バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第八十六問 開戦

  side 昂哉

 

 三年生との試召戦争当日の朝。天気は良好。そして……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「おええええ…………」ビチャビチャ

 

 肝臓は最悪だ。

 

秀吉「全く、お主は何をやっておるのじゃ………」

昂哉「飲み過ぎた…………」

 

 今は作戦会議中…………なのだが、俺と秀吉は現在男子トイレに立てこもっている。その理由は、俺の二日酔いだ。それもそのはず、昨日は

 

友哉「可愛い昂ちゃんの試召戦争決起会、はっじめ〜るよ〜♪きゃはっ♡」

 

 という親父の鶴の一声で飲み会が開催されたからである。我が家において酒を断ることはすなわち死を意味するため、参加せざるを得なかった。ちなみに酒を断らなくても死である。親父が三年生からのスパイなんじゃないかとも疑ったが、

 

恵「酒飲みに悪い人は居ないって、お母さん教えなかったっけ?」

 

 お袋の教えを思い出してめんどくさくなりそうだったので、やめた。

 

昂哉「すまん、秀吉…………」

秀吉「ヤケ酒するからじゃのぅ。」

昂哉「うう……………」

秀吉「まあお主がヤケ酒する理由は分からなくはないがのぅ。」

昂哉「分かるの………?」

秀吉「お主、姉上と別れるのが寂しいんじゃろ!」

 

 確かにこの試召戦争に勝ったら三年生の上3クラスの設備が手に入る。これは二年Aクラスの教室を手に入れるのにも等しい。だから俺が優等生に戻れた、と認めてくれて別れてくれることになった。それが俺は嬉しかったはず…………なんだが………

 

昂哉「そう………かもね………」

秀吉「そしたらお主から告ればええじゃろ!」

昂哉「でも優子は………認めてくれるかな………?」

秀吉「大丈夫じゃろ!むしろ姉上だってお主と別れるのは嫌なはずじゃ。」

昂哉「そう………かな………」

秀吉「そうじゃろ!むしろお主のそんな姿は、姉上は望んどらんと思うぞい!」

昂哉「ああ…………おえええええ!」ビチャビチャ

 

 そうか…………

 

昂哉「なら、俺のすべきことは………自分のした行いや選択に対し………男として………最後まで責任を果たすことだ………おええええ……」ビチャ

秀吉「かっこいい事言っても最後のゲロで台無しじゃな。ほれ、水。」

昂哉「ありがとう…………」

 

 とにかく………この試召戦争に勝たないと………

 

 

 

 

 俺はゲロを吐き終わって教室に戻ると、

 

雄二「試召戦争当日なのに、その提案者が飲み過ぎてゲロ吐いてる件について………」

明久「今からFクラスの皆でキンタマ蹴り大会を開こうと思います‼︎」

ムッツリーニ「………一番いい悲鳴を上げさせた奴が優勝!」

 

 なんかヤバいことになってた。

 

昂哉「すまん………あとにしてくれ………返りゲロを浴びたくなかったらな………」

島田「汚な………っ!」

姫路「全く、優子ちゃんと別れたくないからってヤケ酒するんじゃありません!」

昂哉「面目ねえ…………」

雄二「それじゃあ昂哉のキンタマ蹴りは後にして、持ち場についてくれ。」

全員「「「「「は〜い!」」」」」

 

 ということで作戦について既に話されてたクラスメイトは解散した。

 

雄二「昂哉は既にある程度木下から聞いてると思うが、今回は全クラスのメンツをごっちゃ混ぜにして、点数が均等になるように配置しているらしい。」

昂哉「確か俺は皆と別だっけ…………?」

雄二「ああ。お前は翔子よりも点数が取れてるからな。だから基本的にはAクラスのメンツと同様に待機らしい。」

昂哉「そうか………」

 

 なるほどね………

 

昂哉「さっきから人から聞いた風に話すのは何なの?」

雄二「お前には言っただろ。俺には作戦会議における発言権がないって。」

昂哉「だからって全て伝聞系なのはどうなの………?」

雄二「ああ………それはあまり良くなかったな………」

 

 コイツ、かなりグレてるな………。余程上に立てないのが嫌なのだろう。

 

昂哉「まあ、せいぜい頑張ってね………」

雄二「テメェもな。」

 

 ということで、俺は雄二たちに別れを告げて、Aクラスの人たちと合流した。

 

 

 

 

 今回の試召戦争では、新校舎の4階に三年生の本陣が、旧校舎の4階に二年生の本陣が存在する。二つの建物を結ぶ渡り廊下は戦争の簡略化防止のため使用禁止となっており、わざわざ校庭まで降りなければいけない。互いの校舎の昇降口がそれぞれの本陣への入り口となってるため、そこを賭けて校庭で二、三年B〜Fクラスの500人による大乱闘が起きている。

 

 

 そして俺とAクラスの連中は本陣で待機していた。それはすなわち………

 

優子「大事な試召戦争の日だってのに、酒飲んで二日酔いになったバカは誰かしら?

 

 死を意味する。優子は最近朝とか会えてないので、恐らくついさっきこの事実を知ったのだろう。

 

昂哉「はい…………」

優子「素直でよろしい。それじゃあとりあえず死刑執行しましょう。話はそれからよ。

昂哉「はい…………」

 

 ということで、俺は死んだ。

 

 

 

 ただ試召戦争中ということもあって、すぐに俺は生き返った。

 

久保「第五班あたりが手薄だね。」

美穂「第十二班あたりから補助を呼びましょうか?」

霧島「…うん。…点数に余裕があるし、それで行こう。」

優子「根本君たちのいる第一班とかは余裕そうね。」

霧島「…それじゃあそこから少し人を回そう。」

赤田爺「儂らAクラスからの補助は、まだ要らなそうじゃな。」

霧島「…うん。」

 

 そこでは首脳陣が必死に作戦を立てていた。代表である霧島を始めとして、皆が皆頑張ってる。特に代表の霧島は、いつになく焦った様子で必死に策を巡らせている。

 

昂哉「俺も手伝おうか?」

優子「昂哉は主力中の主力だから、今は休んでて。ここぞという時に使うから。」

昂哉「分かった!」

 

 そしてどうやら俺は最大兵器として扱われるらしい。まあ代表より点数が高い一般人ならそう使われるのが当然だろう。

 

 そんな事を思ってると、

 

工藤「皆、大変‼︎」

 

 伝令役をやっていたと思われる、工藤が本陣に帰ってきた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工藤「Dクラスの人たちが一切動かないの‼︎それどころかむしろボクたち二年生の戦力を削るような動きをしてるし‼︎」

 

 ヤバい情報を添えて。

 

霧島「…何それ⁉︎」

昂哉「簡単に言うと、裏切りだね。」

優子「試召戦争では同士討ちが出来ないから、そういうのは無いと思ってたのに………」

久保「何をやってるんだ、あの人たちは‼︎」

工藤「前線も押されてる‼︎他のクラスの皆も殺気立ってる‼︎」

 

 そりゃそうだ。味方だと思ったら急に行動しなくなるんだもの。それどころか自分たちを殺すような配置に無理矢理してくる。苛立っても仕方ない。

 

 それにしても、こうなったのは何故だ?代表の平賀が休みということは…………疑うべきはどう考えてもアイツだ。

 

昂哉「俺に任せて。ちょっと行ってくる。」

優子「いや、でも昂哉は………っ‼︎」

霧島「…何か策でもあるの⁉︎」

昂哉「任せて。」

霧島「…分かった‼︎」

工藤「それじゃあボクが案内するね!」

昂哉「よろしく!」

 

 ということで、俺は工藤の案内のもと戦場へと向かった。道中、優子へのヤケ酒の事を聞かれるかと思ったが、状況が状況なので、無駄話もないまま辿り着いた。

 

 

 

 そして俺は戦場に着くや否や、

 

昂哉「清水さ〜ん、ちょっと話があるんだけど〜♪」

 

 黒幕に声をかけた。

 

清水「な、なんです⁉︎美春はお姉様とのイチャラブデートで忙しいんですの‼︎」

島田「なわけないでしょ‼︎それよりアンタもちゃんと戦いなさいよ‼︎」

清水「嫌ですわ‼︎だって死にたくないんですもの‼︎」

昂哉「ねえキミ〜、まさか()()()、忘れてないよね〜?」

清水「ぎくっ……‼︎」

 

 もちろん強化合宿の盗撮兼冤罪ふっかけの件だ。流石に覚えているらしい。

 

昂哉「お利口さんなら、何をすべきか分かるよね?」

清水「…………はい。」

島田「アンタ、さっきまで酒で潰れてたくせに、急に元気になったじゃない。」

昂哉「いや、実はまだ元気じゃないんだ。」

清水「はぁ⁉︎おじさん………じゃなくて雲雀丘君は何をしてるのですか⁉︎そんな人の言う事、美春は………」

昂哉「わ・か・る・よ・ね?

清水「……………はい………」

 

 ということで、俺は清水を体育館の裏に呼び出した。

 

 

 

 体育館裏に着いた後、俺は清水を問い詰めることにした。

 

昂哉「ねえ、なんでDクラスの皆はやる気がないのかな〜?」

清水「…………それを美春に聞いてどうするんです?」

昂哉「お前が代表の代わりなんでしょ?なら理由を聞かれて当然だとは思わない?」

清水「…………美春にはクラスのために黙る権利があります。」

昂哉「そうかそうか!それなら俺はお前のこと、バラしちゃおっかな〜♪」

清水「そ、それは⁉︎」

昂哉「確か俺と雄二しか知らないんだよね〜、お前の秘密♪もしこれが島田に知られちゃったらどうなるのかな〜♪」

清水「ぐっ…………分かりました、話しましょう。」

昂哉「うん!いいこいいこ!」

 

 さて、裏切る理由は何だろうか?

 

清水「美春たちDクラスは、正直負けても痛くありません。D〜F教室が手に入るってことは、現状とあまり変わらないのですから。」

昂哉「ほうほう!んで、他には?」

清水「………なんとなく察しがつくでしょう?」

昂哉「言われなきゃ分かんないな〜♪」

清水「……三年生から褒美が貰えるのです。」

昂哉「褒美って何?」

清水「……具体的な中身は言われてません。」

 

 なるほど、大体理由が分かってきたよ!そして説得の仕方も‼︎

 

昂哉「ふ〜ん!でもいつから自分たちが負けてもD教室のままって、錯覚してるのかな?」

清水「なっ⁉︎」

昂哉「今回負けたら、どう考えても君たちDクラスのせいだよね〜。そんなクラスが、負けた中で最高級の教室に残留で済むと思うのかな〜?」

清水「………でも、貴方には発言権が……っ‼︎」

昂哉「俺には無くても、霧島や根本から言われたらマズくない?」

清水「……………」

昂哉「更には三年生からの褒美ってあるけど、一体何が貰えると思ってるの?その約束だと、石ころ〜、とか空気〜、とかでも言い訳出来ないよね?」

清水「……………」

昂哉「ねっ、分かったでしょ?だから裏切るのなんてやめてさ、大人しく味方に戻ろ?今ならクラスの分もまとめて俺が説得するからさ!」

 

 見た感じ清水は三年生の誰かに利用されている。コイツが男の言うことなんて聞くと思えないから、恐らくは小暮先輩かビッチの仕業だろう。あっちもなかなかのやり手だな!これはやり返すのが楽しみになりそうだ‼︎

 

 それにしても、清水はなんで黙ってるのだろう?俺の言ってることが理解できなかったのかな?

 

昂哉「清水、もう一回説明する?」

清水「…………しか………です………」

昂哉「ん?」

 

 なんて言ったんだろう?声が小さくて聞き取れなかったな………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水「こうするしか、ないのですわ‼︎」

 

 なんで清水は叫んでるんだ⁉︎どうした⁉︎

 

昂哉「どしたの、清水⁉︎さっき言ったこと理解出来なかったの⁉︎ならもっかい説明してあげる⁉︎」

清水「美春は三年生に従うしかないのですわ‼︎貴方の言うことは聞いてられません‼︎」

昂哉「いや、なんで⁉︎自分が損すること、理解出来てない感じ⁉︎」

清水「分かってます‼︎でも、こうするしかないのです………っ‼︎」

 

 泣きながら叫ぶ清水。俺の説得は聞いててくれたようだが、それを受け入れられない事情があるらしい。

 

リンネ「タカヤ、ココでナニしてるノ?」

 

 そして清水の叫びを聞いたのか、それとも雄二たちから居場所を聞いたのか、俺たちのところにリンネがやってきた。

 

昂哉「リンネ、ごめん。今はちょっと席を外してくれない?」

リンネ「ヤダ‼︎ボクはタカヤのカッコいいトコロ見たい‼︎」

 

 清水の悲痛な叫びを無視して、無神経に俺に近づいてくるリンネ。

 

昂哉「あのさあ、見てわからな………い?」

リンネ「分からなイ‼︎分からなイ‼︎」

 

 そう言いながら俺のポケットに無理矢理何かを突っ込むリンネ。それも清水に見えない角度で。この瞬間、俺は何かを察した。今の清水の状態も、もしかしたら関係してるのかもしれない。

 

昂哉「分かったよ。それじゃあ俺は戦場に戻るね。」

リンネ「ありがとウ‼︎」

 

 リンネと見つめ合い、目で意思疎通を図る。

 

昂哉「清水はしばらく本陣で休んでな。」

清水「えっ⁉︎で、でも………」

昂哉「大丈夫、お前の秘密はバラさないし、悪いようにはしないから!」

清水「でも……………」

昂哉「ああ、もう!休むったら休む‼︎いい⁉︎」

清水「分かり…………ました…………」

昂哉「リンネ、連れてってくれる?」

リンネ「分かっタ‼︎」

 

 そして俺は清水とリンネに別れを告げ、戦場へと戻った。

 

 

 

 戻る途中、俺はリンネにポケットに突っ込まれた手紙を読むことにした。

 

 

・シミが取れナイ、フクの‼︎

 

 たまにしつこい汚れってあるよね。ごく稀に家事で洗濯をやらされるけど、気持ちは分かるよ。

 

・スミ汚レ、ホントに取れナイ‼︎

 

 すみ………墨汁か。習字でもやろうとしたのかな?確かにそれは取れねえわ。

 

・はるはアケボノ、ヨウヨウ白クなりゆク生えギワ

 

 山際、な。それじゃあただの年寄りじゃねえか。

 

・ハタ、メッチャあル‼︎日ノ丸ノ‼︎

 

 それは多分この間の勤労感謝の日のときのやつじゃねえかな。まあリンネは知らないから驚くのも無理はないか。

 

・カマクラ、サイコー‼︎

 

 いいよね、鎌倉。俺も好き!

 

・ガハハハハッ‼︎マタ同ジ脅シ文句ヲ垂レたナ‼︎他のヤツはナイのカ⁉︎

 

 漫画で日本語を覚えるのはいいことだと思う。でも参考にする漫画*1をどう考えても間違えてるよね。あと最初あれ確か『ダハハハハッ』だったと思うけど。

 

・ラノベでオススメの、オシエテ‼︎

 

 『バカとテストと召喚獣』っていうのがオススメだよ。何故か明久たちに似た人物が登場するんだ。

 

・カイ、食べたイ‼︎

 

 俺も好きだよ、貝。今度一緒に寿司屋に行こうね!

 

・ライナァァァァァァァァ‼︎

 

 漫画*2で日本語を覚えるのは(以下略)

 

 

 

 さてと、アイツが言いたいのは…………ん、この前と読み方変わってるな?ならどこを読めば…………なるほど、そういうことか。これでなんとなく全てが繋がった。後は戦場に戻るだけだ‼︎

 

 

 

 

  side 清水

 

 こうしなきゃいけないのです………こうしないと、お姉様が、酷い目に遭ってしまうのですわ………。だから例え美春が嫌われようと………もういっそ何をバラされようと………美春はお姉様を守ってみせます‼︎

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 俺は戦場に戻るなり、叫んだ。

 

昂哉「Dクラスの皆さ〜ん‼︎清水含め、君たちは三年生に騙されてます‼︎褒美なんてありませ〜ん‼︎ただただ三年生が得するだけで〜す‼︎さっき三年生がコソコソ言ってるの、聞いちゃった〜♪」

Dクラス「「「「「何っ⁉︎」」」」」

玉野「そ、そうだったんだ………」

昂哉「それに今負けたら、他のクラスの連中に責任負わされて、皆さんはF教室になっちゃいますよ〜♪」

Dクラス「「「「「何っ⁉︎」」」」」

玉野「確かに…………」

昂哉「それが嫌なら…………三年共を殺れ。

Dクラス「「「「「……………おう‼︎」」」」」

 

 自分たちにとって何が損なのか分かる連中で助かったよ。俺の話をすぐに受け入れてくれたのはびっくりだが。元々平賀を清水が潰して乗っ取ったとでも思ってたんだろう。だから正直疑心暗鬼になって行動していた奴もいたようだ。

 

千華「ちょっと〜‼︎騙したなんて人聞きの悪いこと、言わないでよ〜‼︎」

小暮「そうですわね。」

 

 なっ⁉︎

 

昂哉「ビッチにエッチ⁉︎何故ここに⁉︎」

雄二「Aクラスは前線に出てこないんじゃないのか⁉︎」

千華「追加で核爆弾を打ち込もうと思って。」

小暮「学年3位と4位の力、見せてあげますわ。」

 

 マズい‼︎コイツら相手だと他クラスのメンバーが蹴散らさせる‼︎

 

昂哉「雄二、現場の細かい指示は自由なん?」

雄二「ああ、一応な。」

昂哉「ならば工藤はエッチの相手を‼︎」

工藤「はい!」

ムッツリーニ「…………ぬあっ⁉︎………でも工藤が行くなら、俺も行く‼︎」ブー

昂哉「なら任せた!」

 

 鼻血を出すムッツリーニ。だが保健体育では、奴に勝てる者は居ない‼︎そして鼻血対策には工藤だ‼︎

 

昂哉「そしてビッチの相手は…………今から秘密兵器を召喚する‼︎雄二、頼んだ‼︎」

千華「はあ、秘密兵器?アンタじゃないのかしら?」

雄二「同感だ。」

昂哉「俺はやることがあるんでね〜。」

雄二「なるほど………なら今はお前を信じよう。」

昂哉「センキュー‼︎」

 

 そうして俺は急いで……………島田の元へ向かった。

 

昂哉「島田、今すぐ俺と一緒に本陣に引き返して。」

島田「えっ⁉︎なんでウチが⁉︎」

明久「どういうこと?」

昂哉「とにかく今すぐ‼︎」

島田「わ、分かった…………」

明久「よ、よく分かんないけど、頼んだ‼︎」

昂哉「おう‼︎」

 

 清水は恐らく脅されている。相手は恐らくアイツに。そして清水の心を揺らすには………島田をダシにするしかない。島田になんらかの悪影響が及ぶ、だから言うことを聞け。こうでもなきゃ、清水が動く理由にならないはずだ‼︎

 

 

 

  

 

  side 千華

 

 騙す?正直アタシは作戦を考えてるわけじゃないから知らないわ。だからDクラス云々のことも裏切る以外はよく分かんない。

 

 それはともかく、秘密兵器ってのを相手にしてやろうじゃない‼︎アタシの実力、見せつけてやる‼︎そう意気込んでたアタシの目の前にやって来たのは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久保「はぁっ………何故僕が出陣する羽目に………」

千華「なっ⁉︎ちょ、直接話すのは久しぶりね、()()()()*3…………」

久保「はぁっ………。人のことを馴れ馴れしく呼ばないでくれますか、()()()?」

 

 3年前に別れた、元恋人だった。

*1
進撃の巨人、登場人物の1人であるダリス・ザックレーが変態的な拷問をしてるときに言ったセリフ

*2
進撃の巨人

*3
久保利光のあだ名




 ということで、三年生戦が始まりました‼︎そして開戦早々、いきなりヤバいことが裏で動いています。リンネも原作に比べて大活躍ですね。

 そしてビッ千華と久保に衝撃の事実が判明しました。彼らは元恋人です。一体何があったのか。それは次回のお楽しみに!

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