未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
殺人や冤罪のなすり付け、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
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この回だけかなりグロテスクな話が
入ります。ご注意下さい。
苦手な人は読み飛ばしてもらって結構です。
伝えたいことは後書きに書きます。
side 昂哉
次に高天原に狙われるのは姫路?一体どういうことだ?まさかリンネの手紙のようなことが起こるのか………?
リンネの手紙の読み方はこうだ。まず最初にもらったやつは各文章の最初の文字を繋げて読む。すると浮かび上がるのは、『タカマガハラニハキヲツケロ→高天原には気をつけろ』だ。そして2つ目の手紙。これは各文章の最初の二文字を取り出して読む。すると、『シミスミハルハタカマガハラノカイライ』。シミス→シミズという違いはあるが、これは『清水美春は高天原の傀儡』、いわゆる奴隷であったり後ろで操られていたりする事を意味する。普通人間に使う言葉ではないのだが、清水のあのメンタルのやられ方を見るに、その言葉が当てはまってもおかしくはない。
昂哉「とりあえず昼休み中に本陣に戻ろう。ムッツリーニは盗聴の類が無いか確認して。」
ムッツリーニ「………分かった。」
千華「ねえ、なんかやろうとしてるけど、アタシはいいの?一応敵だよ?」
昂哉「試召戦争に関係あるといえばあるが……ないといえば無い。」
千華「何よそれ。とりあえず高城からの手紙を見せて。」
昂哉「ほい。」
もしや心当たりが?
千華「やっぱり奴の仕業か…………っ‼︎」
ありそうだ。
明久「奴?」
千華「ねえ土屋、ここに盗聴の類が無いか調べてくんない?」
ムッツリーニ「………確認済み。」
千華「ならいいわね。他の人が来ないか、とっくんと赤田で見張ってて。もし来たら追い返すこと。」
久保「分かった。」
赤田爺「了解じゃ。」
千華「よろしく。じゃあ今から瑞希に起こりうることについて話すわね。」
昂哉「よろしく。」
そうして蕨の口から飛び出した話は、想像を絶するものだった。
side 千華
3年前にアタシに近づき、脅迫して偽の浮気情報を作らせた男。そしてアタシととっくんの仲を引き裂いた最低最悪の男。それから三年経った現在、その男は文月学園第三学年の首席として君臨した。その名は、高天原大門。
奴は自分の気に入った女を手当たり次第脅迫を駆使し、手に入れてきた。ある者は偽の浮気現場を作らされ、ある者は窃盗の罪を着せられ、またある者は殺人の罪を着せられた。なまじ警察がそいつの親父で、いつも高天原が絡むときは必ず登場してくるため、親子で隠蔽させられる。
更にたちが悪かったのが、高天原は気に入った女なら何人でも捕まえてた。
千華「あのさ、1人に絞った方がいいんじゃない………?」
高天原「は?お前のような能力の低い女がこの俺に意見するのか?」
千華「……………」
高天原「俺はその気になれば、いつでも久保利光を潰せるんだぞ?」
千華「…………なんでもない。」
更には気に入らない人がいたら罪を着せて追放していた。そしてそのためならば、無関係の人すら平気で殺していたと思われる。奴の周りには謎に行方不明になった人が多いからだ。しかもその全てが警察である奴の親父の手によって上手く他の人に罪を押し付けられている。警察内でたった1人の横暴が通っているのも、もしかしたらその父親も武力が強いからなのかもしれない。
逆らいたくても逆らえない。自分がいくら傷つく分には構わないが、大切な人までもが傷ついてしまう。そしてそれを可能にする頭脳と筋力を持っている。どうしようもない時間がずっと続いていた。
恐らくは清水美春も、そして雲雀丘も奴の被害者だ。雲雀丘が
だが高天原にも奴なりの狙いがある。高城にここまで自由に動かせてる理由…………それへ恐らく失敗の責任をなすり付けるためだろう。自分はあたかも試召戦争に関心のないフリをし、表立って動かずして自分の望みを叶える。奴がやりそうなことだ。この横暴はなんとしてでも阻止しなければならない。1人2人では勝ち目のない相手だが、それこそ何10人でかかれば、奴の出鼻をくじけるはず‼︎
side 昂哉
蕨から聞かされた話は、想像を絶するものだった。俺は自分のことを中々のクズだとは思っていたが、ここまでクズが居ようとは思わなかった。正直完敗だ。文月一のクズの座は、アンタにくれてやる‼︎
そんなことを思ってると、
清水「あの………皆さん………強化合宿の盗撮犯は、美春です………」
突然清水が自白し始めた。
島田「美春⁉︎アンタ急にどうしたのよ⁉︎」
優子「というか犯人って…………昂哉たちじゃなかったの⁉︎」
昂哉「まあね。知ってたけど黙っておけば利用できると思って。」
優子「いや、その、昂哉たちがいいならいいんだけどさ………」
昂哉「そしてそれを今言うってことは………?」
清水「はい。美春も高天原に脅されましたわ………」
他全員「「「「「マジか⁉︎」」」」」
やはりか。このタイミングでのこの自白。高天原が絡んでるとしか思えない。
昂哉「清水、もしよかったら、話してくれると嬉しいな。」
清水「はい。もとよりそのつもりでしたわ。」
こうして清水が更に事情を話してくれた。
side 清水
今から1ヶ月半ほど前、下校中に、
高天原「おい、お前。俺と付き合え。」
美春は高天原に話かけられたのですわ。でも当時はこの人のことを全く知らなかったのですから、男に告白された嫌悪感と共に、
清水「急になんですの、銀髪豚野郎。嫌です。美春に話しかけないで下さい。」
いつも通りの対応をしてしまいました。そしたら、
高天原「はぁ?それは俺に対する誹謗中傷だよなあ⁉︎」バゴン‼︎
清水「ひぃ⁉︎」
当然、彼の怒りを買いました。そして怒った彼は足を思いっきり上げて下ろし、アスファルトにヒビを入れました。それが美春は怖くて怖くてたまりませんでして。ただここまでは当然、美春が悪かったのです。だって相手を誹謗中傷する言葉を言ったのだから………
だがそこから先は地獄でした。
清水「も、申し訳ございません‼︎で、でも、告白は受け入れられません‼︎」
高天原「それは島田美波が居るからか?」
清水「はい、その通り………ってなんでお姉様の名前を知っておりますの…………?」
高天原「俺が何故彼女を知ってるかなんて、無能であるお前に知る権利は無い。それよりお前、そいつがどうなってもいいのか?さっきの俺の力、見てなかったか?」
そいつはいきなりお姉様を出しに脅し始めたのです。最低最悪な野郎でした。だから美春は、
清水「お姉様に何をするつもりですか⁉︎流石にそれは許せません‼︎」
高天原「お前は自分の状況が分かってないのか?」
怒りをぶつけました。でもそれに対して、高天原は、
高天原「お前が強化合宿で盗撮した件、本人に教えてもいいんだぞ?」
雲雀丘君の周りしか知らない情報を知っていました。そしてそれで脅迫してきました。
清水「な、何故知ってるのです………?」
高天原「お前なんかに知る権利は無い。それより島田美波かどうなってもいいのか?」
強者に対する圧倒的恐怖感。そして全部自分が
清水「分かり…………ました…………。美春のことは好きにしてくれて構いません。でもお姉様だけはやめてください!」
高天原「それでは俺はお前を好きなように扱う。」
清水「はい…………」
こうして美春はせめてもの贖罪として、自分を差し出すことにしました。しかしそこから先には、更なる地獄が待ち受けていました。
試召戦争の宣戦布告をされてから数日経ったある日、
高天原「清水、今から俺についてこい。」
清水「はい。」
美春は高天原に呼び出されてとある空き地へと向かいました。そこは森の中を進んでいった中にある人通りのない場所で、とても不気味でした。
正直美春がここで青姦されるくらいなら、お姉様も守れるし、自分の犯した罪の清算にもなると思っていました。でも現実は違いました。
そこにはなんと……………
平賀「ん〜‼︎」
口をガムテープで塞がれ、両手両足を縄で縛られた平賀君がおりました。意味が分からなすぎて、
清水「こ、これはどういうことですの………?」
美春は高天原に事情を聞きました。すると、
高天原「今からお前は平賀を殺す。」
清水「は?」
高天原はとんでもないことを言いました。
清水「いや、どういうことですの⁉︎流石に美春は人は殺せません‼︎」
高天原「お前の罪がバラされても構わないのか?」
清水「構いません‼︎」
高天原「島田美波がどうなっても?」
清水「今まで美春は貴方の言うことを聞いてきたでしょう⁉︎」
高天原「俺は期限を設けたつもりはないが。」
清水「うっ…………?」
とんでもない絶望。人の命を天秤にかけなきゃいけない。でも今なら平賀君を殺さずに済めば、お姉様にもなんとか命の危機を伝えることが出来るかもしれない。そう考えてたけど、
清水「あぁぁぁぁぁぁ‼︎やめて下さい‼︎」ぐいいい
高天原「握れ。」
美春はどうすることも出来ませんでした。高天原の強力な腕力で無理矢理包丁を握らされる。そして、
高天原「お前が殺したという事実が、今から発生する。」
清水「嫌です‼︎嫌ですのぉぉぉ‼︎」
平賀「んんんんんん‼︎」
清水「嫌ぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」グサッ
高天原の腕力で無理矢理包丁を持った美春の手を無理矢理平賀君の胸に向かって動かされ、そのまま刺される。腕力の差で抵抗も叶わず、美春の持った包丁で平賀君が倒れる。ちなみに高天原は手袋をしており、彼の証拠が残るような事はない。
高天原「お前はたった今平賀を、自分がDクラスを乗っ取るために殺した。」
清水「ああ…………ああ…………」
高天原「そして今からお前はDクラスの奴らに、二年を裏切るよう指示する。もちろん言うことを聞かなければ、この罪をバラす。」
清水「はい……………」
高天原「ちなみに今から
清水「はい……………」
こうして美春は人殺しとして、そして裏切り者として行動するハメになりました…………。この大半は美春の自業自得………。でも、でも、高天原だって許してはならない‼︎アイツがのうのうと生きてるのを見る度に、頭に血が上る‼︎お前も美春と同じように、極悪人だろうが‼︎
side 昂哉
想像を絶する話…………。しかも恐ろしいまでの計画的犯行…………。死人に口無しとはこのことか、現状高天原の犯行を目で見た者は清水しかいない。そして清水が疑われてしまう状況。清水の発言は、犯人が他人に罪をなすり付けてるようにしか聞こえなくなる。実際は清水と高天原の立場は逆なのに。リンネや高城先輩がバレないように必死で警告してくれただけのことが、いやそれ以上のことが奴にはあったのだ。
島田「美春……………」
玉野「平賀君が亡くなってたの、知りませんでした……」
千華「美春………でいいよね?」
清水「はい……………」
千華「アンタもアタシと同じ被害者同士。アタシはアンタを信じるわ。」
清水「ありがとうございます………」
明久「僕も清水さんを信じる。こんな奴なんかに、姫路さんや美波を渡せない。」
姫路「私もです。ただやられるだけじゃいられません。」
秀吉「ワシもじゃの。」
ムッツリーニ・工藤・霧島・美穂・玉野「「「「「俺(ボク)(私)も。」」」」」
清水「ありがとう……ございます……」
島田「ウチは美春を信じるわ。今までウチのために頑張ってくれてありがとう。」
清水「お姉様………っ‼︎ありがとうございます………っ‼︎
全員が清水を信じる。そして清水が涙を流す。他の聞き手を入れないために見張ってる久保とじっちゃんも頷いている。
雄二「こうなると、姫路や清水、そして島田だけじゃないな。工藤や木下、そしてなにより翔子も、充分狙われる対象だと考えるべきだ。」
昂哉「そうだね。そして男性陣がそのための駒にされかねないことも。」
優子「とりあえず平賀の現状は同じクラスの美紀にお願いしたいわね。」
昂哉「遺族と学校には事実の相違と、高天原という警官に気をつけることを言っといて。清水の証言を信じてもらえるかはともかく、遺族と学校に伝わってる内容が違うことは詰められる。」
玉野「分かった。」
恐らく試召戦争を行うためにあえて学校にはそう伝えたのだろう。家出だと行方不明を疑われて面倒なことになる。最悪試召戦争なんかやってる場合じゃなくなるしな。何故そこまで試召戦争にこだわるのかは分からないが。
雄二「後は平賀の遺体はどこにあるんだ?」
清水「警察に渡されたきりです…………」
昂哉「高天原の父親?」
清水「はい…………」
昂哉「それはまずいね。」
雄二「ああ。警察の内部状況は知らないが、最悪死体そのものが無かったことにされてる可能性もある。」
昂哉「それかいつでも清水を吊るせるように、どこかに保管してるとか?」
雄二「あり得るな。とりあえずはババアや先生方に連絡だ。試召戦争を中止にする。」
昂哉「だね。」
こうして俺たちの方針は固まった。後は試召戦争を中止にし、なんとかして高天原の罪を暴く‼︎
さてと、まずは久保とじっちゃんに今後の方針を……………
高天原「おいお前ら。まさかこの俺に逆らうと言うのか?」
久保・じっちゃん「「………………」」
ってマジか…………。そこには動かなくなった久保とじっちゃんと共に、全ての元凶、高天原大門がやってきた。そして、
キーンコーンカーンコーン
昼休み終わりのチャイムが鳴り響いた。試召戦争が再開してしまったのだ。
side 高天原
雲雀丘昂哉…………いつも目障りなことをしやがって‼︎これもまたアイツの仕業だろ‼︎絶対に酷い目に遭わせてやる‼︎そして残りの女を味わってやる‼︎
ということで、高天原がラスボスだと判明しました。清水や千華の件は全てこいつの仕業です。今までオリキャラはクズばっかり出さてきましたが、その中でも群を抜いてヤバいクズでしたね。ちなみに気に入った女の子を手に入れてたのは、己の性欲を処理するためです。あと、強化合宿の件については、清水の犯行をこっそり聞いてしまった二年のモブ女子を脅して聞き出しました。
そして次回は高天原と昂哉の因縁です。昂哉は喋ったことがないはずなのに、どうしてここまで高天原に恨まれてるのでしょうか。それは次回のお楽しみに!ちなみにお化け屋敷対決を企画したもう1人の人物もコイツです。
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