バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

57 / 98
この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モニター越しのセリフは
『』でくくりました。
「」は待機場所、あるいは
視点になってる人のそばのセリフです。


第五十六問 途絶えた記憶とヤニカス女

  side 昂哉

 

 飲み会の翌朝、俺は目覚めると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い天井、かなり広い部屋、巨大なスクリーン、そして大量の人間、と見知らぬ世界が広がっていた。ここはどこだ?人間は………文月の制服を着ている事から、ここは学校の中だと言うことが分かった。だがこの部屋は何だ?俺は夢でも見ているのか?思い出せ、思い出せ、思い出せ………

 

 昨日は確か家で優子と話して、それから家族で飲み会をしたはず。それなのに何故俺は今学校に居る?どういうことだ?やはりこれは夢か?そんな事を思ってると、

 

 

 

 スクリーンにゴスロリ衣装を来た常夏コンビの坊主の方、夏川先輩の画像が映し出された。その瞬間、

 

2年生「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」」」」

 

 生徒たちが悲鳴を上げた。ハッキリ言ってめちゃくちゃ気持ち悪い。とにかく吐きそうだ。吐きそう?ん?

 

 

 

 

 俺が真実に辿り着きそうになったところで………

 

優子「昂哉、大丈夫?起きたの?」

 

 優子が声をかけてくれた。手には何本もの水が入ったペットボトルを持っている。

 

昂哉「あ、あぁ………」

優子「良かった〜!」

 

 俺の無事を確認した途端、優子が嬉しそうに笑った。そして、

 

優子「とりあえずこの水を飲んで!」

 

 手元にある水を飲ませてくれた。だが今は水が飲めるほど気分が良くない。

 

昂哉「水は………今はキツイかな……」

優子「安心して、昂哉!これは非可燃性の水だから!」

 

 そうか………世の中には燃えない水も、あるのだったな。

 

昂哉「ありがとう……」ゴクゴク

優子「大丈夫?」

昂哉「正直まだ気持ち悪いけど………俺は一体何をしているんだ?」

優子「昨日言った通り学年対抗肝試し対決よ!覚えている?」

 

 そうか……そういえば、優子とそんな話もしていたような………

 

昂哉「少しは………でも学校から家までの記憶が無いんだけど……」

優子「家族全員とアタシと秀吉で、アンタのことをここまで運んだのよ。」

 

 そういうことか。全て繋がったよ。俺は昨日家で飲み会をやった結果潰れて記憶を無くし、優子や親父たちによって学校に運ばれたわけね。潰した両親と兄貴たちには後で復讐するとしよう。

 

昂哉「ありがとう………事情がなんとなく分かってきたよ……」

優子「それは良かった!それで、体調はどう?」

昂哉「う〜ん、ちょっとトイレ行ってくるね。」

優子「わ、分かった!」

 

 そして優子はトイレの前までついてきてくれた。普段は怖いのに、こういう時は優しいんだね。

 

 

 

 

 トイレで2・3回吐いた後、俺は優子に連れられて目を覚ました部屋まで戻った。そこではFクラスの連中と一部のAクラスの連中が出迎えてくれた。

 

雄二「おお昂哉、起きたんだな。」

霧島「…おはよう。」

明久「昨日は学校サボるし、今日は酒で潰れて途中まで死んでるし、ホントに何やってたの?」

昂哉「うるせえ………」

美穂「お酒って怖いですね。」

昂哉「結構簡単に記憶無くなるからね……」

秀吉「お主は記憶無くしてるかもしれんが、姉上は全部覚えてるぞい。昨夜お主が姉上にした事も。」

 

 え?俺潰れてる時に優子になんかやったの?マジで?

 

昂哉「ねえ優子。俺なんかやっちゃった?」

優子「えっと………その……///」

 

 マジ⁉︎何この反応⁉︎俺優子と一線越えちゃったの⁉︎ヤバいヤバいヤバいヤバい‼︎

 

昂哉「えっ⁉︎あ、あの⁉︎ほ、ホントに覚えてないんだけど⁉︎あ、あの、その、ご、ごめんなさい‼︎」

優子「えっと、だ、大丈夫だから……///」

昂哉「あの、だからさ、昨日俺が何したか教えてくんない?」

雄二「木下、教えなくていいぞ。」

明久「自分で気づくことが大切だからね!」

秀吉「むしろ忘れてるというのは失礼な気がするのじゃが……」

昂哉「お前らには聞いてない‼︎」

 

 酒の苦しみを知らん奴らは偉そうに言うな‼︎

 

昂哉「ごめん優子、俺本当に思い出せないんだ……」

優子「いや、ホント大したことじゃないから‼︎」

昂哉「ホント?」

優子「よ、」

昂哉「よ?」

優子「酔ってる時にアタシに抱きついてきただけ……///」

 

 めちゃくちゃヤベェじゃねえか⁉︎よりによってなんで優子に抱きついてるんだよ⁉︎というか優子は部屋で話した後家に帰ったんじゃなかったの⁉︎あのクソ野郎共が飲み会に誘ったのか⁉︎マジでふざけんなよ‼︎

 

昂哉「あの、その、マジでごめん‼︎」

優子「ホントに大丈夫だから……///」

明久「やっぱり昂哉って……」

昂哉「多分秀吉と見間違ったんだよ‼︎ホントにごめんね!」

 

 というか絶対そうだ。俺が秀吉に抱きつく事はあっても優子に抱きつく事はないはずだからね。

 

優子「そ、そうなんだ………」

秀吉「お主は最低じゃな。」

美穂「その一言が無ければ良かったのに……」

雄二「だな。」

霧島「…優子が可哀想……」

優子「アタシは大丈夫だから!」

昂哉「というか、俺的にはこれが無いとダメなの‼︎」

 

 とにかくこの話題はマズい‼︎何か他の話題に変えなければ‼︎

 

昂哉「そういえば、他の人たちは?」

雄二「姫路と島田はあそこでずっと怯えてるな。」

 

 そして雄二が指差した方向には、

 

 

 

 

島田「う、ウチは怖いものなんてないわ!」

姫路「怖いです怖いです怖いです……」

 

 怯えてる2人と………

 

 

 

清水「怖がってるお姉様も可愛いです♪」

赤田爺「お嬢ちゃんたち、儂がいるから大丈夫じゃ‼︎」

 

 喜んでる2人と……

 

 

 

久保「……さて、どうやって島田さんと吉井君を引き剥がすべきか……」

玉野「……とりあえずアキちゃんは私の方で何とかします……」

 

 よからぬことを考えてる2人が居た。

 

 

 

昂哉「あの2人、お化け苦手だったんだね。」

明久「姫路さんはともかく、美波は意外だよね〜。」

島田「う、ウチは怖くなんてないから‼︎」

 

 強がってるのが島田らしいね。素直に怖いと言って明久に抱きついちゃえばいいのに。

 

 それと、後2人足りないね。

 

昂哉「雄二、保健体育のバカップルは?」

雄二「それについてなんだが、常夏コンビの坊主がゴスロリ衣装を着て現れたのは知ってるか?」

 

 あれって夢じゃなくて現実だったんだ。

 

昂哉「うん。」

雄二「そいつらは、それの対策で向かわせた。」

昂哉「なるほどね〜。」

秀吉「もうじきモニターに現れる頃じゃの。」

雄二「そうだな。」

 

 そして俺が巨大スクリーンに映し出された、お化け屋敷の内部と思われる映像を見ると、

 

工藤『目的地は〜、ここカナ?』

夏川『おらぁぁぁぁ‼︎』

 

 工藤とムッツリーニが夏川先輩のところに到達していた。でもあのめちゃくちゃ気持ち悪いのをどうやって倒すんだ?そんな事を思ってると………、

 

ムッツリーニ・工藤『『………』』ドン

 

 その2人が夏川先輩の前に鏡を置いた。奴らは一体何を……?

 

夏川『なっ⁉︎なんだこれはぁぁぁぁ⁉︎』

 

 なるほど、そういう事か‼︎己の醜さを鏡で示させたんだね‼︎やる事がえげつねぇや‼︎更に………

 

工藤『はいは〜い♪写真撮影で〜す♪』

ムッツリーニ『………』パシャ、パシャ

夏川『撮るなぁぁぁぁ⁉︎この俺を撮るなぁぁ⁉︎』

ムッツリーニ『………この写真をSNSで拡散する‼︎』

 

 撮影会を始めやがった。その結果、

 

夏川『お、覚えていやがれぇぇぇぇ‼︎』

 

 先輩の心はバキバキに折れ、そのままどこかへ行ってしまった。

 

雄二「これで無事ゴスロリ坊主を討伐出来たな。」

明久「後はあの2人が全部やってくれそう!」

秀吉「このDクラスのチェックポイントの科目は保健体育じゃしのぅ。」

 

 あの2人なら怖がる事は無いだろうし、保健体育の点数も高いだろうし、いけるでしょう!

 

昂哉「それならなんとかなりそうだね!ちなみに今ってどんくらい進んでるの?」

雄二「お前は気絶してたから知らないだろうが、4つクラスがあるうちの2番目だ。」

昂哉「なるほどね〜。」

 

 思ったよりは進んでないんだね。

 

 

 

 

 そんな事を思っていると、

 

工藤『チェックポイント、到着!』

 

 どうやらあの2人がチェックポイントにたどり着いたみたいだ。

 

名波『ここは通さないぜ‼︎』

ムッツリーニ・工藤・名波・市原『『『『試獣召喚(サモン)』』』』

 

 

 

保健体育

 

2年生

   土屋康太  1078→784点

   工藤愛子  924→693点

    VS

3年生

   市原両次郎 307→0点

   名波健一  284→0点

 

 

 

 まあ科目が科目なので、結果は圧勝だった。というかアイツらの点数おかしいでしょ。ムッツリーニに至っては4桁超えてるし。

 

 それと、あれが噂の特殊仕様の召喚獣か〜。ムッツリーニはヴァンパイヤだし、工藤はのっぺらぼう、先輩はフランケンシュタインとミイラだね。いつもとは違うこの感じ、最高だね!

 

明久「凄いや2人とも!でも何があったんだろう?」

雄二「ハッキリと見えたわけじゃないが、のっぺらぼうの方は一瞬で全裸になって相手をボコってまた服を着てた。」

 

 脱ぐ必要あるか、それ?

 

雄二「ムッツリーニはその一瞬で、出血、止血、輸血を終わらせていた。」

 

 絶対にそのサイクルは要らないと思うんだが。あと工藤は脱ぎたがりって事にして今度からからかってやろう。

 

明久「流石ムッツリーニ‼︎この調子なら、全部いけそうだね!」

昂哉「そう上手くいくかな?他の科目が全部保健体育ならともかく……」

雄二「それに、向こうも手を打ってくるだろうしな。」

 

 確かに。さて、どんな手を打ってくるだろうか…………

 

 

 

 

 3つ目のクラスであるCクラスに入って早々、そのトラップは発生した。

 

小暮『ようこそいらっしゃいました。私、3年Aクラスで茶道部の小暮葵と申します。』

千華『久しぶりね、愛子に土屋。』

工藤『久しぶりです!』

 

 ビッ千華はともかく、エロ先輩の色仕掛けか?エロ先輩の方は茶道部らしく浴衣を着ていて、ビッ千華の方は普通に制服を着ている。ただエロ先輩は少し浴衣をはだけさせており、ビッ千華はスカートを軽くめくっている。

 

ムッツリーニ『………くっ‼︎』ダラー

工藤『ムッツリーニ君⁉︎』

小暮『可愛いですねぇ♪』

千華『この程度のコトで反応するだなんて、流石は童貞ね♪』

ムッツリーニ『………なんの、これしき!』ダラー

 

 当然のようにムッツリーニは反応しているが、なんとか耐えている。頑張れ、ムッツリーニ‼︎

 

小暮『でも私、もう一着ユニフォームを着ているんです。』

千華『奇遇ね。アタシもよ。』

工藤『もう一着?』

 

 もう一着………二段構えと言うわけか………ってもしや⁉︎

 

小暮『実は私、新体操部に所属しておりますの‼︎』

ムッツリーニ『………ぬぁっ⁉︎』ブハッ!

 

 だよな‼︎ダブルスの時にやってたもんね‼︎さて、ビッ千華は?

 

千華『で、アタシは………?』

 

 アタシは…………

 

千華『ただの私服よ♪』

 

 私服か…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってあれは⁉︎肩出しヘソだし超ミニスカートと、ムッツリーニが反応するものが全て揃ってるじゃないか⁉︎流石ビッチなだけあって、そのチャラ目なお洋服がお似合いですこと‼︎

 

ムッツリーニ『………ぬぁぁぁぁぁ⁉︎』ブハッ‼︎

工藤『ムッツリーニ君⁉︎』

 

 

ブー 工藤&ムッツリーニ OUT

 

 

 

 更にはそのエロさに目を奪われた野郎どもが………

 

男達「「「「「新体操、新体操、新体操‼︎」」」」」

男達「「「「「ビッチ、ビッチ、ビッチ‼︎」」」」」

赤田爺「ぬぉぉぉぉぉぁ‼︎あれが儂の桃源郷じゃ‼︎」

 

 次々とアウトになっていった。というか学年トップクラスのじっちゃんまで自滅すんなや‼︎

 

明久「よし、これは僕も行かないと……」

姫路「明久君?

島田「アキ、どこ行くの?

雄二「目がぁぁぁぁぁ⁉︎」

霧島「…雄二には刺激が強すぎる。」

秀吉「よし、ワシらの出番かのぅ?」

美穂「違うと思いますよ?

秀吉「そ、そうじゃな……」

優子「昂哉、目的を見失わないでね。」

昂哉「あ、ああ‼︎」

 

 周りは刑が執行されてたりされてなかったりしている。はてさて、ここで次誰を出すべきか………そうだ!

 

昂哉「雄二、あの2人の対策には秀吉&佐藤ペアか俺&優子ペアが妥当じゃない?」

優子・美穂「「えっ⁉︎」」

 

 この2ペアぐらいしかまともに相手出来ないと思ったので、こうしたよ!

 

雄二「前者はともかく後者はダメだろ。」

美穂「前者もダメです。」

昂哉「でも要は、いくら興奮してもいいから騒がなければいいだけでしょ?」

 

 失格の条件が声の大きさだけだからね。まあチェックポイントの召喚獣勝負で負ける事もあるけど。

 

秀吉「確かにのぅ!」

昂哉「それに、秀吉はあまり大声を出さないタイプだし、俺は風俗巡りのおかげでその先を知ってるから、あの程度の仕掛けでは大声を出さないタイプだからね。」

優子「まあ2人ともらしいわね……」

美穂「ですね………」

明久「ならどっちを出す?」

雄二「そうだな………ここは秀吉&佐藤ペアとしよう。」

秀吉「分かったのじゃ!」

美穂「分かりました。では行って参ります。」

昂哉「いってら〜。」

 

 ということで、あの2人を送り込んだのだが……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄二「秀吉たちのカメラの映像が消えた?」

明久「マイクからの音声も消えたみたい……」

 

 しばらくすると、怪奇現象が発生した。

 

優子「どういう事?」

霧島「…機材トラブルかな?」

明久「それとも本物のお化けが紛れ込んでたとか?」

島田・姫路「「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」

雄二「まさか、そんなはずは無いだろう………」

 

 一体何が起きてるんだか…………

 

 

 

 

 そして数分後、

 

美穂『では行きましょうか♪』

秀吉『そ、そうじゃの……///』

 

 カメラの映像とマイクの音声が無事に戻った。

 

明久「何があったんだろう?」

雄二「さあな。」

昂哉・優子「「……あの2人、また隠れてヤってやがったな……」」

 

 また優子と見解は一致したみたいだ。本当にお盛んな2人だこと。

 

 

 

 

 ただ直前に本番を行った事もあってか、

 

小暮『あれ、女の子同士のペアですか……』

千華『いや、片方は男よ。ね、秀吉?』

秀吉『わ、ワシはさっき荒治療を受けたから大丈夫じゃ。』

千華『美穂、アンタまさか………?』

美穂『ふふふふふ♪』

 

 秀吉はほとんど動揺しなかった。こういう作戦だったのね‼︎流石は佐藤‼︎あとビッ千華がちょっと引いてるのウケる〜w

 

美穂『とにかく、私たちに色仕掛けは効きませんよ?』

秀吉『じゃからここを突破させてもらうぞい。』

 

 よし、とにかくこれで色仕掛けは突破だ‼︎やったね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千華・小暮『『試獣召喚(サモン)』』

 

 なっ⁉︎なんだと⁉︎

 

秀吉・佐藤『『なっ⁉︎』』

千華『まっ、アタシらがこの教室のチェックポイントの2人だからさ〜。倒せなきゃここ通れないんだよね〜♪』

 

 クソ‼︎色仕掛けと召喚獣勝負の両方を突破しなきゃいけないのか‼︎これはかなりキツイな‼︎

 

秀吉・佐藤『『くっ……さ、試獣召喚(サモン)』』

 

 

 

総合科目

 

2年生

    木下秀吉 362点

    佐藤美穂 4212点 

     VS

3年生

    小暮葵  3418点

    蕨千華  5513点

 

 

 

 そしてビッ千華がめちゃくちゃ強いし‼︎流石は学年3位と言ったところか………

 

美穂『秀吉君は小暮先輩を相手して下さい!私は蕨先輩を相手にします!』

秀吉『分かったのじゃ!』

小暮『では、勝負致しましょう。』

千華『上等‼︎』

 

 さて、正直秀吉vsエロ先輩は勝負にならないから、佐藤vsビッ千華の方を見るか………

 

 

 

 

 佐藤の召喚獣は狐火か。空に飛ぶ火の玉みたいなヤツだな。対してビッ千華はタバコを持った………………ハゲたおっさん⁉︎アイツ、おっさんが好きなの⁉︎

 

昂哉「ねえねえ、ビッ千華の召喚獣ヤバくない⁉︎」

優子「タバコは普通だけど、おじさんなんだ……」

霧島「…キムナイヌ。…アイヌに伝わる、タバコが好きな妖怪の事。」

昂哉・優子「「そういうことか(ね)……」」

 

 タバコ好きの本質が現れたのね。凄い召喚獣だな。

 

 それはともかく、2人の戦いの様子を見てみるか…………

 

 

 

 

 佐藤は炎が鉄球を持って振り回しているね。普通逆じゃね、って思うくらい中々にシュールな光景だ。対してビッ千華はタバコを吸ってるだけ………って!

 

佐藤(召喚獣)『コホ……コホ……!』

 

 副流煙で攻撃してんのか‼︎煙が佐藤の召喚獣の口に入って身動きが取れなくなった。そして、その隙を逃すまいとばかりに、

 

千華(召喚獣)『オラァ‼︎』ヒューン

 

 ビッ千華の召喚獣がタバコを投げた。これで火傷させるつもりなんだろう。ただ佐藤の召喚獣が炎そのもののおかげで、

 

佐藤『その攻撃は効かないようですね。』

千華『くっ‼︎』

 

 無効なようだ。恐らく他の召喚獣なら効いてただろうね。

 

 さて、佐藤が鉄球を振り回しながら距離を詰めたぞ。対するビッ千華は………距離を詰めて来た?副流煙しか攻撃手段が無いのなら、距離を取った方がいいのでは?そんな事を思ってると、

 

佐藤(召喚獣)『コホ……コホ……うっ……』

 

 近づいた事により副流煙の浴びる量が増え、余計身動きが取れなくなった佐藤の召喚獣があった。そういう事か‼︎最悪相手の召喚獣の口にタバコの先端を入れてしまえば、かなりのダメージになるからな!

 

千華『へへん!アンタじゃアタシには勝てないのよ〜♪』

佐藤『なっ⁉︎だったら……』

 

 ん?もしや佐藤はアレを仕掛けるつもりか⁉︎

 

佐藤『《燎原(りょうげん)の炎》‼︎』

 

 出た‼︎佐藤の腕輪の力‼︎炎が一瞬で広がって、全てを激しく燃やし尽くす技だ‼︎これならビッ千華にも効くだろ…………う?

 

千華『フッ……w』

 

 ビッ千華が笑った?奴は一体何をする気なんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千華『《百本煙草(ひゃっぽんたばこ)》‼︎』

 

 そして次の瞬間、フィールド全体に大量のタバコが出現した………ってまさか⁉︎

 

佐藤『なっ⁉︎大量の副流煙ですって⁉︎』

千華『アンタがバカデカい火を出してくれたおかげで、アタシの腕輪の力の効果が跳ね上がったよ‼︎センキュー♪』

 

 そういう事か‼︎佐藤の腕輪の力で出た火を使って自身の腕輪の力である大量のタバコに着火させたんだ‼︎そして一気に巻き起こる副流煙‼︎これは勝負あったか………?

 

 

 

 

総合科目

 

2年生

    木下秀吉 0点

    佐藤美穂 0点 

     VS

3年生

    小暮葵  3371点

    蕨千華  2715点

 

 

 

 本当に勝負あったようだ。

 

秀吉『すまぬ、美穂………。ワシは全然ダメじゃった……』

美穂『私もですよ、秀吉君……』

千華『さぁて、色仕掛けと点数勝負の両方を突破できる人はいるのかな〜w』

 

 ビッ千華が挑発してくる。これはやるしかないな‼︎

 

昂哉「行くよ、優子‼︎」

優子「そうね。これは敵討ちよ‼︎」

雄二「頼んだ‼︎」

明久「お願いね!」

 

 こうして俺たちの敵討ちが始まった。




 ということで、昂哉が酔い潰れてた事により一気に前半が省略されましたね。目を覚ました時には既にゴスロリエリアでした。

 そして原作とは異なり、色仕掛け組がそのままチェックポイントの担当になりました。色仕掛けと召喚獣勝負の両方をこなさなきゃいけないのはかなり大変ですね………

 さて、次回は早くも昂哉の出番です。お楽しみに‼︎

 最後に、評価・感想をお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。