バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第二十七問 プールといったらカクテルっしょ!

  side 昂哉

 

 いよいよ週末、準備を整えて意気揚々とプールに向かうために家を出た俺を、

 

優子「た〜かや♪アタシと一緒にプール掃除に行こうよ!」

 

 悪魔が出迎えてくれた。

 

昂哉「人違いです。」

優子「嘘ついたら腕一本折〜る♪指も切る♪」

昂哉「針千本飲ます、指切った、みたいに言うな‼︎」

優子「はいはい。それで、公園で全裸になって酔い潰れてたこと、学校のプールを勝手に使ったこと、1週間学校をサボったことの3つについて聞かせて欲しいんだけど?」

昂哉「俺は今から学校のプール掃除があるからまたね!」

優子「いや、アタシもそれ参加するから。」

昂哉「えっ?」

 

 マジで?優子と今日一日一緒に居なきゃいけないの?

 

昂哉「な、何故に?」

優子「秀吉が誘ってくれたの。プールを掃除する代わりに自由に遊べるって坂本が言ってたらしいから。」

昂哉「それで秀吉や姫路たちも巻き込んで遊ぶ事になった、と?」

優子「そう。」

 

 なるほどね〜。

 

昂哉「んじゃあ、人は足りてるみたいだから俺はこの辺で……」ガッ

優子「アタシから逃げられると思った?」

昂哉「すいませんでした。」

 

 うぅ………。距離が近すぎると火事場の馬鹿力も発揮できないよ…………

 

昂哉「んで、いつもの通り拷問するわけね。」

優子「それは掃除終わってからね。今痛めちゃうと出来ないから。」

昂哉「無駄に親切な設計だね………」

優子「それはど〜も。」

 

 出来ることなら拷問しないで欲しいんだけどな〜。

 

 

 

 

 歩きながら今までの事情を話していると、遂に学校に着いた。

 

昂哉「おひさ〜!」

秀吉「本当に久しぶりじゃな。」

明久「学校サボって何してたの?」

昂哉「東北旅行!」

明久「うお!楽しそう!」

秀吉「ワシも行ってみたいのじゃ!」

昂哉「平日がおすすめだよ!安いし空いてるから!」

 

 学生の特権だね!

 

優子「アンタマジでぶっ飛ばすわよ?」

昂哉「ごめんなさい……」

姫路「雲雀丘君は相変わらずですね……」

島田「少しは反省しないの?」

昂哉「俺の辞書にそんな文字は無い‼︎」

優子「なら書き足して。」

昂哉「はい…………」

葉月「メイドのお姉ちゃんはおじさんより偉いんですかっ?」

昂哉「いや違………」

明久・島田「「そうだよ(ね)!」」

昂哉「本当に違うからね⁉︎」

 

 一応は対等な関係だからね⁉︎それにしても葉月ちゃんまでいるんだ。きっと家を出る島田を見つけて駄々をこねたんでしょう!

 

 それにしても、若干名足りないような………

 

昂哉「皆、ムッツリーニと霧島夫妻は?」

姫路「霧島夫妻は今プールの鍵を取りに行ってます。」

明久「ムッツリーニはあそこにいるよ!」

 

 そうして明久が指差した方向を見ると………

 

ムッツリーニ「………カメラ、ヨシ!」

工藤「ムッツリーニ君、それ意味ないんじゃない?」

ムッツリーニ「………何故だ、工藤?」

工藤「だって水着なんか見たら鼻血出して倒れちゃうでしょ?」

ムッツリーニ「………俺を甘く見てもらっちゃ困る。」

工藤「どゆこと?」

ムッツリーニ「………この通り、輸血の準備は万全!」

工藤「鼻血の予防は諦めたんだね。」

 

 カップルがイチャイチャしていた。というか工藤も来てるんだね。

 

昂哉「確かにあのカップルには近づきにくいよね〜。」

明久「そっとしといてあげるか!」

優子・島田「「だね!」」

工藤「ちょ、ちょっと⁉︎変な話が聞こえてきたんだけど⁉︎」

優子「愛子、こっちの事は気にしないで〜!」

工藤「気にするよ!」

ムッツリーニ「………そそそ、そんな事より秀吉の水着が知りたい!」

 

 ムッツリーニめ、恥ずかしいからって話題変えやがったな!でも確かにそれは気になる!

 

昂哉「何、新しいのでも買ったの⁉︎」

秀吉「その通りじゃ!」

 

 マジか⁉︎今日来て良かったぜ!

 

昂哉・明久・ムッツリーニ「「「楽しみ〜!」」」

秀吉「ちなみに買ってきた水着じゃが………」

昂哉「どんな感じのやつ?」

秀吉「トランクスタイプじゃ‼︎」えっへん!

昂哉・明久・ムッツリーニ「「「そんなぁぁぁぁぁ‼︎」」」

 

 どうして神は僕らにこんな試練を与えるんだ!そんな男物なんかじゃ全てが台無しじゃないか‼︎

 

秀吉「最近お主らは、というか昂哉に至っては前からワシを女として見ておるようじゃからな。ここらで一度ワシが男じゃということを再認識させようと………3人とも聞いておるか?」

明久「酷いよ秀吉!君は僕らのことが嫌いなの⁉︎」

ムッツリーニ「………見損なった!」

昂哉「俺たちの友情と劣情を返してくれ‼︎」

秀吉「な、なんじゃ⁉︎なぜワシは責められておるのじゃ⁉︎」

 

 何故分からないんだ⁉︎この可愛い子ちゃんめ!

 

姫路「き、気にしなくていいと思いますよ、木下君。」

優子「………実の弟がBL的展開に巻き込まれるのはありかも……………でも本人は女の子にしか興味はないし………」

明久「木下さん?」

優子「い、いや!なんでもないよ‼︎」

秀吉「姉上は自分の趣味にワシを巻き込まないで欲しいのじゃ。」

優子「秀吉?

秀吉「な、なんでもないのじゃ………」

 

 そういえば優子が腐女子なのって学校では俺と秀吉と玉野くらいしか知らないんだっけ?別に隠すようなことじゃないと思うんだけどな〜。

 

 そんな事を思ってると………、

 

雄二「おう、きちんと遅れずに来たようだな。特に昂哉。」

霧島「…おはよう。」

 

 霧島夫妻がやってきた。

 

昂哉「あったりまえさ〜!俺を誰だと思ってるの?」

雄二「清涼祭当日に超寝坊したクズ。」

昂哉「うるせえ‼︎」

優子「アンタに言い返す権利はないと思うけど?」

昂哉「すいませんでした。」

雄二「相変わらず木下の尻に敷かれてるんだな。」

昂哉「うるせえ‼︎そっちこそ夫婦2人で何の共同作業をしてたの⁉︎」

霧島「…夫婦で共同作業///」

雄二「俺は夫婦じゃねえ‼︎ただ職員室にプールの鍵を取りに行ってただけだ‼︎」

昂哉「ホントにそれだけ?」

霧島「…先生の目が厳しくて他の事が出来なかった///」

昂哉「な〜んだ、なら残念♪」

雄二「お前は俺に何しようとしたんだ⁉︎」

 

 ぶっちゃけ2人で歩いてると夫婦にしか見えないけどね〜w。俺&優子と違って。

 

雄二「よし、みんなも居るようだし、早速着替えるとするか。」

昂哉・明久「「ほ〜い。」」

雄二「女子更衣室の鍵は翔子に預けてあるからついて行ってくれ。着替えたらプールサイドに集合だ。」

全員「「「「「は〜い!」」」」」

 

 ということで、

 

 

 

男子更衣室→昂哉、雄二、明久、ムッツリーニ、秀吉、葉月

女子更衣室→優子、姫路、島田、工藤、霧島

 

 

 

 このメンツになった……って!女の子が男側に2人混じってるじゃないか!

 

明久「こらこら。葉月ちゃんと秀吉は女子更衣室でしょ?」

昂哉「ちゃんと自分の性別を守らないとダメだよ?」

葉月「えへへ、冗談ですっ!」

秀吉「ワシは冗談ではないのじゃが……?」

島田「ほら遊んでないで行くわよ、葉月に木下。」

秀吉「し、島田⁉︎ついにお主までそんな目でワシを見るように⁉︎」

優子「美波、秀吉はあの見た目でも男なんだから、ちゃんと男扱いしてあげなさい。」

島田「は〜い!」

秀吉「姉上がそう言ってくれると助かるのじゃ………とにかくワシは男子更衣室に………いや女子更衣室にこのまま行けば着替えが見れるのでは?……」

優子「ぶっ飛ばすわよ、秀吉?」

秀吉「じょ、冗談じゃ。」

 

 待てよ?この状況、うまく利用出来るのでは?

 

昂哉「それじゃあ秀吉が男子更衣室に行く代わりに、俺が女子更衣室に行くのはどう?」

優子「却下。」

 

 どうやらダメみたいだ………

 

工藤「優子と2人きりだったら良かったんだけどね〜。なんせ他の子もいるからね!」

優子「ちょ、ちょっと愛子⁉︎何言ってんの⁉︎」

工藤「いや、別に〜w」

優子「そういう愛子こそ、2人きりで着替えたい人がいるんじゃないの〜?」

工藤「そ、そんな事はないよ⁉︎ボクは誰に覗かれても平気さ///」

優子「いざ覗かれたら恥ずかしがるくせに〜w」

工藤「じゃあ優子と雲雀丘君は後から2()()()着替えてね!」

ムッツリーニ「………」ブー、バタン

優子「ちょ、ちょっと⁉︎そういうのはまだ早いような……///」

昂哉「俺もそういうのはちょっと……///」

工藤「そうかな〜w」

昂哉・優子「「そうだよ(なの)‼︎」」

 

 だから優子と保健体育の実習絡みの話をしないでくんない⁉︎なんか恥ずかしいから‼︎あとさらっとムッツリーニが鼻血を噴いて死んだね。

 

雄二「驚いた。」

明久「そうだね!」

昂哉「何を?」

雄二「だって昂哉は風俗大好きだったよな?」

明久「その手の話は慣れてると思ったのに、意外と恥ずかしがるんだね。」

昂哉「うるさい‼︎」

秀吉「やはり昂哉も姉上の事を少なからず意識しておるようじゃな‼︎」

明久・雄二「「それだ‼︎」」

昂哉「違えよ‼︎」

 

 折檻悪魔を好きになるのはドMだけだ‼︎

 

優子「まあ秀吉の着替えがアレなら、秀吉だけ別の場所で着替えればいいんじゃない?」

秀吉「ぬ、ぬぅ……。得心いかぬがこの際我慢じゃ……」

 

 なるほどね〜。

 

昂哉「なら一人で着替えるのも寂しいだろうし、俺が付き添って……」

明久・ムッツリーニ「「却下。」」

昂哉「なんでさ⁉︎別にいいでしょ⁉︎」

秀吉「昂哉の言う通りじゃ。」

明久「秀吉、昂哉のお兄さんってバイじゃん?」

ムッツリーニ「………だから弟の昂哉も男だろうが関係なく襲ってくるかもしれない‼︎」

昂哉「俺と兄貴を一緒にしないで‼︎というかバイやホモってだけで無差別に人を襲うと思ったら大間違いだ‼︎」

秀吉「昂哉の言ってる事はすごい良い事じゃな。」

明久・ムッツリーニ「「確かに………」」

昂哉「ホント⁉︎それなら俺と一緒に………」

秀吉「やっぱりワシは一人で着替えるのじゃ。」

昂哉「秀吉ぃぃぃぃぃぃ⁉︎」

明久・ムッツリーニ「「草。」」

 

 こうして俺と秀吉のお着替えタイムの夢は断念した………

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 僕たちが着替えを終えてプールに出ると、そこには………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「プールサイドで飲むカクテルは最高。

 

 一足先に着替えを終え、ビーチパラソルの下でビーチチェアに寝そべり、サングラスをかけてカクテルを飲む昂哉がいた。しかもその隣にはいつも持ってきているクーラーボックスが置いてあり、中にはいっぱい酒が入っていた。

 

明久「何してんの、昂哉?」

昂哉「お前らに大人のプールの楽しみ方を教えてやろうと思ってさ。

ムッツリーニ「………痛い。」

明久「だね。」

昂哉「うるせえ‼︎それに、プールといったらカクテルっしょ!」

雄二「飲み過ぎて掃除のときに役に立たなかったら殺すからな。」

昂哉「まさか〜!そんな事はしないから〜!」

雄二「Bクラス戦のときに酔い潰れて戦線離脱したバカはどこのどいつだ?」

昂哉「アタシだよ‼︎」

雄二「殺すぞ。」

昂哉「待って‼︎酒と命だけは勘弁して‼︎」

雄二「酔い潰れなかったらな。」

昂哉「は〜い♪」

 

 いや、絶対潰れるでしょ、コイツ。

 

昂哉「なんかみんな心配してるけどさ、俺はこんなので死なないから。それにこの酒は自分で作ってるからちゃんと調整できるし。」

 

 自分で作ってる?

 

明久「どういうこと?」

昂哉「このクーラーボックスの中にはカクテルの元になる酒がいっぱい入ってるのさ。そして俺がこの場で混ぜて作ってるわけ。」

雄二「バーテンとかがやるやつか?」

昂哉「その通り!」

 

 うお!なんかそれカッコいいね!昂哉って上辺のコミュ力はあるからバーテンとか向いてそう!

 

ムッツリーニ「………なんか難しそう。………色んな酒もいっぱいあるし。」

昂哉「簡単なやつなら覚えやすいよ!ジンライムジンライムとか!」

 

 なるほど!

 

明久「確かにそれなら簡単だね!」

ムッツリーニ「………だな!」

雄二「意外と他のヤツも分かったりしてな!」

昂哉「ほほう!じゃあスクリュードライバーは?」

 

 スクリューって確か船とかについてるアレだから………

 

明久「プラスドライバーだ‼︎」

雄二「何言ってんだ明久?そこはマイナスドライバーだろ。」

ムッツリーニ「………2人とも違う。………答えは精密ドライバーだ。」

昂哉「なわけないでしょ。ウォッカ+オレンジジュースだよ。」

明久・雄二・ムッツリーニ「「「惜しい‼︎」」」

昂哉「どこが⁉︎」

 

 未成年にしては健闘した方だね!

 

昂哉「んじゃ次!モスコミュール!」

 

 モスコミュール?全然分かんない………

 

明久・ムッツリーニ「「う〜ん……」」

雄二「バカだな2人とも。英語で習わなかったか?」

昂哉・明久・ムッツリーニ「「「えっ?」」」

 

 授業聞いてないから分かんないや。

 

雄二「答えはマリモだ。」

昂哉・明久・ムッツリーニ「「「雄二は何の話してんの⁉︎」」」

 

 どうやら雄二は霧島さんに脳を破壊されたらしい。

 

昂哉「まあ未成年が分かるわけないよね〜。」

雄二「冷静に考えたらそうだよな。」

 

 分かったら未成年飲酒を疑うよね。

 

昂哉「ちなみにカクテルには面白い名前のヤツもあるよ!」

明久「例えばどんなの?」

昂哉「今飲んでるマイアミ・ビーチとか!」

雄二「地名をそのまま使ってるんだな。」

明久「プールサイドで飲むのにちょうど良さそう!」

ムッツリーニ「………だな!」

 

 確かに、なんか大人っぽくてオシャレだね!

 

昂哉「他にも、テキーラ・サンライズとか!」

雄二「朝焼けがイメージ出来そうなカクテルだな。」

昂哉「セックス・オン・ザ・ビーチとか!」

ムッツリーニ「………ぬっ!」ブー、バタン!

明久・雄二「「ムッツリーニ‼︎」」

 

 なんて事を言うんだ‼︎ムッツリーニが鼻血を出して倒れちゃったじゃないか‼︎

 

昂哉「あとはチェリー・ブロッサムとか!」

雄二「薔薇に囲まれた童貞(明久)か。気持ち悪いな。」

明久「いや、それを言うなら、薔薇に囲まれた童貞(雄二)でしょ。」

昂哉「草。」

雄二「あぁん⁉︎明久の方が似合うだろ‼︎」

明久「失敬な‼︎雄二の方が似合うでしょ‼︎」

雄二「はぁん?まさかこの俺がチェリーだとでも言いたいのか?」

明久「違うの⁉︎」

雄二「残念だな。俺だってそのくらい経験あるぜ!」

昂哉「なるほどね〜。」

明久「雄二はチェリーじゃないのか〜。」

昂哉・明久「「どう思う、霧島(さん)?」」

雄二「えっ?」

霧島「…雄二、

 

 さっきから霧島さんが雄二の後ろにいたのにな〜。なんで気がつかなかったんだろう?それにしても、霧島さんの白い水着を着た姿が結構綺麗だね。

 

霧島「…既に他の女と保健体育の実習をしたって事?

雄二「ちちちち違うぞ翔子!あれはただ見栄を張ったぎゃぁぁぁぁ‼︎」メキメキメキメキ

霧島「…そう、それならいいけど///」

雄二「し、死ぬかと思った………」

 

 霧島さんに顔面鷲掴みにされる雄二。やっぱり見栄を張るとろくな事がないね!

 

昂哉「それより、雄二は霧島に何か言う事があるんじゃないの?」

明久「そうだよ!きちんと言ってあげないと!」

雄二「翔子。」

霧島「…何、雄二?///」

 

 彼氏ならちゃんと言わないとね!

 

雄二「顔が痛いんだが、痛み止めを持ってたりしないか?」

 

 コイツはどうやら彼氏じゃないらしい。

 

明久「このバカ雄二‼︎」

昂哉「もっと他に言うことがあるでしょ‼︎」

雄二「顔が痛いんだから仕方ないだろ‼︎」

明久「そんなの我慢しろ‼︎」

昂哉「そ〜だそ〜だ!」

雄二「うるせぇ‼︎それと、昂哉も何か言うことがあるんじゃないのか⁉︎」

明久「確かに!左を見てごらん?」

昂哉「えっ?」

優子「た、昂哉………///」

 

 実は雄二が霧島さんに殺されかけてる途中から、昂哉の左側に木下さんが居たんだよね。昂哉はバカだから気づいてなかったみたいだけど。

 

昂哉「うぉ!いつから居たの⁉︎」

優子「い、いや、ついさっき……///」

昂哉「なるほどね〜。」

明久「ほら昂哉、言う事は?」

雄二「あるはずだよな〜?」

昂哉「優子。」

優子「な、何///」

 

 それにしても、木下さんの黄色い水着は霧島さんとは違って幼くて可愛らしい感じだね!昂哉はこの水着姿を見たら、彼氏としてあのセリフを言えるはずでしょう!

 

昂哉「掃除の時は酔い潰れずに働くから安心して!」

 

 コイツもどうやら彼氏じゃないらしい。

 

優子「絶対にそうしてね。」

昂哉「任せて!」

優子「ちなみに潰れたらタダじゃおかないから。」

昂哉「はい………」

明久「おい昂哉!他に言うことあるでしょ⁉︎」

雄二「人には偉そうに言っておいて自分は言えないのか⁉︎」

昂哉「ふん!俺はお前らとは違うところを見せてやる!」

優子「昂哉………///」

 

 おお!やっぱり昂哉は一味違うね!あと雄二はまだ霧島さんに言ってないんだから偉そうに言わないで。

 

昂哉「もしかして優子に化けた秀吉だったりする?」

 

 前言撤回。雄二よりも酷かった。

 

優子「なわけないでしょ。」

昂哉「そっか………///」

明久「このバカ昂哉!違うよ!」

昂哉「なら………忘れ物をしたので更衣室に戻ります‼︎」

明久・雄二「「チッ!」」

昂哉「じ、事実だから仕方ないじゃん‼︎とりあえず戻るね!」

優子「昂哉………」

 

 そう言って昂哉は慌ただしく更衣室に戻ってしまった………。でも心なしかちょっと顔が赤かったような?もしかして意識してしてたりする?気のせいかな?

 

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 ヤベェ、ドキドキし過ぎて逃げちまった!というかあれマジで優子なの⁉︎あの水着姿、なんか超可愛いんだけど⁉︎嘘でしょ⁉︎本当に秀吉が変装してたわけじゃないんだ⁉︎というか何故俺が優子に対してこういう感情を抱いてる⁉︎奴は見た目こそ秀吉とは似て可愛いが、中身は悪魔だぞ⁉︎落ち着け‼︎落ち着け‼︎

 

 そうだ、これは酒のせいだ‼︎酒で興奮していた上に判断力が低下していたからなんだ‼︎だから優子を秀吉と重ねちまったんだ‼︎しょうがない‼︎そういうことにしよう‼︎

 

 自分なりの結論が得られたところで、俺は心を落ち着かせてプールサイドに戻った。

 

 

 

 

 

 

 そしていざ戻ると、

 

昂哉「優子、その水着可愛いね!似合ってるよ!」

 

 普段なら素直に、そしてすぐに言える言葉をようやく口にすることが出来た。

 

優子「昂哉、ありがとう……。昂哉もさっきの姿カッコよかったよ……///」

昂哉「ど、どうも……///」

 

 いや、あの、その水着姿で言われると照れくさいんだけど⁉︎優子のくせに、意識しちゃうよ!やっぱり酒のせいでテンション上がって判断力が低下しているな!

 

雄二「あんだけ嫌がってたのにな。」

明久「すっかり虜になってるね。」

ムッツリーニ「………これで2人はバカップルになりましたとさ。」

霧島「…雄二も雲雀丘みたいに……」

雄二「なるかぁ‼︎」

明久・ムッツリーニ「「え〜!」」

昂哉「みんな、これは酒のせいだから!ほろ酔い程度だとこうなるの!覚えといて!」

明久・雄二・ムッツリーニ「「「は〜いw」」」

 

 奴らは3年後に酒で潰すことにしよう。俺意外と根に持つからな‼︎

 

 

 

 

 

 優子の水着を褒めてからしばらくすると、

 

葉月「お兄ちゃんたち、お待たせですぅ‼︎」

 

 葉月ちゃんがやってきた。




 ということでまさかのプールサイドでカクテルを飲む話でした。そしてお酒の影響もあって、心なしか昂哉が優子の事を意識してますね。まあ怖いところが嫌っていうのは変わってませんが。

 あと、女子大祭の最終話でもそうでしたが、本作の秀吉はちょっぴり下ネタを言います。秀吉は見た目こそ可愛いけれど、中身は普通の男の子だと思ってるので。

 さて、次回は残った葉月ちゃん、美波、姫路、愛子、秀吉の水着お披露目会です。お楽しみに!

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