哉が寝坊して急いでいた上、清涼祭が酒持ち込み禁止なこともあってたまたま車で登校できてたのは不幸中の幸いでしたね。いつも通りだったらもっと時間がかかってたでしょう。

 それと、優子は伊達に折檻してないですね。普通に強いです。流石に雄二ほどじゃないですけど。

 さて、次回はババアとの会談です。お楽しみに!

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