バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第四十問  優子とドライブデート…

  side 昂哉

 

 波乱の強化合宿も無事終了し、いよいよ帰宅の時となった。

 

鉄人「そんじゃあお前ら、気をつけて帰れよ。あと男子は来週から停学だからな。家で大人しくしてろよ。」

Fクラス全員「「「「「は〜い。」」」」」

 

 これから運転しなければいけないのがちょっとダルいが、助手席に秀吉が居るので問題ないでしょう…………ってそうだ!

 

昂哉「ムッツリーニ、帰りは電車で!これは運転手命令だから!」

 

 こうすれば、秀吉とのドライブデートが出来るね♪ムッツリーニ、行きは調べ物で疲れてたけど、帰りはそうじゃないからね!ごめんね!

 

ムッツリーニ「………分かった。」

 

 思ったよりあっさり引き下がってくれた!やったね♪

 

昂哉「さあ秀吉!一緒に帰ろ♪」

秀吉「う〜ん、その件なんじゃが………」

昂哉「ん?どしたの?」

秀吉「帰りは姉上が助手席で、ワシは電車になったのじゃ♪」

 

 はい?

 

昂哉「いや、言ってる意味が分かんないんだけど………」

優子「アンタはアタシと帰るって事。んで秀吉は土屋や坂本たちと一緒に帰るって事。」

秀吉「そういうことじゃ。」

 

 いやいやいやいや‼︎

 

昂哉「おい‼︎それ困るんだけど⁉︎というか優子はリムジンバスかなんかがあるでしょ⁉︎」

優子「高橋先生に言ったら快く引き受けてくれたよ?」

昂哉「あの女めぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」

 

 早速罰を受けるとは思わなかったよ‼︎でもいい‼︎今のうちに逃げて車を走らせてしまえば………

 

優子「ちなみに逃げるのはナシね♪」ガッ

 

 優子に肩を掴まれたため、それは出来なかった…………

 

 

 

 

 ということで、優子との地獄のドライブデートが始まった。しかも他の人はおらず、荷物も一切無い。帰りまで2人きりなのが最悪だ……………

 

 でも流石に早く帰りたいという理由で飛ばそうとは思えない。一応優子の命を預かってるわけだし。だからここは………

 

昂哉「優子、今日は真っ直ぐ帰るからね〜。」

 

 休憩するSA以外では止まらない事にしよう!

 

優子「わ、分かった…………」

 

 ん?いつものように脅迫とかしないの?というかそんなに落ち込むなよ‼︎なんか罪悪感がヤバいんだけど⁉︎

 

昂哉「ってのは冗談で、ちょっとだけ遊ぼっか!」

優子「ほ、ホント⁉︎昂哉、ありがとう‼︎やった〜♪」

 

 ということで、優子と普通にデートをする羽目になった。

 

 

 

 

 

 本日の目的地は、福島と栃木の県境を越えた辺りだ。

 

昂哉「とうちゃ〜く!」

優子「こ、ここは?」

昂哉「動物園さ!」

優子「動物園⁉︎やった〜♪」

昂哉「んじゃ、入るよ〜。」

優子「は〜い!」

 

 栃木でも有名な動物園に到着しました!

 

優子「随分広い動物園だね………」

昂哉「だね!それじゃあまずは………どっか行きたいとこある?」

優子「う〜んと、じゃあ、最初にこの遠いエリアの方行かない?」

昂哉「そうだね!」

 

 この動物園は2つのエリアに分かれている。入り口に近いエリアと遠いエリアで、その間はバスやゴンドラによって結ばれているんだよね。

 

 

 

 

 ということで、俺たちはまず遠い方のエリアに向かった。そしてバスに乗り、たどり着いた先には……………

 

優子「うわ〜!大量の羊だ‼︎」

 

 羊がいっぱいいた。なんていうかアルプスみたいだ!

 

優子「見て見て昂哉!餌があげられるみたい!」

昂哉「確かに!んじゃ………」

 

 そう言って俺は優子を持ち上げて………

 

昂哉「羊さ〜ん!美味しい人間ですよ〜♪」

 

 羊にあげようとした。

 

優子「ちょっと⁉︎アタシをエサにしないで‼︎それに、羊は草食でしょ⁉︎」

昂哉「確かに!んじゃ優子、頭出して!」

優子「アタシの髪の毛をエサにでもする気?」

昂哉「ハゲた優子が見てみたいから………って優子‼︎俺を持ち上げないで‼︎羊の中に入れないでぇぇぇぇ‼︎」

優子「全く、アンタったら………」

昂哉「すいませんでした。」

優子「よろしい。」

 

 危ねえ………危うく竹中先生のヅラ仲間になるところだった…………

 

優子「それにしても、馬にロバにラクダと、草食系の動物がいっぱいいるね〜。もしかしたらこっちは草食系のエリアなのかな?」

昂哉「かもね。じゃあ近い方のエリアが肉食系だね!」

優子「そうみたい。」

 

 ん?待てよ………?肉食系といえば………?

 

昂哉「それじゃあ、佐藤はこっちには居なそうだね。」

優子「佐藤って美穂の事?」

昂哉「もちろん!」

優子「あぁ………確かにあの子は肉食系だね………」

昂哉「普通初めて喋った次の日に襲いに行くかね?付き合ってもないのに………」

優子「まぁ………美穂だから………見た目は大人しいのに………」

昂哉「それな‼︎」

 

 ぶっちゃけ強化合宿で驚いた事ランキング第2位だよ!第1位は優子の来襲だけど。

 

優子「もしかしたら美穂が妹になる日も近いかもね〜。」

昂哉「なんなら優子と秀吉の両方と付き合ったりして!どっちも百合だし!」

優子「いや、美穂の恋愛対象は男だから。」

昂哉「じゃあなんで秀吉?」

優子「秀吉は男でしょ!」

昂哉「それって戸籍上の話でしょ?」

優子「いや、生物学的にも心理学的にも全て男よ。ただ見た目が可愛いだけ。」

昂哉「性格も可愛いでしょ♪誰かさんと違って♪」

優子「はいはい。ど〜せアタシは可愛くないですよ〜だ‼︎」

昂哉「ごめんごめん!グレないで!」

優子「ふん!」

 

 そう思うのなら怒るのをやめてくれればいいのにな〜。そんな事を思いながら歩いていると…………

 

 

 

 

 

 

優子「それより昂哉、馬やラクダに乗れるんだって!」

 

 すごい場所に着いた。柵の中のスペースで馬やラクダに乗れるという場所だ。

 

昂哉「これって誰でも乗れるのかな?」

優子「えっと、85kg以下ならOKだって!」

昂哉「よし、それなら乗るか!1人ずつしか無理だけど!」

優子「うん!」

昂哉「すいませ〜ん!乗馬体験お願いしま〜す!」

スタッフ「はいよ!」

 

 ということで、馬に乗る事にした。最初は俺の番だ!

 

 

 

 

 いざ馬に乗ってみると…………

 

昂哉「乗り心地もいいし、景色も最高ですね!」

スタッフ「でしょう?」

 

 めちゃくちゃ良かった!ふかふかでありながらしっかりした乗り心地と、いつもよりも高いところから見渡す景色は最高だった!あと、戦国大名になった気分だね!

 

昂哉「お〜い優子〜!」

優子「は〜い!」

昂哉「余は令和大名、雲雀丘昂哉(なり)*1!女子風呂を覗かんとて攻める也*2‼︎」

 

 まあ優子は文系科目が苦手だから分かんないでしょう!

 

優子「それじゃあ(わらわ)*3はお主をぶっ飛ばす也〜!」

 

 どうやら分かっているみたいだ………

 

 

 

 

 それはともかく、俺の番が終わったので、

 

昂哉「ありがとうございました!」

スタッフ「こちらこそ、来てくださりありがとうございました!」

昂哉「じゃあ次は優子の番だね!」

優子「うん!すいません、お願いします!」

スタッフ「はいよ!」

 

 優子の番になった。

 

優子「わぁ^〜!楽しいです!」

スタッフ「ありがとうございます!」

 

 こうして優子が馬に乗ってる様を見ると、なんていうか…………

 

昂哉「アレが噂の尾張*4のおおうつけ*5、織田信長か………。悪魔を超えて、もはや魔王の貫禄ぞ………」

 

 怖さが相まってこう見えるんだよね。

 

優子「アレが噂の武蔵*6のおおうつけ、雲雀丘昂哉か………。5回を超えて、6回に及ぶ停学は流石の貫禄ぞ………」

 

 まさか上手く返されるとは思わなかった。

 

昂哉「あぁん⁉︎」

優子「悪いのは誰かしら?」

昂哉「俺です。」

優子「よろしい。」

 

 こうして見るとマジで戦国大名の当主と家来の関係だよな………。アイツが織田信長なら俺は明智光秀か?だとすると俺は奴を暗殺する事になるのか…………。そしてもちろん豊臣秀吉は木下秀吉だな………。秀吉に殺されるなら…………本望だ!イエ〜イ♪

 

 

 

 

 そして優子も乗馬体験を終えて、俺のところに戻ってきた。

 

優子「ただいま!めっちゃ良かったよ!」

昂哉「おかえりなさいませ、信長様。只今よりこの私、明智光秀が貴方様を暗殺致します。」

優子「本人に直接言ったら意味ないでしょ。それに、なんでアンタが明智光秀でアタシが織田信長なのよ?」

昂哉「女子風呂を覗いた本能の変態ですので。」

優子「本能寺の変みたいに言わないで!」

昂哉「まあまあ!」

 

 いいツッコミっぷりだ!

 

昂哉「んで、次はどこ行く?」

優子「こっちは一通り見たし、次は入り口側のエリアに戻ろうと思うんだけど………」

昂哉「ならそれで!」

 

 ということで、俺たちはバスで最初いた『近い方のエリア』へと戻った。

 

 

 

 

 戻るや否や、

 

昂哉「そういや、ちょうど昼飯時だね〜。」

 

 お昼になった。

 

優子「何食べる?」

昂哉「ビール!」

優子「誰が運転すんのよ………」

昂哉「ごめんごめん!それは冗談で、バーベキューとかどう?」

 

 ここの目玉だね!一定金額出せば肉を食いまくれるから最高だ‼︎

 

優子「アタシはそんなにお金が無いから厳しいかも。ごめん………」

 

 まあ優子は気にするよね。でもせっかく来たんだから、楽しまなきゃ!

 

昂哉「そんなの奢るよ!俺はまあまあ金あるんだしさ!」

優子「えっ?いや、これ1人2,500円するって………」

昂哉「えっ?優子は幼児枠の500円じゃないの?」

優子「ぶっ飛ばすわよ?」

昂哉「ごめんごめん!それと、優子はバイキング嫌い?臭くなるのが嫌?」

優子「いや、好きだけど………」

 

 なら食うしかないよね!

 

昂哉「じゃあ行こう‼︎」

優子「えっ?」

昂哉「すいませ〜ん!大人2人で!」

スタッフ「は〜い。それじゃあ先にお会計をお願いします。合計5,000円で。」

昂哉「ほ〜い。」

スタッフ「ちょうどですね。それではお先に案内致します。」

昂哉「お願いしま〜す!」

 

 ということで、俺たちは会計を済ませて席に着いた。

 

優子「えっ、えっと!これからアタシがバイトして………」

昂哉「いや俺が奢るって言ったじゃん?話聞いてなかった?」

優子「いや、聞いてたけど………」

昂哉「ならここは素直に奢られとくもんなの!それが礼儀さ‼︎」

 

 コイツ、普段怒るくせに意外とこういうところあるからね。だからこれくらい言っておかないと!

 

優子「わ、分かった………!じゃあご馳走様です!」

昂哉「あれ、もう食べ終わったの?早いね!」

優子「いや、そういう意味じゃないから‼︎」

昂哉「あははは!ウケる〜w」

優子「もう………///」

 

 優子とたわいもない雑談をしていると、

 

スタッフ「お待たせしました。こちらが食材になります。なお当店はお肉だけでなく、野菜、焼きそば、ライス、味噌汁など全て食べ放題ですので、よろしくお願いします。」

昂哉・優子「「ありがとうございま〜す!」」

 

 食材、到着だぜ‼︎

 

昂哉「よし!それじゃあ焼くか!」

優子「あ、せっかくお金払ってもらったんだし、ここはアタシが焼くよ!」

昂哉「おっ!それなら鍋奉行ならぬ焼き奉行の実力を見せてもらおうじゃないか!」

優子「任せて!」

 

 ということて、優子に焼いてもらう事にした。

 

 

 

 しばらくすると、

 

優子「お肉焼けたよ〜!豚も牛も!」

 

 お肉が焼けました!

 

昂哉「ありがとう!さてと、食うか!」

優子「だね!」

昂哉「それじゃあ、」

昂哉・優子「「いただきま〜す!」」

 

 さてと、お味は…………

 

昂哉・優子「「ん^〜♪」」

 

 めちゃくちゃ旨い!肉の柔らかさと旨味が口の中を満たしていくぅ〜!これはご飯が進むね!それに………

 

昂哉「焼き加減もバッチリじゃん!ありがとう!」

優子「ど、どういたしまして///」

 

 いつも俺の弁当を作っている優子が焼いた事もあって、めちゃくちゃ旨いぜ〜♪

 

優子「や、野菜もあるよ!」

昂哉「どれどれ〜?ふむふむ………おほぉ^〜!旨い!」

優子「だね‼︎」

昂哉「よし、もっと焼くか‼︎」

優子「うん!アタシに任せて!」

昂哉「頼んだ!」

 

 ということで、じゃんじゃん肉を食べました‼︎これを食べ放題なんでしょ⁉︎2,500円はむしろ安いのでは⁉︎全く、バーベキューは最高だぜ‼︎そんな事を思ってたんだが………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、ある問題が発生した。

 

昂哉・優子「「く、食い過ぎた…………」」

 

 あまりの美味しさについつい沢山食べてしまったのだ。その結果、今は2人とも動けなくなっている。

 

優子「ご、ごめん………アタシが……焼き過ぎたから……」

昂哉「いや……優子は悪くない………ここの飯が………旨すぎるのが………悪い………」

 

 幸い今日は平日であり、席の時間制限が無かったため、しばらく俺たちは座ってる事にした。

 

 

 

 

 しばらくすると、胃が回復してきたので…………

 

昂哉「そろそろ動くか!」

優子「だね!」

 

 店を出る事にした。そして、

 

昂哉「どこ行く?」

優子「う〜ん、あっ!カピバラパークに行こうよ!」

昂哉「おっ!それいいね!」

 

 次なる目的地は、カピバラパークだ!

 

 

 

 

 目的地は思ったより近かった。カピバラに囲まれたエリアがあって、外からでも見れるようになっていた。

 

昂哉「うお〜!カピバラめっちゃおるやん!」

優子「めちゃくちゃ可愛いね!」

昂哉「まるで秀吉みたい‼︎」

優子「秀吉ってあんなのっそのっそしてたっけ?」

昂哉「爺言葉とかがカピバラに合いそうじゃない?」

優子「確かに!お〜い、秀吉?」

カピバラ秀吉(CV.昂哉)「な、なんじゃ姉上?こ、怖いから近づかないで欲しいのじゃ‼︎そうじゃ!姉上から逃げるために温泉に入ろうぞ!男湯なら姉上も入って来れまい!」

優子「行動が想像できるのがムカつくわね………」

 

 伊達に秀吉を長年見てきてないからね!

 

優子「ところで、これ中に入って触れるみたいだよ?」

昂哉「確かに!じゃあ行くか!」

 

 ということで、中に入ってカピバラを触ってみたんだけど…………

 

昂哉「な、なんていうか………」

優子「思ったより毛が固いわね……」

カピバラ「……………」

 

 もふもふでふわふわなものを想像してたら、思ってたよりゴワゴワしてて固かった。なんか残念……………。そんな事を思ってると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワカナ「あ〜!このカピバラ可愛い〜!」

リュータ「そうだな………ってあん時のオッサン⁉︎」

 

 意外な人物に遭遇した。

 

昂哉「って如月グランドパークの時のヤンキーカップルですよね‼︎」

リュータ「だよな‼︎久しぶり‼︎」

昂哉「久しぶりです‼︎あと俺20って言いましたよね⁉︎」

ワカナ「いや、20に見えんし。」

リュータ「お前、ホントは40なんじゃね〜の⁉︎」

昂哉「そんな………まさか⁉︎」

ワカナ「ちなみにアンタってコーコーセイよね?」

優子「あっ、はい!16です。」

昂哉「俺も高校生ですけどね!」

リュータ「20のコーコーセイってレア過ぎんだろ‼︎」

ワカナ「だね!」

カピバラ「…………」

 

 それにしても、コイツらとここで再会するとは思わなかったな〜。

 

昂哉「それにしても、相変わらず仲良いんですね!」

リュータ「たりめえよ‼︎」

ワカナ「なんたってリュータは世界一のオトコだからね!」

昂哉「流石!」

カピバラ「…………」

 

 別れてなくて良かったよ!

 

リュータ「そういうお前らだって仲良いじゃねえか!」

昂哉「いや、貴方たちが想像している関係とは違うんで。」

ワカナ「えっ?じゃあもしかして親子?」

昂哉「だってさ優子。お前かーちゃんみたいだって。」

優子「えっ?」

カピバラ「…………」

 

 横溝も言ってたしな。

 

ワカナ「いや、アンタの方やろ、親なの。」

リュータ「確かにな!」

昂哉「ちょっと‼︎俺はそんなに老けてません‼︎それに、3歳差の親子ってどういう事です⁉︎」

リュータ「じゃあジジイと孫娘か‼︎」

昂哉「もっとあり得ないでしょ⁉︎」

カピバラ「…………」

 

 3歳のときには既に孫いるのヤバいでしょ。

 

リュータ「んで、どんな関係だ?」

昂哉「織田信長と明智光秀の関係です。」

リュータ・ワカナ・カピバラ「「「はっ?」」」

優子「えっと、一応恋人です……」

昂哉「無理矢理付き合わされただけなんですけどね〜。」

ワカナ「マジ?」

優子「はい………」

ワカナ「へぇ〜。」

カピバラ「…………」

 

 まあ嘘を言ってもしょうがないからね!

 

リュータ「んで、どう思ってんの?ソイツのこと?」

昂哉「まあ最初は嫌でしたけど、最近は満更でもない感じですね。毎日飯とか作ってくれるし!」

優子「えっ………///」

ワカナ「おお!」

リュータ「いいじゃねーか‼︎」

昂哉「ただコイツ超怖いんすよ!一昨日なんて俺が女子風呂覗こうとしたらめちゃくちゃキレたんですからね‼︎」

優子・リュータ・ワカナ・カピバラ「「「「それはアンタ(お前)が悪い。」」」」

昂哉「え〜!」

 

 世間のルールなんて関係ないのに!

 

リュータ「まあ、そんなお前らにはふさわしい場所がある!」

昂哉・優子「「相応しい場所?」」

カピバラ「…………」

 

 ラブホとか言わないでよね。

 

ワカナ「ここに書いてる、恋人の聖地よ!」

昂哉「なるほど〜。」

カピバラ「…………」

 

 動物園内にある場所ね。思ったより普通で良かった!

 

昂哉「そこ行く、優子?」

優子「た、昂哉が良ければ、だけど………」

 

 どう見ても行きたそうだよね。まあ覗きの罰という事で、行ってやるか!

 

昂哉「よし、それじゃあ行こっか!」

優子「ほ、ホント⁉︎ありがとう……っ!」

リュータ「おお!」

ワカナ「なら行ってきな!」

カピバラ「…………」

昂哉・優子「「はい!」」

昂哉「んじゃ、お元気で!」

優子「お元気で!」

リュータ・ワカナ・カピバラ「「「じゃあな(ね〜)!」」」

 

 という事でヤンキーカップルと、何故か時々見た目に合わない声で喋ってたカピバラ*7に別れを告げ、

 

 

 

 

 

 

優子「昂哉、良かったの?」

昂哉「まあこれも覗きの罰みたいなもんだし、いいよ!」

 

 俺たちは恋人の聖地に来た。ここは見晴らしの良い展望台みたいな場所で、真ん中に2匹のフクロウ夫婦のオブジェがあった。

 

優子「それにしても、すごいいい景色だね!」

昂哉「そうだね!辺り一面に広がる山と原っぱ!」

優子「大自然、って感じだね!」

 

 そう!ここはなんといってもめちゃくちゃ景色がいい!そして身体の中に入ってくる空気もめちゃくちゃ旨いぜ!

 

昂哉「こんなところで秀吉に告白されたら、キュンキュンしちゃう♪」

優子「安心して。その機会は一生来ないから。」

昂哉「そんなぁ‼︎ねえ優子、秀吉を俺に目覚めさせてよ‼︎」

優子「む・り!それに、秀吉は美穂の事意外と満更でもないっぽいよ?」

昂哉「マジか〜⁉︎」

 

 話し始めて3日しか経ってないのに随分進展したんだね。まあ一昨日の夜がヤバかったけど。それじゃあこの恋は諦めるしかないか………

 

優子「そ、それより………ここで写真を撮らない?///」

 

 確かにここってそういう場所だからね。覗きの罰ということで、甘んじて受け入れましょう!

 

昂哉「いいよ!」

優子「やった〜!」

昂哉「ポーズはどうする?」

優子「えっと………このフクロウ、どっちがオスかな?」

昂哉「ごめん分かんない。」

優子「じゃあアタシが左で昂哉が右ね!ポーズは………ま、真ん中で……///」

昂哉「真ん中で?」

優子「2人で………ハートマークを作る///」

 

 マジで⁉︎なんかドキドキするんだけど、それ‼︎でもここで断るのも悪いし………!

 

昂哉「い、いいよ……///」

優子「あ、ありがとう///」

昂哉「そ、それじゃあ撮ろっか!す、すいません!写真お願いできますか?」

モブ1・2「「いいよ〜!」」

昂哉・優子「「ありがとうございます!」」

 

 こうして俺と優子はフクロウ像で決められたポーズをし、

 

モブ1「はい、チーズ!」パシャ

昂哉・優子「「ありがとうございます///」」

 

 その場にいた別のカップルに写真を撮って貰った。

 

優子「あ、ありがとう///」

昂哉「ど、ど〜も……///」

 

 優子とこんな写真を撮ってるのがめちゃくちゃ照れ臭い………俺と優子はこんなんじゃないのに!

 

昂哉「そ、それじゃあ時間もアレだし、帰ろっか!」

優子「そ、そうだね///」

 

 という事で、俺たちは動物園を後にした。最初は優子と2人きりって聞いて絶望したけど、思ったより楽しかったよ!だから今度は秀吉と来て、もっといっぱい楽しもう‼︎そう思った日だった。

 

 

 

 帰りのSAで軽く仮眠を取った後、LINEを見ると………優子がさっきの恋人の聖地での写真をトプ画にしていた。

 

 ここで普通のカップルだったらお揃いのトプ画にするんだけど、コイツそういう事はあんまり強要して来ないんだよな………。本当はやって欲しいはずなのに………せめてもの優しさなのかな?だとしたら…………

 

 

 

 そして俺はLINEのトプ画を、フラワーパークでの秀吉とのツーショット写真から、動物園での優子とのツーショット写真に変えた。

*1
俺は令和大名、雲雀丘昂哉だ、の意味

*2
女子風呂を覗きたいと思ったから攻めるぜ、の意味

*3
私、の意味

*4
愛知県西部

*5
大馬鹿者、の意味

*6
埼玉、東京、川崎、横浜北部

*7
CV.森久保祥太郎




 ということで、強化合宿編、終了です!秀吉とのデートに始まり、優子とのデートに終わりましたね。間に壮大な女子風呂覗きが挟まりましたが。ちなみに今回の舞台である動物園のモデルは那須どうぶつ王国です。

 さて、次回からは原作4巻の話…………の裏側を含めた短編集を6話やります。お楽しみに!ちなみ原作4巻の話そのものはやりません。

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