バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第九十二問 大技連発大決戦

  side 昂哉

 

 俺は明久たちの犠牲、そして努力を絶対無駄にはしない‼︎

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 4712点

    坂本雄二  1918点

    姫路瑞希  3154点

    霧島翔子  5018点

    木下優子  3875点

    佐藤美穂  3312点

     VS

三年生

    高天原大門 7489点

 

 

 

 だが現状攻撃手段がこちらにはない。さて、どうするか………

 

高天原「死ねぇ‼︎」ドゴーン!

 

 ってヤバい‼︎アイツの落とした爆弾が避けきれない‼︎

 

昂哉・優子・姫路「「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」

 

 熱い‼︎めちゃくちゃ熱い‼︎身体がヒリヒリする‼︎上手く召喚獣を操作できねえ‼︎

 

 幸い爆弾を再び落とすには時間がかかるようで、俺たちが悶えている間はただ奴の召喚獣は空を飛んでるだけのようだ。それが隙といえば隙なのだが、攻撃手段がない以上、それを活かせない。さて、どうする?

 

優子「み、皆、ここはアタシに任せて!」

 

 ん?優子、どうしたんだ?

 

昂哉「何か策でも?」

優子「もちろん!ただし一回きりだから、よろしく!」

昂哉「分かった!」

雄二「木下に任せる!」

 

 一回きり?もしやアレか⁉︎優子のは知らないけど、頼んだぞ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優子「《Devil's Lance》」

 

 やっぱりね!腕輪の力か!一か八かの一度きりの勝負に賭けたわけか!確かに、そうでもしないと届かないもんな!

 

 そして優子の召喚獣が槍を高天原に向かって一突きすると、そこから高速の衝撃波が飛んでいった。それにしてもえげつない、そして理系らしい技だ。さて、当たるかな?

 

高天原「くそが‼︎」ドッガーン!

 

 優子の天高く放った衝撃波は見事、高天原に命中‼︎さて、どのくらい削れる⁉︎

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 3412点

    坂本雄二  1918点

    姫路瑞希  1954点

    霧島翔子  5018点

    木下優子  2975点

    佐藤美穂  3312点

     VS

三年生

    高天原大門 5014点

 

 

 

 よしっ、かなり削れた‼︎これは奴には有効だ‼︎2000点近く削れる‼︎ならば腕輪の力をあと2・3回当てれば倒せるぞ‼︎

 

 ただそれが残ってるのは姫路、霧島、佐藤、そして俺の4人。雄二は元々点数が足りないため使えない。そして俺のは地面からの乱闘などには非常に有効だが、空を飛んでる相手には正直届くか分からない。そうなると残りは3人。一発でも外すと終わりだ‼︎

 

霧島「…次は私がやる!」

雄二「頼んだ、翔子‼︎」

 

 そして次は霧島の番‼︎さて、どんな技が出る⁉︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧島「…《ファラリスの雄牛》」

 

 よく拷問をしている霧島らしいセレクトだ。墜落から回復し、上昇していく高天原の爆撃機の周りを囲むかのように、牛の形を模した処刑道具が現れる。ちなみにファラリスの雄牛とは昔実際にあった処刑方法の一つで、牛の形をした装置の中に人を入れて処刑する、といったものだ。

 

高天原「クソがぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 そして高天原の爆撃機を包んで処刑を始める。なんて恐ろしい腕輪の力なんだ‼︎

 

雄二「ちょ、お前の腕輪の力怖えよ⁉︎」

霧島「…本当は雄二を閉じ込めたかった///」

雄二「ふざけんな‼︎死んじまうぞ‼︎」

優子「今度昂哉に試してみようかな♪」

昂哉「マジでやめろ。」

姫路「明久君とあの中に入ったら………」

美穂「瑞希さん、それただの心中ですよ………」

 

 正直Fクラスにあってもおかしくない代物。今度異端審問用に買おうかな?

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 3412点

    坂本雄二  1918点

    姫路瑞希  1954点

    霧島翔子  5018点

    木下優子  2975点

    佐藤美穂  3312点

     VS

三年生

    高天原大門 2768点

 

 

 

 そしてだいぶ削れる高天原の点数。

 

姫路「次は私がやります!」

昂哉「任せた!」

 

 そして次は姫路の番だ‼︎

 

 

 

 

  side 姫路

 

 明久君はいつだって、優しく私を助けてくれました。小学校の時だって、振り分け試験の時だって、Bクラス戦のときだって、清涼祭のときだって、お化け屋敷対決の時だって、そして今だって……………私は、そんな明久君に恩返しがしたい‼︎そして、自分の想いを伝えたい‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高天原「絨毯爆撃」

 

 えっ?

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 1375点

    坂本雄二  314点

    姫路瑞希  0点

    霧島翔子  1381点

    木下優子  965点

    佐藤美穂  991点

     VS

三年生

    高天原大門 2768点

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 くそっ、高天原の腕輪の力か‼︎連続で降り注ぐ爆弾の雨。避けるので精一杯だ‼︎そしてめちゃくちゃ身体が熱い‼︎痛い‼︎

 

姫路「そ、そんな……………」

 

 そして一番攻撃を食らった姫路が腕輪の力を使う前に戦死。自分の全力を出せず、後悔の念で溢れているのを感じる。そりゃそうだ。

 

姫路「どうして………私はいつも………役立たず………なのでしょう………」

高天原「戦死者はとっとと補習室行けよ。」

姫路「はい…………」

 

 コイツのことは1年の頃から見てきた。長年溜め続けた幼馴染みへの想い。それを出さずして終わってしまうと思っている。あんなに努力していたのに。一友人として悔しい。そして俺も長年溜め続けた幼馴染みへの想いがある。それは秀吉に、だ。俺はアイツとずっと一緒に暮らしてきた。アイツの生き様を17年間、とても近くで見てきた。そしてアイツも散ってしまった。それ以外にも明久やムッツリーニなどの生き様をこの一年で見てきた。そして誰よりも大切な人の生き様も、17年間この目で見てきた。そしてずっと世話になってきた。皆が皆他人を思い、でも大事なところは譲らない。そんなかっこよく生きてきた人たちの安寧が、今1人の人間によって壊されようとしている。いや、正確にはずっと壊されてきた。これ以上、奴の横暴は止めなければならない‼︎

 

美穂「瑞希さん、ありがとうございました!」

雄二「お前が俺たちに残してくれた点数は、必ず守り抜く。」

霧島「…瑞希の想いは、絶対に無駄にしない‼︎」

昂哉「姫路、あとは任せろ!」

優子「絶対にアイツを仕留めるから!」

姫路「あ、ありがとう………ございます………っ!」

高天原「ごちゃごちゃうるせえ‼︎とっとと死ねや、無能共‼︎」

 

 姫路を送り出す。そしてここで決める。そのための策を、逃げながら考える‼︎

 

 

 

 

  side 高天原

 

 どいつもこいつも無能だらけだ。皆俺に遠く及ばない。だから俺はコイツらより幸せに生きるべきなんだ。そうする権利を持ってるはずなんだ!コイツらを倒して、俺は必ず幸せを手に入れてみせる‼︎

 

 

 

 

  side 須川

 

 代表同士の戦闘情報が入ってる。両学年共に援軍に駆けつけようと、皆必死で攻防する。いち早く屋上に行くために。屋上で奴らは戦ってる。そこに参入して霧島を守りつつ、敵代表を倒す‼︎

 

 

 

  side 昂哉

 

 万策が尽きたように思えるが、全然そうではない。まずは援軍の到着が考えられるからだ。俺たちは今旧校舎屋上にいる。俺たちの本陣の真上だ。普通に考えたら俺たちの援軍が先に到着するはずだが、なかなか到着しない。恐らくは昼休みのうちに三年生が旧校舎に入ってたのだろう。で、今現在は乱闘状態…………と。

 

 そしてそれまでになんとしても霧島の点数を持たせなきゃいけない………が正直怪しい。ならばここで一気に倒してしまうのがいいだろう。そして残った腕輪の力は佐藤の炎と俺のやつ。そのうち俺のは高度が足りないため、使用できる時間が限られる。だとすると佐藤のを頼るしかないが……………

 

昂哉「佐藤、腕輪の力であそこまで届きそう?」

美穂「微妙ですが………やるしかありません!」

昂哉「なるほどね。」

 

 やはり少し厳しいか…………。でもまだ策はある‼︎召喚獣勝負では相性最悪の2人だが、味方で組むと凄まじい力を発揮する‼︎

 

昂哉「佐藤、…………で!」

美穂「なるほど、分かりました!」

優子・雄二・霧島「「「任せた‼︎」」」

高天原「小細工などやっても無駄だ‼︎」ヒューン

昂哉「そんな貴方にプレゼント♪オラァ‼︎」ビシャッ!

 

 そして俺は天高く酒をぶちまけた。もちろん酒瓶ごと。高天原も負けじと爆弾を落としてきたが、それは最高のチャンスだ‼︎

 

優子「なるほど、ならアタシは………えいっ!」ヒューン

 

 そして優子の槍が俺の酒瓶に命中する。その瞬間、瓶は砕け、酒がぶちまけられる。

 

昂哉「今だ‼︎」

美穂「はいっ‼︎」

 

 そして佐藤が決める‼︎散々悩まされてきたあの技で‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美穂「《燎原の炎》」ドゴーン‼︎

 

 酒と炎と爆弾が入り混じり、それが空中で大爆発を引き起こした。

 

高天原「クソっ‼︎これはマズい‼︎」

雄二「俺たちも巻き込まれないよう、逃げるぞ‼︎」

他4人「「「「了解‼︎」」」」

 

 もちろん威力は絶大で、割と離れていた霧島の召喚獣ら辺まで爆風が吹き荒れた。ここで俺たち、特に霧島が死んでは無意味!なんとかまずは逃げて、それからアイツの点数を確認する‼︎

 

 

 

 そして俺たちは無事逃げ切れた。まあ正確には、

 

昂哉・優子・美穂「「「あっつ‼︎」」」

 

 爆心地に割と近かった3人はちょっと巻き込まれたが。でもこれでかなり削れたはず‼︎さあ、どうなってる…………っ⁉︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 715点

    坂本雄二  286点

    霧島翔子  1234点

    木下優子  235点

    佐藤美穂  241点

     VS

三年生

    高天原大門 210点

 

 

 

 くそっ、まだ生きてんのかよ‼︎

 

高天原「オラァ‼︎」ヒューン

 

 って最後っ屁で召喚獣自身が爆弾を投げてきやがった⁉︎そんなのも出来んのかよ⁉︎マズい、当たる‼︎

 

昂哉・優子・美穂「「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」

 

 熱いなぁ、もう‼︎正直身体はボロボロ‼︎死にそうだ‼︎ヤバすぎてある種のハイになってる‼︎

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 32点

    坂本雄二  286点

    霧島翔子  1234点

    木下優子  0点

    佐藤美穂  0点

     VS

三年生

    高天原大門 210点

 

 

 

 そして優子も死んだ‼︎佐藤も死んだ‼︎だが俺は辛うじて生きてる‼︎そして残るは俺の新しい腕輪の力だけ‼︎奴の爆撃機が復活してない今ならイケる‼︎

 

優子「昂哉、後は頼んだ!」

美穂「任せ………ますっ!」

霧島「…お願い!」

雄二「ちゃんと決めろよ‼︎」

昂哉「もちろん‼︎」

高天原「死ねぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」

昂哉「お前がなぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 今はただ、皆に感謝を‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昂哉「《領域展開 無量飲酒》」

 

 高天原の召喚獣を包み込むように地面から現れる大きな酒瓶。最後にアイツに見せてやるぞ、俺の新しい腕輪の力を‼︎そして皆の想いを‼︎




 ということで、腕輪の力がガンガン飛び交う派手な戦いになりました。それしかないとはいえ、各自がラスボス相手に最後の賭けで必殺技を連発。バトル作品の最終局面みたいでしたね。

 そして昂哉の新しい腕輪の力がようやく登場です!まだ名前と酒瓶だけですが。果たして、どんな技なのでしょうか⁉︎次回、それの説明と共に、三年生戦のクライマックスを迎えます‼︎お楽しみに‼︎

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