未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
side 昂哉
俺は須川、明久、ムッツリーニと一緒にファーストフード店で、異端審問会の幹部会なるものを開いていた。
須川「集まってくれてありがとな。」
明久「いえいえ、これも学園内の風紀維持の為であります、会長!」
ムッツリーニ「………リア充は死すべし!」
昂哉「まあ組織の円滑な運営には適度な会議が必要だしね〜。」
俺は優子のせいで審問される側に回る事が多いけど、やられてばっかじゃつまんないから審問する側にも積極的になってるよ。あとムッツリーニと明久、お前ら告白する気ねえんかい‼︎
しばらくすると、会長がある話題に触れた。
須川「たまにふと思うんだが……」
昂哉「ん?」
明久「どうしたの?」
須川「何故俺には彼女ができな………」
昂哉「顔が悪い。」
明久「性格が悪い。」
ムッツリーニ「………生き様が悪い。」
昂哉「もう諦めたら?」
須川「驚くほど辛辣だな、お前ら!」
まあ審問会を自分で立ち上げてるくらいだからね〜。
ムッツリーニ「………まあ気にすんな、須川。」
明久「うちのクラスで彼女いる奴なんて殆どいないんだからさ!」
須川「ははは。まあな。」
まあ確かに、男女比が47:3だからね〜。
須川「そうだよなぁ、雲雀丘⁉︎」
やっぱ来ると思ったよ!でもそれについては考えてある!
昂哉「お前ら、優子はそんなんじゃない‼︎」
明久「はぁ?」
ムッツリーニ「………お前、何言ってんだ?」
須川「酔ってんのか?」
昂哉「いいかお前ら‼︎優子は母ちゃんみたいなモンだ‼︎」
母ちゃんが増えて羨むような人はいないでしょ?
明久・ムッツリーニ・須川「「「はい?」」」
昂哉「あんだけガミガミ怒る女、母親以外にいると思う?」
明久「姉さんとか?」
須川「でも木下のが歳下だろ。」
昂哉「いいかお前ら……… 歳下のママはいる。」
明久・ムッツリーニ・須川「「「お前は何を言ってるんだ?」」」
お前らも優子の彼氏になれば分かると思うよ?
そんなことを思ってると………
美穂「あれ、雲雀丘君ですよね?お久しぶりです。」
まさかの佐藤に話しかけられた。
昂哉「あ、佐藤じゃん!お久〜!」
須川「誰だこの女?浮気か?」
昂哉「違うよ!ただの友達さ!」
ムッツリーニ「………2年Aクラス、佐藤美穂。」
明久「あっ!お酒を燃やす人ね!」
昂哉「正解!」
須川「はっ?」
美穂「私ってそういう認識のされ方してるんですね………」
昂哉「そうだね!」
だって仕方ないじゃん!そういう人なんだもん!
美穂「それでは私は隣の1人席に居ますね。」
昂哉「ほ〜い。」
ということで、佐藤はそのまま隣にあるぼっち席へと向かった。恐らく1人で勉強でもするのかな?
須川「もしかしてあの子、俺に気が……?」
昂哉「ないない!強化合宿の写真を見なかった?」
須川「アレってマジなのか?」
昂哉「だね。」
明久「そうなんだ………」
ムッツリーニ「………崇高な百合だな。」
昂哉「こりゃあ男が邪魔出来ないよね。」
明久・須川「「だね(な)‼︎」」
まあ本人は秀吉を男として好きなんだけどね。そんな事を思ってると、
明久「そういや話変わるけど、横溝君って居ないの?」
明久が話題を変えた。
ムッツリーニ「………確かアイツは須川に次ぐポジションだったはず。」
昂哉「居ないのは変だよね〜。」
須川「それなんだが、アイツ最近付き合い悪いんだよな。今日も誘おうとしたんだが、いつの間にか居なくなってたし。」
あっ、そうなんだ。
昂哉「マジか。忙しいのかな?」
明久「バイトとかしてるの?」
須川「確かにアイツは一人暮らししてるが、バイトまでは分からんな。」
昂哉「あっ、そうなんだ!」
明久「それじゃあ僕と同じだね!」
ムッツリーニ「………金欠なら仕方ない。」
横溝も大変なんだね〜。
ムッツリーニ「………でももしかして彼女が居たとしたら?」
あっ!そういうパターンもあるのか!
須川「そんなまさか!」
明久「異端審問会に積極的な彼が?」
昂哉「有り得なくは無いかもよ?」
ムッツリーニ「………もし万が一彼女が居たらどうする?」
須川「有り得ねえよ。なんせ俺はアイツを信じてるんだからな。」
おっ!これは須川×横溝か⁉︎
須川「まだクラスに馴染めていない時、1番に声をかけてくれたのが横溝だったんだ。おかげで異端審問会も立ち上げられたし、こうして皆と話せるようになったしな。」
おお!それは熱いね!
ムッツリーニ「………そうだよな!」
明久「やっぱり横溝君も呼ぼうよ!」
昂哉「じゃあ俺が電話でもしてみるね!」
須川「頼んだ!」
こうして俺は横溝に電話をかけた。
横溝(電話)『も、もしもし?』
昂哉(電話)『お、横溝か?今文月近くのファミレスで須川たちとダベってるんだけど、ヒマなら…………』
横溝(電話)『わ、悪い!15……いや30分後に連絡するから!』
昂哉(電話)『ん?』
秀吉(電話)『……どうしたのじゃ、横溝?……』
横溝(電話)『……な、なんでもないから!……』
ふむ、なるほど………30分後か………
昂哉(電話)『キサマ、秀吉とヤってるな?』ブチッ、ツー、ツー
明久・ムッツリーニ・須川・美穂「「「「ん?」」」」
俺が確信に触れた瞬間、横溝は電話を切った。そして、それを聞いた他の3人と、隣の席に居た佐藤が反応した。
昂哉「だとさ〜。」
ムッツリーニ「………なるほどな。」
明久「道理で付き合いが悪いわけだね。」
須川「それならそうと言えば良いものを。」
美穂「全くですね。」
昂哉「さ〜てそれじゃあ…………」
やる事は決まっている‼︎
昂哉「焼き討ちに行くぞ‼︎」
ムッツリーニ「………奴の家を知る者は?」
須川「お任せ下さい。」
明久「よくやった!」
美穂「貴方には後で褒美をあげましょう。」
昂哉「いいか!絶対に奴に本懐を遂げさせるな‼︎」
こうして俺たちの横溝妨害作戦が幕を開けた。
side 横溝
俺は今自分の家に秀吉を呼んでいる。いよいよ念願のお家デートだぜ‼︎ただ雲雀丘からの余計な電話が気がかりだが………
秀吉「どうしたのじゃ?」
横溝「いや、なんでもないから!それより………今から楽しい事する?」
秀吉「楽しい事とはなんじゃ?」
横溝「それはこれからの………」ピ〜ンポ〜ン
インターホンが鳴った⁉︎このタイミングで⁉︎まさか奴らか⁉︎いや、来るにしても早すぎる…………
??「郵便で〜す。横溝さ〜ん、いらっしゃいませんか〜?」
良かった、郵便か…………
秀吉「出なくて良いのかのぅ?」
横溝「良いんだよ。今はそれより………」
??「横溝さ〜ん、郵便ですよ〜!」
秀吉「まだ呼んどるけど………」
??「横溝さ〜ん!」
横溝「そのうち帰るだろ。」
??「ご注文のAV200本詰め合わせセット、お待ちしましたよ〜!」
なっ⁉︎
秀吉「AV200本じゃと⁉︎凄いのぅ‼︎」
横溝「あ、アニマルビデオな!最近動物に目覚めてさ!」
秀吉「そ、そうなのかのぅ……?」 ゴトッ、ゴトッ、
ん?郵便受けから音が…………って!AVが落ちて来てるんだが⁉︎
??「すみませ〜ん。ここからだと全部入らないので開けて下さ〜い!」
秀吉「アニマルビデオとは……?」
横溝「あ、あれぇ?おかしいなぁ……?」
この手口………間違いなく
side 昂哉
今俺たちは横溝の家の前にいる。ちなみに配達員の真似をしてたのは声を変えた須川だよ。
昂哉「いいの、須川?」
明久「秘蔵DVDコレクションなんでしょ?」
須川「構わないさ!俺の不幸で奴の幸福を潰せるのなら‼︎」
美穂「いっそ清々しいですね……」
ムッツリーニ「………なんて気持ちの良いゲス野郎なんだ‼︎」パッ
ん?マジか⁉︎
明久「電気が消えたよ‼︎」
美穂「まさかあの人、強行突破する気なんでしょうか⁉︎」
ムッツリーニ「………どうする、昂哉?」
昂哉「任せておけ!」
そうして俺は横溝をハメる準備をした。
side 横溝
さっきは奴らの作戦にハメられたが、なんとか誤魔化せたぜ!
横溝「これでもう他の事は気にならないからな!」
秀吉「他の事……って、どういう事じゃ?」
昂哉「シルエットクイ〜ズ。」
ん?窓の外に雲雀丘の影があるんだが………
秀吉「昂哉かのぅ?」
横溝「気のせいだろ。」
昂哉「これは何でしょう?」
⁉︎意図は分からんし、Fクラスだから何かも分からん。ただ暴れ回ってる事だけしか分からん‼︎
秀吉「アレは………なんじゃったかな?」
横溝「俺も分からん。」
昂哉「答え『減給された家角亜成』」
秀吉・横溝「「ブッ!」」
そういう事かよ!思わず笑っちまったじゃねえか!
秀吉「はははは!昂哉は面白いのぅ!」
でも木下の意識が雲雀丘にいっちまった!
横溝「あ、あれは人違いなんじゃないか?」
秀吉「でも家角先生を知っておる人はそうそう居ないぞい。」
横溝「前任校の変態なんじゃね?」
秀吉「あぁ……かも知れんのぅ。」
よし、なんとか誤魔化せた!
side 昂哉
俺は役目を終えると、皆のいる玄関側に戻った。
昂哉「どうだった?」
ムッツリーニ「………効いてるようだが……」
明久「まだ一押し足りないね。」
昂哉「じゃあこっちもやっとくか!」
須川「何してるんだ?」
昂哉「LINEの表示名を『藤堂カヲル』にしている。』
美穂「学園長の名前を使って何をするつもりです?」
それはな、エグい事だよ‼︎
side 横溝
よし。とりあえず木下の意識を雲雀丘から変えることが出来たぜ。
横溝「さて、楽しむか!」
秀吉「それは分かったのじゃが、何をじゃ?」ブー、ブー
ん?俺にLINEが届いてるだと⁉︎どういう事だ⁉︎そう思って見てみると………
ババア(LINE)『ねぇ、今日も浩二君に会いたいな♪』
とんでもない事が書いてあった。
横溝「す、スパムメッセージだな!」
秀吉「ん?どんな感じじゃ?」
ババア(LINE)『この前入ったラブホテル面白かったね〜!』
ババア(LINE)『今度は違うところでもエッチしようね♡」
ババア(LINE)『あと、浮気しちゃダメだぞ☆』
マジでふざけんなよ‼︎というかこれ絶対雲雀丘が名前を変えただけだろ‼︎
秀吉「お、お主⁉︎まさか学園長とデキておったとは⁉︎しかも彼女の口調がいつもと違うし………」
横溝「これは雲雀丘が名前を変えて悪戯してるだけなんだ‼︎」
秀吉「ホントかのぅ?」
横溝「ホントホント‼︎俺学園長とは集会と覗き以外であった事ないんだけど‼︎しかもこれは雲雀丘のLINEだ‼︎信じらんないなら後でコイツのメッセージ履歴見せるから‼︎」
秀吉「わ、分かったのじゃ……」
これで何とか誤魔化せたかな?
side 昂哉
クソ!横溝に誤魔化された‼︎
昂哉「野郎‼︎1回しか停学してないのを良い事に‼︎」
美穂「普通停学って1回でも多い方なのでは……」
明久「とにかく、どうにかならないの⁉︎」
ムッツリーニ「………AV女優の音声を繋ぎ合わせるとか⁉︎」
須川「そんな時間がどこにあるんだ⁉︎」
マズい!万策尽きた………か?
side 美穂
マズいです!このままでは秀吉君は掘られてしまいます!彼の貞操は………私が守って見せます‼︎まあ私が奪うつもりですけど‼︎
美穂「私に任せて下さい!」
明久「マジか⁉︎」
須川「でもどんな策が⁉︎」
昂哉「佐藤は横溝の事を知らないよね⁉︎」
ムッツリーニ「………まさか、お前は奴の弱点を知っているのか⁉︎」
美穂「いいえ。」
昂哉「じゃあどうやって⁉︎」
美穂「逆転の発想です。横溝君の弱点ではなく、秀吉君の弱点を利用します!」
昂哉「秀吉の弱点⁉︎」
明久「一体どんなものなんだ、それは⁉︎」
美穂「とりあえず、私に任せて下さい!」
昂哉「分かんないけど、分かった!」
さあ、作戦開始です!
side 横溝
よし、携帯の電源も切った。もうこれで奴らからの邪魔は入るまい!
横溝「よし、これでOKだな。」
秀吉「な、何がOKなのじゃ?」
横溝「俺は今からお前と………」ピンポ〜ン!
ちっ!またインターホンかよ!でも強行突破を…………
美穂「お待たせしました♪デリバリー保健体育サービスです♪」
なっ⁉︎デリヘルだと⁉︎俺はこんな物を呼んだ覚えはないぞ⁉︎
秀吉「お、お主⁉︎もしかしてデリヘルを呼んだのかのぅ⁉︎」
横溝「い、いや!俺は呼んでない‼︎」
秀吉「ならばデリヘルの人に言わねばならんのぅ!ワシが行ってくるぞい!」
横溝「いや、待て!俺が行く!」
秀吉「じゃあ2人で行こうぞ!」
横溝「待て木下………って意外力と強いな!」
秀吉「さぁ、演劇の練習じゃ〜‼︎」ガチャ
そう言って木下がドアを開けると、そこには…………
美穂「お客様、ご指名ありがとうございます!」
どこかで見た事のあるような女の子が立っていた………って!
秀吉「あれ?お主、佐藤かのぅ?」
美穂「そうですよ、秀吉君♪」
強化合宿の時の写真に映ってたAクラスの女の子じゃないか‼︎
横溝「ならば丁度いい‼︎佐藤さんも俺の家に!」
美穂「それなんですけど、実は私以外にオプションが付いておりまして………」
横溝「オプション?」
秀吉「なんじゃそれは?」
美穂「横溝様は他の4人全員と遊ぶ事が出来るんです!」
秀吉「なんじゃと⁉︎」
4人とだと⁉︎これはいい‼︎
横溝「では是非ともお願いします!」
美穂「分かりました!では家の中でお待ち下さい!」
横溝「は〜い!」
秀吉「わ、ワシは?」
美穂「秀吉君は私と一緒に来て下さい!」
秀吉「えっ?」
くっ!木下を逃してしまうのが勿体無いが、4人の女の子と遊べるのは丁度いい‼︎さあ、どんな子が来るのかな⁉︎
明久「どうもお客さん!」
ムッツリーニ「………お待たせしました‼︎」
昂哉「俺たちがサービスの4人になります‼︎」
須川「さぁ横溝浩二様‼︎俺達と心ゆくまで遊びましょう‼︎」
最悪の4人組だった……………
横溝「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
こうして俺はしばらく異端審問を受けましたとさ…………
ということで、世にも珍しい横溝が主役の回でした!原作の双子入れ替えの回で秀吉と優子に告白したのが、この話を書く事になったきっかけです(あとはぐらんぶる)。大好きな秀吉と色々やろうとしたところ、見事に須川たちに殺られましたね。
さて、次回は何の話をやるのでしょうか?お楽しみに!
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