未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
side 明久
強化合宿3日目の朝、僕は目覚めると………
秀吉「ん……」
明久「んなっ⁉︎」
そこにはとても綺麗な秀吉の寝顔があった♡
僕と秀吉との顔の距離はほんの数センチ、キスまで後一歩の状態だ!どどどどどうする⁉︎これはまたとないチャンスだ!今なら事故を装ってイケる‼︎でもこういうのは相手の同意がないとマズい気もする………。
悪魔明久「やっちゃえよ!お前はいざっていう時に出来る男だろう?」
ハッ⁉︎貴様は僕の中の悪魔!また僕を悪の道に引きずり込もうとしているな⁉︎
明久「やっぱりダメだ!僕にはそんな卑怯な真似は出来ない!」
悪魔明久「よく考えろよ。同じ布団で寝てるんだぞ?これはもう何もしない方が失礼だと思わないか?」
う……、それはそうだけど………
天使明久「悪魔の言葉に耳を貸しちゃダメだよ!秀吉は明久が『ホモ野郎』だと信じて布団に入ってきてるんだからね!」
僕の中の天使、君はもう永遠に出てくるな。
悪魔明久「さ、一気にいっちゃえよ!秀吉も待ってるんだぜ?」
明久「そ、そうだね。あまり待たせても悪いし……」
そうきて僕は秀吉とキスをしようとすると………
後一歩のところで夢から覚めた。ってかあれは夢だったんかい‼︎そうして目を開けた先には………
昂哉「zzzzzzzz」
明久「くさっ⁉︎」
かなり老けている昂哉の寝顔があった。しかも寝息がめちゃくちゃ酒臭い。二人の距離はほんの数センチ、大惨事まで後一歩の状態だ。
悪魔明久「やっちゃえよ!お前はいざって時に出来る男だろう?」
明久「やめて‼︎まるでこれが本番かのように夢と同じセリフを使わないで‼︎」
天使明久「分かった。僕はもう止めないから思いっきりやっちょいなよ……」
明久「天使!貴様は夢と同じセリフを言え‼︎」
コイツ絶対堕天使だろ。役に立たなすぎるよ。
明久「とにかく昂哉、起きろコラァ‼︎」ドゴォ‼︎
昂哉「グファ‼︎」
ムカついたので僕は昂哉を蹴り飛ばした。
秀吉「ん、なんじゃ?昂哉がてっきり
また?まさかコイツ、昨日秀吉に夜這いしたのか⁉︎クソ‼︎殺してやる‼︎
明久「死ねぇぇぇぇ‼︎」
秀吉「や、やめるのじゃ明久‼︎」
明久「殴る‼︎コイツの耳からドス黒い血が出るまで殴り続ける‼︎」
鉄人「おいお前ら、起床時間だ………ぞ?」
明久「死ね昂哉‼︎死んで詫びろ‼︎あるいは法廷に出頭するんだ‼︎」
昂哉「んぁ?き、気持ち悪い…………」
雄二「な、なんだ⁉︎起きたら朝っぱらから明久がキまってるぞ⁉︎持病か⁉︎」
秀吉「ええい、落ち着くのじゃ‼︎西村先生、済まぬが此奴を取り押さえるのを手伝って頂きたい‼︎」
ムッツリーニ「………お願いします!」
鉄人「…………お前らは朝から何をやってるんだ?」
こうして僕はクズへの執行を鉄人の手によって無理矢理止められてしまった………
side 昂哉
二日酔いで気持ち悪いわ、起きたら何故か明久に殺されかけるわ、最悪の目覚めだよ…………。秀吉への夜這いくらい別にいいじゃん………
秀吉「んでお主ら、昨日はどうだったのじゃ?ワシらはEクラスの中林たちに行手を阻まれたのじゃが………」
そして俺は今朝食を食べながら作戦会議をしているよ。昨日は疲れて明久と雄二がすぐに寝ちゃったからね。残り3人は麻雀してたし。
あと二日酔いにはやっぱり味噌汁が最高だね!ムカムカした胃が治ってくのを感じるよ〜♪
明久「美波と姫路さんに殺されかけた………」
雄二「俺は何故か入浴中のはずの翔子に殺されかけたぜ………」
昂哉「俺は布施先生を酒で潰した後、ケツ先生が布施先生や福村たちの股間を潰したのを目撃し、そのケツ先生を酒の飲み比べで潰したんだけど、最終的には鉄人に見つかった挙句佐藤に酒を大爆発させられたよ………」
雄二「お前は1人で何してたんだ?」
大人の対決だね。
ムッツリーニ「………俺は工藤からある情報を得た。」
雄二「ある情報?なんだそれは?」
ムッツリーニ「………脱衣所にまだ見つかってないカメラが一台残ってるって。」
昂哉・雄二「「何だと?」」
なるほど………。そういう事ね。
雄二「ということは最初のはダミーで、今残ってるのが本命だと言うことか。」
昂哉「他の人に責任をなすりつけつつ、自分はちゃっかりと本来の目的を果たす。いい犯罪のやり方だね。」
やられた側はマジでたまったもんじゃないけどね。
雄二「だったらそのカメラを確認するまでだが………」
秀吉「脱衣所は入浴時間以外は施錠されとるからのぅ。」
雄二「いつも通り覗くしかないのか。」
ムッツリーニ「………隠し場所なら5秒で見つける自信がある!」
流石ムッツリーニ!変態は変態を知るってヤツだね!
昂哉「まあ一番手っ取り早いのは工藤に回収を依頼する事だね〜。アイツを信じられれば、の話だけど。」
ムッツリーニ「………もし犯人だったら俺が責任を取る。」
明久「まあムッツリーニがそこまで言うんだったら信じていいんじゃない?」
雄二「だな。」
まあ俺の見立てでも工藤はこういうことやらなそうだしね。
昂哉「だったら工藤に回収を依頼しつつ、万が一に備えて覗くとするか!」
秀吉「万が一とは?」
そう、このパターンを考えなきゃいけないんだよね。
昂哉「犯人が工藤とムッツリーニの会話を聞いていたら……?」
雄二「隠し場所を変えるな。」
昂哉「そういうこと!」
明久「それは確かに困るね〜。」
昂哉「だけどこれで犯人が多少絞れるね。俺たちのそばに今他クラスの女子は居ない。自クラスの3人がやるとは考えにくい。だとするともし工藤が回収に失敗した場合、昨日のムッツリーニと工藤の会話を聞ける距離にいた女子が怪しい事になるね!」
雄二「だな。」
明久「それじゃあムッツリーニ、頼める?」
ムッツリーニ「………ああ!」
ということで、ムッツリーニは朝飯を食べ終えた後、ガールフレンドのところに向かった。
雄二「んで、肝心の覗きの方だが………」
昂哉「皆の話を聞く限り、敵がめっちゃ増えてたよね。」
雄二「だな。翔子、佐藤、工藤などのAクラス女子を始め敵が大幅に増大されて事だな。」
明久「敵が増えちゃあ厳しいよ〜。」
雄二「そこでこちらも更に戦力を増強させようと思う。Fクラスだけでなく、他のクラスも味方につけるんだ。」
まあこれしかないよね〜。
明久「う〜ん、なんかこの作戦がいつものやり方と違う感じがしてなんだか……ただ戦力を増やすってのがイマイチ僕たちらしくないというか……」
雄二「ほう、明久も少しは頭が回るようになってきたな。その通り、正面突破だけが目的じゃない。」
明久「んで、他の目的って?」
雄二「俺達の保身だ。」
昂哉「だよね〜!」
そう!人数増員のメリットだね!
明久「僕らの身を守る?誰から?」
昂哉「いい明久、覗きは一応犯罪なんだよ?」
雄二「今はまだ未遂だがな。」
昂哉「もし真犯人が分からないまま女子風呂に突入したら、俺たちは処分を受ける事になる!」
明久「確かに………」
まあ俺は未成年飲酒で既に5回停学になってるから、今更怖くはないんだけどね〜。
昂哉「そこでメンバー増員!誰がやったのかを分かりにくくさせつつ、真犯人特定の成功率を上げる!」
明久「でも僕らは面が割れてるよね?それなら無意味なんじゃないの?」
雄二「それなんだが、文月学園は世界中から注目を集めてる試験校だからな。不祥事があった場合にはひた隠しにするか、きっちり処分するかの2択しか選べない。」
昂哉「ちなみにそれを理由に俺やビッ千華は入学してきました〜♪罰が緩いってこういう事です!」
明久「クズじゃん………」
雄二「ということで、中途半端に一部の生徒だけを罰すれば、ただでさえ世間から叩かれる『クラス間の格差』にマイナス要因を増やすだけだからな。」
そう!俺たちがFクラスである事を利用するのさ!全クラスの男子がもし協力した時、俺たちだけ罰せられたら、『出来の悪いFクラスだけが処分を受けて、他の優秀なクラスは手心を加えられている』ってね!そしたら叩かれるのは当たり前さ!
明久「流石は雄二!汚い事を考えさせたら右に出る人は昂哉くらいしかいないね!」
雄二「だな。」
昂哉「ブチ殺すぞ。」
明久が納得してくれたのは嬉しいが、俺を汚いと言うのは認めないぞ!
秀吉「ふむ、ならば今日は協力者の確保を主軸に行動するわけじゃな?」
昂哉「だね。」
ということで、味方作りの始まりだ!
雄二「幸い合同授業で殆ど自習みたいなもんだからな。動きは取りやすいはずだ。」
明久「じゃあ、まずはどこから行く?」
雄二「当然Aクラスからだ。」
昂哉「同じ手間なら能力が高い方が上だからね〜。」
秀吉「Aクラスならば昨日の合同授業で交流もあるしのぅ。話もしやすいじゃろうて。」
雄二「決まりだな。合同授業の間にAクラスと話をするぞ。」
ということで、俺たちは朝食を食べ終えて自習室に向かった。
自習室では、作戦会議の続きを話した。ちなみに今日はAクラスとは別の部屋でやっている。
ムッツリーニ「………工藤に協力を依頼出来た。………ついでにお尻に火傷の痕がある生徒を探してもらえるよう頼めた。」
昂哉「センキュー!」
雄二「じゃあ、Aクラスで誰を説得するかなんだが……まあ間違いなく久保かじっちゃんだろうな。」
まああの2人が成績もトップだし、クラスの中心でもあるからね。
昂哉「となると明久だね〜。」
秀吉「じゃな!」
ムッツリーニ「………頼んだ。」
明久「あ、うん、別にいいけど………でもどうして僕なの?」
他4人「「「「……………」」」」
ごめん明久、その質問には答えられないんだ。
明久「あ、あのさ、なんだか凄く嫌な感じがするんだけど………本当に大丈夫だよね?」
秀吉「そ、そうじゃな。一応あの2人、特に久保はお主に悪意を抱いてはおらんと断言できる。」
ムッツリーニ「………彼に悪気は無い。」
明久「なんで2人とも、そんな奥歯に物が挟まったような言い方するの?」
しょうがないだろ。お前のためでもあるんだし。
昂哉「ま、大丈夫じゃね?」
雄二「明久、早く行ってこい。」
昂哉「この中だとあの2人に好かれてるのは明久だからね。」
明久「昂哉じゃないの?」
雄二「いや、明久だ。だから自信を持て。」
明久「あ、うん………」
雄二「ただいざという時はこれを使え。」
そう言って雄二はスタンガンを渡した。
明久「そ、それじゃあ行ってくるね。」
という事で、俺たちは明久の無事を祈る事にした。
雄二「襲われないといいのだが………」
昂哉「まあじっちゃんもいるし大丈夫でしょ!」
ムッツリーニ「………確かに。」
秀吉「なら大丈夫じゃな!」
しばらくすると、明久が帰ってきた。
明久「ごめん、ダメだった。」
雄二「そうか。まあ無事で何よりだ。」
明久「いや、そんな危ない事はしてないんだけど。というかじっちゃんの方はいなかったんだよね〜。」
昂哉・雄二「「マジか。」」
よく無事だったね。
雄二「しかしそうなると、他のクラスとの交渉を迅速に進める必要があるな。」
明久「でも今は一応授業中だよ?」
雄二「それは分かっている。だが全クラスに声をかけるとなると、休み時間程度では全然足りないからな。」
昂哉「役割分担すればいいんじゃね?」
雄二「確かに。」
島田「こらっ、アンタ達。また何か悪巧みしてるでしょ。」
ぬおっ!島田に見つかっただと⁉︎
鉄人「………」チラッ
鉄人がこっちをマークしている。
家角「………」ジー
ケツ先生に至ってはいつでも自分の手柄に出来る様にこっちを見つめている。えげつねえマークだな。
明久「美波、別に僕たちは悪い事なんて考えてないよ?」
正攻法で覗きを成功させようとしているだけだからね!
島田「はぁ……今更アンタ達に何を言っても無駄だろうけど……少しは覗かれる側の気持ちを考えてみたら?」
確かに。
島田「よりによってお風呂の覗きなんて………周りからは比較されるし、隠すものはないし、パッドは入れられないし、寄せてあげることも………」
明久「それって特定の箇所を見られるのが嫌なだけだよね。」
まあ気にする気持ちは分からなくもないけどね。優子も気にしてる節はあったし。
鉄人・家角「「…………」」ジー
さっきの会話で先生2人のマークが強くなってる。というかケツ先生に至っては近づいてきてるし…………ここは何か役に立つものは…………
赤田爺「お嬢ちゃん、儂と勉強せんかの?」
姫路「へっ?あっ、いいですよ!」
あそこにナンパしてるじっちゃんぐらいか………というか、明久が久保の所に行った時に居なかったのはこのためか。まあ丁度いい!
昂哉「先生、あそこでAクラスのじっちゃんが姫路をナンパしてます!」
鉄人「確かに。」
家角「ではこの俺が行こう。」
鉄人「頼みましたよ。」
ということで、ケツ先生は剥がすことが出来…………
家角「姫路さん、この俺が物理を教えてあげようか?」
赤田爺「いいや、儂が教えよう。」
家角「貴様は物理の成績が悪いだろ。」
赤田爺「それは御主の採点が理不尽じゃからな⁉︎」
家角「何だと⁉︎この崇高な俺の採点に文句があるのか、このクソジジイ‼︎」
赤田爺「なんじゃと⁉︎大企業元専務の儂の金で御主の首を飛ばしてやろうか⁉︎」
姫路「え、ええと…………」
たんだけど、なんか大の大人が2人も揃って喧嘩し始めた。というかじっちゃんって現役時代めちゃくちゃ凄かったのか………
昂哉「西村先生、あれどうするんです?」
鉄人「しょうがない、俺が行くか………」
ということで、まさかの鉄人も剥がすことが出来た。あとは島田なんだけど………
島田「ウチだって結構モテるんだからね!」
島田もどっか行っちゃった。
昂哉「子供の喧嘩見てたら島田の事忘れてたんだけど、何があったの?」
明久「あっちにいる須川君が大事な話があるって事にした。」
昂哉「ええ………」
雄二「んじゃ、今のうちに脱出するぞ。」
他4人「「「「了解!」」」」
ということで、俺たちは無事脱出する事が出来た。
島田「アキ、よくもウチを騙したわね‼︎」
島田が戻ってくる前に何とか他クラスに行かないとね!
雄二「んじゃ、誰が行くか………」
昂哉「Cクラスの黒崎トオルは俺がLINE持ってるから俺がやるわ。」
雄二「よし、頼んだ。あとは………古今東西・英単語ゲームで決めるか!」
なんか面白そうなゲームをやろうとしてたが、俺はそれを無視して、使命を全うするためトイレに向かった。
トイレで俺はトオルにLINEを飛ばした。彼は1年の時のクラスメイトだ。
昂哉(LINE)『トオル、ちょっとトイレに来てくんない?』
黒崎(LINE)『なんだ昂哉?俺はホモじゃないぞ。』
昂哉(LINE)『俺もちげ〜よ‼︎とにかく来て。』
黒崎(LINE)『うい。』
ということで俺はトオルをトイレに呼び出した。
黒崎「んで、話って何?姫路との恋愛相談か?」
昂哉「俺姫路じゃなくてAクラスの木下優子が彼女だから。まあそれも無理矢理付き合わされただけだけど。」
黒崎「マジで⁉︎てっきり姫路だと思ってたんだが………」
昂哉「まあ1年の時を見てるとそう見えるよね。でもあれは俺が姫路の恋愛相談に乗ってただけだから。」
黒崎「マジかよ。」
昂哉「あとたまたま一番仲良かったのがアイツだっただけさ!今はそこまで一緒に居るわけじゃないよ?」
黒崎「そうなのか〜。知らんかったわ。」
コイツにも勘違いされてたのか〜。まあしょうがないか!
黒崎「んで、本題は?」
昂哉「女子風呂の覗きに協力して欲しい。」
黒崎「お前って頭いいのにバカだよな。」
昂哉「失敬な!これは真面目な話なんだ!」
黒崎「はいはい。んで、俺たちCクラスが協力できると思うか?」
昂哉「Why?」
黒崎「うちの代表がヤバいの知ってるだろ。」
あぁ〜、小山ね。奴は短気だからな〜。
昂哉「ま、まあ。」
黒崎「アレに逆らえると思うか?」
昂哉「なるほどね〜。」
確かに。普通に考えたら逆らいにくい。だからこそ、それを協力のネタにしてやる!
昂哉「でも、せっかくならこれを機にぶちのめしてみたいと思わない?」
黒崎「えっ?い、いや、それは………」
昂哉「だって今がチャンスだと思わない?正々堂々と小山を叩く事が出来るんだよ?」
黒崎「叩かれるのは俺らな気がするけど………」
昂哉「んなもん俺に騙された事にでもしとけばい〜の!」
黒崎「それでお前はいいのか?」
昂哉「うん!だから協力して♪」
黒崎「まあ、クラスの奴らにでも言ってみるよ。」
昂哉「よろしく〜!結果が分かったらLINEで教えてね!それと、もしOKなら19:50に………集合で!」
黒崎「ああ。」
昂哉「んじゃ、またね〜。」
黒崎「ほ〜い。」
ということで、Cクラスへの説明は終了した。あと成功するかどうかはトオル次第だ!
ということで、強化合宿3日目、開幕です。目が覚めたら酒臭い人の寝息が目の前から飛んでくるのって最悪ですね。
さて、次回は女子風呂に突撃します。お楽しみに!
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