未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
side 昂哉
そして迎えたテスト当日。
島田「おはよ、アキ。」
明久「ああ、美波。おはよう……」
島田「ちょ、ちょっと、フラフラしてるけど大丈夫なの?まだ1日目だっていうのに……」
明久「大丈夫、大丈夫……。ただ、あまり話しかけないでもらえるかな?昨夜必死で詰め込んだものが出て行っちゃうから……」
島田「そ、そう………。アキがそう言うならいいけど……」
明久が珍しくめちゃくちゃピリピリしていた。それもそのはず、今日からのテストで一人暮らし出来るか否かがかかってるんだからね。あまり声をかけないようにしよう。
そんな事を思ってると、須川に話しかけられた。
須川「おはよう雲雀丘。」
昂哉「おはよう須川。どうしたの?」
須川「頼む。俺の傍に居てくれないか?」
どう言う事だ?全く意味がわからん。
昂哉「はい?」
須川「何かをして欲しいだなんで言わない‼︎ただ隣にいてくれるだけで充分なんだ‼︎」
う〜ん。俺の隣は秀吉がいいから断るか〜。
昂哉「う〜ん。お断りするね!」
須川「そんな……」ガクッ
そして須川は膝を落として………
須川「隣で解答を見せてくれるだけでいいんだぁぁぁぁ‼︎」
目的を話してくれた。
昂哉「そういうことね。なら尚更お断りだね。カンニングって見せた側も罰せられるから。」
俺がそう言うと、須川は、
須川「すまん、カンニング交渉に失敗した。」
横溝「そうか。でもこのままだとマズいぞ。」
福村「親に怒られかねん。」
他のメンバーに事情を説明した。
須川「仕方ない。自力でなんとかしよう。」
横溝「まさか今から勉強するのか?」
福村「試験まで時間が無いぞ?」
須川「ノートの縮小コピーの限界に挑戦する。」
横溝・福村「「だろうな。」」
自力のカンニングってわけね。凄い事を思いつくな〜。そんな事を思ってると、
近藤「須川、カンニングか?」
武藤「俺も混ぜてくれ。」
朝倉「俺も俺も。」
仲間が増えた。
須川「何故俺の周りにはこんなクズばかりが集まるんだ?」
横溝「類友ってヤツだろ。」
まさにその通りだね。まあ俺も人の事言えないけど。
しばらくした後、須川たちは縮小コピーを終えて戻って来た。
須川「これが字の読める限界サイズだな。」
横溝「だいぶ小さくなったが……」
須川「んで、これをどう持ち込む?」
近藤「例えば……」
確かに。それが問題だよね。さて、どこに隠すのかな?
近藤「筆箱の中。」
朝倉「飲み物のラベル。」
福村「タオルの内側。」
武藤「服の中。」
割とありきたりな場所だね。
須川「横溝はどうする?」
横溝「俺はワンナイで行く。」
ワンナイ?
須川「どういうことだ?」
横溝「腕内、腕の内側だ。肘に挟むといえば分かるだろうか?」
須川「なるほどな。」
コイツ天才かよ‼︎それは思いつかなかったぜ‼︎
須川「お前ら、期末テストが重要なのは知ってるな?」
他5人「「「「「ああ。」」」」」
須川「絶対に最後まで諦めず、皆でいい点数を取るぞ〜‼︎」
他5人「「「「「オー‼︎」」」」」
ということで、須川たちのカンニング大作戦が始まった。
side 須川
いよいよテストが始まった。最初は英語だ。ちなみに俺は団扇の裏側に隠したぜ‼︎
遠藤「はいそれでは………」
頼むから団扇をしまえとか言わないでくれよ!
遠藤「まず、筆箱はしまって下さい。」
近藤「えっ……?」
近藤が死んだ。
朝倉「くくく……、馬鹿め、予想できたことだろうに!」
近藤「おい、助けてくれ!」
朝倉「う〜ん、どうしよっかな〜?」
遠藤「それと、飲食は禁止です。飲み物もしまって下さい。」
朝倉「えっ……?」
朝倉も死んだ。
朝倉「ぴえん。」
須川「そんな目でこっちを見るな。」
横溝「てめーでなんとかしろ。」
まあこの辺は予想出来たことだ。だから俺は団扇にしたのさ。どうだ、凄いだろう?
そしていざ試験が始まったのだが………
横溝「汗で滲んで文字が読めねえ……」
横溝が死んだ。この暑さで腕内に頼るからだぞ。反省しろ!
テストが始まってしばらくしたのだが………
須川「カンペを見ても殆ど解けん……」
あまりにも難しすぎて解けないのだ。そんなことを思ってると福村が素晴らしい意見を言ってくれた。
福村「ここは皆で協力するのはどうだ?」
確かに。それはいいかも!
朝倉「チームプレイか。」
近藤「これならなんとかなるかも!」
武藤「任せておけ!」
そう言って武藤は服からカンペを飛ばした。そして遠藤先生もそれに気付いてカンペを取った。
遠藤「これは……、何ですか?」
他全員「「「「「武藤のやつです。」」」」」
武藤「皆で協力は⁉︎」
遠藤「武藤君は0点で。」
皆で協力して武藤を犠牲にすることで、俺達のカンペに気づきにくくする作戦だ。どうだ、素晴らしいだろう?
そんな事を思ってると、遠藤先生がとんでもない事を言った。
遠藤「それにしても、皆さん出来があまりよろしくありませんね。」
いや、問題が難しすぎるんだよ!
遠藤「仕方ないですね。ここはサービス問題を出しましょう。」
おお!この先生いい奴じゃん!さて、サービス問題は何なのかな〜?
遠藤「授業中の話から出題します。今から言う単語を英語に訳して裏面に答えを書きなさい。」
なるほどな!これなら多分出来そうだ!さて、問題は何だろう?
遠藤「第一問、心臓リウマチ。」
んなもん分かるか!サービス問題の意味を誰か教えてやれ‼︎
遠藤「第二問、女子小学生に話しかける成人男性。」
何だよそれ!英語の授業中に一体何の話をしてたんだよ‼︎
昂哉「先生、もしかして俺の事ですか?」
遠藤「はい。」
雲雀丘かよぉぉぉぉぉ⁉︎
英語「それでは最後の一問………」
せめてこれだけでも解かないと!だからなるべく簡単な問題を………
遠藤「聖徳太子。」
ふざけんなや‼︎
須川「人名じゃねえか⁉︎」
福村「しかも明らかに和名ですよね⁉︎」
横溝「やってられっかぁぁぁぁ⁉︎」
こうして俺達のカンニング大作戦は失敗に終わった。
side 昂哉
俺は期末テストを終え、結果が全て返って来た。ちなみに須川たちはカンニングの疑いがあったので、後で再試になりましたとさ。めでたしめでたし!
そして、結果が返って来たなったらやる事は一つだ‼︎
昂哉「姫路、総合科目の点数を言おうぜ‼︎」
姫路「いいでしょう!せ〜の!」
昂哉・姫路「「5417点‼︎」」
まさかの同点でした。
姫路「よし、やっと姫路に追いついたぜ‼︎」
姫路「うう、同点ですか………」
雄二「お前ら、相変わらず凄いな。」
秀吉「もはやお主らより上は霧島しか居なかろう。」
昂哉「だね!もちろんぶっ倒す気満々だけど‼︎」
こうして優等生になる事によって、優子が俺を自由にしてくれるんだからね‼︎やらない手は無い‼︎そんな事を思っていると………
明久「あぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
明久が発狂した。
昂哉「どうしたの、明久?何かやらかしたの?」
明久「うん、これ見て………」
そして俺の目線の先には………
クラス 334
名前 アレクサンドロス大王
最初の解答を氏名のところに書いたせいで、後ろが全部ズレて0点になった明久の答案があった。
昂哉「草。」
明久「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ‼︎僕の一人暮らしがぁぁぁぁぁ‼︎」
昂哉「まあとりあえず玲さんに見せなきゃね‼︎」
明久「嫌だぁぁぁぁぁ‼︎」
昂哉「観念しろ♪」
明久「そんなぁぁぁぁぁ⁉︎せっかく頑張ったのにぃぃぃ⁉︎」
昂哉「努力をしても結果が出なけりゃ意味ないよ♪」
明久「どうして姉さんみたいな事を言うのさ⁉︎」
なるほど、明久がピリピリしていた理由がなんとなく分かった気がする。恐らく玲さんと揉めたんだな。まあここは俺の意見を言っとくか。この間似たような事を優子から学んだしね。
昂哉「だって事実だし〜。」
明久「クソ‼︎」
昂哉「明久が頑張った事は認めるよ。でも世の中って明久が想像している以上に優しくないんだよ?」
明久「ぐっ………」
実際そうだしね。ギャンブルなんて結果以外は語るものが無い世界だし。ただこのまま明久の気分が沈んだままだと良くないから、ここは俺が励ましておくか!
昂哉「まあまあ、しばらくまた頑張ってさ、玲さんを追い出せるくらいの点数を取ればいいんだよ!」
明久「そ、そうなの?」
昂哉「ああ!」
明久「そ、それならそうするか!」
昂哉「それでヨシ!」
良かった、明久のモチベが出来て!まあ実際この方が玲さん的にもいいだろうしね。いい点取ったところで追い出せるかは微妙だけど♪
そんな事を思っていると、
明久「じゃあ僕からも昂哉にアドバイスするね!」
明久が俺に何かを言おうとしてきた。
昂哉「アドバイス?何を言う気?」
明久「素直に木下さんに好きだと伝えよう‼︎」
コイツは何を言ってるんだ?まるでこの間の秀吉みたいじゃないか。
昂哉「テストの結果が残念過ぎて頭がバグったの?」
明久「なわけないでしょ‼︎これは僕が正直に思ってる事さ‼︎」
昂哉「俺が優子の事を好きだとでも?」
明久「違うの?」
昂哉「違うね。」
明久「ふ〜ん、昂哉はこの間満更でもないって言ってたのにな〜w」
昂哉「アレは良いところがあるって意味で、悪いところの方が上だから!」
明久「へぇ〜w」
どいつもこいつも勝手に勘違いをしやがって!もう怒ったかんな‼︎許さないかんな‼︎
明久「じゃあ
昂哉「
明久「はいはいw」
昂哉「んじゃ、俺は帰るぜ〜!」
明久「バイバ〜イw」
ムカつく明久の対応を横目に、俺は家へと帰った。
俺が1人で帰っていると、優子が途中から合流して来た。
優子「た、昂哉……、一緒に帰ってもいいかな?」
昂哉「いいよ、別に。」
優子「ありがとう‼︎」
おもちゃを与えられた子犬みたいに嬉しそうにしやがって………。俺はホントにコイツの事が好きなのか?
そんな事を思っていると、優子にテストの話を触れられた。
優子「それで、期末テストの結果はどうだったの?」
昂哉「姫路と同点だったよ。学年2位‼︎」
優子「凄いじゃん、昂哉‼︎」
こうして素直に褒めてくれるのは正直嬉しい。だが嫌いって感情の方が優ってるのは変わらない。
昂哉「でっしょ〜♪これで俺の事を解放してくれる?」
優子「まだダ〜メ♪」
昂哉「じゃあ解放してくれる具体的な基準を教えて!」
これで優子の考えが少しは分かるはずだ。
優子「う〜んと、高天原先輩に勝ったら‼︎」
なるほとな。この取引の落とし穴はそこだったのか‼︎
昂哉「そんなの無理‼︎だってアイツが高橋女史より点数取れるの知ってるでしょ?」
優子「うん♪」
昂哉「テメェ、さてはハナから俺をハメる気だったな?」
優子「ち、違うよ‼︎本当に昂哉なら出来ると思ってたから………」
昂哉「無理に決まってるでしょ‼︎とにかく高天原じゃなくて高城先輩レベルにして!」
優子「それは無理♪」
昂哉「クソがぁぁぁぁぁ⁉︎」
やっぱりコイツに好意なんて抱いていない。そんな事を思いながら俺は家へと帰った。
家に帰ると、早速俺はビッ千華に連絡した。テスト期間でお世話になったからね!
昂哉(電話)『Hey,ビッ千華‼︎』
千華(電話)『電話切っていい?』
昂哉(電話)『ごめんごめん!』
千華(電話)『で、なんでアタシに電話かけてきたの?』
昂哉(電話)『お前にお礼が言いたくてさ!』
千華(電話)『なるほどね。』
昂哉(電話)『勉強会で色々と教えてくれてありがとな!』
千華(電話)『そりゃど〜も。別に、アタシが教えたくて教えただけなんだけどね。』
昂哉(電話)『だろうね。とにかくありがと‼︎そんじゃ‼︎』
千華(電話)『あ、待って。』
ん?コイツは何を言うつもりなんだろう?
千華(電話)『この間優子とどこまでいったの⁉︎確か一緒に寝たんでしょ⁉︎』
その話かよ‼︎どいつもこいつも優子優子うるさいなぁ‼︎
昂哉(電話)『同じ布団に入って睡眠しただけさ。』
千華(電話)『はぁ?アンタそれでも彼氏なの?』
昂哉(電話)『だって俺は別にアイツのこと好きじゃないし。』
千華(電話)『それはどうだか♪』
なんかビッ千華の対応がムカついたので、
昂哉(電話)『とりあえず、なんかあったらまたよろしくね〜。それじゃあおやすみ〜。』プツッ
電話を無理矢理切った。そして優子の事を忘れるようにと、すぐに寝てしまったのであった。
side ??1
期末テスト後、今ある人物と通話する事になった。そして今は実際に通話している。
??2(電話)『今回お前に電話したのは、雲雀丘昂哉を学園内から追放する計画についてだ。』
??1(電話)『はい、なんでしょう?』
??2(電話)『今度近いうちに召喚獣が特殊仕様になる。それを活かして奴を追放しろ。』
??1(電話)『はい。分かりました。』
さてと、今度の夏季補習期間でやるとするか………
ということで、期末テスト編、終了です!須川たちがカンニングに奮闘する話はいかがだったでしょうか?
そして、次回から肝試し編が始まります。一体何が起こるのでしょうか?それは次回からのお楽しみに‼︎ちなみに11/7の12:00〜です。
最後に、評価・感想をお願いします。