バカとクズと召喚獣   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。


第九十三問 バカとクズと召喚獣

  side 昂哉

 

 今はただ、皆に感謝を‼︎

 

昂哉「《領域展開 無量飲酒》」

 

 高天原の召喚獣を包み込むように地面から現れる大きな酒瓶。最後にアイツに見せてやるぞ、俺の新しい腕輪の力を‼︎そして皆の想いを‼︎

 

高天原「なんだ、これは⁉︎」

昂哉「俺の新しい腕輪の力について説明しましょう。『領域展開 無量飲酒』とは、酒で満たされている酒瓶内に対象を閉じ込める攻撃です。中に閉じ込められた召喚獣が内部の酒を飲み干したとき、自動的に瓶が壊れて外に出られるようになっております。内部のアルコール度数は科目単体勝負なら初期点数の1/10%、総合科目勝負なら1/100%となります。召喚獣の操作が瓶の中に隠れてしにくい場合は、今出現したモニターから瓶内部の様子を見ることが出来ます。」

高天原「わざわざ丁寧に説明してくれるとは………俺のこと舐めてんのか⁉︎」

昂哉「いいえ。説明することにより得があるから、あえて説明してるのです。」

高天原「はぁ⁉︎それは一体何なんだ⁉︎」

昂哉「これを説明することにより………内部のアルコールが1.5倍になります。」

高天原「なんだと⁉︎」

 

 酒瓶の中に人間を閉じ込めて、それを全部飲めってやったら、多分大体の人は死ぬと思う。これフィードバックありの教師相手に使ったらとんでもないことになるよね。正直前の腕輪の力に比べてもめちゃくちゃ強力な技だ。瓶の容量的には10人くらい中に入れられるもん。まあ瓶の中に誰も入んなかったら無駄撃ちなんですけどね〜。

 

 まあ、流石にこれで死んでくれたでしょ‼︎頼んだよ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 32点

    坂本雄二  286点

    霧島翔子  1234点

     VS

三年生

    高天原大門 0点

 

 

 

 よっしゃ‼︎俺たちの勝ちだ‼︎

 

雄二「勝った‼︎勝ったぞ‼︎」

霧島「…嬉しい………っ!」

昂哉「よっしゃあぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

高天原「《リバイバル》」

 

 これで皆を守れた‼︎皆の想いを繋げた‼︎やり遂げた‼︎

 

 

 

総合科目

 

二年生

    雲雀丘昂哉 32点

    坂本雄二  286点

    霧島翔子  1234点

     VS

三年生

    高天原大門 12014点

 

 

 

 えっ?何それ?なんで終わってないの?なんで点数が元に戻ってるの?

 

高天原「いつから自分たちが勝ったつもりでいたんだ?」

雄二「おい‼︎なんで点数が回復してんだよ⁉︎卑怯だぞ‼︎」

昂哉「流石にルール違反でしょ‼︎」

霧島「…何を…………したの⁉︎」

高天原「俺の腕輪の力は『リバイバル』と言ってな。一度点数が0点になった時に、それを最初の点数まで戻す。ただそれだけだ。」

昂哉「え?それじゃあさっきの絨毯爆撃は………?」

高天原「ただの通常攻撃だ。やろうと思えばいくらでも出来た。それを腕輪の力のフリをしただけだ。」

 

 嘘だろ…………。俺たちはずっとこいつの掌の上で転がされてたってわけかよ…………

 

高天原「言っただろう?お前ら如きが勝てるはずもない、と。それを親切に俺は言ってやったのにも関わらず、無駄な抵抗をお前らはしたんだ。全く、馬鹿なもんだな。こんな馬鹿な奴らには、刑務所での生活がお似合いだろう。」

 

 だめだ、流石にもうどうしようも無い。攻撃手段を持たず、望みの少ない援軍到着を待つしかないし、待ったとして霧島の点数が持つとは思えない。それに、腕輪の力が無いと奴には攻撃が当たらないが、それを持ってるのは第二学年でわずか10人程度。うち5人は消費済み、2人は気絶でリタイヤ。残り3人がここに来れる保証も無いし、来たとして当たる技かどうかも分からない。ああ、また昔のニート生活に逆戻りだ。せっかく優子がこの楽しい生活を作ってくれたというのに…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄人「こちらです。」

警官1「高天原大門、貴方を殺人未遂容疑で逮捕します。」

 

 えっ?なんか警官10人と鉄人が入ってきたんだけど?どういうこと?

 

高天原「あ゛⁉︎何で俺なんだよ⁉︎というか誰を殺したというんだ⁉︎」

鉄人「二年Dクラス代表、平賀源二だ。お前なら分かるだろう?」

高天原「そいつを殺したのは清水美春だろ⁉︎別の警官が言ってたはずだぞ⁉︎」

警官1「別の警官………高天原警官なら、先程逮捕されましたよ?」

高天原「は⁉︎なんでだよ⁉︎おかしいだろ⁉︎第一誰が俺と父をハメたんだ⁉︎」

警官1「ハメたのではありません。他ならぬ、平賀源二さんの証言です。」

高天原「はぁ⁉︎アイツ、生きてんのか⁉︎」

警官1「はい。」

 

 良かった、生きてたんだ…………ってヤバい…………ハイになってたから忘れてたけど…………身体………痛いんだった…………意識が………持た………な………い…………

 

 

 

 

  side 平賀

 

 高天原先輩が清水さんに無理矢理刺さらせた後、俺は自分の死を覚悟した。何も言えないまま、クラスメイトが犯人だと仕立て上げられ、そのままあの世へ旅立つ。そうして俺は意識を失った。

 

 

 

 そして次に目を覚ましたのはあの世………かと思いきや、見知らぬ家の中だった。その日のうちに目を覚ましたのかは、正直分からなかった。

 

高天原「コイツはとりあえず清水を犯罪者にしたい時にさっきの場所に戻す。」

高天原父「そしてそれを俺が捜査する……………と。」

高天原「その通りだ。ちなみに意識はあるか?」

高天原父「無かったが………まだ生きている。」

高天原「そうか。なら清水を陥れる時に殺せ。」

高天原父「了解。」

高天原「それじゃあ俺は行ってくる。」

高天原父「行ってらっしゃい。」

 

 中では高天原親子が話していた。これより高天原家に俺はいるのだと分かった。そして子の方が外に出た。どうやら俺は少しは延命できるようだ。ならやるなら、今しかない‼︎友の冤罪を晴らし、奴の横暴を止めるんだ‼︎

 

 そして俺は静かに固定電話に寄り…………

 

平賀「文月学園三年………高天原大門の家に…………救急車と………パトカーを………」

 

 119番をした。正直警察の方は間に合わないと思った。そして後はそばにあった大きな本を震える手で服の中に入れ、そのまま倒れた。防御になると思って入れた。そして後は、病院と高天原先輩の父親以外の警官に任せよう。多分死ぬ確率の方が高いが。そう思いながら、俺は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 そして俺は再び目を覚ますと、そこはあの世…………ではなく病院だった。

 

平賀父・母「「源二、目を覚ましたんだね‼︎」」

 

 目を覚ますや否や、両親が喜ぶ姿が見えた。

 

平賀「俺…………生きてるの…………?」

平賀母「もちろん!」

平賀父「生きててくれて、父さん本当に嬉しいぞ!」

 

 どうやら自分は生き残れたみたいだ…………良かった………

 

 

 

 しばらくして、俺は事情聴取をされた。どうやら俺は高天原先輩の父親によって家出したことになってたらしい。最悪だ。殺されたことすら無かったことにされてたのかよ。良かった、死ななくて!そして俺は高天原先輩とその父親の犯行を、事細かに他の警察官に話した。どうやらその警官は高天原先輩の父親よりも立場が上の人が何人かいるようで、話を丸めこまれる危険性は無いと言われた。良かった。死人に口なしだが、逆に生きていれば立派な証拠になる。それを今回学ぶことが出来た。まあこんな思いは二度とごめんだけどね。

 

 

 

 

  side 昂哉

 

 俺は再び目を覚ますと、

 

優子「昂哉、目を覚ましたんだね!良かった〜♪」

 

 そこは保健室のベッドの上だった。そばには窓があり、グラウンドに人が集まってるのが見える。

 

昂哉「優………子?」

優子「うん!」

昂哉「ありがとう………」

優子「なんでアンタがアタシに感謝するのよ。むしろするのはアタシの方だわ!高天原先輩を倒してくれてありがとう!」

昂哉「いや、俺は倒してないよ………途中で警官が来て中止になったんだ。」

優子「そうなんだ〜。でもそれまでは粘ってくれてたし、とてもカッコよかったよ‼︎」

昂哉「ありがとう…………」

 

 ああ…………本当に優子に助けられてばっかりだな………。多分コイツがいなかったら、今頃もっと高天原の被害は拡大してただろう。

 

 ただ一個気になるのが、

 

昂哉「ねえ、本当に優子は大丈夫だったの?高天原に話しかけられてたでしょ?」

 

 Cクラス戦の帰り際のことだった。コイツは高天原に話しかけられてた。リンネの手紙を見た時から、何かあったんじゃないかって不安で不安で、小山をフった時に一度聞いてみた*1。その時は大丈夫だったのだが、今まではどうなんだろう?最近なかなか会えなかったから、不安で不安で仕方なかった。休み時間の度に無事は確認してたが…………

 

優子「本当に大丈夫だって〜!アンタはアタシのこと心配しなくていいから〜♪」

昂哉「でも気になるでしょ‼︎自分の彼女が酷い目に遭ってないかって………」

優子「大丈夫よ!アタシは少なくとも被害者じゃないから!本当に安心して!」

昂哉「わ、分かった…………」

 

 優子がここまで言うのなら大丈夫………なのかな?まあ高天原も捕まったから、これから何か起こることは無さそうだ。

 

 

 

 それとさっきからなんか笑い声が聞こえるんだが……………

 

昂哉「明久たち、外で聞いてるでしょ?」

明久・雄二・島田・常村・夏川・千華・リンネ・玉野「「「「「「「「やべっ、バレた‼︎」」」」」」」」

姫路・高城「「失敗ですね。」」

清水・小暮「「全く、鋭い人ですわね。」」

久保・霧島「「うん。」」

 

 保健室の窓の外からコイツらがずっと意地汚く笑ってたんだよね。しかもよく分かんないメンツで。

 

昂哉「そんな大人数でいたらバレるわ。ってかなんで先輩達までいるんです?」

高城「雲雀丘君にもこのイベントを見て欲しくてね、つい待機してたんです。」

昂哉「イベント?」

 

 確かにグランドは大量の人で賑わってるけど…………

 

高城「それは、家角亜成による強度試験 〜高天原大門の股間はどれだけ強靭なのか〜、です‼︎」

 

 なんだよそれ⁉︎

 

昂哉「めちゃくちゃ面白そうですね!ちなみにどんな奴です⁉︎」

高城「本研究の目的は、強靭な男とされる高天原大門の股間の強度について、家角亜成大先生が開発した対戦型シャルピー衝撃試験を用いて行うものです。内容としまして、高天原大門vsその他大勢のシャルピー衝撃試験を行い、彼の股間の強度を評価します。」

常村「要するに何発も股間に鉄球をブチ当ててるわけだ。」

夏川「面白いだろ⁉︎」

昂哉「ですね!」

小暮「ちなみに彼はノリノリでやってくれてますわ。」

千華「しかも赤田の金で機材を購入して、YouTube配信やってるわよ。」

 

 1vs300人くらいの綱引きをして、負けた方の股間が死ぬのか‼︎しかもそれをテレビに収録させて高天原の醜態を晒す!めちゃくちゃ面白そうだな‼︎でも…………

 

昂哉「高天原はなんでノリノリなんです?」

 

 アイツがノリノリでやるとは思えないんだよね〜。

 

雄二「それなんだが、秀吉の演技とムッツリーニの映像加工技術により、高天原のノリノリな顔と声を偽造している。」

昂哉「畜生かよ。」

雄二「アイツにとってはブーメランだろ。」

 

 絶対本人ブチ切れながらやってるじゃん。まあ偽造に偽造を重ねたアイツらしい末路だけど。それと、ムッツリーニや秀吉たちが居ないのはそのためか。

 

 

 

 そんな事を思っていると、

 

高城「それと、貴方たち二年生には謝るべきことがあります。」

 

 高城先輩が話題を変えた。

 

昂哉「はい、何でしょう?」

高城「高天原大門という化け物を野放しにして被害を拡大させたのは、私たち三年生の責任です。」

常村「今までアイツの言いなりになるしかなかった俺たちのせいだ。」

昂哉「いや、そんな事は………」

夏川「ある。だから今回の試召戦争は、俺たちの負けにする。」

小暮「立会人は、川村先生*2でいいですよね?」

川村「はい。」

二年全員「「「「「えっ⁉︎」」」」」

 

 嘘だろ⁉︎三年生の降伏宣言って…………何もそこまでする必要は無いだろうに………

 

明久「急にどうしたんです⁉︎」

昂哉「らしくない事を言い始めて‼︎」

雄二「気でも狂ったのか⁉︎」

千華「アンタら全員ぶっ飛ばすわよ?」

昂哉・明久・雄二「「「怖っ‼︎」」」

千華「まあなんていうか、アレを止められなかったからね。」

高城「他のクラスの人もそれでいいそうです。」

二年全員「「「「「そうなんですか…………」」」」」

 

 流石にこのまま教室を貰うのは申し訳ないな。だって勝負ではほぼ負けてたわけだし。だからここはこうするか。

 

昂哉「ならば俺たち二年は三年生の自由登校期間を従来通りに戻します。皆もそれでいい?」

雄二「もちろん。」

明久「こんな事されちゃあね。」

高城「なんと…………ありがとうございます!」

夏川「まさかお前らに気を遣われるとはな。」

常村「これは夢なんじゃないか?」

千華「かもね。」

昂哉「可愛い後輩からの一足早い卒業祝いだと思ってもらえれば!」

 

 これでお互いのための結果となっただろう。三年生もあの汚い教室にほぼ通わなくて済むし。

 

 

 

 ただひとつだけ、高城先輩に聞きたいことがある。

 

昂哉「そういや高城先輩は姫路に何かしたかったんですよね?」

姫路「えっ⁉︎」

千華「言い方がいかがわし過ぎるでしょ。」

明久「そ、そういえば‼︎」

高城「それなんですが…………」

 

 高城先輩は姫路を留学させたがってた。一番の目的は高天原から距離を取らせる事だったが、他にも理由が無いわけではなさそう。もしや何かあるのかな?

 

高城「姫路瑞希嬢が無事なだけでも………もういいかなって思いまして………」

 

 そう言いながらにっこりと笑う高城先輩。いつもの取り繕った笑顔ではなく、本心からの笑顔なのがよく分かった。確かに他に何かあったかもしれないけど*3、本人が満足してるなら大丈夫か!

 

昂哉「なるほど、それは良かったですね!」

明久「本当に良かったです!」

雄二「初めてアンタに共感できたわ。」

姫路「ありがとうございます………っ!」

高城「おおっ、姫路瑞希嬢からのありがたきお言葉………感謝致します‼︎願わくば私とお付き合いをしていただきたく存じますが………」

姫路「すいません、それはお断りします!」

高城「そんなっ‼︎」

 

 秒でフラれてるし。まあ姫路が明久のことを好きなのは変わらないしね。

 

小暮「まあまあ、フラれてしまいましたね。」

高城「はい…………」

夏川「そういや1人フリーな女が居たような………」

常村「えっと、誰だっけな…………」

千華「名前は確か…………」

高城「姫路瑞希‼︎」

夏川・常村・千華「「「違えよ、バカ‼︎」」」

小暮「……………」

 

 どうやら高城先輩自身は小暮先輩に興味は無いようだ。少しくらい見てあげたらいいのに。

 

夏川「まあとにかく、もうすぐ下校時間だからさ、」

常村「皆で高天原のキンタマ蹴ってから、図書館行って受験勉強すっぞ!」

小暮「それはいいですね!」

高城「はい……………」

千華「あっ、アタシ彼氏連れてきていい⁉︎」

久保「ご同行してもよろしいですか、先輩方?」

夏川「邪魔しなきゃ構わねえよ。」

千華・久保「「やった〜♪」」

常村「お前らキャラ変わりすぎだろ………」

 

 それにしても、三年生も三年生で仲良いよな。あんまり仲良くなれそうには見えないのに。もしや高天原という共通敵が居たからこそ、ここまで仲良くなれたのかな?*4

 

高城「ということで皆さん、失礼します‼︎」

久保・小暮「「ではまた!」」

夏川・常村・千華「「「バ〜イ!」」」

他二年「「「「「さようなら〜!」」」」」

 

 そして三年生と久保はシャルピー衝撃試験に向かった。

 

雄二「なんていうか、意外といい奴らだったんだな。」

明久「見直したよ!」

島田「アンタら相変わらず酷いわね………」

姫路「ですね…………」

玉野「もうちょっと褒めてもいいんじゃないかな?」

清水「まあ美春としは、お姉様の貞操と平賀君の命が守られただけでよしとしますわ!」

リンネ「ソレナ‼︎」

清水「まあお姉様の貞操は今から美春が奪いますが‼︎」

島田「ちょっと‼︎それじゃあ意味ないじゃない‼︎」

 

 清水も本来の明るさを取り戻してくれた。リンネも心なしか前より無邪気になった気がする…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島田「っていつもなら言ってたけど、貞操?はともかく付き合うくらいならいいわ。」

 

 っていや待て⁉︎どういうこと⁉︎島田が清水を認めたんだけど⁉︎

 

清水「えっ…………?」

他全員「「「「「えっ?」」」」」

島田「いや、だからアンタと付き合うってこと。」

清水「お姉様が………美春と………?」

島田「だからそう言ってるじゃない。」

清水「で、でもお姉様はこの吉井明久が………」

明久「えっ、僕⁉︎」

島田「それはいいの。ウチがアンタの想いに応えたくなっただけ。」

姫路「美波ちゃん、そうなのですか………」

清水「お姉様…………っ‼︎」ポロ、ポロ

 

 おお〜。清水が命を賭してでも島田を守ろうとしてたのが、島田の心に響いたわけか〜。

 

昂哉・リンネ「「おめでとう、2人とも!」」

姫路・霧島「「お幸せに!」」

玉野「なんか同人誌書けそう!」

明久「そ、そうだったのか………」

島田・清水「「もちろん!」」

清水「ではお姉様、今からデートに行きましょう〜♪」

島田「その前にアイツ*5をブッ飛ばしてからね!」

清水「もちろん!」

 

 それにしても、幸せなら大丈夫です!

 

島田「それと瑞希、ライバルはもう居ないわよ!」

姫路「えっ⁉︎あっ、ハイ‼︎」

明久「ライバ…………ル?」

 

 そして今度は姫路のターン‼︎

 

明久「えっと………まさか………?」

姫路「やっと気づいてくれましたね。明久君、私は貴方のことが好きです!付き合って下さい!」

明久「えっ………えぇぇぇぇぇ⁉︎」

 

 姫路に告られて、時間差で驚く明久。島田からの好意も、姫路からの好意も、本当に気付いてなかったようだ。

 

明久「ぼぼぼぼぼぼ、ぼぼぼーぼぼーぼぼ、僕の方こそ‼︎」

 

 そして慌てすぎてる明久。片想いだと思ってた相手が両想いだと分かってめちゃくちゃテンパってる。余程嬉しいようだ。

 

姫路「はいっ、こちらこそ、よろしくお願いします!」

明久「よよよよよよ、よろしくお願いします‼︎」

雄二「コイツ大丈夫か?」

霧島「…凄いテンパってる。」

昂哉「まあ初めての恋人だったんじゃない?知らんけど。」

リンネ「メデタイ‼︎メデタイ‼︎」

玉野「アキちゃんと瑞希ちゃんの百合………」

島田「アキ………吉井は女じゃないから。」

清水「そうですわ!」

 

 さらっと呼び方を変える島田とさらっと百合認定する玉野。

 

 

 

 さてと、次は俺の番か〜。やっぱり代表コンビは最後に取っておきたいしね!

 

昂哉「それじゃあ今度は俺から!優子‼︎」

優子「…………あっ、はい!」

昂哉「俺から伝えたいことがあります!」

リンネ「タカヤ、カッコよくキメロ‼︎」

昂哉「もちろん!」

優子「えっと………それより先にアタシが言いたいんだけどさ………」

昂哉「何?」

 

 まあ優子から言うことは決まってるでしょう。後はそれを聞いて、俺が答えるだけ………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優子「高天原とアタシで、アンタをハメた甲斐があったわ。」ニヤリ

 

 えっ?今なんて言った?そして何故笑う?急にどうしたんだ、優子?

*1
第八十五問参照

*2
保健室の先生

*3
原作通り

*4
その通りです。

*5
高天原




 ということで、高天原戦もとい三年生戦の決着です!最後は平賀の生命力で試召戦争が終わりました。

 それにしても、高天原はめちゃくちゃ強敵でしたね。平賀が生きてなければ負けてました。下手するとあの場に霧島が居なくても、二年の主戦力をたった1人で軒並み潰してたかもしれません。ちなみに彼はシャルピーされた後、すぐに刑務所に送られました。

 そして華々しい最終回…………ではありませんでした。ここにきてヒロインの優子がまさかの豹変するという展開。一体どうなるのでしょうか?それは次回からのお楽しみに!

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