バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第四十四問 ダブルス

  side 昂哉

 

 今は物理の授業が始まったところだ。ケツ先生が謎のアナウンスをする。

 

家角「授業の前に言う事がある。貴様ら、今週の土曜日は俺の誕生日だ。だからこの俺のために誕生会を企画しろ。その出来によって今度の物理の点数を決める。」

 

 コイツは相変わらずゴミだね。自己中の極みじゃん。

 

昂哉「嫌で〜す!」

雄二「何故せっかくの休日に煩わしい事をしなきゃいけねえんだ。」

明久「ホントですよ〜。自分1人でやればいいじゃないですか〜。」

家角「物理の点数がどうなってもいいんだな?」

昂哉「そしたら学園長に訴えます!」

家角「俺の授業方針は最初に示した通り、態度を最も重視する。この方針は学校側にもきちんと説明してあるから、訴えても無駄だ。」

昂哉・明久・雄二「「「クソ‼︎」」」

 

 ブラック企業とかにありがちな社員バーベキューみたいなのをやるなよ‼︎このクソ野郎が‼︎

 

家角「ちなみに吉井と坂本についてはこの俺がスマホを預かってるが………誕生会に来なかったらどうなるかわかってるだろうな?」

明久・雄二「「はい⁉︎」」

 

 強化合宿の時に俺が復讐がてらケツ先生に渡したの*1、まだ持ってたんだ。

 

明久「なんで持ってるんですか⁉︎」

家角「雲雀丘が渡してくれたんだ。」

明久・雄二「「おい、このクズ‼︎」」

昂哉「テヘッ♪」

 

 誤魔化すために話題を変えるか〜!

 

昂哉「そういや先生、今日の実験は何するんです?」

雄二「昂哉が誤魔化したのは納得いかないが、確かに気になるな。」

明久「言われて通り動きやすい服を持ってきましたけど……」

家角「そうだな。今日は…………」

 

 なんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家角「テニスでダブルスの試合を行う!

Fクラス男子「「「「「ちょい待てや。」」」」」

 

 それじ物理じゃなくて体育じゃん‼︎

 

明久「何故にテニスなんです⁉︎」

家角「これは放物運動の実戦演習だ。」

昂哉「実戦が戦いの意味になることってあります⁉︎」

 

 大学入試の実戦演習なら分かるけどさ!

 

雄二「それはともかく、俺達Fクラスのメンバーでテニスをやればいいのか?」

家角「いや。」

 

 ん?じゃあ誰とやるんだろう?

 

家角「今回は3年Aクラスから申し出があってな。お前らと勝負したいんだと。特に雲雀丘と坂本と吉井。」

昂哉・明久・雄二「「「それ絶対常夏コンビじゃん‼︎」」」

 

 アイツらめ‼︎絶対清涼祭の時の復讐でしょ!

 

家角「という事で、その3人は強制出場な。」

昂哉「いや、俺運動音痴なんですけど⁉︎」

家角「知るか。なんせ俺には関係ないからな。」

昂哉「ざけんな‼︎」

 

 コイツいつかクビにしてやる!

 

家角「んで、後のメンツは勝手に決めろ。」

昂哉・明久・雄二「「「ほ〜い。」」」

 

 ということで、俺たちはテニスの試合を行うことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして俺たちはテニスコートに着いた。

 

秀吉「何故ワシがラウンドガールなのじゃ?」

昂哉「似合うから!」

ムッツリーニ「………服もポジションも、な!」

秀吉「ワシは男じゃと言っておろうに。」

常村「か、可愛いぞ………///」

秀吉「せ、先輩もどうしたのじゃ⁉︎」

 

 ちなみに今はムッツリーニが作ったテニスウェア(女子用)を秀吉と………

 

島田「恥ずかしいんだけど……///」

姫路「足が太いのバレちゃいます……///」

 

 島田と姫路が着てるよ。

 

昂哉「おお!2人とも似合ってるよ!ちなみに明久はどう思う?」

明久「僕には………刺激が強すぎる!」

昂哉「だそうで。」

島田「あっそ///」

姫路「よ、喜んでいいんでしょうか?///」

昂哉「まあいいんじゃね?」

姫路「それなら良かったです///」

 

 欲を言えば………いや、なんでもない。

 

 

 

 

 

 そしていよいよ開戦の時だ‼︎

 

夏川「じゃあ今回は、約束通りダブルスのワンセットマッチを3試合で。」

雄二「おう。」

昂哉「よく分かりませんがそれでいいですよ。」

夏川「それと、()()()女装してないんだな、吉井‼︎」

明久「お前もな‼︎」

夏川「俺は元々してねえよ‼︎」

 

 明久が夏川先輩に上手い返しをしたところで………

 

秀吉「それでは第一試合を始めるのじゃ!」

 

 最初の試合の幕開けだ!

 

 

 

 

ーーーーー第一試合ーーーーー

 

昂哉「雄二‼︎ムッツリーニ‼︎ぶちのめせ‼︎」

島田「いっけ〜!」

ムッツリーニ「………おう!」

雄二「頑張るぞ〜。」

 

 まあこの2人ならいけるでしょう!さてと、対戦相手は………

 

金田一「困ったな〜。うちのクラステニス部いないんだよな〜。俺野球部だし。」

高城「幸いあちらもテニス部では無さそうですし、なんとかなるでしょう!」

 

 学年次席と………野球部か。2人とも意外と強かったりして。

 

雄二「んじゃサーブ行くぞ〜。せ〜の………」

 

 サーブは雄二か。頼んだよ!

 

雄二「オラァ‼︎」ドッ‼︎

高城・金田一「「えっ………?」」

秀吉「15-0。」

ムッツリーニ「………ナイス‼︎」

 

 いや、強すぎでしょ‼︎野球部の方のラケット飛んでったぞ⁉︎流石元ヤンだね‼︎

 

金田一「なんだ今の………」

高城「まああんな力任せのサーブ、もう易々とは入らないでしょう‼︎」

金田一「勝手に自滅してくれるはずだな‼︎」

雄二「んじゃ行くぞ………オラァ‼︎ドッ

 

 うお!また入れたし!

 

金田一「させるか……ってしまった!」ガッ

 

 おっ!野球部の人が返したけど打ち上げたみたい!

 

雄二「行ったぞムッツリーニ!」

ムッツリーニ「………任せろ!」

金田一「なに、もう片方は小柄だから……」

ムッツリーニ「………らぁぁぁぁ‼︎」ドゴッ‼︎

高城・金田一「「はっ?」」

秀吉「30-0。」

 

 そう!ムッツリーニはその見た目に反して運動神経抜群なんです!

 

雄二「ナイス!」

ムッツリーニ「………雄二こそ!」

金田一「くっ……なら俺たちだって負けてられねえ!」

高城「ですね。」

雄二「んじゃ行くぞ…… オラァ‼︎ドッ

 

 相変わらず強………

 

高城「そい!」バゴン‼︎

雄二・ムッツリーニ「「なっ⁉︎」」

秀吉「30-15。」

金田一「しゃあ!」

 

 いや、学年次席もアホみたいに力強いな‼︎なんだよこのグループ‼︎近づいたら死人が出るぞ‼︎

 

島田「まさか相手も強いとはね……」

明久「いきなりエース対決か………」

昂哉「俺あそこに居なくて良かった……」

姫路「私や雲雀丘君が居たら球に当たって大怪我してましたね………」

昂哉「それな!」

 

 マジで虎同士の殴り合いみたいなもんだよ。恐ろし………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムッツリーニ「………ぬっ!」ダラー

 

 ん⁉︎ムッツリーニが鼻血を垂らしてるんだけど⁉︎一体何があったんだ⁉︎

 

昂哉「大丈夫、ムッツリーニ⁉︎」

ムッツリーニ「………問題ない!」ダラー

昂哉「いや、問題あるでしょ‼︎」

 

 なんせ出血により弱体化するからね‼︎でもなんでこんな目に………

 

明久「誰だ⁉︎ムッツリーニをこんな目に遭わせたのは⁉︎」

雄二「恐らくアレだ。」

 

 そう言って雄二が指差した方向を見ると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小暮「私、新体操部に所属しておりますの〜♪」

 

 新体操のユニフォームを着たドスケベな先輩が居た。

 

明久「あぁ‼︎アレは仕方ない‼︎だから僕がムッツリーニの代わりに止めに行くよ!」

昂哉「これは仕方ないな‼︎俺も行くか‼︎」

須川「いや、俺が行く‼︎」

横溝「俺が‼︎」

福村「俺がぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 そして俺はムッツリーニを助けるため、先輩のところに………

 

島田「アキと雲雀丘はここに居なさい。

姫路「 2人は選手ですよね?

島田「アキを虐める準備と、雲雀丘について優子にチクる準備は出来てるわ。

昂哉・明久「「はい。」」

 

 行かなかった。いや、正確には行けなかった。

 

明久「でもさ、ムッツリーニの鼻血を止める方法は無いの?」

昂哉「う〜ん。そうだ、こうしよう!」

 

 そう言って俺と明久はそれぞれテニスコートの両脇に立ち、先輩方に向かって…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金田一「なっ⁉︎エロいな、あれ………」

高城「な、なかなか凄い写真ですね……」

 

 強化合宿の時の写真が見えるようにポールに貼り付けた。こうして先輩方が視線を逸らしまくった結果…………

 

秀吉「ウォン・バイ、2年Fクラスじゃ!」

 

 雄二とムッツリーニが勝った。

 

島田「何をやったの?」

明久「逆転の発想さ!」

昂哉「こちらの鼻血を止めるんじゃなく、向こうを誘惑すれば良い!」

姫路「す、スポーツマンシップはどうしたのでしょうか………」

 

 だってあっちがやって来たんだもん!これはしょうがないよね!さて、次だ!

 

 

 

 

 

ーーーーー第二試合ーーーーー

 

島田「んじゃ瑞希、行くわよ!」

姫路「はい、美波ちゃん!」

千華「葵、アンタ新体操の服のままやんの?」

小暮「はい。この方が動きやすいので。」

 

 第二試合はFクラス女子vsビッ千華&エロい先輩の女子対決か!面白そう!

 

秀吉「ゲームプレイ!」

島田「えい!」パンッ!

千華「なっ!」パンッ!

姫路「んん!」パコッ!

小暮「はい!」バン‼︎

島田「チャンス‼︎」バシン‼︎

千華「しまった!」

小暮「次頑張りましょう。」

秀吉「15-0。」

姫路「ありがとうございます!」

島田「ウチにかかれば楽勝よ!」

 

 おお!まずは先制‼︎

 

明久「流石美波!運動神経は抜群だね!」

昂哉「姫路も結構戦えてるしね!」

 

 さて、次は……………

 

島田「おりゃあ!」バン‼︎

小暮「ほい。」バシン!

姫路「あっ………」

 

 まずい!姫路が向かった方とは逆サイドに球が飛んでいった!

 

島田「なんの‼︎」バシン‼︎

小暮・千華「「なっ⁉︎」」

秀吉「30-0。」

姫路「ありがとうございます、美波ちゃん!」

島田「瑞希も前衛に居てくれてありがとね!」

 

 おお!すげえ!島田がそれに反応して返した‼︎

 

明久「凄いよ美波‼︎」

昂哉「いい反応だったね!」

雄二「見事なカバーだったな。」

ムッツリーニ「………2人とも良いバディ関係だ。」

明久「じゃあ声出すか!」

雄二「それはいいな。」

昂哉「じゃあ明久に合わせるか!」

ムッツリーニ「………だな。」

明久「よし、じゃあ僕に続いて!」

 

 さて、島田と姫路に俺たちの声援を届けてやろうじゃないか‼︎

 

明久「美波、ナイスバディ〜‼︎」

雄二「ナイスバディ、島田‼︎」

ムッツリーニ「………ナイスバディだ、島田‼︎」

昂哉「島田、凄いナイスバディ〜‼︎」

観客1*2「おいおい、すっごいスタイルの子が試合してるっぽいぞ。」

観客2「マジかよ、どの子だ?」

Fクラス男子「「「「「島田、島田、島田、ナイスバディ〜‼︎」」」」」

島田「なっ⁉︎///」

姫路「あ、あの!やめてあげて下さい!」

 

 何故か声援は逆効果だったようだ。

 

 

 

 

 

  side 千華

 

 マズいわ…………貧乳の方が思ったより強いわね……

 

千華「葵、作戦変更で。まずあの鈍臭い方を潰すわ。」

小暮「分かりました。」

 

 これならなんとかなるはず‼︎

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 さっきから………

 

千華「オラァ!」バゴン!

姫路「わっ!」 ガッ、ポトッ

秀吉「15-0。」

島田「くっ!」バシン!

千華「はあっ!」バシン!

姫路「きやっ!」ガッ、ポトッ

秀吉「30-0。」

千華「しゃあ‼︎」

小暮「順調そうですわね。」

島田「瑞希、大丈夫?」

姫路「は、はい………」

 

 ビッ千華やエロ先輩が姫路の身体めがけて打ちまくってんだよね。

 

明久「おいおい!危ないだろコラァ‼︎」

昂哉「ブチ殺すぞ‼︎」

千華「え〜、何が〜w」

雄二「いや2人とも、アレはボディ狙いという立派な戦術だ。」

昂哉・明久「「ボディ狙い?」」

ムッツリーニ「………直接相手の身体めがけて打っていく戦術だ。」

昂哉・明久「「なるほど………」」

 

 随分アレな戦術だね。

 

雄二「それにしてもアイツ、あの見た目といい、性格の悪さといい………ビッチか?」

 

 雄二がどうやら真理に到達したみたい。

 

明久「正解‼︎」

昂哉「奴の名前はビッ千華、だよ‼︎」

雄二「やっぱりか。」

千華「おいそこのブサイク達、聞こえてるわよ‼︎」

昂哉・明久・雄二「「「えっ?俺(僕)はイケメンだけど(が)……」」」

千華「はぁ⁉︎アンタら脳みそ腐ってんじゃないの⁉︎」

小暮「千華さん、落ち着いて下さい。とりあえず試合に集中を。」

千華「チッ!分かったわよ。」

 

 2個下に(なだ)められてんのホントウケる〜w。えっ?俺が3個下の尻に敷かれてるって?それは気のせい………なはず………

 

 そんな事を思ってると…………

 

島田「お返しよ‼︎」バゴン

千華「なっ⁉︎」 ガッ、ポトッ

秀吉「30-15。」

 

 島田がやり返した!

 

ムッツリーニ「………流石島田!」

昂哉「アレもボディ狙いだね!」

雄二「いい狙いだったな。」

明久「なるほど、それじゃあ………」

 

 島田に声援を送るとしますか!

 

明久「美波、ナイスボディ‼︎」

雄二「ナイスボディ、島田‼︎」

昂哉「島田、最高のナイスボディ〜‼︎」

観客1・2「「おいおい、どの子だ、どの子だ⁉︎」」

島田「………///」

姫路「ほ、ホントにもうやめてあげて下さい!」

 

 またもや逆効果だったようだ………なんでなのかな?

 

 

 

 

 そしてそのまま………

 

秀吉「ウォン・バイ、3年Aクラスじゃ。」

 

 負けてしまった。

 

島田「…………ねえアキ。」

明久「どうしたの、美波?途中からウェアの裾ばかり押さえて………」

 

 明久が何かされたところで、いよいよ最終試合だ‼︎

 

 

 

 

 

ーーーーー第三試合ーーーーー

 

秀吉「え〜、第三試合を始めたいと思うのじゃが………明久は何故女装なのじゃ?」

明久「美波に追い剥ぎされた…………」

ムッツリーニ「………自信作!」

美波「アキ、すっごいナイスバディよ!」

姫路「明久君、ナイスバディです!」

昂哉「ウケる〜w」

 

 まさかのアキちゃんと俺のペアです!ちなみに対戦相手は………

 

夏川「お前、結局また女装すんのかよ‼︎」

常村「女の子が相手じゃ手加減しないとなぁ‼︎」

明久「うるせえ‼︎」

 

 常夏コンビです!

 

秀吉「えっと、それではゲームプレイじゃ‼︎」

 

 さあ明久、頼んだよ‼︎

 

明久「オラァ‼︎」ドッ‼︎

常村・夏川「「えっ?」」

秀吉「15-0。」

明久「次行きますよ………オラァ‼︎ドッ

夏川「くっ!」バゴッ!

明久「あぁぁぁぁぁ‼︎」ゴッ

夏川・常村「「なっ⁉︎」」

秀吉「30-0。」

昂哉「ナイス明久‼︎」

明久「イェイ‼︎」

 

 おお!流石明久!コイツ、意外と運動神経いいんだよね!対する相手は3年Aクラス、お勉強ばかりで運動が苦手な奴らだ!まあ俺もだけど。

 

 

 

 

  side 明久

 

 これならいけそう‼︎

 

明久「おっしゃあ‼︎」バゴン‼︎

夏川「この!」バシィ!

明久「甘いです‼︎」ドッ‼︎

常村「ぐっ!」ガッ

 

 あっ!ボールが昂哉の方に行っちゃった!でも任せた!かなり甘いボールだし、流石に返せるでしょ!

 

明久「昂哉!」

昂哉「おう!」

明久「任せた!」

昂哉「おらぁぁぁぁ‼︎」ペチン、ポトッ

秀吉「30-15。」

 

 えっ?当たったはいいんだけど、昂哉の力が弱すぎて相手コートまで届かなかったよ………。君前衛だよね?

 

昂哉「明久、アイツらも結構やるぞ‼︎」

明久「昂哉がやらな過ぎるだけだよ。」

 

 ま、まあ!次行くか!

 

明久「ぬあっ!」ドッ!

夏川「くっ!」ゴッ!

昂哉「はぁ‼︎」ペチン、ポトッ

秀吉「30-30。」

明久「オラァ‼︎」バゴン‼︎

常村「くっ!」ゴッ!

昂哉「らあっ‼︎」スカッ、ポトッ

秀吉「30-40。」

 

 思ったより役に立たなすぎる…………

 

昂哉「まずいよ明久!俺たちの力が通じていない‼︎」

明久「通じてないのは昂哉だけだけど、確かにこれはマズいね!」

夏川「あっ、そうそう。言い忘れていたけれど、俺たちのクラスは今卒業記念ビデオを撮ってるんだよな〜。」

 

 そう言って坊主先輩は観客席の方にあるビデオカメラを指差した。

 

昂哉・明久「「なんだって⁉︎」」

 

 ふざけやがって‼︎

 

明久「さては先輩方、昂哉のザコっぷりを晒して笑うつもりですね⁉︎」

昂哉「いいや、明久の女装姿を晒して笑うつもりなんですよね⁉︎」

常村・夏川「「どっちもだよ。」」

 

 クソ!万策は…………まだ尽きてない‼︎

 

明久「昂哉、こうなったらもう……」

昂哉「分かってるさ明久。もう俺たちに残された手は……」

昂哉・明久「「K・Oしかない‼︎」」

 

 これでアイツらをぶちのめしてやるぜ‼︎

 

夏川「おいお前ら!テニスにK・Oなんてないだろ⁉︎」

常村「まさか何かの作戦の暗号か?」

夏川「確かに、それはそうかもな!」

明久「死ねぇぇぇぇ‼︎」ドッ‼︎

夏川・常村「「えっ?」」バゴン‼︎

 

 クソ、外した‼︎ただフェンスにぶつかった音から、威力的には大丈夫なはず‼︎

 

昂哉「ナイスサーブ、明久!」

明久「ありがとう、昂哉!あとは微調整だね!」

常村「どこがナイスサーブだ⁉︎」

夏川「ノーバンでフェンスに当たってただろ⁉︎」

 

 よし、次は必ず当ててやる‼︎

 

明久「おらぁぁぁぁぁ‼︎」ドッ‼︎

常村「あっぶねえ‼︎」ヒョイ

秀吉「0-15。」

 

 クソ!避けられた‼︎

 

昂哉・明久「「避けるな、卑怯者‼︎」」

夏川「卑怯なのはどっちだ‼︎」

常村「殺す気か‼︎」

 

 もちろん‼︎

 

夏川「気をつけろよ常村。避けさえすればこっちの得点になるんだ。」

常村「お、おう。分かってる。」

 

 さてと、次の狙いは…………

 

明久「はぁ‼︎」バゴン!

 

 離れたところにあるビデオカメラだ‼︎

 

金田一「うわ!」

高城「マジですか⁉︎」

夏川「セーフ‼︎」ガッ!

 

 クソ、返された‼︎これは想定外だ‼︎

 

昂哉「おい明久‼︎」

 

 は?お前が文句言うつもりなのかよ!

 

昂哉「奴かカメラかのどっちかぐらい当ててみせろよ‼︎」

明久「なんだと⁉︎誰のせいで苦労してると思ってんの⁉︎」

昂哉「俺は歳とってんだからしょ〜がないでしょ‼︎それにあっちからの指名が無かったら参加してないから‼︎」

 

 ったくもう!木下さんに殺されちゃえよ………殺され………って!

 

明久「ま、まあ!僕はたった今いい作戦を思いついたし!」

昂哉「はぁん⁉︎それじゃあ明久の作戦とやらをやってみせて!」

明久「分かったよ!」

昂哉「ちなみに狙いは?」

明久「K・Oだね。」

昂哉「よし!それでこそ明久だ!」

 

 さてと、秘密の作戦をやりますか!その作戦とは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明久「はあっ‼︎」バシン‼︎

昂哉「…………」ゴッ!

 

 昂哉の頭にボールをぶち当てる‼︎そして………

 

昂哉(気絶)「…………」バタン

常村・夏川「「はっ?」」

明久「命中。

 

 昂哉をK・Oさせるのだ‼︎

 

明久「いや〜、不慮の事故で欠員が出てしまったので、メンバー交代でいいですよね〜?」

夏川・常村「「えっ?ま、まあ……」」

明久「よし、それじゃあ………」

 

 許可は得た。後はアイツらを出すだけだ‼︎

 

明久「雄二とムッツリーニ、よろしく‼︎」

雄二「おっと出番か?」

ムッツリーニ「………俺もいけるが?」

夏川・常村「「なっ⁉︎」」

 

 そうしてダブルスの対決は2年Fクラスの勝利で幕を閉じましたとさ!めでたしめでたし!ちなみに気絶した昂哉は木下さんのところに置いておいたよ!この授業の後は放課後だったからちょうど良かったし!

*1
第三十八問参照

*2
3年Aクラス




 ということでテニスでダブルスの試合を行いました。ちなみに第一試合にいた金田一は原作7巻で3年Aクラスの4番を担当してた子です。そこから勝手に野球部にしました。また高城は生身で召喚獣を跳ね返せるので当然強いですね。

 さて、次回は何をやるのでしょうか?お楽しみに!

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