バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第十五問  文月・初夏のローション祭り

  side 昂哉

 

 清涼祭2日目の朝、常夏コンビの妨害工作である文月・初夏のローション祭りが始まろうとしているよ。ちなみに今俺は屋上で秀吉やムッツリーニと一緒に指示出しをする係をやってるよ。

 

秀吉「それにしても、よくこれだけのブルーシートとローションを集められたのぅ。」

ムッツリーニ「………しかも一夜で。」

昂哉「じっちゃんの金と俺の風俗のツテだね。ローションを色んな店から分けてもらったのさ!ちなみに乾きにくいように細工も施してあるし予備だっていっぱいある‼︎」

秀吉「大人って凄いのぅ。」

ムッツリーニ「………やる事が違う。」

 

 ちなみに今は校庭全体にブルーシートが敷いてあって、その上にローションがぶちまけられてるよ!つまりは校庭全体がローションエリアなのさ!これを昨夜だけで準備したから正直寝てないんだよね。そして………、

 

昂哉「んじゃ、そろそろ始めるか!」

秀吉「頼んだぞい!」

 

 いよいよ祭りの始まりだ!

 

 

 

 

 

 

昂哉(拡声器)『それでは只今より、「文月・初夏のローション祭り」を開催します‼︎天才物理学教師である家角亜成大先生がプロデュースする、摩擦が無い世界を是非お楽しみ下さい‼︎』

 

 

 

 

 

 

 ちなみに夜間学校を開けてくれたのはケツ先生だよ。貴方の素晴らしさを宣伝するんで、って言ったら快く引き受けてくれたのさ!全く、チョロくて助かったぜ!

 

 そして校庭からは常夏コンビの妨害に協力してくれるFクラス男子たちの声が聞こえるよ!

 

 

近藤「うぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎JKとローションで触れ合えるぜぇぇぇぇぇ‼︎」

横溝「ぬるぬるぅぅぅぅぅぅ‼︎」

福村「いやっふぉぉぉぉ〜‼︎」

原田「僕と相撲をしようぜぇぇぇぇ‼︎」

武藤「これがFクラスの出し物だぁぁぁぁ‼︎」

須川「昨日女子と一緒に清涼祭を楽しんでた連中を全員でぶちのめしてやるぞぉぉぉぉ‼︎」

 

 めっちゃ盛り上がってるね!いい事だ!ただのその中で一際目立つ声がさっきからしてるんだよね〜。

 

 

赤田爺「じっちゃんの身体にかけてぇぇぇぇぇぇ‼︎」

 

 

 10代男子に混ざってはしゃぐ70代男子。なんて素敵な光景なんだろう!それと、さらっとどっかで聞いた事のあるセリフをとんでもない改変して言ってるし。

 

 さて、ローション祭り最初の参加者は………

 

鉄人「貴様ら!何をやって……うぉ!」ヌルッ、バタン

 

 鉄人だ!まあ最初にやってくるのは出勤する先生方だよね!

 

昂哉(拡声器)『お前ら!鉄人がやってきたぞ‼︎ローションの凄さを教えてやれ‼︎』

Fクラス男子「「「「「はっ‼︎」」」」」

鉄人「雲雀丘、貴様の仕業か………うぉ!」ヌルッ

武藤「先生、相手はこの俺だ!」ヌルッ、バタン

福村「俺もだ……うぉ!」ヌルッ

 

 しばらくすると、他の先生方もやってきたよ!ちなみに駐車場からは校庭を通らないと校舎内に入れないようになってるから全員がローション祭りの参加者になるね!

 

高橋「なんです……きゃぁ!」ヌルッ、バタン

布施「いつの間にローションが……」

長谷川「これでは校舎に……って痛た……」ヌルッ、バタン

大島「くそっ!体育教師の俺でもなかなか進めねえ‼︎」

 

 そして一際ヤバいやつが遂に現れた。

 

 

船越「男子高校生のみんな〜‼︎私と一緒にローションで遊びましょぉぉぉぉぉ‼︎」ヌルッ、バタン

 

 

 そう!これがあるから俺は祭りの現場に下りなかったのさ!

 

須川「ヤバい!船越女史だ!」

横溝「逃げろ!」

昂哉(拡声器)『お前ら、この後には沢山の女子高生がやって来るんだよ⁉︎ここで逃げてもいいのかい⁉︎』

Fクラス男子「「「「「良くねえ‼︎」」」」」

 

 よく言った!それでこそFクラス男子だ!

 

 

 

 しばらくすると、いよいよ生徒たちが登校し始めた。まずは………

 

優子「はぁ⁉︎一体何が起きてんの⁉︎」ヌルッ

島田「というかなんか滑るんだけど⁉︎」ヌルッ

姫路「きゃあ!」ヌルッ、バタン

霧島「…雄二、どこ行ったの?」ヌルッ

葉月「わあっ!なんかぬるぬるしてますぅ!」ヌルッ

工藤「凄い量のローションだね〜。」ヌルッ

美穂「転んで眼鏡を割ってしまいそうです……」ヌルッ

清水「美波お姉様〜‼︎」ヌルッ、バタン!

島田「ちょ、美春⁉︎」バタン!

 

 知り合いの女の子たちの登場だ!これはいいチャンス……だと思ったけど俺がアナウンスすると優子にバレたときにヤバいから………、

 

昂哉「ムッツリーニ、お願い!」

秀吉「ワシも姉上に殺されてしまうから頼むぞい!」

ムッツリーニ「………ああ!」

 

 ムッツリーニに依頼したよ!これで俺と秀吉が死ぬことはないね!

 

ムッツリーニ(拡声器)『………女子の登場だ‼︎………お前ら、更に祭りを盛り上げるぞ‼︎』

Fクラス男子「「「「「オー‼︎」」」」」

工藤「む、ムッツリーニ君⁉︎」

美穂「なんか怖いんですけど……」

優子「多分昂哉の仕業ね。後でこらしめておくわ。」

姫路「優子ちゃん、お願いします。」

 

 なんか嫌な声がしたんだけど。気のせいだと信じたい。

 

 

 

 

 そしてしばらくすると、いよいよお目当ての常夏コンビがやって来た!

 

夏川「うわ!なんだよこれ‼︎」ヌルッ、バタン

常村「ローションまみれじゃねえか!」ヌルッ

 

 さて、ショータイムといこうじゃないか!

 

秀吉(拡声器)『力哉、克哉よ、お主らが大好きな夏川先輩と常村先輩がやって来たぞい‼︎思う存分ローションで相手してやるのじゃ‼︎』

力哉・克哉「「しゃあ‼︎」」

夏川・常村「「嫌ぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 そう、この時のために兄貴たちを待機させてたんだよね!さあ、ローションの経験の差というものを見せてやれ‼︎ちなみにこの合図でFクラス男子も常夏コンビの方に行くようになってるから、いくら兄貴たちをかわしたとしても無駄だよ♪さあ、日が沈むまで踊り続けろ‼︎

 

 

 

 そして、しばらくすると………、

 

教頭「な、なんだこれは⁉︎」ヌルッ、バタン

教頭妻「何故にローション⁉︎」ヌルッ、バタン

 

 重役出勤の教頭がやってきたよ!しかもご丁寧に奥さんまで連れている。これは大大大チャンスだ!

 

 

昂哉(拡声器)『教頭先生、昨日は何度もメイド喫茶にいましたね!それと、チャイナドレス見たさにうちのクラスにやって来てくれてありがとうございます‼︎実はこの俺もメイドやチャイナドレスを着た女の子が好きなので今度一緒に語り合いませんか⁉︎』

教頭「えっ⁉︎」

教頭妻「どういうこと?」

教頭「いや、こ、これは違うんだ‼︎何かのごか……」

教頭妻「へぇ〜」ドゴォ‼︎

教頭「グファ……」バタン

 

 しゃあ!これで教頭に仕返しができたぜ‼︎やったね♪それにしても教頭の奥さん強いな〜。一発殴っただけで気絶させたし………。アレが未来の俺と優子にならないようにしたいね!

 

 さあさあ、あとやる事はどさくさに紛れて常夏コンビを遅刻させる事‼︎そのためにも、ローション祭りを盛り上げてやる‼︎

 

 

昂哉(拡声器)『まだまだ祭りはこんなもんじゃないよ‼︎追加のローション投入だ‼︎新鮮なぬるぬるをとくと味わうがよい‼︎そして参加者の皆さんよ、ぬるってぬるってぬるぬるしまくれぇぇぇぇぇ‼︎』

秀吉・ムッツリーニ「「ローション投入‼︎」」ザバァァァ

 

 

 

 乾きにくい細工を施したといっても限度がある!だから今はありったけのローションを注いで、決勝戦の集合時間まで耐えるんだ‼︎いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼︎

 

 そして遂に、召喚大会の運営からLINEが飛んで来た。

 

運営(LINE)『召喚大会の決勝戦は3年Aクラスの常村&夏川ペアが集合時間になっても現れなかったため、2年Fクラスの吉井&坂本ペアの不戦勝となります。』

 

 

昂哉・秀吉・ムッツリーニ「「「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」

 

 遂に俺たちの勝ちだ‼︎やったね♪これでなんとか努力が報われた…………ぜ!

 

昂哉「あぁぁ……はぁっ……」ガクッ

 

 達成感で力が抜けて思わず膝が落ちてしまった………

 

秀吉「昂哉⁉︎大丈夫かのぅ⁉︎」

昂哉「徹夜だったから………」

ムッツリーニ「………疲れてるんだろ。………よく頑張った。………休んどけ。」

昂哉「それじゃあ………秀吉の膝枕がいいな……」

秀吉「頑張った友のためじゃ!幾らでもワシの膝を貸してやろうぞ‼︎」

 

 ありがとう!こうして俺は屋上から校舎の中に入ってすぐのところで秀吉の膝を借りて寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 どれくらい時間が経ったのだろうか。目を覚ますとかなり日が高かった。恐らくもう昼過ぎだろう。随分寝ちゃったな。秀吉の膝も死にかけ…………ん?なんだこの違和感は?何かが違う。空気というか、オーラというか………、一体何だろう?その答えはすぐに分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優子「おはよ♪」

 

 秀吉(天使)優子(悪魔)に入れ替わっていたのだ。

 

昂哉「あれ?幻覚かな………?」

優子「違うわよ!関節曲げて確かめる?」

昂哉「遠慮します………。それで、なんで優子が膝枕してんの?」

優子「アタシの姿を見たら秀吉が替わってくれたわ。」

昂哉「脅迫して?」

優子「いや、違うからね!」

昂哉「後で秀吉に聞いてみて脅迫されてたらBL本売却ね。」

優子「本当に違うから!」

昂哉「そう……ならいいよ……。それなら………」

 

 優子がこう言うのなら間違い無いだろう。だとしたら………

 

昂哉「お墓は派手なヤツがいいな……」

 

 死を覚悟しないとね!

 

優子「別にそこまで酷いことはしないわよ。」

昂哉「よく言うぜ!どうせ折檻はするくせに‼︎」

優子「まあするけど……」

昂哉「この悪魔め!」

優子「学校内で勝手にローションばらまくのが悪いんでしょ!」

昂哉「大丈夫、ケツ先生の許可は取ってあるから!」

優子「あの人の許可ってアテになるの?」

昂哉「さあ?」

 

 ぶっちゃけならないと思うけどね。まあ俺たちに来るはずの罰は全部あの人に行くでしょう!

 

昂哉「それにしても、さっさと俺を殺さないの?」

優子「いや、殺しはしないって。それより、なんでこんな事をやったの?」

昂哉「俺と姫路が拉致されて不戦敗になったから、常夏コンビをローションで足止めして無理矢理不戦敗にしようと思って。」

優子「アンタらしいわね………」

昂哉「でしょ?だから褒めて〜♪」

優子「褒められる事では無いでしょ!」

昂哉「ごめんちゃい♪」

優子「ぶっ飛ばすわよ?」

昂哉「すいませんでした。」

優子「よろしい。」

 

 クソ!これじゃあ教頭ルートまっしぐらじゃん!なんとかしてこの悪魔を逆に尻に敷いてやる!

 

昂哉「それで、いつもの折檻はしないの?」

優子「う〜ん、それなんだけど、アンタは今疲れてるからやめとこうと思って。」

 

 嘘でしょ⁉︎あの優子が優しいだと⁉︎

 

昂哉「優子。」

優子「何?」

昂哉「バグった?」

優子「やっぱり折檻しようかな?」

昂哉「すいませんでした。」

優子「ほ〜い。それで、今回の件は今折檻するんじゃなくて貸しにしようかと思って。」

 

 そういうことね!

 

昂哉「なるほどね!いいよ!」

優子「良かった〜!それじゃあそういうことで!」

昂哉「ほ〜い!」

 

 そんなやりとりをしていると、雄二からLINEが入った。

 

雄二(LINE)『ようやくローションとブルーシートの片付けが終わって、喫茶店が再開するところだ。木下とイチャイチャしてるとこ申し訳ないんだが教室に来てくれるか?』

 

 別に申し訳なく思わなくていいんだけどな〜。雄二も気持ちは分かるはずなのに!

 

 まあそんなことより、呼ばれたなら行かないとね!

 

昂哉「ということで、俺はクラスに戻るよ!」

優子「は〜い。」

昂哉「じゃあね〜♪」

優子「ばいば〜い!」

 

 あっ、あれ言い忘れてた!

 

昂哉「それと、膝枕ありがとね!おかげでよく眠れたよ!本当に助かった!」

優子「ど、どういたしまして///」

 

 そう言って俺は教室へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 そして清涼祭2日目が終わると、俺と明久は雄二に声をかけられた。

 

雄二「昂哉、明久!ババアの部屋に行くぞ。取り引きの精算だ。」

昂哉「ほ〜い!」

 

 そういえばそのメインイベントを忘れてたね。危ね〜!あと、明久は何をしてるんだろう?

 

明久「秀吉!頼むから着替えないでくれ!」

ムッツリーニ「………写真を撮りたい‼︎」

秀吉「お主ら、何をしておるのじゃ‼︎」

 

 ムッツリーニと一緒に秀吉にしがみついている。どんだけ秀吉のチャイナドレスが好きなんだよ!まあ俺も好きだけどさ!だから………

 

昂哉「ムッツリーニ、俺の分も……」

雄二「まあ丁度いいからムッツリーニと秀吉も来い。明久を説得するのも面倒だしな。」

 

 おい!遮るなよ!せっかくの大天使秀吉のチャイナドレス姿なんだからさ!

 

秀吉「分かったのじゃ……」

昂哉・明久「「やった〜‼︎」」

ムッツリーニ「………ありがとう!」

 

 ということで5人でババア室に向かった。

 

 

 

 

 俺たちはババア室に着くと、いつも通り無礼な挨拶で中に入った。

 

明久「失礼しま〜す。」

雄二「邪魔するぞ。」

昂哉「ばあさん、お久しぶりです!」

秀吉「お主ら、全く敬意を払っておらん気がするのじゃが……」

昂哉「このばあさんにはこれでいいのさ、秀吉!」

ババア「よくないねぇ。それに校庭にローションをぶちまけたのはどこのどいつだい?」

昂哉「アタシだよ‼︎」

ババア「アンタはもう一回停学にする必要があるさね。」

昂哉「そんな〜!せっかく学園祭を盛り上げてやったのに!」

 

 おかげでかなりネットで話題になったらしいからね!良くも悪くも!

 

 まあそんな事より優勝報告だ!

 

昂哉「ところでばあさん、俺たちは明久と雄二が優勝したんでそれを報告に来ました!不戦勝ですけどね!」

ババア「言われなくても分かってるよ。アンタ達に賞状を渡したのは誰だと思ってるんだい?」

 

 それでも一応報告はしないとね!

 

ババア「それにしても随分と仲間を引き連れてきたもんだねぇ。」

雄二「まあコイツらにも知る権利くらいはあるだろ。」

ババア「なるほどね。それじゃあ話すよ。こうなったのはアタシの責任だしね。」

 

 ということでババアが説明を始めようとしたんだが………

 

ムッツリーニ「………盗聴の気配!」

その他全員「「「「「なんだって⁉︎」」」」」

 

 ムッツリーニが盗聴の気配を察知した。センキュー!

 

 という事はここで取り引きの話をするのはまずいね。それと、俺たちがババアと組んでるのを教頭側が知ってたのってコレのおかげだったんだね!だったらここはこうしますか!俺はババアや雄二とアイコンタクトを取ってこう言った。

 

昂哉「え〜っと、せっかくだしいい天気なので屋上で一つ話でもしませんか?」

ババア「そうするさね。」

昂哉「それじゃあ俺についてきて下さ〜い!」

ババア「ほ〜い。」

 

 という事で俺たちは話し場所へと向かった。

 

 

 

 

  side 夏川

 

 あの野郎、全くバカな奴だぜ!盗聴器があるの知ってるのに堂々と自分たちがどこに行くかをバラしてくれるとはな!感謝するぜ!これで俺と常村が学園長とアイツらの取り引き内容を録音して放送してしまえば、晴れて受験勉強とはおさらばだ!

 

夏川「いよいよこの階段を上った先だな!」

常村「ああ!」

 

 待ってろよ!受験勉強から解放された自由な生活よ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力哉・克哉「「ウェェ〜ルカァァ〜ム‼︎」」

夏川・常村「「謀ったな、貴様ぁぁぁ‼︎」」

 

 こうして俺と常村は受験勉強から解放される事もなく、ホモ2人から解放されるために必死で逃げ回る事になった…………

 

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 もちろんあのまま屋上に行くバカはいないよね♪常夏コンビをハメるためにあえてああ言ったのさ!もちろん兄貴は予め待機させておいたよ。

 

 ババアとの会談の後、俺は明久と2人で話をしていた。ちなみに後夜祭というものがあったらしいがローションを校庭にぶちまけたせいで無くなったんだよね。

 

昂哉「明久、良かったね!姫路が転校するのを防げて!」

明久「う、うん!そうだね///」

昂哉「でも明久の頑張りを見せられなくてごめんね〜。」

 

 実は明久と雄二は決勝のために日本史を集中して勉強していたんだよね。ローションの方が確実に勝てると思ってその成果を披露する場を潰しちゃったんだけどさ。

 

明久「いやいや〜!アレで確実に勝てるんだし面白かったんだからいいんだよ!」

昂哉「そう言ってくれると嬉しい〜♪」

 

 明久ってなんていうか基本的にお人好しだよね。そういうところがあの2人、いや、葉月ちゃんや久保も入れて4人に好かれるんだろうね〜。そういえば、俺はなんで優子に好かれてるんだろう?よく分かんないな〜?もし単に昔の俺に憧れてるだけなのだとしたら、それはやめて欲しいな〜。

 

 まあそれはともかく、あの話をしなきゃいけないんだった!

 

昂哉「ところで、そのプレミアムチケットを2組とも頂戴!」

 

 プレミアムチケットの話だね!

 

明久「えっ?何故に?」

昂哉「渡したい人がいるから!」

明久「う〜ん、あっ!1人は分かったよ!」

昂哉「本当⁉︎それならその人のところに一緒に行くか!」

明久「うん!」

 

 こうして俺と明久はもちろん………、

 

霧島「…話って何?」

 

 霧島のところに向かった。

 

昂哉「Present for you!」

霧島「…ありがとう!」

明久「霧島さん、雄二と大切に使ってね!」

霧島「…うん!…吉井と雲雀丘はいい人!」

昂哉「そんじゃあまた!」

明久「じゃあね〜!」

霧島「…ばいばい!」

 

 やっぱりこの2人には幸せになってもらわないとね!雄二の余生がヤバいって?そんなのどうでもいい事じゃないか!

 

 さてと、2人目はもう決まってるんだよね!

 

昂哉「ということで明久、じゃあね〜。」

明久「あっ!もう1人は昂哉か!」

昂哉「なわけないでしょ!俺よりももっと結婚について真剣に考えてる人に渡すよ!」

明久「そ、そうなんだ〜。」

昂哉「それじゃあまたね〜!」

明久「ばいば〜い!」

 

 そう、俺がプレミアムチケットを渡す相手といえば……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫路「雲雀丘君、話ってなんですか?」

 

 召喚大会の相方だ!

 

昂哉「姫路にプレゼントがあるから渡そうと思って!召喚大会の相方としてのお礼で!」

姫路「そんな!私が頼んだんですしいいですよ!」

昂哉「人の好意ってもんは素直に受け取っとくもんなの!」

姫路「そ、そうですか………。それで、何を渡すんです?」

昂哉「じゃじゃ〜ん!プレミアムチケット〜!」

姫路「えっ⁉︎雲雀丘君が使うんじゃないんですか⁉︎」

昂哉「優子と結婚したいわけじゃないんだし使うわけないでしょ!それよりさ、これを使って明久と行ってきなよ〜。」

姫路「で、でも………」

昂哉「早くしないと島田に取られちゃうかもよ?」

姫路「わ、分かりました……。そこまで言うのなら受け取っておきます。」

昂哉「それでOK!」

 

 これで俺と優子の結婚は回避できたよ!やったね!あとはあの事を言わないとね!

 

昂哉「実はもう一つ言うことがあって〜。」

姫路「何です?」

昂哉「明久って今日の決勝のために勉強してたんだよね〜。ここ1週間。まあ俺がその機会を潰しちゃったけど。」

姫路「そうなんですか⁉︎」

昂哉「そうだね!それも誰かさんのために!」

姫路「そ、そんな///」

 

 明久は伝える気ないだろうから代わりに伝えておいたよ!

 

昂哉「ま、そういうことだからそのプレミアムチケットを使ってみなよ‼︎」

姫路「は、はい!ありがとうございます‼︎」

昂哉「そんじゃあまたね〜♪」

姫路「さ、さようなら!」

 

 こうして俺の2度目の清涼祭は幕を閉じた。




 ということで清涼祭編、完結です!多分校庭にローションをばらまいて常夏コンビを足止めし不戦敗にさせたのは本作だけではないでしょうか?

 そして、次回からは如月グランドパーク編になります。9/16の12:00〜投稿予定です。お楽しみに!

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