バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第二十四問 強行突破

  side 昂哉

 

 俺たちはムッツリーニにハメられ、キャンパスの外に追放された………ハメたムッツリーニを巻き添えにして。

 

赤田爺「あれは御主じゃったのか⁉︎」

須川「よくも俺の純情を‼︎」

横溝「責任取りやがれ‼︎」

昂哉「俺を勝手に優子に売りやがって‼︎」

ムッツリーニ「………うるせえ、裏切り者どもが‼︎………というかいつから昂哉は気付いてた⁉︎」

昂哉「優子を呼びつけた辺りで。」

ムッツリーニ「………なるほど。」

 

 だってあれできるの俺と優子の関係を知ってる人だけだからね。そこからチラッと見えた青髪と、元から見えてた顔を見てムッツリーニだと判断したのさ‼︎

 

ムッツリーニ「………それにしても、再入場は禁止か……」

須川「チケットもう無いし。」

赤田爺「仕方ないのじゃ………」

横溝「だな。」

昂哉「悔しいけど、俺たちに出来ることなんて………」

 

 そうして俺たちは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「「「「「靴を舐めます‼︎」」」」」

 

 警備員に土下座をした。

 

警備員1「いや、ホント困るから。」

 

 ちょっと断れたくらいで引いてたまるか‼︎こっちは日本一の日本酒がかかってるんだ‼︎

 

横溝「絶対に迷惑かけませんから‼︎」

須川「肩揉みますよ‼︎」

ムッツリーニ「………メシおごりますよ‼︎」

昂哉「なんならお金だってあげちゃいます‼︎」

赤田爺「上手くいったら儂の友達を紹介するのじゃ‼︎」

警備員2「だからそういう問題じゃなくてね……」

赤田爺「じゃああれじゃ‼︎」

ムッツリーニ「………全員で脱ぎます‼︎」

横溝「そして踊ります‼︎」

須川「蝶のように舞います‼︎」

昂哉「そして蜂のように刺します‼︎」

警備員1「いや、だからね……」

昂哉「よ〜し、やるぞお前ら‼︎」

他4人「「「「おう‼︎」」」」

 

 ということで全員で全裸になって踊った結果……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警備員1・2「「出禁です。」」

 

 追い出された。

 

昂哉「邪険に追い出されたね。」

須川「すっげえキレてたぞ、あの人。」

ムッツリーニ「………俺達の熱意が伝わらなかったか……」

横溝「口惜しい。」

赤田爺「でも、やれる事はやったんじゃけどなぁ……」

須川「俺ら、必死に頼んだもんな〜。」

ムッツリーニ「………アレで通してくれないなら、諦めもつく。」

横溝「ああ、そうだな。通してもらうのは諦めて……」

 

 通してもらうのが無理なら………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「強行突破だ。」

他4人「「「「おう。」」」」

 

 これしかないよね!ということで強行突破作戦が始まりました‼︎

 

 

 

 

 まずはキャンパスの外壁を皆で超えます‼︎

 

全員「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」」」」」ダダダダダダ!

 

 全員で外壁に向かってダッシュする。そして………

 

須川「っしゃあ‼︎」ビタッ!

横溝「来い‼︎」ビタッ!

 

 須川と横溝が壁に背中を向けてくっつき、腕を組んで………

 

昂哉・ムッツリーニ「「おう!」」ダッ!

 

 俺とムッツリーニがそれぞれ須川と横溝の組まれた手の上に勢いよく足で乗っかった。そしてそれを、

 

須川・横溝「「オラァ‼︎」」 ブーン

 

 須川と横溝が手で思いっきり上に押し上げ、俺とムッツリーニを外壁の上に乗せた!

 

 そして次は…………

 

赤田爺「儂の番じゃ‼︎オラァ‼︎」 ピョン!

須川・横溝「「おらよ!」」ブーン

昂哉・ムッツリーニ「「掴まれ‼︎」」ガッ!

赤田爺「ああ!」ガシッ!

 

 赤田爺が同じことをして跳躍した後、俺とムッツリーニの手を掴んで外壁を登った。そして最後に………、

 

須川・横溝「「頼んだ‼︎」」

昂哉・ムッツリーニ「「ああ‼︎」」

昂哉「ファイトー‼︎」ガッ

ムッツリーニ「………いっぱ〜つ‼︎」ガッ

 

 俺とムッツリーニが下に残ってた須川と横溝を手で引っ張って引き上げて外壁を上らせ、

 

全員「「「「「ヤリた〜い‼︎」」」」」

ムッツリーニ「………やっぱ俺はエロに興味は無い。」

 

 全員でキャンパスの中に入ることが出来た‼︎これで作戦成功だぜ‼︎

 

赤田爺「いや、一発と言わずのぅ!」

須川「できれば二発三発と!」

横溝「だよな〜!」

昂哉「俺は優子に悪いから遠慮しとくわ〜。」

警備員1「ああ、うん、分かったから。」

警備員2「とりあえず出て行きなさい。」

 

 ということで警備員にバレたので最初の作戦は失敗した。

 

赤田爺「さて、どうしたものかのぅ……」

須川「壁を上るのはダメだな。目立ちすぎるし……」

昂哉「じゃあ正面突破?」

須川「それは無理だろ。力で勝てる相手じゃなさそうだし。」

 

 雄二でもいれば違ったんだけどね〜。俺たちだけじゃあ正直厳しいよ〜。

 

赤田爺「それでは壁の壊れている場所を探すとかはどうかの?」

須川「それとも地面を掘るとか……?」

昂哉「いっそ空を飛んじゃう?」

横溝「いや待て。」

ムッツリーニ「………その必要は無い‼︎」

 

 なんで?もしかして諦めたとか?

 

昂哉・須川・赤田爺「「「ん?」」」

横溝・ムッツリーニ「「俺たちに策がある‼︎」」

昂哉・須川・赤田爺「「ほほう……」」

 

 そうして俺たちは作戦会議をした。

 

 作戦はこんな感じだ‼︎まず前提としてこの作戦は二段構え。そしてその一段目は………、堂々と胸を張って通ること‼︎どうやって通るかは、次の通りだ‼︎

 

 

 

横溝 →ヘッドフォンで聞こえないフリ

赤田爺→チケットを間違えたフリ

須川 →青女生のフリ

ムッツリーニ →小学生のフリ

昂哉 →ホームレスのフリ

 

 

 

 

 もちろんそれを実行して俺たちは警備員に捕まった。

 

警備員1「色々言いたい事はあるがねぇ。君らは私たちをバカにしているのか?」

須川「滅相もない。」

ムッツリーニ「………混じりっけなしの本気です。」

警備員1「なんて事だ……」

警備員2「日本の教育はここまで……」

警備員1「というか大の大人が2人もいながらこれとは……」

警備員2「とにかく何度来ても無駄だよ。大人しく帰りなさい。」

 

 さて、ここからが二段構えの二段目だ‼︎

 

横溝「分かりました。」

ムッツリーニ「………では大人しく帰りますので………」

横溝・昂哉「「駅までの道を教えてくれませんか?」」

警備員2「ん?」

 

 そうして俺がスマホを警備員に見せて注意を引きつけてるうちに……、

 

赤田爺・須川「「今だ(じゃ)‼︎」」ダッ!

 

 残りの2人が逃げる‼︎詰め所は青女の敷地内だから、突破まで後一歩だね‼︎

 

警備員1・2「「待ちなさい‼︎」」ガッ!

赤田爺・須川「「くっ……」」バタン

警備員1「危なかった。」

警備員2「油断も隙もない。」

 

 クソ!あの2人が警備員に捕まってしまった‼︎思ったより反応が速かったみたい。だけどね、ここからが本番だ‼︎

 

横溝「フッ、バカめ!」

ムッツリーニ「………かかったな。」

横溝・ムッツリーニ「「ソイツらは囮だ‼︎」」

警備員1・2・須川・赤田爺「「「「何だ(じゃ)と⁉︎」」」」

 

 正直この2人はこんな事を考えそうだと思ったからね!だから横溝やムッツリーニと同じように道案内側に回ったのさ!

 

警備員1・2「「おい、待て‼︎」」

赤田爺・須川「「させるかぁ‼︎」」

須川「馬鹿な行動って罵られても構わない‼︎」

赤田爺「儂らの友情の名の下に……」

赤田爺・須川「「お前ら(御主ら)だけで行かせはしねえ‼︎」」

横溝・ムッツリーニ「「邪魔をするなぁぁぁぁ‼︎」」

警備員1・2「「………」」

 

 そしてこうなる事も想定済みだ‼︎だから俺は全員の視線がドアに向いている隙に別の窓を開けて……………

 

昂哉「さらば!」ガッ!

 

 窓からキャンパス内に侵入だ‼︎

 

横溝「クソ‼︎」

ムッツリーニ「………全ては奴の掌の上だったというわけか……」

須川「やられた‼︎」

赤田爺「友としてきちんと止めてやるべきじゃったのに……」

 

 ざまあみやがれ‼︎これで強行突破は成功…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「あれ?思ったより窓が高くて届かないぞ?」ピョン!

警備員1「運動音痴過ぎないか……」

警備員2「まあ助かったのだが……」

ムッツリーニ・須川・横溝「「「「ざっこ。」」」」

赤田爺「歳じゃの。」

 

 しなかった。そのせいで俺たちはまとめて追い出された。

 

ムッツリーニ「………普通アレくらいよじ登れないか?」

昂哉「俺には………無理だった……」

赤田爺「75の儂とあまり運動神経が変わらない気がするのじゃが……」

昂哉「そんな事はない………はず‼︎」

 

 流石に75歳の人に負けたら俺のプライドがズタボロだよ………

 

須川「とにかく、どうすんだよこれから⁉︎」

横溝「お前らが俺らの足を掴むのが悪いんだろ⁉︎」

ムッツリーニ「………仲間の邪魔してどうする‼︎」

赤田爺「うるせえ、この裏切りモン共が‼︎」

須川「俺らが囮だなんて聞いてねえ‼︎」

警備員1「私らが言うのもアレだが……」

警備員2「君たち協力する気はないのかね?」

 

 コイツらには無さそう。

 

ムッツリーニ「………クソ、あと一歩のところで‼︎」

横溝「爪が甘かったか……」

須川「あれであと一歩なのか……」

赤田爺「御主らの歩幅はどんだけあるのじゃ……」

昂哉「俺もあと一歩だったのに………」

ムッツリーニ「………お前は典型的な運動音痴だろ。」

須川「しかし悠長にしている時間はないな。」

赤田爺「ここの女子大の競争率は高そうじゃしの。」

 

 そういえば今の時間は…………12時半か………。日本酒解禁の14時まではまだまだ時間があるけど、このままここでウジウジしてても飲めるはずもなし。ならなんとかしてキャンパスの中に入らなければ‼︎

 

昂哉「こうなりゃチケットの偽造を‼︎」

赤田爺「いや、儂が教授に変装して‼︎」

須川「怪我人のフリで‼︎」

ムッツリーニ「………空からパラシュートで‼︎」

横溝「じっちゃんと雲雀丘の金で警備員を買収して‼︎」

力哉「昂哉にじっちゃんとその仲間たちじゃないか?」

克哉「ここで何してるんだ?」

 

 うわ、びっくりした‼︎

 

昂哉「えっ⁉︎兄貴たちじゃん‼︎」

赤田爺「どうしてここにおるのじゃ?」

力哉「実はこの春からここの女子大に通っててな。」

克哉「今はこの学祭の裏方として働いてるのさ‼︎」

昂哉「なるほどね〜。それで今ここにいるのか〜。」

力哉・克哉「「だな。」」

赤田爺「それで御主らよ、中に入れてもらえるかの?」

力哉「まあ俺たちが警備員にかけあってみるか。」

克哉「任せとけ‼︎」

昂哉「サンキュー!」

赤田爺「助かったのじゃ‼︎」

ムッツリーニ・須川・横溝「「「ありがとうございます‼︎」」」

 

 よし、なんとか兄貴のおかげで入れそうだぜ‼︎あと一箇所明らかにおかしい部分があったけど気にしないでおこう‼︎

 

 

 

 

 

 しばらくすると、兄貴たちが戻ってきた。

 

力哉「警備員か俺たちの同行でなら入っていいそうだ。」

昂哉「よっしゃ‼︎」

赤田爺「助かったのじゃ‼︎」

ムッツリーニ「………それなら昂哉のお兄さんたちを同行、ということでお願いします。」

須川・横溝「「お願いします。」」

克哉「分かった!ではそう伝えとくぞ‼︎」

 

 ということで、中に無事入れる事が決まったぜ‼︎やっほぉぉぉぉ‼︎

 

昂哉「んじゃ、俺は酒を求めに行くから、他の皆はナンパ頑張ってね!」

須川「お前が手伝うはずなのでは?」

克哉「なんだ、そういう目的だったのか!」

力哉「それなら俺たちも今日しよう!」

昂哉「っていうこと‼︎」

須川・横溝「「なるほどな‼︎」」

赤田爺「それなら納得じゃ‼︎」

 

 ということで、他の皆はナンパに向かったのだが…………

 

ムッツリーニ「………俺は行くところがある。」

 

 ムッツリーニだけはついて行かなかった。

 

昂哉「あれ?ムッツリーニは行かないの?」

ムッツリーニ「………俺は女に興味はない。」

昂哉「えっ、マジで⁉︎それじゃあもしかして兄貴と付き合っちゃう系⁉︎」

ムッツリーニ「………俺はホモじゃない‼︎」

昂哉「え〜、じゃあなんなのさ?」

ムッツリーニ「………シスターの手伝いを途中で投げ出しちゃったから、最後までやり遂げようと思って。」

昂哉「何、もしかして女装に目覚めたの?」

ムッツリーニ「………それは違う。」

 

 コイツも謎に真面目だね〜。そんなにシスターが好きなのかな………いや、もしかしてあの理由かもしれない。

 

昂哉「工藤と一緒に居たいの?」

ムッツリーニ「………ち、違う///」

 

 この恥ずかしがりっぷり、間違いない!

 

昂哉「ムッツリーニって工藤の事が好きなんだ〜!」

ムッツリーニ「………ち、違うと言っている///」

 

 両片想い、熱いね〜!だからAクラス戦のとき工藤のために戦ったんだね!

 

昂哉「素直になりなよ〜!」

ムッツリーニ「………それならお前だって木下優子に対して素直になれ‼︎」

昂哉「いや、俺は素直だよ?それに、俺が好きなのは優子じゃなくて秀吉だから。」

ムッツリーニ「………嘘つけw」

昂哉「工藤に好きなことバラしていい?」

ムッツリーニ「………それだけはやめろ。」

 

 まあ素直に告っちゃえば付き合えるんだけどね〜。自分で告って欲しいので俺からは言わないよ。

 

昂哉「とにかく、シスターカフェに戻りたいんだね。」

ムッツリーニ「………ああ。」

昂哉「まあ俺も日本酒解禁まで時間があるし、一旦ムッツリーニについてくか!」

ムッツリーニ「………分かった。」

 

 ちなみに俺とムッツリーニは兄貴たちとは別行動になってる。警備員との話だとそれじゃあダメなのだが、兄貴たちが誤魔化してくれるとのことらしい。いつもはアレな兄貴たちだけど、今日はめちゃくちゃ助かってるぜ‼︎ありがとう‼︎

 

 

 

 

 さてと、そろそろシスターカフェに戻れるのか〜。優子がいるって事はおそらく秀吉もいるって事だよね〜。ということは秀吉のシスター姿が見られるのか!やったぜ‼︎これはムッツリーニに感謝だな‼︎

 

昂哉「ようやく戻れたね。」

ムッツリーニ「………ここまで長かったな。」

昂哉「ああ!」

 

 そして俺は意気揚々とカフェのドアを開けると……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優子「ねえ昂哉。さっき外で不法侵入をしようとしたって話を聞いたんだけど?

 

 悪魔シスターが出迎えてくれた………




 ということで警備員との戦いでした!最後は兄貴たちがなんとか助けてくれましたね。

 そしてムッツリーニと愛子は両片想いです!今までにもそれっぽい描写はいくつかありましたが、ここでムッツリーニの想いもハッキリさせておきました。

 さて、次回は女子大編の最終回です。お楽しみに!

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