未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
side 昂哉
優子の事を考えていると、
葉月「お、おじさんたちっ!葉月と『水中鬼』で遊んでくれませんかっ?」
葉月ちゃんに声をかけられた。
優子「それって水中でやる鬼ごっこのこと?」
葉月「違うです!鬼ごっこじゃなくて水中鬼です!」
ん?何が違うんだろう?
昂哉「葉月ちゃん、ルール説明を頼む‼︎」
葉月「水中鬼は鬼の人がそうでない人を追いかけるんです!」
普通の鬼ごっこじゃねえか!
葉月「それで、鬼が他の人を水の中に引きずり込んで溺れさせたら勝ちですぅ‼︎」
昂哉「鬼だ!それは確かに鬼だ‼︎」
優子「危ないからやめなさい。」
葉月「えっ、でも………」
まあここは実際にその危険性を味わってもらうのがいいか〜。
昂哉「じゃあ今からそれがどれだけ危険なのかを教えてあげるね〜。」
葉月「は、はいっ!」
優子「どうやって?」
昂哉「任せて!お〜い、霧島〜‼︎」
霧島「…何?」
そして近づいてきた霧島に対して俺はこう言った。
昂哉「水中鬼って遊びをやって見せて欲しいんだけど!」
霧島「…何、それ?」
昂哉「ルールは雄二を水中に引きずりこんで溺れさせた後、人工呼吸すれば霧島の勝ち。いいね?」
優子「いや、それは………」
霧島「…分かった、行ってくる!」
そう言って霧島は雄二の元に行き………
雄二「お、なんだ………っておわぁっ⁉︎だ、誰だ⁉︎誰が俺を沈めようと⁉︎」ザブン!
霧島「…雄二、早く溺れて///」
雄二「しょ、翔子⁉︎何をトチ狂って……⁉︎」
有言実行した。
昂哉「ね?危ないでしょ?」
葉月「はいです……。水中鬼は諦めるです……」
分かってくれて良かった!こうして命の尊さを学んでもらえるなら、雄二の一人や二人くらい安いもんだ!
雄二「昂哉ッ‼︎テメェの差し金だな⁉︎」
やっべ………、ここは誤魔化すか!
昂哉「明久のしわざ………」
優子「昂哉のしわざだから、アタシが代わりに命の尊さを教えとくわ。」
昂哉「えっ?」
雄二「任せた………って翔子、マジでやめろ⁉︎」
霧島「…に、逃げないで、雄二!」
もっとヤベェ奴を相手しなければいけなくなった………
優子「昂哉、ちょっとこっち来て。」
昂哉「はい………」
こうして俺は物陰で優子の折檻を受けたのであった。
優子の折檻後、
雄二「ざまあみやがれ、昂哉‼︎」
明久「何してたの、2人とも?」
昂哉「雄二を使って命の尊さを葉月ちゃんに学ばせようとしたら、俺が優子に学ばされた。」
明久「バカなの?」
雄二「仕方ないだろ明久。コイツは木下に何度怒られてもやらかし続けてんだから。」
明久「そうだったね!」
昂哉「うるせえ‼︎」
俺は明久や雄二と話していた。ちなみに今はムッツリーニと工藤がイチャイチャしていて、秀吉が優子と何かを話しているよ。そして島田と姫路は…………
姫路「美波ちゃん!絶対に譲りませんからね‼︎」
島田「瑞希!スポーツでウチに勝とうだなんで思わないことね!」
水中バレー対決を始めていた。しかも、めちゃくちゃ険悪な雰囲気だった。
雄二「おい明久。」
明久「ん?何、雄二?」
雄二「この前お前にやったペアチケットはどうした?」
確か雄二が如月グランドパークの復讐のつもりで明久にあげたやつだよね。
明久「美波と姫路さんが随分と観たがってたから、それなら二人で観てきたらってあげちゃったよ。」
原因は明久でした。
昂哉・雄二「「間違い無い。それが原因だ。」」
明久「ちょっとどうしたの2人とも?」
いやお前がどうしたのだよ。どんだけ鈍感なんだ、お前は。
まあそれはともかく、ビーチバレ対決の行方を見守りますか〜。ちなみに審判は霧島がやってるよ。
明久「2人とも意外だよね〜。姫路さんの方が優勢っていうね。なんでかな?」
雄二「もし姫路と島田が一対一だったら島田が勝つだろうな。」
昂哉「だけど相方を見てごらん?」
明久「成る程、姫路さんの相方には久保君がいるんだね!」
何故かね。一体いつここに現れたんだろう?
雄二「いくら島田が運動神経がいいとはいえ男子が相手じゃ部が悪いからな。」
昂哉「それに島田の相方は………」
そうしてコートの方を見ると………
清水「あぁっ♪お姉様、ミスっちゃいましたわ♪」
Dクラスの島田大好き女、清水美春が意図的に手を抜いていた。コイツも一体いつここに現れたんだろう?
島田「美春、アンタ絶対手を抜いてるでしょ!」
清水「そんなことありません、お姉様!美春はお姉様のために全力で手を抜いてます‼︎」
島田「この勝負絶対に負けられないんだから本気でやりなさい‼︎」
清水「はいっ!美春もお姉様のために本気で手を抜いてます!あんなのとデートなんてお姉様のためになりませんから!」
島田「アンタ、さてはウチを負けさせるためにこっちに来たわね!」
清水「ほらお姉様、ボールが来ましたよ♪」
島田「あっ⁉︎もう早く言いなさいよ!」
霧島「…0対1。」
敢えて味方になって内部から崩す。いい作戦だね、清水!まあ島田からしてみればたまったもんじゃないけどね。
雄二「パートナーがアレじゃ島田の勝利はないな。」
明久「いくら島田でも一人じゃ勝ち目ないよね。」
昂哉「まあね。さて、島田はこの状況をどう巻き返すのかな〜?」
お手並み拝見といくか!
島田「美春、もう一度言うけど次のサーブからは本気を出しなさい。」
清水「ひっ酷いですお姉様!美春は一生懸命頑張ってるのにそれを疑うなんて!」
島田「下手な演技はいらないわ。これが最後の警告よ。」
清水「お姉様、信じて下さい‼︎美春は嘘なんてつきません!」
島田「いい?これだけ言って本気を出さないのなら……」
清水「ですから美春は本気を出してますと何度も……」
島田「ウチは明日から美春のことを『清水さん』って呼ぶわ。」
えげつな‼︎これなら清水も本気を………
清水「おりゃぁぁぁ‼︎」ズバン‼︎
姫路・久保「「えっ⁉︎」」
って本気出しすぎやろ‼︎人殺せそうなサーブだったぞ⁉︎流石の久保でもアレは取れないようだ。
清水「お姉様、ごめんなさい‼︎美春は嘘をついていました!」
島田「いいのよ美春!これからも友達でいましょうね!」
こうなると一気に形勢逆転…………というほどじゃないけど久保&姫路チームは苦戦するだろうね〜。そんなことを思っていると………
パンッ‼︎
ビーチボールが割れた。威力強すぎでしょ!
清水「あ………!ごめんなさい!美春ちょっと力を入れすぎてしまいました……。代わりを探してくるのでお姉様達は休憩してて下さい……」
島田「ありがとう、美春!」
久保「それじゃあお言葉に甘えて僕達は休むか。」
姫路「はい!」
そういえば、なんで久保がいるんだろう?聞いてみよう。
昂哉「お前何しに来たの?」
久保「学校で勉強をしようと思って来たら、吉井君達が楽しそうにしているのを見かけてしまってね。」
昂哉「それで自分も混ざりたくなったと。」
久保「その通り!」
昂哉「ちなみに水中バレーはなんで参加してたの?」
久保「姫路さんが困っているのを見つけてね。事情を説明してもらった後、なんでも一つ言う事を聞くって条件のもと協力したのさ。」
昂哉「ちなみにお願い事は何にするつもりだったの?」
久保「言わせないでおくれよ!人が、見てるじゃないか……」
あ〜アレだね〜。完全にペアチケット目当てだね。姫路を騙すつもりだったんだね。いい作戦だ‼︎清水といい、この学園には俺といい酒が飲めそうな奴がいっぱいいるね!あとこれならビッ千華と性格合いそう。
あと姫路は、まさか久保が明久に好意を抱いている、とは思ってないだろうね。騙されるのも仕方ない。
姫路「久保君、休憩後も頑張りましょう!」
久保「そうだね!」
まあ姫路もちょっと可哀想だし、後で別のイベントのペアチケットを買ってプレゼントしてあげよう!優子と使えって言われるかもしれないけど、流石にこれじゃあいたたまれないしね。
赤田爺「それにしても、皆良き身体しとるのぅ〜。全員儂の彼女にしたいわい!」
昂哉・明久・雄二「「「うわっ!びっくりした!」」」
毎度毎度神出鬼没な爺さんだな、コイツは!
昂哉「いつからいたの?というか何故今ここに?」
赤田爺「利光の後をつけて来たのじゃ。」
昂哉「そういうことね。」
赤田爺「後は水着女子の匂いじゃな。」
昂哉・明久・雄二「「「ええ………」」」
じっちゃんは本当に自分の欲望に正直だよね。そのせいで彼女や妻を何度も失ってるけど。
そんな事を思ってると、
優子「昂哉、ご飯どうする?」
秀吉「掃除の時間も決めなければならないからのぅ。」
天使と悪魔が話しかけてきた。そういえばそろそろお昼時か〜。優子の弁当、楽しみだな〜。
姫路「あっ!ご飯といえば、私、作ってきたんです!」
⁉︎
姫路「ちょっと失敗しちゃって……、4人分しか……」
明久「Fクラス男子による!!!」
雄二「第一回!!!」
昂哉「死刑争奪!!!」
ムッツリーニ「………最速王者決定戦!」
秀吉「ガチンコ水泳対決!!!」
Fクラス男子「「「「「イエ〜イ‼︎」」」」」
優子・島田・姫路・霧島・清水「「「「「えっ?」」」」」
久保「実況は僕、久保が、」
赤田爺「解説はこの儂、赤田敏夫が担当するのじゃ。」
ということで文字通り死刑、その名も姫路手料理の刑を賭けた戦いが始まりました‼︎なんか実況と解説もついてるのがウケる〜w
工藤「面白そうだから、ボクが審判をやるね〜。」
葉月「葉月も手伝いますっ!」
ということで、この2人が審判になりました!
雄二「それじゃあ昂哉、ルール説明だ!」
昂哉「オッケー雄二!ルールはとっても簡単!プールを往復して最初にゴールした人が勝ちという、誰にでもわかる普通の勝負です!」
久保「以上がルールになります。それでは解説の赤田さん、本日の見所をお伝えしてもらってもよろしいでしょうか?」
赤田爺「やはり本日の目玉選手といえば坂本選手と吉井選手じゃのう。なんせ彼奴らは運動神経に長けているからじゃ。」
若手男子の実況と年寄りの解説って、マジで本格的な試合っぽいね。
久保「それでは選手の準備が整ったようですね。では審判の工藤さんと島田葉月さん、よろしくお願いします!」
工藤「はい、行くよ〜!」
葉月「位置について、よ〜い、ドン‼︎」
よし、いくぞ!やることはただ一つだ!
明久・雄二「「くたば………」」
昂哉以外「「「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」
こうして俺以外の悲鳴と共に、死刑争奪水泳大会は幕を開けた。
久保「おおっと、開幕早々雲雀丘選手のゴムパチンコが炸裂しました‼︎他の選手全員の股間に全弾命中です‼︎そしてその間に雲雀丘選手が泳ぎ始めました‼︎赤田さん、これはどういう作戦なんでしょうか?」
赤田爺「雲雀丘選手は対戦相手が全員男である事を利用したのじゃろぅ。男の弱点は股間なわけじゃから、そこを的確に潰して自身の勝利に繋げと思われる。とても彼奴らしい戦法じゃな。」
久保「ありがとうございます!そして、股間を攻撃された4選手がようやく動き始めました!今度は吉井選手と坂本選手の取っ組み合いです!赤田さん、これはどういう作戦なのでしょうか?」
赤田爺「この2人は優勝候補じゃからな。互いを潰し合う事でより自分が優勝に近づけるようにと考えたのじゃろ。」
久保「なるほどなるほど。しかしそうしているうちに雲雀丘選手が折り返しました。続いて土屋選手、木下選手と続いていきます!どうやら吉井選手と坂本選手は出遅れたみたいですね!」
赤田爺「取っ組み合い作戦のデメリットを他の3選手が利用した形になるの。」
久保「なるほど!しかし吉井選手と坂本選手が遂に行動に出たようです!吉井選手は雲雀丘選手を、坂本選手は土屋選手を掴んで引き止めました‼︎そして残った木下選手は吉井選手と雲雀丘選手に捕まりました‼︎赤田さん、この狙いは何なのでしょうか?」
赤田爺「これはK・O狙いじゃな。」
久保「なるほどなるほど、死刑争奪という、タイトルを意識した作戦ですね‼︎素晴らしいです‼︎果たして誰が一番最初にK・Oするので………おおっと‼︎ここでハプニング発生だ‼︎なんと木下選手の水着の上が脱げました‼︎そして現在木下選手は上裸です‼︎吉井選手、見て欲しくないから早く元に戻して………じゃなかった、これについてはどうお考えでしょうか、赤田爺さん!」
赤田爺「お金を払うから、儂の部屋でもっと詳しく見せてくれないかの?」
久保「赤田さんの堂々とした変態発言は流石でしょう。経験の違いを物語ってくれますね。そしてなんと、現在土屋選手が大変なことになっております‼︎大量の鼻血を出してK・Oしました‼︎そして赤い悪魔が攻めます!プールをガンガン攻めていきます‼︎もう真っ赤です‼︎これについてはどうお考えでしょうか、赤田さん!」
赤田爺「良き哉………」
久保「赤田さんの今夜のおかずが決まったところでしばしハーフタイムといきましょう‼︎皆さん、その間に水分補給と血液補給を済ませておいて下さい‼︎」
ということでプールが血塗れになったことにより、Fクラス男子による、第一回死刑争奪最速王者決定戦「ガチンコ水泳対決」は長い長いハーフタイムを迎えることとなった。
ということで、プール編終了です!オリジナル要素が多く、他の作品よりもだいぶ長いプール編となったのではないでしょうか?
さて、次回からは学力強化合宿になります。僕がバカテスで一番好きな章です。お楽しみに!
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