バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第十章  沖縄旅行
第六十一問 沖縄到着‼︎


  side 優子

 

 おお、遂に………っ‼︎沖縄到着‼︎

 

優子「あっつ〜い‼︎いかにも南国って感じ〜♪」

 

 お、あそこにあるのは⁉︎

 

優子「あっ、ヤシの木だ〜♪すっご〜い♪」

 

 ん?あっちにあるのは⁉︎

 

優子「ゴーヤじゃん!思ったよりゴツゴツしてる!」

 

 そしてあっちにあるのは⁉︎

 

優子「シークワーサーだぁ!ホンモノじゃん‼︎ひゅ〜♪」ポンポン

 

 ん?誰かに肩を叩かれたんだけど?気になったので叩かれた方向を見ると、

 

秀吉「姉上………」

 

 秀吉がいた。

 

優子「どうしたの、秀吉?」

秀吉「注目されとるぞい……」

優子「あっ、ご、ごめん……」

 

 しまった!ついテンションが上がってはしゃいじゃった………。でも……

 

優子「でも多分………」

 

 そう言ってアタシが振り向いた先では…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力哉「無事到着と地元ビールとの出会いを祝って‼︎」

昂哉・力哉・克哉・明久*1「「「「かんぱ〜い‼︎」」」」

 

 雲雀丘家と吉井弟が目立ってた。というか力哉と克哉に至っては服を脱いでるし………

 

優子「あっちよりはマシじゃないかな?」

秀吉「まあそうじゃのぅ………」

玲「凄いですね………」

 

 ちなみに旅行のメンバーは木下家、雲雀丘家、吉井家の子供たち7人です!あとおじさんおばさん*2とは宮古島で合流することになってるよ。それと、吉井弟の貞操が心配されてたけど、昂哉が吉井弟×西村先生って事にして力哉と克哉を牽制したらしい。

 

優子「それで、これからどうするんです?」

秀吉「早速遊ぶのかのぅ?」

玲「いいえ、今日はとりあえず宿で一泊します。私*3の知り合いが離れた場所の貸別荘を紹介してくれましてね。そこにレンタカーで向かいます。」

優子・秀吉「「なるほど〜。」」

 

 レンタカーを運転出来る人ってなると…………

 

 

 

優子→免許取れる年齢じゃない

昂哉→ビールを既に飲んでる

秀吉→免許取れる年齢じゃない

力哉→ビールを既に飲んでる

克哉→ビールを既に飲んでる

明久→免許取れる年齢じゃない

 

 

 

優子「玲さん、お願いします………」

秀吉「ワシからもお願いするのぅ……」

玲「分かりました。」

 

 ということで、玲さんが頑張る事になりました。

 

明久「え〜、姉さんの運転、不安だな〜。」

玲「アキくん、()き殺されたいですか?」

明久「ごめんなさい姉さん‼︎いや〜、僕姉さんの運転が楽しみだな〜♪」

昂哉「でもちょっと不安もあるような……」

優子「勝手に酒飲んだ奴に言う資格は無いと思うけど?

昂哉「吉井玲さん、本日はどうぞよろしくお願いします。」

 

 昂哉、アンタは偉そうな事言える立場じゃないんだからね?そんな事を思ってると、

 

克哉「玲、そういえば今日はどんな車なんだ?」

 

 車種の話になった。確かに、どんな車かはアタシも気になるかも〜。

 

玲「確か7人乗りの車だったはずです。」

力哉「確か空港には来ないから、レンタカー店に直接行かないといけないんだっけ?」

玲「ですね。」

昂哉「それじゃあ早速行きましょ〜う‼︎」

 

 ということで、アタシたちはレンタカー店に向かいました!さて、7人乗りの車とは、どんな車なんだろうね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店員「じゃ、コイツ使ってくれや。」

 

 

運転手→玲

助手席→明久

後部座席(1列)→力哉・克哉・優子・秀吉

車の上→昂哉

 

 

全員「「「「「「「これどう考えてもおかしくないですか?」」」」」」」

 

 普通の4人乗りの車ですよね⁉︎

 

店員「どうした、兄ちゃんたち?」

明久「どうしたもこうしたも……」

秀吉「ごれにどうやって全員乗るのじゃ?」

昂哉「玲さん、もしかして予約間違えました?」

玲「いや、この通り7人乗りを1台で予約してあるのですが……」

 

 そう言って玲さんが見せてくれた紙には、確かにそう書かれていた。

 

店員「あちゃ〜、4人と7人を間違えちまったか〜。」

全員「「「「「「「「普通そこ間違えます⁉︎」」」」」」」

 

 流石にそれを間違える人は中々いないと思う………。そんな事を思ってると、

 

店員「悪い悪い。今別の車用意するから。」

克哉「別の車?」

店員「間違えた詫びだ。後ろが広いオープンカーを無料(タダ)で貸してやる。」

 

 店員さんがサービスをしてくれたよ‼︎この店員さん、やっさし〜い♪

 

昂哉「マジで⁉︎」

優子「オープンカーですか⁉︎」

明久「楽しみ〜!」

 

 さてさて、どんな車が来るのかな…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽トラだった。

 

店員「どうだった?」

昂哉「確かに広いですね………」

優子「開放感もこの上ないですね……」

明久「これがオープンカーか………」

 

 確かにオープンカーではあるんだけど……

 

店員「問題なし、っと。」

昂哉「いやいやいや‼︎」

明久「問題大ありですよね⁉︎」

優子「普通に7人乗りを持ってきてくれませんか⁉︎」

店員「そんな大きな車ウチにはねえぞ?」

昂哉・優子・明久「「「なんなんですか、この店は⁉︎」」」

 

 なんで予約の段階で教えてくれなかったんですか⁉︎

 

店員「それじゃあ良い旅を〜。」

昂哉・優子・明久「「「あっ‼︎」」」

 

 そんなこんなしてるうちに、店員さんが店の中に戻ってしまった………

 

秀吉「どうするのじゃ、これ……」

昂哉「この軽トラ、MT(マニュアル)車だよ?」

力哉・克哉「「俺たちは歩いて行くぜ‼︎」」

昂哉・明久「「マジで⁉︎」」

優子「確か7kmあるよね⁉︎」

力哉・克哉「「余裕だぜ‼︎」」

秀吉「凄いのぅ……」

 

 あの2人って昂哉と違って運動も出来るからね。それにしても凄いけど。代わりに勉強面については昂哉が圧倒的に上だけどね。

 

 まあそれより、唯一の運転手に聞かないと………

 

優子「玲さん、運転出来ます?」

玲「大丈夫です。私はMT車もいけます!」

優子「そうですか!それは良かったです!」

秀吉「助かるのぅ。」

 

 これで大丈夫ね!

 

 

 

 

運転手→玲

助手席→優子

荷台→昂哉、明久、秀吉

 

 

 

  side 昂哉

 

 玲さんが軽トラを運転するって………⁉︎でもこれしか方法は無いんだ‼︎ならここは大人しく軽トラの荷台に乗って………‼︎

 

昂哉「短い人生だったね……」

明久「空があんなにも青い………」

 

 遺言を述べた。

 

優子「アンタらホントに失礼ね‼︎」

玲「アキくん、車から突き落としますよ。」

優子「昂哉も。」

明久「ごめんなさい、姉さん‼︎」

昂哉「命だけは助けてくれ……」

秀吉「意外と乗り心地が良いのにのぅ。」

 

 そんなたわいもない会話をしていると、

 

店員「おい兄ちゃんたちいい忘れてたけど、」

 

 店員が俺たちを呼び止めた。

 

昂哉「なんです?」

店員「ここから先走る道路は全部()()()*4だからな?

優子「堂々と凄い事言ってるわね、この人……」

昂哉「そこまで言うなら7人乗りどこからか調達してこいや‼︎」

 

 そんだけ土地と金あるなら余裕でしょ‼︎そんな事を思ってると、

 

玲「それじゃあ行きますよ〜。」

 

 遂に旅立ちの時を迎えた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「玲さん、めちゃくちゃ運転上手いっすね!」

 

 はずだったのだが、まさかの玲さんの運転がめちゃくちゃ上手かったおかげで、一命を取り留めた。

 

玲「ありがとうございます。」

明久「姉さん、一体何があったの⁉︎」

玲「アメリカは車社会ですからね。運転する機会も多いのですよ。」

 

 なるほど、そう言うことね!

 

昂哉「それなら安心ですね!」

秀吉「じゃが、日本とアメリカでは免許が違うのではないかのぅ?」

玲「それについてはご安心を。私は国際免許を持っておりますので。」

 

 マジかよ‼︎この人すげえな‼︎

 

昂哉「凄いですね!」

明久「なにそれ?」

昂哉「簡単に言うと、アメリカと日本の両方で運転出来るってこと!」

明久「わお!凄いじゃん、姉さん!」

玲「ありがとうございます。お礼にアキくんのチューが欲しいですね。」

明久「それは嫌だ‼︎」

 

 国際免許持ってるのは凄いけど、人間的には別の意味で凄いよね、この人。

 

秀吉「では代わりに昂哉が姉上にキスするのはどうかのぅ?」

優子「えっ……///」

明久「おっ、それいいね!」

昂哉「お断りします。」

 

 コイツは何を言ってるんだろう?何の代わりにもなってないと思うよ。

 

 

 

 

 しばらく車に乗って分かったんだが………

 

昂哉「案外荷台に乗るのもいいですね!」

秀吉「そうじゃの!」

明久「姉さんの運転も全く問題ないしね!」

 

 マジでこれがいいんだよね!沖縄の青い空と白い雲の下で、燦々(さんさん)と輝く日差しを身体全身で浴びながら、南国の爽やかな風を肌で感じる。最高だね!

 

昂哉「しかしこうなるとビールが飲みたくなるね!」

明久・秀吉「「そうなの?」」

優子「運転してる玲さんに失礼だからやめなよ。」

玲「私は別に構いませんが……」

昂哉「まあこぼれそうなんで、宿に着いたらにします!」

 

 俺も正直気持ちが分かるからね。運転してる時に後ろで酒を飲まれたら、俺も飲みたくなっちゃうもん!

 

 

 

 そんな事を思いながら悠々自適な軽トラ旅を送っていたのだが、ここである問題が発生した。

 

昂哉「対向車が来るぞ‼︎」

 

 いくら私道とはいえ、流石に荷台に人が居るのは見られるとちょっとまずいからね。通報されるかもしれないし。

 

明久「やばい、隠れないと‼︎」

秀吉「そうじゃの‼︎」

昂哉「………ってシートが小さいかも!」

明久「でも隠れればなんとかなるはず!」

 

 そうして俺たちは荷台に寝っ転がり、置いてあったビニールシートを被ってカモフラージュした。俺は背が高いから足が少しはみ出てるが、まあ問題無いでしょう‼︎

 

対向車運転手「ひぃ⁉︎」

 

 そしてなんとか対向車をやり過ごす事が出来た。

 

秀吉「よし、問題無いのぅ。」

明久「確かに今のなら、人が乗ってるようには見えないよね!」

昂哉「死体を運搬している普通の軽トラにしか見えないからな!」

昂哉・明久・秀吉「「「あはははは‼︎」」」

優子「何やってんの⁉︎」

 

 まあ普段から俺と秀吉は優子に、明久は姫路と島田に折檻されて死体みたいになってるからね。実質死体の運搬といっても過言では無い。ただ………、

 

昂哉「死体で思い出したんだけどさ、そういえば秀吉は最近優子の折檻をあまり受けてなくない?」

 

 秀吉だけがいい思いをしてるんだよね。佐藤も基本的には秀吉に手を上げないし。

 

秀吉「そりゃあワシはお主らと違って、問題行動をあまり起こさんからのぅ。」

昂哉「でも授業……もごもご……」

 

 ん?秀吉に口を押さえられたぞ?

 

秀吉「……姉上の前では、ワシは授業態度を改善した事になっておるのじゃ。じゃから言わないで欲しい……」

 

 なるほど、そう言うことね。

 

昂哉「……え〜、どうしようかな〜?……」

秀吉「……もしお主が告発するのなら、ワシはお主の、まだ姉上に知られていないサボりを姉上に伝えるぞい……」

 

 クソ!普通に秀吉に脅迫された‼︎だったらここは………

 

昂哉「……分かった分かった。ここはお互いの無事のために黙っておこう……」

秀吉「……それで良いのじゃ……」

 

 和平交渉だ‼︎これならお互いの命も守れて幸せでしょう‼︎

 

明久「木下さん、いつも秀吉は授業中寝てるし、昂哉はそもそも授業に来ないよ。」

優子「へえ?それは面白い話ね。

 

 なんだと……?このクズ、平然と俺たちを売りやがったぞ⁉︎ならここは‼︎

 

昂哉「玲さん玲さん!明久はしょっちゅうクラスメイトの女の子2人を連れて遊んでます!」

秀吉「学習態度もよろしくないのぅ。」

明久「ちょ、ちょっと2人とも⁉︎」

玲「アキくん、それはどういうことですか?

明久「姉さん!これはあの2人の……」

昂哉「冗談ではありませんよ?」

 

 明久も売り飛ばす‼︎

 

明久「なんてことしてくれるんだ、2人とも!」

昂哉「それはこっちのセリフだ‼︎」

秀吉「ワシだってああ言われては黙っておれんしのぅ!」

明久「クソ!僕はただ正直に言っただけなのに………」

昂哉「俺と秀吉だって正直に言っただけだもんね〜。」

秀吉「観念するのじゃ、明久よ。」

 

 やられたらやり返す。倍返しだ‼︎

 

明久「ならここは………勝負だ‼︎」

秀吉「ほう……」

 

 明久のヤツ、俺たちに喧嘩を売るとはいい度胸じゃねえか‼︎そして、肝心の中身は…………

 

昂哉「んで、その内容とは?」

明久「最後までトラックの荷台に残ってた方の勝ち‼︎」

 

 なるほど、突き飛ばし合戦か‼︎いい勝負だなぁ‼︎

 

秀吉「なるほどのぅ。」

昂哉「いくら俺が運動音痴だからって、2人相手に1人で勝とうとはいい度胸じゃねえか‼︎」

明久「お前らなら余裕だ‼︎さあ、かかってこい‼︎」

 

 さて、これは明久からふっかけられたバトル‼︎男として、乗らない手は…………

 

優子「何バカなことしようとしてんのよ?

玲「アキくん?

 

 あるな…………

 

昂哉「明久、ここは休戦だ。」

秀吉「お互い来たる処刑に向けて、体力を温存するのはどうかの?」

明久「いい提案だね。そうしよう。」

 

 ということで、俺たちの喧嘩は悪魔たちの手によって無理矢理休戦となった。

 

 

 

 

 しばらく快適な軽トラ荷台旅を終え、優子からの折檻を終えた後、遂に…………

 

昂哉・優子・明久「「「宿、とうちゃ〜く‼︎」」」

 

 宿泊予定の貸別荘に到着しました‼︎

*1
ソフドリ飲んでる

*2
昂哉の両親

*3
玲が明久以外に一人称を言う場面が見当たらなかったので、暫定的にこの一人称にしました。

*4
警察の許可無く公道で人が荷台に乗るのは道交法違反です。




 ということでアンケートで決まった沖縄旅行編がスタートです‼︎本章では期末テスト編でほぼ出番が無かった玲も含め、雲雀丘家、木下家、吉井家の子供世代7人でお送りします。子供といっても過半数が20歳を超えてますが。あと、秀吉&優子は何気に玲と初対面ですが、行きの飛行機の中で仲良くなりました。

 さて、次回は宿の中を見てからビーチに出ます。お楽しみに!

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